江戸料理

日本橋「とよだ」さんをお訪ねしました。

「とよだ」さんがこの地に店を構えたのは幕末文久の頃と伝えられます。

初代の店は「店」というより寿司屋の屋台。日本橋には魚河岸が在りましたからね。

やがて寿司だけでなく、天ぷらなども扱う、庶民相手の食堂に。さらに仕出し料理をはじめると周辺の商店から注文が相次ぎ繁盛店になったとか。

今は、四代目・橋本敬氏、五代目・橋本亨氏と継承されて、ご繁盛です。

江戸料理を堪能できるお店と思います。

御馳走様でした。

 

追伸

朝日新聞の3/3の朝刊に載せていただきました。

別刷りの「be」の方だったので見逃した方もおいでかもしれませんが、9面「続・元気のひけつ」に載っていました。

文は竹野内崇宏記者でした。ありがとうございました。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.927連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

 

 

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HOTERES2018

 

本日よりHOTERES JAPANこと国際ホテル・レストラン・ショーが東京ビッグサイトで開催されます。

HOTERES JAPANは、ホテル・旅館・観光といったホスピタリティとフードサービス向けの商談会で、規模は日本最大です。

800社の企業が出店し、100以上のセミナーを聞くこともできます。

実は私も、この展示会の「企画委員」として参画してきましたが、この企画委員会が、結構、恐怖の委員会なのです。

企画内容についての資料が配布され、それについて意見を言うよう委員長先生(=帝国ホテルの会長さん)から当てられるのです。

今年も無事開催されて結構なことと思います。

関係ある方、是非お出かけ下さい。会期は23日までです。

追伸

インターネットのぐるめ情報サイト「途中めし」にお採り上げいただきました。文は『孤独のグルメ』で有名な久住昌之先生です。ありがとうございました。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.915日連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

 

 

 

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猪鍋

「料飲三田会」の2018年新春例会を開催しました。

私が会長になりまして、4回目の企画です。本年度前半は山ノ手っぽい例会が続きましたが、今回の担当は向島「きよし」の女将です。下町色たっぷりのお料理をお楽しみいただきました。

さて、その、下町色たっぷりの会場とは、両国の「ももんじや」さんです。

「ももんじや」は漢字で書くと「百獣屋」。享保3年(1718年)年のご創業以来十代にわたって、日本が誇るジビエ料理・猪鍋を継承して来られました。猪鍋は牛鍋・すき焼きの源流でもあります。

その猪鍋に合わせて、毎回日本酒を飲むことが実は私の会長としての公約なのですが、今回は「山の料理には山の酒を」ということで、長野県伊那市高遠町のお酒「黒松仙醸」を召し上がっていただきました。

当会会員で㈱仙醸を経営する黒河内さんが当日参加して下さいましたので、直に説明を聞きながら、頂戴しました。

そしてもちろん二次会は・・・

おかげ様で楽しかったです(自分が)

会員の皆様、次回もご期待下さい。

 

追伸

インターネットのぐるめ情報サイト「途中めし」にお採り上げいただきました。文は『孤独のグルメ』で有名な久住昌之先生です。ありがとうございました。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.914日連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

 

 

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台東区・地名書き出しチャレンジ!②

「浅草うまいもの会」の新年会が、「葵丸進」さんでありました。

毎度余興担当の私は、新作のゲーム

台東区・地名書き出しチャレンジ!

を皆さんにお楽しみいただきました。

ゲームの詳細は昨日の弊ブログの通りで、正解は以下の通りです。

浅草うまいもの会では、KバーのK谷さんが某先生の選挙で街宣車に乗り、区内を走り回った経験を活かして優勝しました。

貴女は4分で何個書けましたか?

