適サシ宣言について思うこと

Meat up片平梨絵さんのブログ「適サシ宣言について思うこと」に激しく同意します。

今回の「適サシ肉」騒動(?)についても、最も適格に評価してくれた一文と思います。皆さんも是非お読みください。

 

私も、BMSが高い牛さんであっても、

それがしっかり肥育されたもので、

そういう肉がお好きな方が、

適切な料理方法で、

食べるのであればOKと思っています。

弊店の食べ方とお客さまを前提にした場合に4等級になると言っているだけです。

それが今回「爆弾宣言」とか「業界激震」とか伝えられて実に全く心外です。片平さんのブログでかなり救われました。さんきゅうです。

「宣言」と称したのが、軽率だったかもしれません。そこをネットの「おまとめ」の連中に、膨らまされてしまいました。彼らは検索急上昇のワードを使って、質の低いサイトをでっち上げ、人を取り込んで、広告に誘導することしか考えていません。

皆さんは、そういうサイトを決してお開けにならず、片平さんの、この一文を是非お読む下さい。

特に、脂の量も大事だが、質も同じ位重要だという部分、その質に関わる物質はステアロイルCoAデサチュラーゼ=SCDであるという点にご注目下さいまし。

 

あ、そうそう、昨日のクイズの正解発表を忘れました!以下に。

3天松

3天一

1八花

2ポルトガル語

1鯛

3蕎麦

3関東大震災

 

追伸①

「適サシ肉」関連のメデイア掲載です=

文春オンライン28日より掲載中

日本テレビ「スッキリ!!」29日放送済み

TBSテレビ「白熱ライブビビット」210日放送済み

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」2101650分放送済み

東京新聞212日掲載予定 

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」21210時放送済み

HBC 北海道放送「今日ドキッ!」2151544分放送

TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」216735分頃放送予定

 

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.545日連続更新を達成しました。

 

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ベールに覆われた料亭

「東都のれん会」の新年会が老舗料亭「新喜楽」さんで開催されました。

「新喜楽」さんは新橋花柳界の出先の一つですが、場所は飛び地のようで築地に在ります。

1875年に創業された時は現在地ではなく、名前も「喜楽」と言っていたそうですが、その後、築地の大隈重信邸跡地に移転して

「新喜楽」となったそうです。明治初期に、当時まだ政府内にいた大隈を中心に開化推進派が集まって気勢をあげ、「築地梁山泊」と言われた場所です。

その関係で、当時から政界の客が多い料亭さんです。佐藤栄作総理が1975年に脳溢血で倒れたのもこの店であったとか。

今でも「新喜楽」さんの営業方法は昔風で、雑誌広告もインターネット広告もお出しになりません。HPが無い(!)んです。「最もベールに覆われた料亭」と言う人もいるとかですが、「東都のれん会」では新年会に使わせていただくことが多く、いったん暖簾をくぐらせていただけば、もちろん怖い所ではないですよ。

楽しい一夜でした。ご馳走様でした&幹事の皆さん、お疲れ様でした。

 

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.535日連続更新を達成しました。

 

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県民意識アンケート

そういうザッパクなアンケートって、「百害在って一利無し」と思いますよ。

「県のことを県外の人にどの程度自慢することができますか」

って、問いがザッパク過ぎるから、回答者はろくすっぽ考えないで、イメージだけで答えたんだと思いますよ。これがテレビの話題づくりなら分かりますけど、行政がこういうアンケートってどうなんでしょう。

これは、群馬県が実施した2016年度の「県民意識アンケート」の件です。

この調査で「大いに自慢できる」「まあまあ自慢できる」と回答した人の割合は計44.8%にとどまり、前回調査(14年度)から22.8ポイント減少したことが分かった」そうですが、22.8ポイントも数字が動いたことを深刻に捉える必要はなく、問題がイイカゲンだから、回答者もイイカゲンに答えたまでだと思いますよ。

