過去最高

国際ホテル・レストラン・ショー(HOTERES JAPAN 2019)の企画委員会に出席しました。
展示が2月19日から22日まで行われたので、今回は、その反省会です。
結果は、来場者数・出展者数とも過去最高。
来場者・出展者にアンケートで満足度を聞いたところでも、好印象の回答が多いとかで、芽出たいことでした。
私が会場のビッグサイトに行った日も、各種のセミナーが好評で、定員をオーバーしてお断わりしたケースもあったとか。セミナーが集客を牽引していたようです。
しかし、これはもったいない話しで、今どきは動画をカンタンにネットで引けますから、ライブビューイングのようなこともやったら良かったのは?と委員会で発言させていただきました。
ところで、この日、会議よりも印象的だったのは、帝国ホテルの廊下での「歩き食い」。
企画委員長が帝国ホテルの方なので、会議の会場は帝国なのですが、その廊下で、ハンバーガー(?)を歩き食いしている外国人を目撃してしまったのです。
信じられますか?
帝国ホテルの廊下で、
ハンバーガーを手に持って、
歩きながら食っていたのです。
帝国で歩き食いするのだから、浅草では当然するわけです。
トホホ。

追伸
令和の新時代に向け、「ちんや」は「肉のフォーティエイト宣言」を致しました。ご理解・ご愛顧賜りたく、お願い申し上げます。

<「ちんや」臨時営業のお知らせ>
改元連休中の、以下の日は火曜日ですが臨時営業致します。どうぞ、ご利用下さいませ。
4月30日(火曜)(祝日)

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66期

本日、慶應義塾「料飲三田会」の第66期の総会を開催します。
会場は、会員である手塚良明さん・良則さんのお店「松乃鮨」さん。
「松乃鮨」さんは、ご創業1910年。花街・大森海岸の老舗の鮨屋さんです。場所的には「江戸前」の本場。手塚良則さんの卓話『大森花街今昔』を聞いてから、お料理を堪能させていただく予定です。
あ、その前に総会をしなきゃ。
そして、そう言えば、この総会で、私の総会としての任期(2年)が芽出たく満了になるのでした。
どうなることやら。

追伸
令和の新時代に向け、「ちんや」は「肉のフォーティエイト宣言」を致しました。ご理解・ご愛顧賜りたく、お願い申し上げます。

<「ちんや」臨時営業のお知らせ>
改元連休中の、以下の日は火曜日ですが臨時営業致します。どうぞ、ご利用下さいませ。
4月30日(火曜)(祝日)

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旗手長

三田の「慶應仲通り」 の、ワインとスキヤキ、お肉料理の店「フラッグ」に行ってきました。
ここは以前慶應の学生が通っていた喫茶店だったのですが、オーナーが体調を崩されて続けられなくなり、その物権を利用して、2017年に卒業生が始めた店だそうです。
「すきや連」でお世話になっている向笠千恵子先生が、たまたまこの店に行って、メニューにすき焼きがあることに気づき、
住吉さんも行ってみて!
と指令が来ました。
メニューにすき焼きがある理由は、現オーナーがすき焼き屋さんでバイトをした経験があるから、ということでした。
また「フラッグ」の店名は、現オーナーが学生時代、應援団の旗手長だったことに由来するとか。
塾員の皆様、三田には意外と卒業生がオーナーの店というのは少ないですよね。ここは数少ない、そういうお店ですので、どうぞ、ご利用を。

追伸
令和の新時代に向け、「ちんや」は「肉のフォーティエイト宣言」を致しました。ご理解・ご愛顧賜りたく、お願い申し上げます。

<「ちんや」臨時営業のお知らせ>
改元連休中の、以下の日は火曜日ですが臨時営業致します。どうぞ、ご利用下さいませ。
4月30日(火曜)(祝日)