<台東区・地名書き出しチャレンジ!正解>

あ行(9)

秋葉原(あきはばら)、浅草(あさくさ)、浅草橋(あさくさばし)、池之端(いけのはた)

今戸(いまど)、入谷(いりや)、上野(うえの)、上野公園(うえのこうえん)、上野桜木(うえのさくらぎ)

か行(7)

雷門(かみなりもん)、北上野(きたうえの)、清川(きよかわ)、蔵前(くらまえ)、小島(こじま)、

寿(ことぶき)、駒形(こまがた)

さ行(2)

下谷(したや)、千束(せんぞく)

た行(2)

台東(たいとう)、鳥越(とりごえ)

な行(3)

西浅草(にしあさくさ)、日本堤(にほんづつみ)、根岸(ねぎし)

は行(4)

橋場(はしば)、花川戸(はなかわど)、東浅草(ひがしあさくさ)、東上野(ひがしうえの)

ま行(4)

松が谷(まつがや)、三筋(みすじ)、三ノ輪(みのわ)、元浅草(もとあさくさ)

や行(2)

谷中(やなか)、柳橋(やなぎばし)

ら行(1)

竜泉(りゅうせん)

 

追伸

インターネットのぐるめ情報サイト「途中めし」にお採り上げいただきました。文は『孤独のグルメ』で有名な久住昌之先生です。ありがとうございました。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.913日連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

 

 

 

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台東区・地名書き出しチャレンジ!

「浅草うまいもの会」の新年会が、「葵丸進」さんでありました。

毎度余興担当の私は、新作のゲームを皆さんにお楽しみいただきました。

その新作のゲームとは、

台東区・地名書き出しチャレンジ!

では皆さん、台東区の地名(「浅草」など住居表示に使われているもの)を書き出して下さい。

地名は全部で34あります。

4分以内に書き出して下さい。3分経過した時点で警告音を鳴らします。

平仮名で回答してもOKです。順番は問いません。

ただし住居表示に使われていない地名(例:稲荷町)を書いた場合は、1点減点します。

町会名ではないですよ、住居表示に使われていない地名を書いた場合は、1点減点しますからね。

はい、どうぞ! 

4分以内に何個書き出せるかな?最下位になった人には罰ゲームがあります(笑)

正解は明日の弊ブログにて。

 

追伸

インターネットのぐるめ情報サイト「途中めし」にお採り上げいただきました。文は『孤独のグルメ』で有名な久住昌之先生です。ありがとうございました。

3本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.913日連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

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この辺りでもう一度肉のことを考えてみる会

本日弊店で

「適サシ肉宣言一周年記念 この辺りでもう一度肉のことを考えてみる会」

を開催いたします。

私が「適サシ肉」という言葉を造語し、ブログで「適サシ肉宣言」を致しましたのは、2017115日。初めの内は地道なご支持をいただいておりましたが、28日「文春オンライン」に載せていただいたのをキッカケに、大反響・大拡散となりました。

現在までに、メデイア露出は40数回。また私個人が、各地の商工会議所、ロータリークラブ、飲食関連団体に講演を依頼されるという状況がまだ続いております。

商標権侵害事案まで起きています(笑)

そもそも、この「宣言」は、弊店とお客様の間のミニ・コミュニケーションを目指しただけだったのですが、盛大なマス・コミュニケーションに成ってしまうという、思いもかけない展開となりました。

こうなったら、悪ノリです。宣言一周年を機に、さらなる論争&さらなる騒動を巻き起こてしてやるぞ!!というのが、この会の趣旨です(嘘)

本当は、肉の話しを酒肴に楽しく飲もうという会です。

一部(講演とパネル討論)は一応真面目に。

しかし二部(懇親会)は、もちろん「適サシ肉」で和やかに行きたいと思います。

<第一部=講演とパネル討論>

・この件をブレイクさせた張本人挨拶=「文春オンライン」さん。

・住吉史彦の体験談講演「適サシ肉騒動記」。

<パネル討論>

パネル参加者は豪華です↓

向笠千恵子さん(食文化研究家、「すきや連」旗振り役代表)

松石昌典さん(日本獣医生命科学大学教授、食肉科学研究者)

鶉橋誠一さん(スターゼン㈱相談役)(元社長)

近田康二さん(畜産ジャーナリスト、元「畜産コンサルタント」記者)

(討論内容)

「適サシ肉宣言」を最初に聞いた時の感想

その後各地を回って聞いた感想(業界、一般消費者)

今後の展望

結局、おいしい肉って、どういう肉?

