回転寿司文化

「客テロ動画」が拡散して、大手回転寿司チェーンの株価が暴落、ピンチに陥っているそうです。これを受けて芸能人などから、

日本の回転寿司文化を護れ!

という声があがっているそうです。

日本の回転しない寿司文化を護るべきだ!

と思っていた私は意外に感じました。

が、調べてみましたら、回転寿司には結構長い歴史がありました。既に1958年から営業していて、その時10歳だったお子さんは今や75歳。

子供の頃から回転寿司、という方が大勢いておかしくないです。

回転寿司は、当初は開発した会社だけが独占していましたが、1978年には権利が切れて、多くの企業が参入、今では回転しない寿司を圧倒しています。

その攻勢に押されて、回転しない方は高級化してしまい、気軽に行けなくなりましたから、回転しない方より回転する方が馴染みだという人は多いでしょう。

結局、既に三世代の日本人が親しんでいる食事の様式を、

そんなのは文化ではない

という方が難しくなりつつあるようです。とほほ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.727日目の投稿でした。

Filed under: ぼやき部屋,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 10:53 AM  Comments (0)