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三四四会

日本橋三四四会の皆さんにお越しいただきました。
「三四四(みよし)会」さんは、昭和34年4月に日本橋料理飲食業組合の青年部として発足。名前はスタートの日にちなんでいます。以来六十余年、真摯な料理づくりはもちろん、会員間の交流の輪を広げてこられました。
近年は地域のさまざまな活動に積極的に参加され、地域の活性化という課題にも前向きに取り組んでおられます。デパートの催事に共同で出たり、街場のイベントを賑やかにしたりが盛んのようですね。
現在会員さんは約70名もおいでだとか。
浅草の料理飲食業組合にも青年部がありまして、私も以前代表をしていたことがありますが、人数・活動規模とも、残念ながら三四四会さんの方が上手ですね。
立派な独自のサイトも在りますねえ。
言い訳として、浅草の店は定休日が月曜・火曜・水曜・木曜とバラバラなので、会員総出で活動しづらいということがあります。その点日本橋は、ほとんどが日曜定休で一緒に行動し易いということがありますね。言い訳ですが。
定休日のたびにイベントに出動ではお疲れになるだろうと思うのですが、疲労より街への愛情が勝っているようで活発に行動なさっています。恐れ入ることです。
さて弊店に見えた日は、対岸のアサヒビールさんの本社を訪ねて、ビールの研修を受けて、それからすき焼きというコースだったようです。
総出でお越しいただき嬉しいことでした。途中から一緒に酔っぱらって悪しからずでした。

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鰻クイズ~正解

「浅草うまいもの会」の新年会が、鰻の「やっこ」さんでありましたので、毎度余興担当の私は、「鰻クイズ」を創りました。
今日は、その正解です。
<鰻クイズ>
・鰻料理店の屋号の問題です。次の3軒の中で、日本橋の鰻屋ではない店は、どれでしょう?
3大和田
・蒲焼の焼き方についての問題です。関東では鰻を背開きにして、蒸してから焼きます。関西では腹開きで、蒸さずに焼きますが、さて、背開きで蒸さずに深めに焼く地方はどこでしょう。
2九州
・鰻の生産に関する問題です。日本の鰻の出荷量の内、天然鰻の出荷量は、ずばり何%でしょう?
25%
・鰻の消費に関する問題です。実は日本は2007年以降、世界最大の鰻消費国ではなくなっています。では世界最大の鰻消費国は、ずばりどこの国でしょう?
1中国
・鰻業界最大のイベントと言えば「土用の丑の日」ですが、この日に鰻を食えと唱えた人物は誰でしょう?
2平賀源内(他の説もあります)
・「土用の丑の日」は、たいてい夏の土用に行われますが、実は夏の鰻は味が落ちるとされ、鰻の旬は夏ではありません。では鰻の旬は、ずばりいつでしょう。
1(冬眠に備えて身に養分を貯える)晩秋
・鰻が登場する文学の問題です。万葉集で「石麻呂に吾(あれ)もの申す夏やせによしといふ物そむなぎ取り食(め)せ」と歌った歌人は、次の3人の内の誰でしょう?
2大伴家持
・鰻特にヨーロッパウナギは魚類の中では長寿ですが、これまでに確認された、もっとも長生きなヨーロッパウナギは何歳だったでしょう?
357歳
・ニホンウナギの産卵場所は2009年に東京大学海洋研究所が初めて特定しましたが、さて、その場所はずばりどこでしょう。
3西マリアナ海嶺
<皆さんは、何問できましたか?>