数字が大きく動いたことが、このアンケートに問題が在る証拠です。

私はすき焼きの関係で群馬の方々と繋がりがありますが、群馬でも地元のことを良く調べている人は、誇りをお持ちですよ。

今群馬県は「すき焼き応援県」を宣言して、テレビCMも打っています。すき焼きの食材が全部県内で揃うからです。

変なアンケートとやって、こういう政策もバカにされるようになると困るんですよね。食でインバウンド客を呼び込むのは、真っ当な仕事で、ダサクはないですよ。

ザッパクなアンケートは「百害在って一利無し」と思います。

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

追伸②

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株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.528日連続更新を達成しました。

 

 

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NEXTOKYO

NEXTOKYOというプロジェクトが在るそうです。

2020年以降の東京を構想しよう!ということで、

A.T.カーニー会長の梅澤高明さんを中心に、敬称略しますが、

森俊子(建築家/ハーバード大学大学院教授)、藤村龍至(建築家/東京芸術大学准教授)、為末大(元陸上競技選手)、楠本修二郎(カフェ・カンパニー)、Sputniko!(アーティスト・MITメディアラボ助教)、林千晶(ロフトワーク)、田川欣哉(takram design engineering)、小笠原治(ABBALabDMM.make AKIBA)、伏谷博之(タイムアウト東京)、齋藤貴弘(弁護士)・・・

といった方々が集まっているそうです。

既に2014年にスタートしていたのだそうですが、不勉強で私は知りませんでした。2020に夢中で先のことは考えない人が多い中で、大変結構なことと思います。

さてNEXTOKYO構想は3つのテーマを掲げているそうです。

「フィットネスシティ」(健康的なライフスタイルを実現する都市)

「クリエイティブシティ」(それぞれの街のユニークな特徴を先鋭化した文化創造都市)

「インフォメーションシティ」(情報武装を通じて都市の利便性を高め、IoTの実験場となる都市)

この中で料理屋に関係ありそうなのは、「クリエイティブシティ」。

「デザインや建築、アート、食、ファッション、メディア・コンテンツなどの分野が候補となる。これらの分野における日本の大学や専門学校は、専門技術を持つ職人を養成する場という色彩が強い。クリエイティブ産業の成長を促進するには、マネジメントや海外展開に関しても人材を養成できるプラットフォームを作ることが必要だ」(梅澤氏)

はい、私もまったくそうだと思います。

食の大学院を創って欲しいな、と思います。現行の、1年で調理師免許が獲れる制度と、求められていることの間に開きが在り過ぎる感じがしてますので。

ともあれ、「2020以降」にも、まずは期待したいと思います。

2020いらっしゃいませ!!!」みたいな方々より、こちらの方が余程私はシンパシーを感じます。

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

追伸②

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浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.524日連続更新を達成しました。

 

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反響

適サシ肉宣言」「貿易摩擦から「適サシ」へ」の反響が、まずまずで在り難いことだと思っています。

 

大手メデイアMさん

面白いです。素晴らしいです。部員に都合を聞いて、一緒に早急に伺います。ありがとうございます。

 

大手メデイアKさん

いいですね。その心意気、応援します!

新しいメディアを立ち上げるんですが、その一本としてお願い出来ればと思います。A4にするというのは誤解を招かないようにしないといけませんが、まさにそこがキモですね。あらためてご連絡します。

 

ネットメデイアKさん

世を挙げて肉ブームの今、住吉様の掲げるテーマ、興味深々です!

 

酒の専門雑誌Yさん

まだ予約入れてませんが、伺おうと思っています。楽しみです。

 

食のジャーナリストKさん

ブログ拝見しました。サシが入りすぎ問題を語ることはあれど、実行された人はほとんどいらっしゃらないですよね。お肉屋さんはもちろん、すき焼き屋さんなんてもってのほか。ぜひ試食したいです

 

食のジャーナリストSさん

適サシ肉宣言!大賛成です!さすがです!今月はかなりタイトになってしまっており、動けるのが来月になってしまうのですが、うかがいたいと思います。

 

北陸の焼肉店Tさん

納得です!!

