住吉史彦の十大ニュース2016

お待たせしました!

今年も「住吉史彦の十大ニュース」の時間がやってまいりました。

え? 誰も待っていないって?

そういう声は無視して、どんどん行きましょう。

今日はポイントだけを書きますので、詳しい内容を知りたい方は、アンダーラインのある所をクリックして下さいね。さて、

2月 国際観光日本レストラン協会に青年部が設立され、不肖・私が初代代表世話人に就任致しました。

代表世話人として、4月に国際観光日本レストラン協会「第一回 青年後継者の集い」を新橋「今朝」さんで開催。9月には第二回を鎌倉「御代川」さんで開催しました。

2月 拙著が刊行されました。タイトルは『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』。225日に㈱晶文社さんより発売されました。浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

これにともない、刊行前日にメデイア向け・書店向けの披露会を開催。6月には、私の知人を中心に「住吉史彦の対談本『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』刊行記念「すき焼きを食い、カクテルを飲み、著者・関係者と語る会」を開催しました。

3月 第23回「すきや連」を開催しました。会場は松阪市「牛銀本店」さん。今回も全国のすき焼き関係者が集結して大盛況。特産松阪牛の味と、昭和初期建築という御店の風情を堪能させていただきました。

7月 第24回「すきや連」を開催しました。会場は八王子市の「坂福」さん。今回は八王子花街の芸者衆にご出演いただき、賑やかに開催しました。

8月 「ちんや」リクルート用のサイトを開設しました。テーマは「すき焼きを売ることは思い出を売ること」。

10月 すき焼き文化を象徴する古書『安愚楽鍋』(あぐらなべ)を購入しました。

10月 「ちんや」に革命的に新しい溶き卵2種が登場しました。

10月 「ちんや」精肉売店で「一生もの」の道具を売り始めました。

10月~12月 「全社員一対一肉の話し面談」を実施しました。「ちんや」の肉は何故美味いのか?パートさんに至るまで弊社員全員と私が一人ずつ面談して、ナットク行くまで説明しました。

11月 第25回「すきや連」を熊本「加茂川」さんで開催しました。益城・熊本城などの被災地を訪問。県庁も訪問して副知事さんに義援金をお贈りしました。

 

いやあ、今年も忙しかったです。

これにて2016年の弊ブログも千秋楽となりました。また、これにて2.499日連続更新を達成しました。

まずは御礼だけを申し上げます。読者の皆様、ご愛読いただき誠にありがとうございました。

2017年もご愛顧を賜りたく、心よりお願い申し上げます。

東西、東〜西〜

 

追伸

年末年始の営業案内です。

年末=12月31日まで休まず営業致します。

年始=1月1日のみ休業し、2日から9日まで休まず営業致します。

どうぞ御利用下さい。

 

 

食の十大ニュース

私の知人が何人も参加している、「食生活ジャーナリストの会」が、今年の「食の十大ニュース」を選びました。

1位=豊洲新市場の移転暗雲

2位=環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の事実上の消滅

3位=災害の続発で野菜などが高騰

4位=国内で製造される全加工食品の原料原産地の表示案決まる

5位=牛海綿状脳症(BSE)の検査廃止

6位=異物混入による食品回収が依然として続発

7位=トクホ(特定保健用食品)製品の初の取り消し

8位=高病原性鳥インフルエンザの発生

9位=冷凍メンチカツによるO157食中毒事件

10位=廃棄向け冷凍ビーフカツの横流し事件。

となったのだとか。

私としては、勿論5位が感慨深いですね。

BSEの2001年は、私が社長に成った年でもあり、本当に大変でした。それから15年。やっと検査が廃止されるということは、日本からBSEがなくなったことを意味します。

あれが歴史に成るのか、としみじみ思い、そして気がつけば私も51歳。

明日は、住吉史彦の十大ニュース2016を発表します。お楽しみに。

 

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

 

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.498日連続更新を達成しました。

飛騨のねぎ

飛騨のねぎをお送りしましたのでお召し上がりください!!太くて甘い飛騨ねぎです。

・・・ということで、飛騨高山の知人から「飛騨一本太ねぎ」が送られてきました。

ねぎのことは多少勉強したつもりでしたが、飛騨のねぎは初体験です。

早速開けてみますると、関西系のねぎかと思いきや、品種としては根深葱系なんですね。しかし関東の、同じ根深系統の千住ねぎより、かなり太いです。

「JAひだ」さんの資料によりますと、

・根深系のねぎです。

・収穫時期は11月~12月で、初冬頃に霜にあわせることで、一段と柔らかくなり、粘りけや甘みが増します。

・鍋物ほか、郷土料理「朴葉味噌」などにも利用され、この地域の冬場の欠かせない食材のひとつとなっています。

・岐阜県知事が認定する「飛騨美濃伝統野菜」の認証を受けています。

・地元・県内市場への出荷も行っておりますが、贈答用等の宅配が主となっています。

とのこと。あまり数が出回っていない貴重品のようですね。ありがたいです。「ちんや」出入りの千住の葱商さんも珍しがっていました。

地元でもこれをすき焼きに入れるのか、贈り主さんに確認しましたら問題ないということでしたので、こちらでも早速すき焼きにしてみました。

芯の部分は粘りがあって、下仁田葱のよう。しかし下仁田より長い。

なかなか美味しいものでした。ご馳走様でした。

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

 