・・・などを住吉史彦が皆さんに聞いて行く。

で、懇親会です。

参加予定の皆様、御期待下さいませ。

 

追伸、「適サシ肉の日」

日本記念日協会さん公認の記念日に成りました。

昨年私が「適サシ肉宣言」をした1月15日です。お見知りおきを。

「記念日制定の由来」は以下の通りです。

「2017年1 月15日に、東京浅草の老舗すき焼き店「ちんや」の六代目当主・住吉史彦が、自店で過剰な霜降肉(A5等級)を使うことを止め、「適サシ肉」すわなち適度な霜降の入った肉だけを使うと宣言した。本件は各種メデイアやインターネットで大きな反響を呼び、「A5信仰が終焉した日」として日本の食肉業界・飲食業界に記憶された。なお「適サシ肉」という言葉は住吉による造語で、株式会社ちんやは後にこの言葉を商標として登録した。」

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.896連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

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享保の会

「享保の会」で弊店で開催していただきました。

「享保の会」は、その名の通り、享保年間(17161735)ご創業の老舗企業さんが、

「約300年にわたり支えてきてくださったお客様・取引先の皆様への感謝と、伝統の次世代への継承に対する思い」

をこめて数ヶ月に一度のペースで企画をしておられる、楽しくも美味しい会です。これまで名店を会場に回を重ねて来られましたが、今回弊店をご指名いただいた次第です。在り難いことです。

主催なさっているのは、

青木酒造さん=銘柄「鶴齢」が有名な、新潟県魚沼の酒蔵さん

竹本油脂さん=「マルホン油」が有名な油脂メーカーさん

島商さん=江戸で有力な油問屋さん

運営協力は「ジャパントラディショナルカルチャーラボ」さんです。

まずもって、酒は「鶴齢」。

そして、料理に「マルホン」を使うこと、という御題がありました。

当然油を使うのは、弊店独自のカレーオイル卵です。島商さんは結構なオリーブオイルもお持ちなのですが、今回は「享保の会」なので、そちらは封印。「マルホン」の「太白」の方で、カレーオイル卵を作り、あとから「焙煎」も客席に回して、お好みで加えていただく、という趣向に致しました。

当日は、寒い日でしたので、土鍋を会場に持ち込んで、「鶴齢」を湯煎で燗。

いやいや、けっこう、飲んじゃったなあ。

うーい、ひっく。

 

追伸、「適サシ肉の日」

日本記念日協会さん公認の記念日に成りました。

昨年私が「適サシ肉宣言」をした1月15日です。お見知りおきを。

「記念日制定の由来」は以下の通りです。

「2017年1 月15日に、東京浅草の老舗すき焼き店「ちんや」の六代目当主・住吉史彦が、自店で過剰な霜降肉(A5等級)を使うことを止め、「適サシ肉」すわなち適度な霜降の入った肉だけを使うと宣言した。本件は各種メデイアやインターネットで大きな反響を呼び、「A5信仰が終焉した日」として日本の食肉業界・飲食業界に記憶された。なお「適サシ肉」という言葉は住吉による造語で、株式会社ちんやは後にこの言葉を商標として登録した。」

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.895連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

食べたり買ったり作ったり

扶桑社さんが運営しているサイト「日本全国お取り寄せ手帖」に、

大木淳夫さんが「食べたり買ったり作ったり~レストランガイド編集長の日常」さんという連載をしておられます。

大木さんは1965年東京生まれ。(同い年ですな)

ぴあ㈱メディア・クリエイティブ局チーフプロデューサーを経て、『東京最高のレストラン』の編集長を2001年の創刊より務めておいでです。

その連載「レストランガイド編集長の日常」に、旧臘のことですが、「ちんや」のことを採り上げて下さいました。

「下町の名店、浅草「ちんや」さん。創業は明治13年。現在の6代目は「適サシ肉宣言」などで注目を集める住吉史彦氏。伝統を守りながらも革新を追求する姿勢が注目を集めている。最近は、すき焼きの生卵に工夫を凝らしていて、味が飽きてしまわないようにと、2個目からヨーグルト入り、カレーオイル入りを選べるようになっている。これが味のアクセントとしてとても楽しい。野菜との相性も抜群。肉の質などトータルで考え抜かれたすき焼きは、食後感がまったく重くない。浅草の友人に聞くと、ハレの日や、大事な会合でよく利用される店とのこと。こういう店がある街はいい。」

弊店以外にも根岸の洋食店「香味屋」さんとか、山ノ手の今時な店ばかりでなく、下町テイストの店も採り上げて下さっていて、在り難いことだと思います。

山ノ手の今時な店は、年末年始お休みですからね、こちらサイドへお越しいただいたら良いと思います。

「ちんや」は2日から謹んで営業させていただきいております。

 

「レストランガイド編集長の日常」は、こちらです。ご覧ください。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.867連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

 

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住吉史彦の十大ニュース2017

お待たせしました!