 

東北の酒醸造元Yさん

全く同感です。素晴らしいと思います。

 

花巻市Sさん

ブラボー!ですね(^_^)学ぶところばかりで、ほんとに尊敬します。

ちんやさんに行きたくなりました。

 

静岡県Kさん

変化する老舗、かっこいいです!すきやき文化を愛してらっしゃる、住吉さんならではですね!

 

台東区Nさん

私も「霜降り離れ派」です(笑)子供の頃に美味しい!と感じた和牛が再び食べられる様になると嬉しいですね。応援します!

 

皆さん、ありがとうございました!

 

追伸①

CSフジテレビONEの

『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は、1/18(水) 8:30~9:00

1/21(土) 9:00~9:30    です。

追伸②

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

追伸③

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

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価格:本体1600円+税

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2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.516日連続更新を達成しました。

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スーパードライにぴったりの味わいを生む秘伝アレンジ

少し前の話しですが、11/26のことだったと思います。新聞の折り込み広告を見た私は、 !!!と思いました。

この広告は「アサヒスーパードライで肉の日」という特集企画で、4ページ全部が「ドライと肉」」という、インパクトのあるものでした。アサヒさんと20社以上のスーパーさんの共同広告のようで、スーパー各社が11/29に売り出す肉の写真も載せてありました。 その2ページと3ページの全部を使って、すき焼き+ドライが推されていたのですが、私が!程度ではなくて!!!と思ったのは、

「スーパードライにぴったりの味わいを生む秘伝アレンジ」「バルサミコ酢がけ!」 という料理提案が付けてあったからです。

曰く、 「お酢の効果でお肉がとろけるような食感に。さらに濃厚なコクと香りが加わることでスーパードライとの相性が格段にUP!」

が、それだけ、です。これでは、

・肉をバルサミコ酢に漬けてから、すき焼きの鍋に入れるのか、

・割り下にバルサミコ酢を加えるのか

・卵にバルサミコ酢を入れるのか

・卵の代りにバルサミコ酢に漬けるのか 判然としません。

まず、この提案を見て、私はすき焼き+バルサミコ酢という発想は、なかなかナイスだと思いました。

ちなみにですが、弊店では、ここに書いた通り、すき焼きの溶き卵にヨーグルトを加えています。ですので、すき焼きに酸味とアミノ酸を加える発想は理解できます。 それだけに紙面だけ見ると、具体的にどうするのか分からず、物足りなく思いました。

で、日頃からおつき合いのあるアサヒの人に聞いてみました。 しばらくして回答が来まして、結局、 卵に加えてもよし、 割り下に加えてもよし、 肉を漬け込んでもよし、ということでした。

どうやら、私の変な質問に答えるべく、試食会を行って下さったようです。恐縮なことでした。

・卵にバルサミコ酢を入れて試食した場合、 →さっぱり食べられることを確認。すきやきが苦手な方でも食べられるのではと考えました。 はい、これは弊店のヨーグルト卵に似ています。

・肉をバルサミコ酢に漬けた上で試食 →筋線維がほぐれて保水力が増し、肉がジューシーになることを確認。割り下に加えて煮ても同じような状況が確認できました。 とのこと。

この中で個人的には「卵に加えてもよし」を推したいところです。 味を個人の好みで調整できるからです。 割り下に加えるのも結構と思いますが、そうすると最初から最後まで味を変えられません。最初は普通に食べて、途中から卵に酢を入れて、変わった味を楽しむのが良いかと思います。

肉を酢に漬け込むのは肉への影響が大きいので、熟成させた上等な肉の場合、チトもったいない感じがしてしまいますね。

いずれにせよ、 すき焼きにバルサミコ酢も「あり」、 すき焼きにヨーグルト入り卵も「あり」だと思います。 担当のフードコーディネターさんには、お時間があれば、ヨーグルト入り卵をお試しいただけたらと思います。

丁寧なご回答を在り難うございました。

 

追伸①

CSフジテレビONEの

『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は、1/13(金) 11:30~12:00

1/18(水) 8:30~9:00

1/21(土) 9:00~9:30    です。

追伸②

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

追伸③

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.509日連続更新を達成しました。

 

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住吉史彦の十大ニュース2016

お待たせしました!