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.497日連続更新を達成しました。

 

 

 

Filed under: 色んな食べ物,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

友達だったら

今日は、店員とお客様のコミュニケーションの仕方について、です。

例えば商品説明という行為が必ず行われますが、「大鰐温泉もやし」を例にとって説明しましょう。

「大鰐温泉もやし」は、

・歴史が大変古く、津軽藩三代藩主・津軽信義侯の頃から、少なくとも300年以上生産されている。

・もやしを栽培する土の周囲に温泉を循環させ、その熱を利用して育てている。

・非常に珍しい土耕栽培(他のもやしは水耕栽培)

・無農薬、無化学肥料栽培

・豆の種類は、門外不出の「小八豆」 

・実は近年生産者が5軒まで減ってしまった。そこで地元では協議会を設立し、これまで栽培技術を一子相伝で伝えてきたのを改めて生産の復活を目指しておられる。

店員は、これをお客様に説明します。仕事ですからね。

で、どうですか?買いたくなりましたか?

買いたくなる方もおいででしょう。

でも、ピンとこないなあ、という方も多いと思います。

上に書いた情報はメニューに書かれていて、読めば分かるからです。ネットでも読めます。

その店員さんが、この商品について本当にどう思っているか、リアルに感じられないから、ピンと来ないのです。

では相手がお客様ではなくて、友達だったらどう言うか、考えてみましょう。

このもやしね、とにかくビックリする位立派なのよ。

これはね、この時季の名物でね、「ちんや」に来てこれを頼まないと「ちんや」に来た気がしない!っていう人が多いんだって。

「ちんや」に来て、温泉もやしを頼まないなんて、信じられない!なんで頼まないの?!

どうですか?買いたくなってきましたね。買いたくなったのは、

・「ビックリする位」という個人の感覚が入っているから。

・これを頼まないと「ちんや」に来た気がしない!っていう人が多い、という個人が見聞きした情報が入っているから。

そう、友達と話すと時は、本で知ったことや・ネットで調べたことを、そのまま話すとだんだん相手にしてもらえなくなります。

それなのに相手がお客様だと、何故調べたことを、そっくりそのまま言ってしまうのでしょう。

それは、おそらく会社の公式見解に囚われ過ぎて、違うことを言ってはいけないと信じ込んでいるからです。真面目過ぎると言っても良いでしょう。

私は、弊店で働く人たちが個人の感じ方をお客様に言ってしまっても、それが公式見解の真逆でない限りOKだと思っています。

その方が、きっと売れます。口調はもちろん変えないといけませんけどね

「相手が友達だったら」~試してみませんか?

 

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.496連続更新を達成しました。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

創業366年

糸魚川大火で焼失した、創業366年の酒蔵「加賀の井酒造」さんのお酒が、東京・表参道の県産品アンテナショップ「新潟館」で1日80本売れたそうです。

十八代目蔵元の小林大祐さんが、お辛いだろう中メデイアの取材に応じて、

「この大惨事の中で、人の被害がほとんどなかったということに安堵しています」

「ここは加賀藩の本陣があった場所。だからまた、同じ場所で新しくやりたいんです」

「下を向いても未来は来ない。この場所で、また酒を造りたい」

と語ったことが共感を呼んだのだろうと思います。

関東大震災と太平洋戦争で二回焼けた浅草の人間としては、火事被害というのが、どうにも気の毒に思えてなりません。

で、この件をFBに投稿しますと、学校の同期君から、すぐコメントが入り、

「三越前のアンテナショップにはすでになかったな、昨日。」

彼は、火事がまだくすぶっている時にショップを訪れていたようです。素早いですね。

日本人について残念な話題も多い昨今ですが、伝統を守る為に力になりたいと思う人が、まだまだ多いのですね。

神仏も「加賀の井酒造」さんを見棄てないと信じます。

南無観世音菩薩。

 

追伸① 今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

追伸② 拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』 浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。 東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁 、価格:本体1600円+税 978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売 、株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.493連続更新を達成しました。

