続シンボルカラー

小豆色を弊店のシンボルカラーにする件を、8/26の弊ブログにUPしました。

そうしましたら、すごかったです、反響が。

FBで多数の「すごいね」「超いいね」をいただきました。そしてコメントも。

CI決定までの模範解答の様な一文です。最後に白抜き文字まで配慮される辺りまでお見事です。

CIは企業理念や企業価値の定義等も含まれるので、BI(ブランドアイデンティティ)やVI(ビジュアルアイデンティティ)も内包されます。なので、まさに正論です。

・「色」はまさにそのシンボルになります。住吉さんが自信を持って選ばれた色、大切にして行ってください。「ちんやの小豆色」きっと定着シンボリックカラーになると思います!

CIと肉の品質訴求を兼ねてカラー選定されるというのは素晴らしいことですね。

・旨そう♪流石ですね。

・流石!!

皆様、ありがとうございました。

でも微妙にニュアンスが違うなあ、と思うところもあったりしまして、それは、この件が肉屋の心の叫びだということです。旨い肉はピンク色じゃないんだーーー!ということを私は叫びたいのです。

たしかに、これは間違いなくCIではあるのですけど、大手さんみたいに余裕しゃくしゃくで、カッコつけてCIしているのではないだよね、と思ったりしてしまいました。

そして中には、こんなコメントも

・三田というよりW大学のイメージカラー?

う、たしかに、そうかも。

間違われないようにしないと。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.746日連続更新を達成しました。

 

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遠き海原

「伊場仙」の十四代目・吉田誠男さんが本を出されました。題して、

『遠き海原~世界都市「江戸」誕生の物語』。

「伊場仙」さんは創業425年という、とんでもなく長い歴史を誇る老舗さんで、日本橋で扇子とうちわを商っておられます。

その初代・伊場屋勘左衛門は岡崎の出で、家康と共に江戸へ入って来たと伝えられています。が、それ以上の細かい話しは伝わっていないそうな。遥か昔ですからねえ。

で、どうせ史実が不明瞭なら小説にしてしまえ!

というのが、この御本です。店の主が、先祖のことを小説にしたという、大変面白・珍しい事例が、これなのです。

さてさて、勘左衛門が江戸へ来たのは、当時未だ湿地帯だった江戸を天下第一の都市にするためでした。そして、その治水技術をオランダに求めたことで、勘左衛門はオランダと敵対していたスペイン・ポルトガルを敵に回すことになる・・・

というのが、この御本の筋書きです。

NHKアナウンサーで歴史通の松平定知さんも推薦文を寄せて、「ストーリー展開に目を見はった」と絶賛しておられます。

是非、ご購読を。

単行本。ハンカチーフ・ブックス

ISBN-10: 4908609071

ISBN-13: 978-4908609077

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.745日連続更新を達成しました。

 

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加古川ギュッとメシ

弊社登録商標のハート型牛脂の名前『牛ゅっとハート』(登録第5599742号)をパクったネーミング、いや、インスパイアされたネーミングだと思いますが、まあ、文句を言うほどではないのかなあと思います。

「パクった」とは「加古川ギュッとメシ」のことです。

「加古川ギュッとメシ」は「食による観光振興を目指し、加古川市などがかつめしに続くご当地グルメとして研究し、2月に完成。みそベースのたれに漬け込んだ牛肉を使い、各店舗が独自のメニューを作り上げた。「地元愛やおもてなしの心をギュッ(牛)と詰めた」との思いから名付けられた。」そうです。

みそベースのたれに漬け込んだ牛肉を使うことが「決まり」なんだとか。

神戸新聞さんが伝えるところでは、

「新たに加わった日本酒バル「馬馬家」(加古川町寺家町)の「ギュッと味噌すき丼」(1620円)は、牛肉を煮込んですき焼きにし、ご飯にのせた丼。根本健一店長は「肉は(地元で作られた)『高松味噌』に一晩漬け込む。みそ味のすき焼きは珍しく、喜んでもらえるはず」と語った。」

「ポレポレカフェ(加古川町友沢)の「牛すじギュッとピラフ」(950円)は、志方牛のすじ肉を使ったピラフ。しのべクラブ(別府町新野辺)の「牛っと彩り丼」(500円)は、ご飯に牛肉や錦糸卵、刻みノリをのせた三色丼。加古川プラザホテル・リヴィエール(加古川町溝之口)の「ギュッとライス 辛味噌マヨネーズ添え」(1080円)は、炒めた牛肉をご飯にのせ、韓国の調味料などから作る特製たれを掛けた。」

私は行けるかどうか分かりませんので、お近くの方、情報下さったら嬉しいです。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.744日連続更新を達成しました。

