夜遅く食べても太らない食べ方

ネットを見ていたら、

「夜遅く食べても太らない食べ方」という記事を発見しました。

弊ブログをお読みの方なら御存知の通り、私の主な食事は夜食です。

朝は、フルーツと甘いものと珈琲程度。

昼は、店にいるので賄い飯ですが、ワンプレート程度の分量

夜は、といっても夜の営業に入る前ですので、世間の方より早い夜に、賄い飯をワンプレート程度の分量。

といっても、昼・夜は腹が減っていなければパスします。

そして、終業後、だいたい夜の22時半とか23時とかからですが、本格的に夜食に突入します。

結構満足するまで食べます。

さて、それでも「太らない食べ方」が出来ますかどうか。その記事によりますと・・・

「夜遅い食事は体脂肪になりやすいですが、食事のバランスと量に気をつければ極端に太ることはありません。食べる時間だけでなく他にも太る原因が隠されているはず。まずは深夜の食事パターンを見直し、栄養士がおすすめする太らない食べ方を実践しましょう。」

「野菜は多め・量は軽めの食事にする=麺類や丼ものは炭水化物中心になりがち。また、揚げ物など脂質の多いおかずは、カロリーが高い上に消化に時間がかかるため寝る直前にはおすすめできません。」

「メニュー選ぶときのポイントは「より野菜が多いメニュー」。ゆっくりと噛んで食べれば、少ない量でも満腹感を感じることができますよ。」

「野菜と汁物を先に食べる=サラダ、おひたしなど野菜のおかず、汁物から先に食べましょう。野菜に含まれる食物繊維が、糖分や脂肪分の吸収を抑えます。」

「また汁物はカラダを温め、満足感を与えてくれるので、食べすぎを防止することができます。豚汁、けんちん汁、ミネストローネなど、野菜がたっぷり入った汁物がおすすめです。」

汁物とは少し違いますが、我が家の最近のブームは、無視者イヤ蒸しものです。

土鍋の底に桟を載せ、その上に野菜やベーコンを載せます。

桟の下にはお湯をはり、昆布を一切れ入れます。

で、蓋をして、蒸します。

たしかに、カラダが温まると、満足感がありますね。

一日に一回は満足のいく食事をしないと脳が休まりませんが、カラダが温まると、なお良いと思います。

逆に、この記事がNGと言っているのは、

「コンビニでいつも決まったお弁当を買う。」

「とりあえずインスタントラーメンを食べる。」

「24時間営業の牛丼屋、カレーショップ、ラーメン屋などを利用する。」

「1日の終わり・・・と気がゆるんで、つい満腹まで食べてしまう。」

「菓子パンや甘いスイーツを食事代わりに食べる」

ここにあるように、やはり夜の炭水化物や糖質は控えた方が良いでしょう。

コンビニ弁当をやめ、蒸し物をお試しあれ。

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.085日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

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開催しました!第14回「すきや連」

第14回「すきや連」を「ニューオータニ岡半」さんで開催しました。

「定員50名様」限定で募集しましたが、今回もすぐに満員。

まず「江戸東京・伝統野菜研究会」代表の大竹道茂さんの江戸野菜に関する講話を聞き、その後、出精のお肉を遠慮無しにいただきました。全く申し訳ないことでした。

いつものことではありますが、熱気に溢れた大宴会になりました。

今日は参加された皆さんの「一言」をお読みください。

<以下「一言」>

・すき焼きやきのふの敵はきょうの友 レッツゴーパリ!!(向笠千恵子)

・すき焼きや肉は東へ葱西へ (向笠千恵子)

・すきや連の増々の発展をお祈り申し上げます。(大竹道茂)

・身体知(鈴木直登)

・バレンタインの良き日皆様と過ごせて嬉しかったです。美味しい料理ありがとうございます。岡半さん!!(荒井順子)

・春の雪湯宿の行燈灯りけり(中道幸子)

・究極の日本料理の一つがすきやきでしょう。(土居秀夫)

・調理後の鉄鍋の照りがとても綺麗でした(湯浅康毅)

・たのしいすきや連、おいしいすき焼き(小金沢章文)

