イメージ・カラー
「ちんや」のイメージ・カラーを決定しました。
「小豆色」です。
今後、各種の印刷物、包装資材、グッズ、ユニフォームなどを作る際に使用して行きます。
くわしく申しますと、その色は金赤を50.9%、紅を41.1%、墨を8.0%の割合で配合した色です。実際に良く見たい方は大日本インキさんの「DICカラーガイド情報検索」というサイトで、DIC-234と入力してみて下さい。
「イメージ・カラーを決定しました」と聞いて、
なんだ、街場のすき焼き屋のくせに、大企業の猿マネしてCIやってるのか・・・
と思った方がおいでと思いますが、弊社のイメージ・カラーはイメージ・カラーだけの意味にとどまりません。同時に旨い肉を選ぶ時の尺度でもあるのです。
かねて私は、
小豆色の肉が旨い
と言ってまいりました。
小豆色の肉は、肉食の経験が浅い方にとっては、
なんか、鮮度が悪そうな感じだなあ・・・
と思ってしまうような色ですが、それは当然です。
肉は、そもそも熟成食品であって、生鮮食品ではないからです。スーパーなどでは「生鮮3品」というカテゴリーに入れられていますが、あの分類がおかしいのであって、肉は熟成食品です。味噌や納豆に近い食品です。それで小豆色の肉が旨いのです。
「DICカラーガイド情報検索」で色見本を取り出して、それを頼りに肉を探すのも、一つの方法としてよろしかろうと思います。
逆に金赤の肉や、ピンク色の肉は旨くないことの証しです。
熟成させてないか、肥育期間が短いと、そういう色に成るからです。
熟成させてなければ旨味が乏しく、肥育期間が短ければ脂融けが悪くて食べた後モタレます。
「ちんや」の「小豆色」
それはイメージ・カラーだけじゃないイメージ・カラーです。
なお、このイメージ・カラーに、白抜きで文字を印刷する場合は、真っ白ではなく、
「DIC-C164」という薄いベージュ色を使います。それが質の良い=融けの良い脂の色だからです。あわせてご注目下さいませ。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.737日連続更新を達成しました。
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