平成最後の新年会②

慶應義塾「料飲三田会」の新春例会を開催しました。
私は、この会の会長ですから、当然冒頭挨拶しないといけません。挨拶しないといけないので、
最近義塾で何かあったかなあ、と思って昨日公式サイトを開けてみたら、
ドイツのメルケル首相が今月三田に来てたようですよ。皆さん、ご存知でしたか?
メルケルさんと言えば、女性のリーダーとしてはサッチャーさん以来の方ですね。ドイツだけのリーダーではなくEU全体のリーダーでしたから、もしかするとサッチャーさん以上かもしれません。そのメルケルさんが三田に来て慶應の学生と討論したそうです。
もっともメルケルさんは移民を受け入れ過ぎてちゃって、社会が不安定になってきて、イギリスはたしか、来月離脱するんですよね。どうなっちゃうんでしょうね、あれ。
日本もいよいよ人手不足で外国人を受け入れることになっちゃいましたから、私も興味もって、どんな話しをしたかサイトを読んでみたら、内容は「介護休暇制度、再生可能エネルギー、インクルーシブ教育など、ドイツ独自の先進事例を挙げて、日本での取り組みについて示唆を与えました」
って書いてあって、移民の話しは、書いてないんですよね。学生の質問は1時間も続いて、メルケルさんは時間切れで退場したそうですが、現役の学生さんは、移民問題に関心ないのかなあ、というのが私の感想なんですけ、ど、ま、そんな話しは止めましょう。今日はEUはあんまり関係ないです。今日は鮟鱇です。
今日は平成最後の新年会ですから、天保元年ご創業の「いせ源」さんで旧き江戸・東京を堪能していただければと思っています。
こちらの建物は東京都の歴史的建造物に指定されていて、雰囲気抜群ですね。この一角だけが昭和20年3月10日の大空襲を免れているので、こうしてこうやって昔を懐かしみながら会食できるわけです。
昭和の戦争をご存知の今上陛下が譲位されても、記憶は保っていきたいなと、同じく東京下町で商売をしている私としては思うわけでございます。
お時間の許す限りお楽しみいただければと思います。皆様、本日はご参加誠にありがとうございました。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)