・いつもありがとうございます。とても美味しかったです。(梅田雄一)

・すき焼きサイコー!!!(南都隆道)

・賑やかにすき焼き囲む岡半の(藤森朗)

・すきやきは下仁田からのおくりもの(島崎進)

・すき焼きのご縁で広がる輪。最幸です!(上田健一郎)

・バレンタインデーに楽しい人々とおいしいすき焼き とっても幸せ!!(中川晶成)

・由緒ある地名の紀尾井町の、意味深い店名「岡半」さんのすき焼き!堪能。拍手。(川井秀晃)

・この会で幸せと縁をもらいました(上田金穂)

・美しき岡半すき焼き心の奥底まで(羽鳥裕子)

・やはり!すき焼にゴールなし。おいしかったです。ごちそうさま。(森大亮)

・Happy Valentine Happy SUKIYAKI! (松田武朗)

・すき焼き最高です!紀尾井町に乾杯!(尾崎仁)

・ヴァレンタイン言葉に「すき」の字あリにきや(松井純)

・家で醤油、さとう、みりんで味付け挑戦中。すき焼奥が深い(黒田誠)

・やっぱり家すき焼きと別料理!(佐々木信也)

・食べるたびに?が増えるすき焼です。(宮本尚樹)

・岡半さんで旨いお肉とおしゃべりでたのしいです。(九鬼紋七)

・岡半のいわれを聴きつつ舌づつみ(蜂須賀祥介)

・すき焼きにチョコを入れた母の慰め おか〜は〜ん

(もてない息子詠める。高岡哲郎=ご欠席で川柳のみ投稿)

<以上>

以下は例会に先立って、和田順子先生(俳誌「絵硝子」主宰)のご指導で開催された、「すき焼き句会」優秀句です。

天は、蜂須賀祥介さん

すき焼きや 葱を育み旬(とき)を待つ

地は、中道幸子さん

なごり雪 湯宿の行燈 灯りけり

人は、梅田雄一さん

すき焼きの 香りが運ぶ 皆の笑み

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.084日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

卵が先か、鶏が先か?

さて皆さん、卵が先ですか? 鶏が先ですか?

そんなの分からないよ って?

では、素材が先ですか? 味付けが先ですか?

素材があって、その素材に合わせて料理法を考える、というのが普通の料理だと思います。

でも、普通でない料理もありまして、他でもない「ちんや」がそうです。

割り下の味付けが、まず先に決まっているのです。

で、それに合せて素材=肉を求めるのです。

「ちんや」の割り下は甘みが濃いので、肉の旨みがしっかりないと、その甘味だけを感じてしまって、おいしくありません。

「ちんや」の売店で割り下だけを買い求めて、他で買った肉にあわせる方がおいでのようですが、その場合は、この「おいしくありません」に成ってしまいます。

割り下にあわせて肉を求めていただかないとダメななんです。

ですので、ちんや売店の店先には「割り下だけのお買い上げはお断りします」と表示しています。

先日「料飲三田会」の新年会が根岸の洋食店「香味屋」さんで開かれた時に気付いたのですが、洋食屋さんでも、「ちんや」と同じような、素材と料理の逆転の関係があるようです。

洋食屋さんには店独自のソースの味があって、それを変えることは基本的にしませんね。

素材に合わせて、ソースを変えることせず、逆にソースの味に合わせて素材を求めるわけです。

浅草のすき焼きと根岸の洋食には、「白ごはんに合う味付け」でないと×という共通項がありますので、自然と味の傾向が似てきます。

そして、それに従って肉の選び方もかなり似ているなと思います。「香味屋」さんに行くといつもそう感じます。

そういう御店は、いつ行っても同じ味つけなので、安心して食べに行けるのが有り難いです。

特に年配の方には、この傾向は嬉しいことのようで、「香味屋」さんはいつも人生の先輩方で賑わっています。

さて皆さん、卵が先ですか? 鶏が先ですか?

