オンライン講演会

昨日の弊ブログに書いた私の講演会はオンライン講演会でした。

ZOOMを使い、自宅でパソコンに向かって話します。

どうも、テンション上がりません。

インフルエンサーなら「配信部屋」があるのでしょうが、ウチのパソコンの周りには日常の生活道具が置き放しですから、気分が切り替わりません。

冒頭の挨拶で

本日は月初の月曜日のお忙しい時間にお集りいただきまして・・・

と言いましたが、集まってないですよね。皆さん、ご自宅です。

中小企業診断士の皆さんは寒がりだから、リアル講演会をしないんですかねえ!

とジョークを言ってみましたが、笑い声は聞こえません。皆さん、マイクは切るように指示されてますからね。

オンライン講演会は時間をかけて会場に行かなくて良いから、たしかに便利ですね。参加者の時間が節約できます。

たぶんリアルでやるより参加者は増えるのだろうと思います。

今後ますます増えるでしょうけど。

うーん。

幹事の方4~5人でも良いから、リアルに集まっていただいて、ハイブリッド形式にしたらベターと私は思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.729日目の投稿でした。

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事業承継支援

東京都中小企業診断士協会の「事業承継支援コンサルティング研究会」で講演をさせていただきました。

演題は、日本のすき焼き文化

では勿論なく、

すき焼き「ちんや」元・六代目の事業承継赤裸々ばなし

でした。

皆様ご存じの通り、「ちんや」は2021年8月に「WDI」社への事業継承を決めた後、一時閉店、22年3月に現在地に移転して再開しております。

元々身内に後継者がなく、店舗ビルの老朽化が酷かった為、私は二つの問題を自身の55歳(2020年)を目途に決着させようと考えていました。そこへコロナ禍が来て、話しは一気に進捗、資産のうち不動産は不動産会社に売却、営業権は大手外食のWDI」社に譲渡しました。

「WDI」社は海外他社ブランドを日本に導入する実績のある会社で、元のノウハウやストーリーを大切にする社風なので、スムーズに移行。スタッフも多数が移籍しました。

事業継承後まだ1年経過していませんが、このところの旅行ブームの追い風もあり、業績は順調です。

この件は当初Yahoo!のヘッドラインにも載って話題になり、22年9月には日本経済新聞に私のインタビュー記事が掲載されました。それを読んだ診断士の知人が連絡をくれた、といういう流れです。

そもそも店のノウハウ(「ちんや」の場合「適サシ肉」)やストーリーが活き続けることが事業承継で肝要(経営者のDNAは「二の次」)と私は考えます。これはレアケースであるものの、今後の大事業承継時代においてご参考になる部分も多少はあると存じます。

今や事業継承の経験者となりましたから、今後の案件にも、たぶんお手伝いが出来るかと思っています。

 「事業継承に悩んでいる方とメシを食ってさしあげるサービス」程度ですけどね(笑)

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.728日目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 11:00 AM  Comments (0)

回転寿司文化

「客テロ動画」が拡散して、大手回転寿司チェーンの株価が暴落、ピンチに陥っているそうです。これを受けて芸能人などから、

日本の回転寿司文化を護れ!

という声があがっているそうです。

日本の回転しない寿司文化を護るべきだ!

と思っていた私は意外に感じました。

が、調べてみましたら、回転寿司には結構長い歴史がありました。既に1958年から営業していて、その時10歳だったお子さんは今や75歳。

子供の頃から回転寿司、という方が大勢いておかしくないです。

回転寿司は、当初は開発した会社だけが独占していましたが、1978年には権利が切れて、多くの企業が参入、今では回転しない寿司を圧倒しています。

その攻勢に押されて、回転しない方は高級化してしまい、気軽に行けなくなりましたから、回転しない方より回転する方が馴染みだという人は多いでしょう。

結局、既に三世代の日本人が親しんでいる食事の様式を、

そんなのは文化ではない

という方が難しくなりつつあるようです。とほほ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.727日目の投稿でした。

Filed under: ぼやき部屋,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 10:53 AM  Comments (0)

