系統表

すき焼きの卵にとろろを入れるやり方は、温泉地などでたまに見かけます。

地元でとろろ芋が獲れるのであれば結構なやり方と思います。

東京のすき焼き店で同じことをするとなると、芋を別途仕入れないといけませんし、すりおろす手間もかかるので、現実的ではないですが、我が家ではたまにやっています。

そんなある日、気づきました、

シラタキだけがとろろに合っている。

他のすき焼きの具とは違うレベルで合っている。

で、調べてみました。

山芋と蒟蒻芋は近いのか?

はい、近かったです。植物の分類上は、「お隣りさん」でした。

シラタキの原料は、オモダカ目サトイモ科の植物である蒟蒻芋を粉砕にて粉にしたものです。

一方、とろろはヤマノイモ目ヤマノイモ科の山芋から作ります。

そして、分類上オモダカ目とヤマノイモ目は近縁で、系統表では隣に表示されています。合うわけです。

シラタキを食べるためだけに、とろろをすりおろすのも一興と思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.603日目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 9:00 AM  Comments (0)