サカキノホトンブ

食全般に対するプロデュース・アドバイスをされていて、1.000社にものぼる地域一番飲食店を育成なさったという榊真一郎さんが「ちんや亭」で「ちょい食べ」して下さったようです。
それは「サカキノホトンブ」というサイトに投稿されている文で、投稿日が分からないので、旧い投稿かもしれませんが、在り難かったので、ご本人に無断ですが引用しますと、
まず「適サシ肉宣言」について、
「サシが強いか弱いかが肉の上下を決めるんだ的、最近の風潮に対する挑戦するような内容がずっと気になっていた。」
ということで認知して下さっていたようです。
で、「ちょい食べ」ですが、
「サーロインとモモをそれぞれちょい食べサイズでお願いしました。するとそれぞれ2個づつ、ラップにくるまれた肉が運ばれやってくる。お好きな方を選んでくださいというコトで、グラムを選べるだけじゃなく、肉の状態を選んで注文できるところがとてもうれしい。オモシロイ。」
「で切った肉の断面のまさにそういう感じにウットリ。味はといえば、なんと言えばいいんだろう。ザクッと歯切れてサクサク崩れる。まさに「適サシ」ならではの歯切れの良さと口にあふれる肉汁、旨味。肉の繊維がゆっくりほどけておいしい余韻を残して消える。ステーキだなぁ…、おいしいステーキ。サーロインは脂がとろける感じがおいしく、モモは肉そのものの旨味、食感が圧倒的。ただただ無言で味わって、満腹感より満足感を感じる一品。好きな店です、また来よう。」
はい、勿論、お待ちしております。ありがとうございました。

追伸  令和の新時代に向け、「ちんや」は「肉のフォーティエイト宣言」を致しました。ご理解・ご愛顧賜りたく、お願い申し上げます。

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「まほほん」の「卒業」

平成の両陛下のお人柄は素晴らしかったと思いますし、戦争がなかったのは本当に良かったと思います。
が、この時代が良い時代であったかと申しますと、そこは議論があると思っています。
肉の業界に関しては、私は好ましくない点が多々あったと思っておりまして、それへの対案として、私はまず平成29年に「適サシ肉宣言」を、またそれを補完するものとして、平成31年3月31日には「肉のフォーティエイト宣言」をし、「適サシ」をさらに進化させました。
世相一般に関して申し上げますと、私は平成のランキング万能思想が大嫌いでした。そのシンボルとして「総選挙」が大嫌いでした。
そして平成の終わりにタイミングを合わせて、「総選挙」の問題点が露見したことは、むしろ結構なことと思っています。
「問題点が露見」とは、言うまでもなく、NGTの「まほほん」の件です。
大勢の女の子をアイドル・グループにして、メンバー間で人気を競わせる、しかも競争のプロセスを露出させて気運を盛り上げるという手法が、ついに傷害事件まで引き起こしてしまいました。(検察は立件しなかったそうですが)
芸能界は元々競争社会ですが、他メンバーを傷つけて良いとまで思う心理は、さすがに異常です。そういう心理を産み出したランキング万能思想が、私はなくなって欲しいと思っていました。だから、平成の終わりにタイミングを合わせて、問題点が露見したことは、むしろ結構なことと思っています。
「まほほん」は、平成な世界を離脱して良かったのではないかと私は思います。令和で、新たな趣向で活躍して欲しいと思います。

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アクセス好調

このところ、弊ブログへのアクセスが好調です。
1月14日に普段の1.5倍になり、その後ずっと好調を維持しておりますが、内容的に心当たりはありません。
その日にシェアしたとか、お心当たりのある方は、御礼を申したいので、お教え下さいまし。