鰻クイズ

「浅草うまいもの会」の新年会が、鰻の「やっこ」さんでありましたので、毎度余興担当の私は、「鰻クイズ」を創りました。
さて、皆さんは、何問できますか?全部三択です。
<鰻クイズ>
・鰻料理店の屋号の問題です。次の3軒の中で、日本橋の鰻屋ではない店は、どれでしょう?
1伊勢定、2いづも屋、3大和田
・蒲焼の焼き方についての問題です。関東では鰻を背開きにして、蒸してから焼きます。関西では腹開きで、蒸さずに焼きますが、さて、背開きで蒸さずに深めに焼く地方はどこでしょう。
1北海道、2九州、3島根県
・鰻の生産に関する問題です。日本の鰻の出荷量の内、天然鰻の出荷量は、ずばり何%でしょう?
11%、25%、314%
・鰻の消費に関する問題です。実は日本は2007年以降、世界最大の鰻消費国ではなくなっています。では世界最大の鰻消費国は、ずばりどこの国でしょう?
1中国、2スペイン、3アメリカ
・鰻業界最大のイベントと言えば「土用の丑の日」ですが、この日に鰻を食えと唱えた人物は誰でしょう?
1十代目金原亭馬生(きんげんてい・ばしょう)、2平賀源内、3井原西鶴
・「土用の丑の日」は、たいてい夏の土用に行われますが、実は夏の鰻は味が落ちるとされ、鰻の旬は夏ではありません。では鰻の旬は、ずばりいつでしょう。
1晩秋、2厳冬期、3梅雨
・鰻が登場する文学の問題です。万葉集で「石麻呂に吾(あれ)もの申す夏やせによしといふ物そむなぎ取り食(め)せ」と歌った歌人は、次の3人の内の誰でしょう?
1柿本人麻呂、2大伴家持、3持統天皇
・鰻特にヨーロッパウナギは魚類の中では長寿ですが、これまでに確認された、もっとも長生きなヨーロッパウナギは何歳だったでしょう?
113歳、227歳、357歳
・ニホンウナギの産卵場所は2009年に東京大学海洋研究所が初めて特定しましたが、さて、その場所はずばりどこでしょう。
1フィリピン海嶺、2パラオ海嶺、3西マリアナ海嶺
<正解は明日の、このブログで。>

ホテレス2019

今年もHOTERES JAPANこと国際ホテル・レストラン・ショーが東京ビッグサイトで開催されます。
HOTERES JAPANは、ホテル・旅館・観光といったホスピタリティとフードサービス向けの商談会で、規模は日本最大です。
800社の企業が出店し、100以上のセミナーを聞くこともできます。
実は私は、この展示会の「企画委員」として参画してきました。
・インバウンド一本やりは、もう止めましょうよ。
とか、
・フードロス問題もやりましょうよ。
とか発言して、委員会を掻きまわしてきましたが、どうやら少しだけ反映された模様です。
今年も無事開催されて結構なことと思います。
関係ある方、是非お出かけ下さい。
会期は2月19日〜22日です。よろしくお願い申し上げます。

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亥年

さて亥年です。
昨年両国の「ももんじや」さんをお訪ねしましたら、ご主人は、
来年は亥年だから12年に一度のフィーバーですよ。
と言っておられました。
干支でそんなに忙しくなるもんですか?ウチは丑年が来ても全然関係ないですよ。
と申しましたが、亥年はやはり大忙しなんだとか。特に年始はお忙しいそうで、結構なことです。寒さが緩んだら、また伺おうかと思っています。
ところで亥年は、牛肉だけのことではなくて、肉食全体のことを考える気にさせてくれる年です。牛鍋というものは江戸時代の猪鍋の具が変わっただけだからですね。
江戸の外れの、街道筋の町にはたいてい「百獣屋(ももんじや)」という料理屋があり、そちらの方面で獲れた猪などを食べさせていました。当時日本人は幕府の政策で、どこかの寺の檀家になっていたはずですが、肉食は止められなかったようです。だいたいお経って、難しくてゼンゼン分かりませんからね(笑い)
興味深いのは、一口に「肉食」と言っても、家畜と野生では同じ意識ではなかったことです。野生の獣を獲って食べることは、家畜を食べることに比べて罪悪感が小さかったようです。この辺の感覚は現代と逆ですね。
牛さんは田圃で働いてくれていたので、食べることに特に罪悪感が強かったようです。その後御一新により、意識が変わったことは御承知の通りです。
家畜を食べるのと野生を食べるのでは、どちらが罪か?
私は勿論わかりませんから、どちらも感謝して、美味しく食べようと思うのみですね。
南観世音菩薩。