Filed under: 色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

温泉もやし 再び

「変わりザク」のメニューとして、、また「大鰐温泉もやし」が帰って来ました。

このもやしは、もやしを栽培する土の周囲に温泉を循環させ、その熱を利用して育てるもやしです。だから「温泉もやし」なんです。

その歴史は大変古く、なんと、津軽藩三代藩主・津軽信義侯の頃から、少なくとも300年以上、大鰐(おおわに)の特産品として、町民はもちろん青森県人なら皆知っている特産品であり続けて来た、と聞いています。

しかし、実は近年生産者が5軒まで減ってしまいました。そこで地元では協議会を設立し、これまで栽培技術を一子相伝で伝えてきたのを改めて生産の復活を目指しておられます。

その他にも、まだまだ特徴がありまして、

・非常に珍しい土耕栽培(他のもやしは水耕栽培)

・無農薬、無化学肥料栽培

・豆の種類は、門外不出の「小八豆」 

そういう次第で、値段も結構な良いお値段なのですが、「ちんや」では数年前の冬からメニューに採り入れています。

既に「ちんや」の冬の名物と言って良いと思います。

お客様の反響も悪くなく、高いお値段にも御理解を示して下さる方が多かったように思います。

で、今年も「大鰐温泉もやし」が帰って来ました。

これを、すき焼きに入れていただきます。売店で小売りもします。   

とにかく、びっくりするほど立派です!

とにかく、一度お試しいただいたいと思います。

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。

3年連続掲載です。ありがとうございます。

追伸②

CSフジテレビONEの

『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は、

12/18(日) 08:00~08:30     です。

追伸③

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.486連続更新を達成しました。

 

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

深谷ネギ

師走のある日、葱屋さんが埼玉県本庄市産の千住ネギを持って来てくれました。

獲られた場所は「深谷ネギ」のエリアですから、地元のJAに出荷すれば立派な「深谷ネギ」ですが、こちらの生産者の方は、50年以上前から東京千住の市場に出荷して下さる方で、そういう方が今でも数軒おいでです。

弊店のような千住市場のユーザーとしては、在り難い存在いですね。

実は、深谷でも千住でも、品種としては同じ「千住ネギ」(=千住系根深ネギ)を生産している方が多いです。

一方ブランドとしては、同じものを地元のJAに出せば「深谷ネギ」、千住の市場に出せば「千住ネギ」です。

どうやら、「深谷ネギ」の生産エリアが行政区域としての深谷市より広いため、ブランドとしてのコントロールが利きにくい面があるらしく、深谷市外で栽培されたネギも「深谷ネギ」の名称で販売されています。品種としても千住系以外が存在するようです。

深谷市役所では「少し贅沢深谷ねぎ」というロゴマークと文字の商標登録し、深谷ねぎのブランド力向上の取り組みを行っているそうですが、どうなりますことか・・・

・・・そんなブランド事情は、弊店としては、おいしければどうでも良いわけで、上ではややこしい話しをしましたが、結局その品物が、「ちんや」がおいしいと思う「千住ネギ」です。どうぞ、お召し上がりくださいませ。

なお、今年は生育がやや遅く、ようやく今頃出荷となりました。つまりそれが「走り」でした。これから、もう少し太巻きに成るとさらに良いと期待しています。

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。

3年連続掲載です。ありがとうございます。

追伸②

CSフジテレビONEの

『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は、12/18(日) 08:00~08:30     です。

追伸③

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.483連続更新を達成しました。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

泥鰌50年

「駒形どぜう」の六代目・渡辺孝之さんが『泥鰌50年』という本を出されました。

ご本人の喜寿を記念しての出版です。誠に芽出たいです。

今回の御本でメインのテーマとなっているのは、台湾でのどじょう養殖の件です。

「泥鰌」とは「どじょう」の中国語。台湾の関係者に向けて、この本の中国語版も作ったと言いますから、思い入れが分かりますが、何故台湾が、そんなに重要なんでしょうか。

拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』をお読みになった方はご存知と思いますが、未だお読みでない方の為にご説明しますと、それは、かつてどじょう不足で「駒形」さんの経営が危機に陥ったことがあったからです。

昭和30年代頃から、稲作に強い農薬が使われるようになり、その影響を受け、各地のどじょうは次々にダメになっていきました。

ついには、どじょうの値段が鰻よりも高くなり、一番大変だった頃は、一日120kgほどのどじょうを使うのに、在庫が10kgしかなかいということもあったとか。

お店は、来店順で商品を出して無くなったら閉店。それでは従業員を雇っていけません。この時期を持ちこたえるのは本当に大変だったと聞きます。

で、日本にどじょうがいないのなら台湾だ!ということで、台湾でのどじょう養殖に乗り出すわけですが、もちろん、そう簡単には行きません。

最初の渡航の時、航空券代は当時の大卒初任給のおそよ9倍。家族や従業員と水盃を交わしての旅立ちだったと言います。そんな心もとないスタートでしたが、やがて台湾で幸運な出会いが連続し、「駒形」さんは台湾どじょうで経営を永続して行ける体制を造ります。