追伸
令和の新時代に向け、「ちんや」は「肉のフォーティエイト宣言」を致しました。ご理解・ご愛顧賜りたく、お願い申し上げます。

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色彩感覚

私が住んでいるマンションの、通りを挟んで真向かいに、中国資本と思しきドラッグストアができました。
働いている人も、たぶん彼の国の人。終日働きながら、呼び込みなのか、何事かを絶叫していますが、良く聞き取れません。
それは、まあ、いいです。
が、私が快く思えないのは色彩です。色彩感覚が、こんなに影響あるなんて、この年で初めて感じました。
中国資本ですから、当然中国人に入ってもらいたいわけで、店舗の彩色は中国風です。街の景観の中で異彩を放っています。
実は台東区には、建物の色彩を規制する条例があります。だから浅草らしからぬ色を止めさせられると思いきや、それは一定以上大きい物件の場合に限られます。
ウチの通りの商店街のアーケードは規制対象になって、審査にかけられましたが、くだんのドラッグストアは、さして大きくないビルのワンフロアを借りているだけですから、対象外となります。とほほ。
・・・と思っている頃、皇居で一般参賀がありました。
めだっていたのは、勿論雅子さま。
のドレス。
あのドレスの色は「ひわ色」と言うのだそうな。
「ひわ」という鳥の羽の色とかで、鎌倉時代には既に武士の正装の色として使われていたそうですが、理屈抜きに敬意を覚えさせます。色彩感覚が、こんなに影響あるなんて、この年で初めて感じました。
ついでに申せば、浅草を闊歩している外国人の、キモノ・コスプレの色は、本当に「ガイジン感覚」で、ゲンナリさせられます。コスプレ・ショップの経営は外国資本が多いと聞きますから、当然と言えば当然ですが。
本物の着物を着た人が通ると、お!と思いますが、そっちの方が稀ですね。
色彩感覚だけはグローバル化して欲しくないものです。

追伸
令和の新時代に向け、「ちんや」は「肉のフォーティエイト宣言」を致しました。ご理解・ご愛顧賜りたく、お願い申し上げます。

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デフレ・マインド

さて改元の10連休も終わりました。
これから令和の平日がスタートするわけですが、皆さんにとって平成はどういう時代でしたか?平成を回顧しないと令和は始められませんが、今日は平成の経済の件です。私も一応経済学部の卒業ですんでね。さて、私は平成とは、
デフレ・マインドが解消しなかった時代
だと捉えています。
日銀の黒田総裁は「企業にとっては、売上の増加が期待できないことから、人件費や原材料費の引き下げといったコスト・カットを行い、あるいは設備投資をできるだけ圧縮して、利益を確保し、財務状況を安定化することが最大の経営課題となりました」と分析し、その状況を変えるために、大規模金融緩和を実施してきました。
以来5年超。
デフレ・マインドが解消したのは、建設・不動産など、金利低下の恩恵を直接享ける一部の業界に限定されているように見えます。
企業のデフレ・マインドは当然消費者に伝染します。
ちょっと高くても、本物を買いたい
という消費行動をする人が減ったのが、平成という時代だったと思います。
で、そういう時代に企業側がどう対応するかですが、上に引用した黒田総裁の話しのように、人件費や原材料費の引き下げを行う企業があった一方、私の観るところでは、「一発逆転主義」に走った企業もあったように思います。平成時代に、
ブランドを立ち上げる
ということに狂奔した人達がいました。農産物の世界でもブランド志向が拡がりました。
デフレと同時進行で、ネットが普及し、やがてSNSも普及しましたので、無名だったものが、ある日突然有名になるということが起こり、多くの人達が儚い夢=ブランド化を見るようになってしまったのです。
牛の世界が、その典型でしょう。
過剰な霜降り志向も、ブランドにしたいが為でした。残念なことでした。
私は平成29年の「適サシ肉宣言」で、この傾向から離脱することを公表しましたが、業界全体としては、デフレ・マインドが解消しない以上、そう簡単に方向性を変えられないかもしれません。
さて、そんな中での改元です。
祝賀ムードの中、
ちょっと高くても、本物を買いたい
という消費行動をする人が増えることを祈ります。

追伸  令和の新時代に向け、「ちんや」は「肉のフォーティエイト宣言」を致しました。ご理解・ご愛顧賜りたく、お願い申し上げます。

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天皇誕生日

さて連休も後半戦です。
新天皇陛下の一般参賀も行われ、芽出たいことでしたが、ところで皆さん、
今年は天皇誕生日がないって、お気づきでしたか?
上皇陛下の誕生日は今年から平日になってしまい、新しい陛下の誕生日は2月23日ですから、今年はもう終わっています。
今年の12月を予想しますと、27日金曜日が仕事おさめで、24・25日がクリスマスなので、23日は、年末の用事を片付けるため、おそらく仕事モードの日になるのでしょう。
令和2年の2月23日は日曜なので振替休日が付いて3連休ですね。来年の2月は29日までありますが、土日祝日が11日もあることになり、残った18日の平日に用事やら飲み会やらが集中するでしょう。スケジュールがキツくなること必至です。思いやられますね。
皆様、ご自愛くださいませ。かなり気が早いですが。