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選外ニュース

皆様、昨日も申しましたが、新年あけましてお芽出とうございます。
さて弊ブログは昨年末中断し、昨日再開したものですから、調子がいささか狂っております。昨年の大晦日に「住吉史彦の十大ニュース2018」を発表したのですが、その後元日に色々考えていて、2018年は「十大」以外にも色々あったなあ・・・としみじみ思いましたので、今日はその選外ニュースを、どうぞ。

2月 慶應義塾「料飲三田会」の2018年新春例会を、両国の猪鍋店「ももんじや」さんで開催しました。私が会長になりまして、4回目の企画でした。

3月 東都のれん会「東若会」の総会を「ちんや」で開催。私は幹事長を無事、人気満了につき退任しました。

3月 日本橋三越本店の催事『江戸東京味・技めぐり』でトークショーをさせていただきました。

7月 経団連の広報誌『月刊 経団連』7月号にエッセイを投稿させていただきました。

8月 弊店の「変わり卵」を「味博士」として有名な鈴木隆一博士に、味覚センサー「レオ」を使って分析してもらいました。

8月 慶應義塾「料飲三田会」の夏例会を、六本木のイタリアン「ラ・スフォリーナ」さんで開催しました。私が会長としての任期中に開催する例会は、この会を入れて残り3回です。先が見えてきて大変嬉しいですね。

11月 慶應義塾「料飲三田会」の秋例会を、懐石料理の「柿傳」さんで開催しました。
で、この後に入院ですから、とにかく、忙しい一年でした。今年は、どうなりますやら・・・

追伸、「ちんや」は、年始は2日から営業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

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住吉史彦の十大ニュース2018

大晦日は例年「住吉史彦の十大ニュース」の日です。
詳しい内容を知りたい方は、アンダーラインのある所をクリックして下さいね。よろしくお願いします。さて、

1月 2017年に私が「適サシ肉宣言」をした1月15日が「適サシ肉の日」として日本記念日協会さんから認定されたました。

2月 「適サシ肉宣言一周年記念 この辺りでもう一度肉のことを考えてみる会」を弊店で開催しました。

2月 新たな「変わり卵」として「春菊卵」を開発しました。

4月 慶應義塾「料飲三田会」の総会を、鰻の「大江戸」さんで開催しました。昨年4月に私が会長をお引き受けしてから、これで1年。なんとか、任期2年の折り返し地点まで来ました。

5月 弊ブログの三千日連続更新を達成しました。

5月 第29回「すきや連」を大阪市道頓堀の「はり重」さんにて開催しました。今回も全国から60名ちかくのすき焼き関係者が終結して、大盛況でした。「なにわ伝統野菜復活の会」難波りんご様の、なにわ野菜に関する卓話を拝聴した後、なにわ野菜の一つである「難波葱」を使ったすき焼きをいただきました。

8月 ちんや直営レストラン「ちんや亭」が、肉の「食べくらべレストラン」として再出発しました。今回より全ての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。

9月 東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。

10月 第30回『すきや連』例会を、十周年記念会を兼ねて開催しました。北は帯広、南は鹿児島から108人の方々が参加し、すき焼きの歴史において、空前絶後の集会でした。

11月 「適サシ肉」のロゴ商標を登録しました。小豆色の色付きロゴ商標です。このロゴ商標をつかって、箸袋やコースターを新調しました。

番外(11月) 転倒しまして、打ち所が悪かったので、入院しました。これにより弊ブログの連続更新は3.191日までとなりました。これが最重大ニュースかな・・・残念。
ご迷惑やご心配をおかけした皆様、申し訳ありませんでした。

皆様は、良いお年を。