寒さの底

節分の日に浅草寺では、寒さの中林家正蔵さん、三平さんが出演して豆まきが行われました。私は見に行けませんでしたが、豆の量が控えめだったと言っている人もいました。

2月は1月から一転して地味な月です。ハレの日、ケの日という意味では、ケの月と言っても良いかもしれません。なんとなく、すき焼きに行こう!という気分にならない月かもしれません。

が、

寒さの底は食材が美味しくなる季節でもあります。

生き物が寒さに耐えるために生命力を発揮する時期だから美味しいんですよね。特に卵。

卵を食べにすき焼き店に行くというのも「あり」だと思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.726日目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 3:47 PM  Comments (0)

都市伝説

2月のある日Twitterでまわっていたのですが、

「すき焼きの肉とこんにゃくは 隣同士にしない こんにゃくに含まれている石灰分には、肉を固くしたり、色を悪くしたりする性質があるから気を付けて♪ 肉とこんにゃくはくっつけないで、間に野菜や豆腐をはさむといいよ★」

→この都市伝説は科学的には、もう否定されたんですけどね。

2017年に日本こんにゃく協会が実験を行いました。

国産とアメリカ産の牛肩ロース肉を、それぞれ「しらたきなし」「水洗いしらたきあり」「下ゆでして水洗いしたしらたき入り」で茹でて硬さを比較したところ、

したたきの有無による肉の硬さへの影響はみられない、という結果になったそうです。

そもそも牛肉が硬くなる理由はしらたきに含まれるカルシウムにある、とされていました。

しらたきもこんにゃくも、粉末状にしたこんにゃく芋を水に溶かして作りますが、凝固させるために凝固剤として水酸化カルシウムを加えています。

そのカルシウムが鍋の中で溶け出して、牛肉が硬くなると考えられていたのです。

が、その量は、実際に影響が出るほど多くはないんです。

豆腐も、やはり固めるためにカルシウムを使いますが、しらたきの倍量入っていますから、しらたきが×なら豆腐も×になってしまいますよ。

それに、すき焼き専門店では、しらたきを一回下茹でして、カルシウム量を減らしています。問題ないと思います。

ご家庭でやる時に、パックをそのまま食卓に持ち込んでいる方がいますけど、パックの中の、しらたきが浸かっている水にはカルシウムがありますね。パックから直に鍋に、は止めておきましょう。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.725日目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 11:00 AM  Comments (0)

節分

節分の食べ物としては豆、いわしなどの行事食がありましたが、

2000年代以降急速に「恵方巻」が広まり、その他の習慣を圧倒したように見えます。今や全国で、

今年の恵方は・・・

とやっています。

1990年代にセブンイレブンさんが始めたキャンペーンが効いたということですが、既に伝統食だと思っている人もおいでのようです。

特定の日と特定の食品を結びつける売り方は、

丑の日の鰻とか

クリスマスのケーキとか

バレンタインのチョコとか

フードロスにつながり易いので、私は参加しないことにしています。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.724日目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 7:00 AM  Comments (0)

乾燥注意報

寒さは大敵ですが、乾燥も大敵ですね。

先日栃木県の渡良瀬遊水地では下草が燃えて9時間も延焼し続けたとか。

江戸の三大大火は、皆この季節です。

明暦の大火(「振袖火事」)=明暦3年1月18日

明和の大火=明和9年2月29日

文化の大火=文化3年3月4日

現代では火事で大勢が亡くなることはないですが、乾燥は体に良くないですね。特にご高齢の方には。

お身内にお年寄りがいる方は、こまめにお茶を飲むように言ってあげてはいかがでしょうか。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.723日目の投稿でした。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

No goodな人

最近の海外からの予約者リストで頻繁に見かけるのが、

Ngさま

No goodな人では、まさかないだろうと思うのですが、どういう人なんでしょう?調べてみましたら、

読み方は「ン」

漢字は「呉」

だそうです。

「ン」と読むのは広東語で、北京では「ウェイ」と読むそうです。

「呉」なら三国志を読んだ人には親しみがありますね。

漢字で予約してくれた方が良いのにね。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.722日目の投稿でした。

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