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

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東京うど

先日弊ブログでご紹介した独活(=うど)が入荷しにくく、「困ったな」と思っていたら、朗報です。

「東京うど」が入ることになりました。

しかも、力強い御紹介付きです。

実は、今月開催した第14回「すきや連」に、「江戸東京・伝統野菜研究会」代表の大竹道茂さんにお越しいただき、講話をしていただいたのですが、その大竹さんが「東京うど」の生産者さんと親しく、早速うどを送っていただいた次第です。

その立川市の生産者さんは、うどを作り続けて約50年。東京うど生産組合連合会会長も務めておいでの方です。

地下数メールの真っ暗な穴ぐら(室=ムロ)の中でうどを育て、収穫時も光を当てないように気を遣うとか。

生産方法の珍しさもあって、たまにテレビに採り上げられたり、学校の社会科の見学が来たりするそうですが、なんと言っても手間と労力がかかるので、生産者は減る傾向にあって、立川市うど生産組合設立当時(=1976年)は、90戸以上あった市内のウド生産農家も、今は22戸に減少してしまったそうです。

うどは1~4月が旬です。

旬の「東京うど」は柔らかくて香りが良く、江戸東京野菜の代表格と申せましょう。

弊店では、すき焼きの「かわりザク」としてお出ししています。

皆さん、江戸東京の野菜にも応援を、よろしくお願い申し上げます。

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
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皆様も、是非御参加下さい!

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柔燗

金升酒造さんの「柱焼酎仕込み」の御酒の会を予定しております関係で、燗つけの練習をしています。

「柱焼酎仕込み」とは、自社製の焼酎を醸造アルコールとして添加した御酒です。

アル添の度数が低く、本物の焼酎を使っている分、燗をつけた時のアロマが素晴らしく、所謂「酒臭さ」がありません。燗酒に最適と思います。

ですので、上手に燗つけしないといけません。

さらに今回の試みとして、座敷の中で燗つけをします。席に熱源があるという、すき焼き屋のメリットを活かし、燗つけのプロセス自体をも楽しんでいただく酒肴ですイヤ趣向です。

燗のつけ方は「土鍋燗」です。

すき焼き用のガス台の上に土鍋を載せ、それで湯せんするのです。その練習をしています。

試した結果、

御酒が柔らかいです!

普通の湯せんでも御酒が柔らかく感じますが、土鍋燗は、気のせいもあるかもしれませんが、さらに柔らかく感じます。55℃でも全然キツく感じません。

当日は、常温、ぬる燗(40℃)、上燗(45℃)の3種類を飲み比べていただく予定ですが、もう少し高めでも良いかもしれせん。

もう一つ気づきましたのは、土鍋の保温力です。これはスゴいです。

適温になったので火を止めて試飲して、写真をFBにUPして、それからまた戻っても、ほとんど温度が下がっていませんでした。

だから、いったん湯音を上げてしまいましたら、火を止めてしまっても、燗がつけられます。

酒が湧いているような熱い燗がお好きな方もおいでではありましょうが、そういう酒は何盃も飲めません。

腰を落ち着けて味わうには、やはり柔らかい燗ですね。

「ぬる燗」って、旨そうな感じがしませんから、変えませんか?

「柔燗」に。

「じゅうかん」じゃあ、体罰イメージがつきまといますから、「やわかん」と読みましょう。

追伸①

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馬肉食

イギリスとアイルランドで「牛ひき肉」と称して売られていた肉に、馬肉が混入していたという事件が報道されました。複数の大手スーパーが関与していたとか。

ああ、泰西のお国でも食品偽装は在るのねえ~

と、いう程度に、この事件を軽く捉えてはいけないようです。

馬肉を売ってしまった、スーパー・テスコ社の株は暴落し、時価総額にして430億円が一日で下落したのですが、その位の衝撃力があったのは、イギリス・アイルランドが馬肉食を忌避する社会だからです。

私も今回初めて正確に知ったのですが、イギリス・アイルランド、それにアメリカ・イスラエルでは馬肉食はタブー視されているそうです。

特にアメリカでは厳しく忌避されていて、動物愛護団体が馬を食肉処理する会社に猛厚誼イヤ猛抗議を展開しているようです。

フランス人は食べるんですけどね。

最近はあまり見かけませんが、馬肉のユッケのような生肉料理「タルタルステーキ」が、以前はレストランのメニューに普通に載っていました。

結構チャレンジ精神があった子供時代の私も、「タルタルステーキ」を勇んで注文したことがあります。最近は食中毒防止の観点から「タルタル」を食べることは難しくなりましたから、今は「思い出の中だけのメニュー」ですね。

