確認
最近流行っている、
予約可能かどうか、確認したいのですが・・・
という言い方の予約方法、
私は、とてもモヤモヤするので、止めていただけたら・・・と思います。
この方、「確認したい」と言っておいでですが、実は内心、予約する気満々です。
ところがそう言われると、私は正直者なので字義通り、この方は他の店と比較検討している最中の方で、本当に弊店に見えるか分からない方なのだろうと解釈します。正直なので(笑)。
そして、本気でもないのに部屋を押さえられて、後からドタキャンでは迷惑な話しなので、
はい、空いておりますので、ご検討いただいて、それからまたお電話いただけたら幸いです。お電話ありがとうございました!
と通話を終わらせる方向に持ち込もうとするのですが、そこから、この方、慌てだします。
あ、いえいえ、予約をお願いしたいんです!
そうならそうと、最初からそう言えば良いのに!
この言い方を始めたのは、私の記憶では、ビール業界の秘書室の方だったと思います。
ビール屋さんにとっては、料理屋は客先です。その客席の店へ役員さんの食事の予約を入れる場合、
予約お願いします!!
だけだと、その店が人気沸騰店の場合、
ウチは忙しいのに、そこに無理やり予約を突っ込んでくるとは、ビール屋にあるまじき行為だ(怒り)
という反応を招いてしまうことがあります。それを恐れて、予約可能かどうか・・・と言い始めたのだと思います。
その言い方がやがて秘書さん同士のネットワークを通じて色々な業界に伝播し、そこから普通の方々にも拡がったと想像できます。
が、取引先でもない方が、そこまで気にすることはないのでは?と私は思います。それに言い方の面でも、
予約可能なら、予約したいのですが・・・
ぐらいにした方が真意が伝わると思うんですよね。
予約可能かどうか、確認・・・
と言われると、私は通話を終わらせる方向に持ち込んでしまいます。