その出会いへの感謝が、この本の基礎になっています。

私などは「駒形」さんがその後に取り組んだ「江戸文化道場」に注目しておりましたが、六代目がそれに着手できたのは、どじょう不足の件を解決してから。

それで今回の御本は、台湾との出会いがメインテーマとして扱われたという次第です。

六代目、喜寿&ご出版、誠にお芽出とうございました。

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。

3年連続掲載です。ありがとうございます。

 

追伸②

CSフジテレビONEの

『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は、12/13(火) 10:20~10:50

12/14(水) 15:10~15:40

12/18(日) 08:00~08:30     です。

 

追伸③

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.481連続更新を達成しました。

 

 

Filed under: 色んな食べ物,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

ノロウイルスの季節

先日「ノロウイルスで餅つき禁止」を過剰な警戒だと批判させいただきましたが、私はノロウイルスを甘く見ているわけではありません。

「ノロ」は人の腸内で爆発的に増えますから、餅つきより駅のトイレや公衆便所の方が余程危険です。弊社では以下のように、指導しておりますので、参考までにUPします。

*冬はノロウイルスの季節です。

・就業前に徹底的に手洗いをして下さい。

(調理をしない人も。ツメの間まで洗って下さい)

(アルコールではノロウイルスは死にませんから、洗い落とすしかありません)

・駅のトイレ、公衆便所を使うことは絶対禁止です。

(ノロは人の腸内で爆発的に増えます。公衆便所は最も危険な場所です)

(家を出る前、店を退出する前にトイレに行っておいてください)

・ゲリ、吐き気があったら、すぐ医者に行き、決して出社しないで下さい。

(回復後1週間休んで下さい)

・幼稚園に行っているお子さん、福祉施設に行っているお年寄りがいる場合は、集団感染に注意して下さい。(以上)

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。

3年連続掲載です。ありがとうございます。

 

追伸②

CSフジテレビONEの

『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は、12/13(火) 10:20~10:50

12/14(水) 15:10~15:40

12/18(日) 08:00~08:30     です。

 

追伸③

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.480連続更新を達成しました。

Filed under: すき焼きフル・トーク,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

蕎麦

あー、食った、食った、食った、食った。

こんなに蕎麦ばっかり食べたのは初めてかもしれません。

御店は麻布十番の「更科堀井」さん。

こちらの御店は、色々なお料理もお出来になる御店さんなのですが、この日は日本料理業「東京芽生会」の会合。客は日本料理は自分の店で食べられる方ばかりなので、「今夜は蕎麦で徹底的に押します」と堀井さん。果たして、その通りになりました。

まず前菜からして、蕎麦寿司。

最近蕎麦寿司はあまり見かけなくなりましたが、こういう機会にお目にかかれるのは嬉しいですね。しかも江戸野菜の一つ「内藤とうがらし」を蕎麦に練り込んでいると言います。とうがらしの爽やかな辛味と寿司の酸味がバランスして食欲をそそります。前菜として合理的ですね。

続いて「巣ごもり」。

これは揚げ蕎麦に餡をかけたものですが、形が鳥の巣のようなので、「巣ごもり」。ビールのお伴ですな。

ここで一転して鴨鍋に進みます。

鴨は昔から蕎麦屋の「お約束」ですが、今回は目の前に鍋を持ち出して、自分たちで作る趣向。つみれも内臓も旨いです。

野菜がたくさん付いているのは消化促進の観点で在り難いです。生の七色も良いです。

で、また蕎麦。

田舎蕎麦を鍋に投入!

少し塩気を足したいなあ~と勝手を申しましたら、「返し」を持って来て下さいました。旨いなあ。

最後に〆は三陸の牡蠣がたっぷり入った「牡蠣蕎麦」。

いやあ、もう食えないわと悶絶しているところへデザートが。

茶蕎麦が入った、ぜんざい。

食ってしまいました。

あー、食った、食った、食った、食った。

こんなに蕎麦ばっかり食べたのは初めてかもしれません。

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。

3年連続掲載です。ありがとうございます。

 

追伸②

CSフジテレビONEの

『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は、12/13(火) 10:20~10:50

12/14(水) 15:10~15:40

12/18(日) 08:00~08:30     です。

 

追伸③

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.479連続更新を達成しました。

 

 

 

Filed under: 色んな食べ物,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)