今年も「住吉史彦の十大ニュース」の時間がやってまいりました。

え? 誰も待っていないって?

そういう声は無視して、どんどん行きましょう。

今日はポイントだけを書きますので、詳しい内容を知りたい方は、アンダーラインのある所をクリックして下さいね。さて、

2月 国際観光日本レストラン協会に青年部が設立され、不肖・私が初代代表世話人に就任致しました。

代表世話人として、4月に国際観光日本レストラン協会「第一回 青年後継者の集い」を新橋「今朝」さんで開催。9月には第二回を鎌倉「御代川」さんで開催しました。

2月 拙著が刊行されました。タイトルは『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』。225日に㈱晶文社さんより発売されました。浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

これにともない、刊行前日にメデイア向け・書店向けの披露会を開催。6月には、私の知人を中心に「住吉史彦の対談本『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』刊行記念「すき焼きを食い、カクテルを飲み、著者・関係者と語る会」を開催しました。

3月 第23回「すきや連」を開催しました。会場は松阪市「牛銀本店」さん。今回も全国のすき焼き関係者が集結して大盛況。特産松阪牛の味と、昭和初期建築という御店の風情を堪能させていただきました。

7月 第24回「すきや連」を開催しました。会場は八王子市の「坂福」さん。今回は八王子花街の芸者衆にご出演いただき、賑やかに開催しました。

8月 「ちんや」リクルート用のサイトを開設しました。テーマは「すき焼きを売ることは思い出を売ること」。

10月 すき焼き文化を象徴する古書『安愚楽鍋』(あぐらなべ)を購入しました。

10月 「ちんや」に革命的に新しい溶き卵2種が登場しました。

10月 「ちんや」精肉売店で「一生もの」の道具を売り始めました。

10月~12月 「全社員一対一肉の話し面談」を実施しました。「ちんや」の肉は何故美味いのか?パートさんに至るまで弊社員全員と私が一人ずつ面談して、ナットク行くまで説明しました。

11月 第25回「すきや連」を熊本「加茂川」さんで開催しました。益城・熊本城などの被災地を訪問。県庁も訪問して副知事さんに義援金をお贈りしました。

 

いやあ、今年も忙しかったです。

これにて2016年の弊ブログも千秋楽となりました。また、これにて2.499日連続更新を達成しました。

まずは御礼だけを申し上げます。読者の皆様、ご愛読いただき誠にありがとうございました。

2017年もご愛顧を賜りたく、心よりお願い申し上げます。

東西、東〜西〜

 

追伸

年末年始の営業案内です。

年末=12月31日まで休まず営業致します。

年始=1月1日のみ休業し、2日から9日まで休まず営業致します。

どうぞ御利用下さい。

 

 

食の十大ニュース

私の知人が何人も参加している、「食生活ジャーナリストの会」が、今年の「食の十大ニュース」を選びました。

1位=豊洲新市場の移転暗雲

2位=環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の事実上の消滅

3位=災害の続発で野菜などが高騰

4位=国内で製造される全加工食品の原料原産地の表示案決まる

5位=牛海綿状脳症(BSE)の検査廃止

6位=異物混入による食品回収が依然として続発

7位=トクホ(特定保健用食品)製品の初の取り消し

8位=高病原性鳥インフルエンザの発生

9位=冷凍メンチカツによるO157食中毒事件

10位=廃棄向け冷凍ビーフカツの横流し事件。

となったのだとか。

私としては、勿論5位が感慨深いですね。

BSEの2001年は、私が社長に成った年でもあり、本当に大変でした。それから15年。やっと検査が廃止されるということは、日本からBSEがなくなったことを意味します。