だいだい、なんで食べないの? と考えても無駄ですよね、たぶん。

イギリスはダービーの祖国だからかなあ、日本でも競馬関係の人は馬肉を食べないし・・・とか想像しますが、フランス人は馬に親しんでいないかというと、そうでもなく、以前フランスは騎兵隊が強い国として知られていました。ナポレオンが騎兵を使うのが上手だったからですね。

『坂の上の雲』の主役・秋山大将は騎兵隊の司令官でしたが、その留学先もフランスでした。

秋山大将は桜鍋を食べたんでしょうか・・・

ともあれ、実際問題として、食のタブーに問答は無用です。

アメリカ人の友達が来日して、何か食事を御馳走することになったら、馬肉は絶対に避けないといけません。

皆さんも御注意在れ。

追伸①

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不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

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 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.078日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

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シェアステーキ

「シェアステーキ」という名前にしました。

精肉売店でバレンタインデーや毎月22日の「夫婦の日」に売る予定の、厚みが通常の2倍のステーキ用肉のことです。

え? 「シェア」なんて、FBのやり過ぎじゃないのか って?

それは濡れ衣というものです。

名付け親は、私ではなくて部長のHS本ですのでね。

さて、「シェアステーキ」は文字通り、「シェア」していただくことを前提にしています。

短時間でステーキに一気に火を通すことは出来ますが、じっくり温めた時と舌の感触が違いますよね。

また焼いた後の冷め方も、じっくり温めた方がゆっくりだと思います。

じっくり温めて、仲良く切り分ける・・・

倦怠期の、日頃食事中の会話の少ない皆さんにおススメしたいと思います。

なお、これをお買い上げの方には、ハート型牛脂を差し上げます。是非それを使って脂を敷いていただきたいですね。

結婚記念日とか、奥様の誕生日とか御自分の記念日にこれをお買い上げになりたい方は、事前に電話1本入れて下されば、用意しておきます。

どうぞ、御利用を。

追伸①

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世界農業遺産

最近熊本県が新聞まるまる一面を使って「くまもとあか牛」の広告をしていました。

知事と柔道の山下選手が出ていて、結構目立つ広告です。

その「くまもとあか牛」という牛は、和牛4種の内の1種「褐毛牛」ですので、「ちんや」をはじめとしたすき焼き店のほとんどが使う「黒毛和牛」とは別の種類です。飼育頭数も少なく、畜産の方面ではマイナーと申せましょう。

肉が霜降りに成りにくいので、これまで市場で高値がつきませんでしたが、育て方によっては肉の中のアミノ酸を増やせるとかいう話しで、熊本県だけが力を入れてブランド化しようとしているのです。

その「あか牛」のことをここで書いても、まあ、良いのですが、「ちんや」で扱っていると誤解されると困るので、やめておきます。食べたい方は「銀座スエヒロ」さんにいらして下さい。

それよりも、私はこの記事の中で「!」という発見をしました。

阿蘇の農業を、「世界農業遺産」に登録することを目指している、という一文です。

お恥ずかしいことながら、私は知りませんでした、「世界農業遺産」。

調べましたら、最近佐渡と能登が指定されていた、というではありませんか。

ご存知だった読者さんもいるかもしれませんが、受け売りしますと、

「世界農業遺産」とは、国際連合食糧農業機関が認定しているもので、正解なプロジェクト名は「Globally Important Agricultural
Heritage Systems」。