今年も「住吉史彦の十大ニュース」の時間がやってまいりました。

え? 誰も待っていないって?

そういう声は無視して、どんどん行きましょう。

今日はポイントだけを書きますので、詳しい内容を知りたい方は、アンダーラインのある所をクリックして下さいね。さて、

 

1月 「適サシ肉」宣言を致しました。この件はご存じの通り大拡散。結局およそ40回各種のメデイアにお採り上げいただきました。怒涛の年の、これが始まりでした。

「適サシ肉」は後に商標として登録致しました。(登録第5980224号、登録日:平成29915日)

2月 東都のれん会「東若会」の幹事長に選任されました。

3月 26回「すきや連」を福井市「開花亭」さんにて開催しました。浜町花街の芸者衆にご出演いただき、賑やかでした。

4月 慶應義塾「料飲三田会」の会長に選任されました。

6月 100年経営研究機構さん・ハリウッド大学院大学さんが主催する100年経営アカデミー」で、ゲスト講師として講演をさせていただきました。

6月 浅草料理飲食業組合の副組合長に選任されました。

7月 27回「すきや連」を米沢市「吉亭」(よしてい)さんにて開催しました。自慢の米沢牛は勿論、登録有形文化財の店舗や日本庭園の風情も楽しませていただきました。

10月 米沢商工会議所さんのお招きで講演をさせていただきました。演題は「適サシ肉騒動記」。

11月 28回「すきや連」を仙台市「かとう」さんにて開催しました。今回も全国から50名近くのすき焼き関係者が終結して大盛況でした。

12月 国際観光日本レストラン協会関東支部の納会を「ちんや」で開催しました。私の講演を聞いていただいた後、すき焼きを食べていただきました。

 

いやあ、とにかく今年は「適サシ肉」の件で、怒涛の一年でしたが、

これにて2017年の弊ブログも千秋楽となりました。また、これにて2.864日連続更新を達成しました。3.000日が視野に入ってきましたねえ。

まずは御礼だけを申し上げます。読者の皆様、ご愛読いただき誠にありがとうございました。

2018年もご愛顧を賜りたく、心よりお願い申し上げます。

東西、東〜西〜

万博誘致

最近は外人さん接待というと「鮨」と決まってしまったようで、かつてそのポジションにあった、すき焼きとしては肩身の狭い思いをしております。

が、大阪では事情が違っているようで、2025年大阪万博誘致のキーマン接待は、すき焼きだったそうです。

報道によりますと、

BIE=博覧会国際事務局の幹部が会場予定地の夢洲などを視察しました。「万博に最適な場所」と語り、「さらに機運を高める活動を続けるべきだ」とアドバイスしました。」

4ヵ国が立候補している2025年の万博。各国視察のため、来日中のBIEのケルケンツェス事務局次長は7日、大阪万博の会場予定地の夢洲を視察しました。日本側は、会場予定地が大阪市の中心部から近いこともアピールしました。事務局次長は、「とても美しい場所という印象です。万博を開催するにはパーフェクトだ」と話しました。」

「夕方には道頓堀も訪れ、すき焼きを楽しみました。」(!)

道頓堀ですき焼きと言えば、「すきや連」でご一緒する「はり重」さんです。(店名は報道されていませんでしたが、若旦那に確認したので、本当です。)

「最後は大阪府の松井知事が見送り、4日間の視察が終わりました。」

そうか、「維新の会」はすき焼き推進だったんですねえ。そういう政策は早く表明して欲しかったです。

そういうことなら、この前の選挙で入れたのに。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.843日連続更新を達成しました。 すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。