 

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始業式

東京は40年ぶりの冷夏でした。

その40年前を私は良く覚えています。その夏クラスで私だけが、真っ黒に焼けていたからです。

浅草小学校の6年生だった私は、慶應中等部を目指して、夏休み中もガリ勉・塾通いに勤しんでいました。その私が91日の始業式で一人だけ黒かったのは、8月の末に二日間だけ晴れの日があったからです。さんざん勉強したので、少しは休みらしいこともしようかと泳ぎに行った、その日だけが晴れたのです。

一方クラスメートたちは、私立を目指す子は少なく、さんざん遊んだのでそろそろ宿題をやらねばと思った、丁度その日だけが晴れたのです。

で、始業式で私だけが黒く、他の子達は白かったのです。驚かれたのは、言うまでもありません。

以来自分の主催行事の日は、どうも、天気に恵まれて来たような気がします。在り難いことです。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.743日連続更新を達成しました。

 

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心のふるさと

「八芳園」さんの、創業75年を記念した改装工事が完了し、新装お披露目会が開かれましたので、参加してきました。

今回「八芳園」さんが掲げておられる「日本人には心のふるさとを、外国の方には日本文化を」

というビジョンの前者は、

結婚式を挙げたカップルに、七五三・就職祝い・銀婚式・金婚式などでリピート利用してもらおう、という考え方、

そして後者は、2020を控えた新しい展開だろうな、

と私は考えたのですが、

良く聞きましたら、「日本人には心のふるさとを、外国の方には日本文化を」というのは創業者・長谷敏司氏の「思い」だったのだそうです。

戦後まだすぐの1950年のことですから、先見の明があったと申せましょう。

お披露目会は官公庁・業界関係・プレスの方々で大変盛況でした。

新装誠にお芽出とうございました。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.742日連続更新を達成しました。

 

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言い訳

人は上手い言い訳を考えるものです。

上手い言い訳を考える為に、人は、その才能を消費している、とさえ言えます。

Mottai-nai!

その才能が違う方面に向かうよう、微力ながら力を尽くさねばと思う、今日この頃です。

追伸1

雑誌「dancyu」2017年8月号の「美味東京」特集に、「ちんや亭」の「適サシ肉」の「ちょい食べ」が採り上げられました。ありがとうございます。

<「適サシ肉宣言」関連の、これまでのメデイア掲載は以下↓の通りでした>

「文春オンライン」2月8日より掲載中

日本テレビ「スッキリ!!」2月9日放送済み

TBSテレビ「白熱ライブビビット」2月10日放送済み

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」2月10日16時50分放送済み

東京新聞(特報面)2月12日掲載済み

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」2月12日10時放送済み

HBC 北海道放送「今日ドキッ!」2月15日15時44分放送済み

「肉メディア.com」(インターネット)2月15日掲載済み、文:松浦達也様

TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」2月16日7時35分放送済み

産経新聞(生活面)2月21日掲載済み

日刊ゲンダイ2月24日掲載済み

「おとなの週末」(雑誌、講談社)2017年3月号掲載済み

FMえどがわ(84.3MHz)3月2日放送済み

読売テレビ「そこまで言って委員会」3月12日放送済み

テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」3月25日朝6時放送済み

TBSテレビ「ぴったんこカン☆カン」3月31日19時56分放送済み

「ワインホワット!?」(ワイン専門誌)2017年5月号掲載済み

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」4月13日20時15分放送

ブーストマガジン(インターネット)5月12日(前編)、19日(後編)掲載中

テレビ東京「和風総本家」5月18日放送済み

「婦人画報」(雑誌)2017年7月号「世界が恋するWASHOKU」特集

「健康保険」(健康保険組合連合会発行)2017年6月号、文:山本謙治様

「dancyu」2017年8月号、「美味東京」特集

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.741日連続更新を達成しました。

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ポテサラのリンゴはアリかナシか?

ネットで「ポテサラのリンゴはアリかナシか?」

という記事を発見しました。

この論争のきっかけは、20157月にカルビーから期間限定で発売された商品

“サッポロポテトつぶつぶベジタブルポテトサラダ味リンゴ入り”だったそうです。

この商品が生まれた経緯をカルビーに尋ねたところ「この案を応募した京都の小学校の給食のポテサラには、リンゴが入っているそうです」と回答したとか。

この文のライターの澁川祐子さんが調査したところでは、リンゴ入りは洋食店でなく、給食や家庭料理として広まったと思われ、洋食店の代表「資生堂パーラー」さんは「ずっとレシピは変えていませんが、リンゴは昔から入れてないですね」と。