略称は、頭文字を取って「GIAHS(ジアス)」で、「世界農業遺産」は愛称なのだそうですが、その方が分かりやすいことは分かりやすいので、まあ、それも良いでしょう。

認定の趣旨は、どちらかと言うと、途上国に向けた支援策の意味合いがあるようで、これまで認定されて来たのは、フィリピン・イフガオの棚田とかマサイの牧畜とかです。

しかし先進国でも、伝統的農法や生物多様性を守る試みは認定してくれるようで、それが佐渡と能登です。他の先進国からはまだ登録が無いようです。

思えば、日本の畜産業は「スーパー種牛」を選別し、それによって取引相場を上げることばかりに目を奪われてきました。

その結果、黒毛和牛の雌の相当割合がDNA的に似ている、つまり「アタシもカノジョも、みんなプリンセス」みたいな状況に接近していることは、私のような、それを売っている立場でもマズいと思わざるを得ません。

生物多様性を守る試みは、むしろ先進国で、経済合理性と戦わないといけませんから、厳しい戦いに成ります。それが「世界農業遺産」に認定されるのなら、実に結構と思います。

今後の経過に注目しましょう。

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皆様も、是非御参加下さい!

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珈琲力

最近「スタバ」以外でコーヒーを飲みましたか?

「人々の心を豊かで活力のあるものにするために」というハワード・シュルツの経営理念はあまりにも有名ですし、「スタバ」のアルバイトのお姐さん達は皆明るくて愛嬌が良く、ルックスも揃えていますし、それにコーヒーそのものも、なかなか上出来なので、「スタバ」を使ってしまう気持ちは分かります。

でも、「スタバ」って、やっぱり現代アメリカのものですから、市松の寂しさイヤ一抹の寂しさがありますね。

そんなことを思っていましたら、岐阜市が「珈琲・喫茶店文化」を発信するための取組みを始めた、と聞き「へええ~」と思いました。

岐阜県珈琲文化研究会のサイトによりますと、岐阜県の「珈琲力」は、

・喫茶消費額全国1位

・喫茶店数2位

・珈琲の漢字は岐阜県大垣市出身の蘭学者・宇田川榕菴(うだがわ ようあん)が作った。

・多様なモーニングサービスがある。

・豊富な美味しい水源の宝庫。

・岐阜県庁は、自治体として初めて珈琲を県産品として認めた。

と、いうことで、岐阜県は「うどん県」ならぬ「珈琲県」と言えるのだそうな。「へええ~」ですよね。

市は、この魅力を「地域資源」と捉え、観光誘客や販路拡大につなげたい考えです。

「珈琲・喫茶店文化」をテーマに地域振興活動を行う団体・グループ等」と認定されると、活動のPRを行う場を市が提供してくれたり、情報発信を市が行ってくれたりするとか。

私は、この岐阜の取組に注目したいと思います。

個人経営の喫茶店が利便性では「スタバ」に敵わないという状況ですが、それでは個人経営の喫茶店がなくなっても良いかと言うと、勿論そんなことはありませんね。多様性が失われてしまいます。

営業規模は小さくても、一杯の珈琲に何らか付加価値を付けて⇒「文化」と言っても良いレベルにまでもって行ければ素晴らしいのですが、果たしてどうなりましょうか。

ここで唐突に風呂敷を広げますが、「多様性」は私が仕事をする中での重要なテーマです。

便利な一社・安い一社だけが生き残っている国になんて、住みたくありません、絶対に。

色んなすき焼き、色んな珈琲があった方が良いのです。

しかし、便利でなく値段も高めのモノを売るのは難しいものです。脳味噌を搾って付加価値を付けないといけません。

そして、その為には狭い地域に同業者を集積させて、創意工夫の競争をさせる、という方法が有効です。

岐阜では「清流珈琲」をテーマにした商品開発をしたりしているようです。

注目しましょう。

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

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 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.073日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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うなりくん

浅草の鰻の名店「小柳」さんが、しばらく営業をお休みすることになりました。耐震性の高い店舗に建て替える為です。

建国記念日をもって営業をいったん休止ということでしたので、その直前の立春の日に「浅草うまいもの会」の新年会を「小柳」さんで開くことになりました。

当然その夜は、有終の美を飾るべく気合いを込めた御料理の数々を頂戴しました。

やがて宴もハネて、感涙の面持ちの女将・若女将に見送られて一同店を去りました。名残り惜しい、とは当にこのことです。

年末に営業再開予定とのこと。新築工事の御安全を、心より祈念いたします。

さて、うまいもの会の新年会の余興と言えば、私が作るクイズです。吉例により、今年も「うなぎクイズ」を開催させていただきました。

勉強になって楽しいですので、皆さんもトライしてみて下さいね。

<吉例「うなぎクイズ」浅草うまいもの会新年会@「小柳」さん旧店舗2013.2.4>

(1) まずは簡単な問題です。土用の丑の日と言えば、鰻屋さんの繁忙期ですが、この日にうなぎを食べることを推奨した、江戸時代の人と言えば誰でしょう。簡単ですねえ。3秒以内にお答え下さい。