追伸
令和の新時代に向け、「ちんや」は「肉のフォーティエイト宣言」を致しました。ご理解・ご愛顧賜りたく、お願い申し上げます。

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内容で勝負

なんか、ハロウィンに似ていると思いませんか?
「令和あやかり商法」が。
SNSで空騒ぎしているところ、
渋谷で騒ぐところ
が似てるような気がします。
しばらく前までは元号について、
役所で西暦に読み換えるのが面倒だ。
世界で通用しない。
システムが混乱する元凶だ。
と批判している人が多かったように思います。実際横浜銀行、北陸銀行など一部の地銀で、今年を1989年と表示してしまうトラブルがあったとか。
ところが、です。蓋を開けてみれば、令和フィーバー!
うっかり「あやかりグッズ」を買ってしまうのは、SNSに上げたい!という欲求に勝てないからでしょうか。
ウチは、令和は内容で勝負しますよ。
平成の肉の業界の弊風に、対案として3月31日に「肉のフォーティエイト宣言」を出しました。令和の時代に浸透させるべく、しっかり説明も致します。請う御期待です。

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昼から呑むチャンス

史上初の10連休、ようやく流れが見えてきたような気がします。
3日までが「お遊びモード」
今日からは「お休みモード」「始業準備モード」
「ちんや」も昨日までは「予約で満席」になる日が多かったですが、今日からは余裕が出てきています。

ところで、アルハラという言葉が誕生したのは平成。この時代を通じて、だんだん日本人は酒を呑まなくなりました。
連休って、昼から呑むチャンスだと思うのだけれど、何故皆お茶ばかり飲むのだろう?

売上伸びないじゃないか!
あ、言っちゃた・・

追伸
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浸透

4月30日の弊ブログに書きました通り、「適サシ肉宣言」(平成29年)は、昭和末から平成時代の、肉の業界の傾向に対して、対案として出したものでした。
ですので、時代がかわって、できればさらに知られて行って欲しいと思っておりました。
そうしましたら、平成末のある日、知人から、
「先日地方のホテルレストランの方が適サシ宣言を話題に出されたので盛り上がりました。浸透してますね。」
地方のホテルレストランとは、どこかなと思いましたら、「赤倉観光ホテル」のレストランだと言います。
「赤倉観光」、懐かしいです。父が好きで、子供の頃よく行ってました。
「赤倉観光」は大倉財閥の2代目・大倉喜七郎男爵が1937年に開業した、近代的スキーリゾートホテルで、ウチの家族が行っていた頃は戦前の雰囲気をまだ漂わせていました。
ちなみに10歳の時私が赤倉でスキーで骨折して、それ以来行ってないんですけどね(笑)
両親がホテル・オークラで披露宴をしたので、赤倉とか川奈とか大倉財閥系のリゾートによく行っていたんですね。
行かなくなったのは、骨の件もありますが、赤倉・川奈ともオークラ・グループを離れたこともあります。歴史は東京のホテル・オークラより旧いんですけどね。今は別資本だとか。
その赤倉で、どんな「適サシ肉」が出ているんでしょうか。
久しぶりに行ってみたくなりました。

追伸
令和の新時代に向け、「ちんや」は「肉のフォーティエイト宣言」を致しました。ご理解・ご愛顧賜りたく、お願い申し上げます。

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令和婚

「令和婚」
って、そんなことする人、テレビに出たりはしてるけど、そんなに大勢はいないよね。
と思っていたら、ウチに見えるとは。
1日夜に予約の2名様が、その日入籍なさったとか。
お、お芽出とうございました!

追伸
令和の新時代に向け、「ちんや」は「肉のフォーティエイト宣言」を致しました。ご理解・ご愛顧賜りたく、お願い申し上げます。

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