須坂みそ

昨今東京や関西のすき焼き屋さんが、新しいアイディアをすき焼きに持ち込むことはあまりないです。

一方、地方の方々は地元の食材を売り出す一環で、すき焼きを利用してくれることがあり、参考にするのが良いと思っています。

最近見つけたのは、長野県須坂市の、みそすき焼き。

須坂みそと須坂の伝統野菜「村山早生ごぼう」を使ったすき焼きです。

明治時代のすき焼きにはみそを入れることもありました。肉に臭みがあったからですね。

やがて臭みのある肉が流通することはなくなり、現代の都会のすき焼き店でみそを入れることはほとんどなくなりましたが、地方では以前のやり方が残っていることがあります。

ごぼうは、すき焼きに合うと個人的には思っていますが、ササガキにする手間があるので、営業利用されることは少ないです。

が、魅力的な地場のごぼうがあるのであれば、勿論使うのは結構なことと思います。

そして、須坂のすき焼きの、もう一つの特徴は、

豚も入ること。

すき焼きや自由で良いと思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.571目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 11:00 AM  Comments (0)