①貝原益軒(かいばら えきけん) ②平賀源内 ③本居宣長(もとおり のりなが)

*はい、皆さん、このクイズは一応新年会の余興ですのでね、無言で回答カードを揚げるのはやめましょうね。イチっ!とか ニー!とか叫んで下さいね。声がデカい方を正解にする場合もありますから(笑い)よろしくお願いしますよ。はい、次の問題に行きます。

(2)うなぎの調理法に関する問題です。武士の町・江戸では腹開きは切腹を連想させるので、うなぎを背開きにし、一方町人の町・大阪では腹開きは「腹を割って話す」につながるということで腹開きにいたしますが、さて、その開き方の東西の境界線は、どこでしょう。

①  天竜川 ②木曽川 ③箱根山地

(3)うなぎの生態に関する問題です。最近東京大学海洋研究所が、ニホンウナギの産卵場所を突きとめることに、ついに成功しましたが、その産卵場所は、ずばり、どこでしょう。

① アリューシャン列島 ②マリアナ諸島 ③尖閣諸島

(4)世界のうなぎ料理に関する問題です。日本で「うなぎパイ」と言えば、浜松市で作られている「うなぎパウダー」入りの菓子パイが有名ですが、世界には全く異なるうなぎパイがあります。ぶつ切りにしたウナギをパイ生地に入れて焼き上げた、本物のうなぎパイを食べているのは、さて、どこの街の人々でしょう。

① サンクト・ぺテルブルグ ②ロンドン ③サイゴン

(5)食のタブーに関する問題です。世界各地の宗教には、それぞれ独特の戒律がありますが、「鱗の無い魚は食べてはいけない」という戒律があり、したがって鱗が目立たない鰻を食べることがタブーとされている宗教は、何教でしょう。

① モルモン教 ②ヒンズー教 ③ユダヤ教

(6)和歌に関する問題です。現存する最古の和歌集と言えば『万葉集』ですが、その『万葉集』の中で、歌を読み上げますが、「石麻呂に吾(あれ)もの申す夏痩せに良しと言ふ物ぞ むなぎ取り食せ(めせ)」と詠んだ歌人は誰でしょう。

① 大伴家持 ②坂上田村麻呂 ③大海人皇子(おおあまのみこ)

(7)漫画の問題です。「イヌのくせに『泥棒ねこ』だった」父イヌが、盗みに入った魚屋で母ウナギを見初め、そのまま駆け落ちして生まれたキャラクターと言えば「ウナギイヌ」ですが、その「ウナギイヌ」を考え出汁たイヤ考え出した漫画家と言えば誰でしょう。

①水木しげる ②赤塚不二夫 ③石ノ森章太郎

(8)最後です。これは難しいなあ。ゆるキャラに関する問題です。「彦にゃん」と言えば、猫を使った滋賀県彦根市のキャラクターですが、「うなりくん」と言えば、うなぎを使った、どこの街のキャラクターでしょう。わからないでしょうけどね、3秒以内にお答え下さい。

①  宮城県鳴子温泉 ②千葉県成田市 ③千葉県成東町(なるとうまち)

<正解>

1-2、2-1、3-2、4-2、5-3、6-1、7-2、8-2

ところで、この「うなりくん」というのはシュールです、かなり。

可愛くて青いうなぎの体に主翼と尾翼が生えており、足も生えているのです。

成田だから⇒うなぎとジェット機という、あまりのシンプルさに驚愕です。「ウナギイヌ」以来の衝撃力と申せましょう。

皆さんも一度ネットで画像をご覧ください「成田市特別観光大使」でもあるそうですし。

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.071日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。