享保の会
「享保の会」で弊店で開催していただきました。
「享保の会」は、その名の通り、享保年間(1716~1735)ご創業の老舗企業さんが、
「約300年にわたり支えてきてくださったお客様・取引先の皆様への感謝と、伝統の次世代への継承に対する思い」
をこめて数ヶ月に一度のペースで企画をしておられる、楽しくも美味しい会です。これまで名店を会場に回を重ねて来られましたが、今回弊店をご指名いただいた次第です。在り難いことです。
主催なさっているのは、
青木酒造さん=銘柄「鶴齢」が有名な、新潟県魚沼の酒蔵さん
竹本油脂さん=「マルホン油」が有名な油脂メーカーさん
島商さん=江戸で有力な油問屋さん
運営協力は「ジャパントラディショナルカルチャーラボ」さんです。
まずもって、酒は「鶴齢」。
そして、料理に「マルホン」を使うこと、という御題がありました。
当然油を使うのは、弊店独自のカレーオイル卵です。島商さんは結構なオリーブオイルもお持ちなのですが、今回は「享保の会」なので、そちらは封印。「マルホン」の「太白」の方で、カレーオイル卵を作り、あとから「焙煎」も客席に回して、お好みで加えていただく、という趣向に致しました。
当日は、寒い日でしたので、土鍋を会場に持ち込んで、「鶴齢」を湯煎で燗。
いやいや、けっこう、飲んじゃったなあ。
うーい、ひっく。
追伸、「適サシ肉の日」
が日本記念日協会さん公認の記念日に成りました。
昨年私が「適サシ肉宣言」をした1月15日です。お見知りおきを。
「記念日制定の由来」は以下の通りです。
「2017年1 月15日に、東京浅草の老舗すき焼き店「ちんや」の六代目当主・住吉史彦が、自店で過剰な霜降肉(A5等級)を使うことを止め、「適サシ肉」すわなち適度な霜降の入った肉だけを使うと宣言した。本件は各種メデイアやインターネットで大きな反響を呼び、「A5信仰が終焉した日」として日本の食肉業界・飲食業界に記憶された。なお「適サシ肉」という言葉は住吉による造語で、株式会社ちんやは後にこの言葉を商標として登録した。」
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.895連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。
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