あれが歴史に成るのか、としみじみ思い、そして気がつけば私も51歳。

明日は、住吉史彦の十大ニュース2016を発表します。お楽しみに。

 

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

 

追伸②

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飛騨のねぎ

飛騨のねぎをお送りしましたのでお召し上がりください!!太くて甘い飛騨ねぎです。

・・・ということで、飛騨高山の知人から「飛騨一本太ねぎ」が送られてきました。

ねぎのことは多少勉強したつもりでしたが、飛騨のねぎは初体験です。

早速開けてみますると、関西系のねぎかと思いきや、品種としては根深葱系なんですね。しかし関東の、同じ根深系統の千住ねぎより、かなり太いです。

「JAひだ」さんの資料によりますと、

・根深系のねぎです。

・収穫時期は11月~12月で、初冬頃に霜にあわせることで、一段と柔らかくなり、粘りけや甘みが増します。

・鍋物ほか、郷土料理「朴葉味噌」などにも利用され、この地域の冬場の欠かせない食材のひとつとなっています。

・岐阜県知事が認定する「飛騨美濃伝統野菜」の認証を受けています。

・地元・県内市場への出荷も行っておりますが、贈答用等の宅配が主となっています。

とのこと。あまり数が出回っていない貴重品のようですね。ありがたいです。「ちんや」出入りの千住の葱商さんも珍しがっていました。

地元でもこれをすき焼きに入れるのか、贈り主さんに確認しましたら問題ないということでしたので、こちらでも早速すき焼きにしてみました。

芯の部分は粘りがあって、下仁田葱のよう。しかし下仁田より長い。

なかなか美味しいものでした。ご馳走様でした。

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

 

追伸②

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題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

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泥鰌50年

「駒形どぜう」の六代目・渡辺孝之さんが『泥鰌50年』という本を出されました。

ご本人の喜寿を記念しての出版です。誠に芽出たいです。

今回の御本でメインのテーマとなっているのは、台湾でのどじょう養殖の件です。

「泥鰌」とは「どじょう」の中国語。台湾の関係者に向けて、この本の中国語版も作ったと言いますから、思い入れが分かりますが、何故台湾が、そんなに重要なんでしょうか。

拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』をお読みになった方はご存知と思いますが、未だお読みでない方の為にご説明しますと、それは、かつてどじょう不足で「駒形」さんの経営が危機に陥ったことがあったからです。

昭和30年代頃から、稲作に強い農薬が使われるようになり、その影響を受け、各地のどじょうは次々にダメになっていきました。

ついには、どじょうの値段が鰻よりも高くなり、一番大変だった頃は、一日120kgほどのどじょうを使うのに、在庫が10kgしかなかいということもあったとか。

お店は、来店順で商品を出して無くなったら閉店。それでは従業員を雇っていけません。この時期を持ちこたえるのは本当に大変だったと聞きます。

で、日本にどじょうがいないのなら台湾だ!ということで、台湾でのどじょう養殖に乗り出すわけですが、もちろん、そう簡単には行きません。

最初の渡航の時、航空券代は当時の大卒初任給のおそよ9倍。家族や従業員と水盃を交わしての旅立ちだったと言います。そんな心もとないスタートでしたが、やがて台湾で幸運な出会いが連続し、「駒形」さんは台湾どじょうで経営を永続して行ける体制を造ります。

その出会いへの感謝が、この本の基礎になっています。

私などは「駒形」さんがその後に取り組んだ「江戸文化道場」に注目しておりましたが、六代目がそれに着手できたのは、どじょう不足の件を解決してから。

それで今回の御本は、台湾との出会いがメインテーマとして扱われたという次第です。

六代目、喜寿&ご出版、誠にお芽出とうございました。

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。

3年連続掲載です。ありがとうございます。

 

追伸②

CSフジテレビONEの

『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は、12/13(火) 10:20~10:50

12/14(水) 15:10~15:40

12/18(日) 08:00~08:30     です。

 

追伸③

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.481連続更新を達成しました。

 

 

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