この記事で面白かったのは、

「大好き」という肯定派と「許せない」という否定派で意見が二極化したという点です。

否定派は、

「甘いのとしょっぱいのとで混乱する」(24歳・女性)

「食感」でも意見が割れていて、ホクホクのじゃがいもにシャリシャリのリンゴが混ざっているのを「アクセント」ととる人もいれば、「違和感」ととる人もいるとか。

うーん、勝手なことを言うもんですな。

私が注目したのは、年齢との関係。

「ある頃から、甘味と酸味が共存するのも悪くないかもと思うようになった」(52歳・女性)

「年を重ねて味覚が変化したり、許容範囲が広がったりしておいしく感じるようになった」との声も。

では、すき焼きの溶き卵にヨーグルトはアリかナシか?

追伸1

雑誌「dancyu」2017年8月号の「美味東京」特集に、「ちんや亭」の「適サシ肉」の「ちょい食べ」が採り上げられました。

ありがとうございます。

 

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.740日連続更新を達成しました。

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夏例会

東都のれん会「東若会」の夏例会を開催しました。

会場は「駒形どぜう」さん。

そう、今年一年=私が幹事長の間、例会場は浅草と決まっているのです。

会員で「駒形どぜう」七代目・渡辺隆史さんのミニ講話「どぜうの七不思議」を拝聴したのち、江戸の名物・どぜう鍋を、心ゆくまでご堪能致しました。ついでに申しますと、どぜう汁に使う味噌は東都のれん会会員「ちくま味噌」さんのもの。またお酒はやはり会員「豊島屋」さんの「金婚」でした。合わせて皆さんにお楽しみいただきました。

この「東若会」の例会は、これまでスーツ・ネクタイ姿で開催して来ましたが、今回は暑中の会合ですから、「カジュアル例会」と銘打って開催しました。

「カジュアルと言われても、仕事の日だからスーツを着ていて、着替えるヒマがないよ!」という方には、もちろんその格好でお越しいただき、お店に着いたら、スーツを脱ぎ、ネクタイを外して、どぜう鍋を楽しみました。

そして、二次会は向島♡

楽しかったですね。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.739日連続更新を達成しました。

 

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みやげ

最近出張のたびに店のスタッフ全員に土産を買うようにしてきました。

そうしたら今夏逆に、休み明けに私に土産を買って来てくれるようになりました。

これは、かなり嬉しいですね。

今年の夏も、もう少し。

皆さま、残暑見舞い申し上げます。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.738日連続更新を達成しました。

 

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イメージ・カラー

「ちんや」のイメージ・カラーを決定しました。

「小豆色」です。

今後、各種の印刷物、包装資材、グッズ、ユニフォームなどを作る際に使用して行きます。

くわしく申しますと、その色は金赤を50.9%、紅を41.1%、墨を8.0%の割合で配合した色です。実際に良く見たい方は大日本インキさんの「DICカラーガイド情報検索」というサイトで、DIC-234と入力してみて下さい。

「イメージ・カラーを決定しました」と聞いて、

なんだ、街場のすき焼き屋のくせに、大企業の猿マネしてCIやってるのか・・・

と思った方がおいでと思いますが、弊社のイメージ・カラーはイメージ・カラーだけの意味にとどまりません。同時に旨い肉を選ぶ時の尺度でもあるのです。

かねて私は、

小豆色の肉が旨い

と言ってまいりました。

小豆色の肉は、肉食の経験が浅い方にとっては、

なんか、鮮度が悪そうな感じだなあ・・・

と思ってしまうような色ですが、それは当然です。

肉は、そもそも熟成食品であって、生鮮食品ではないからです。スーパーなどでは「生鮮3品」というカテゴリーに入れられていますが、あの分類がおかしいのであって、肉は熟成食品です。味噌や納豆に近い食品です。それで小豆色の肉が旨いのです。

DICカラーガイド情報検索」で色見本を取り出して、それを頼りに肉を探すのも、一つの方法としてよろしかろうと思います。

逆に金赤の肉や、ピンク色の肉は旨くないことの証しです。

熟成させてないか、肥育期間が短いと、そういう色に成るからです。

熟成させてなければ旨味が乏しく、肥育期間が短ければ脂融けが悪くて食べた後モタレます。

「ちんや」の「小豆色」

それはイメージ・カラーだけじゃないイメージ・カラーです。

なお、このイメージ・カラーに、白抜きで文字を印刷する場合は、真っ白ではなく、

DIC-C164」という薄いベージュ色を使います。それが質の良い=融けの良い脂の色だからです。あわせてご注目下さいませ。

 

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.737日連続更新を達成しました。

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