新国王の禁止令
いくら論争しても両者が歩み寄ることがない件
が世の中にはありますよね。例えば、
「フォアグラを食すべきか?」
フォアグラを作るには、ガチョウに強制給餌(「ガヴァージュ」と言う)を行いますが、その手法は動物福祉の観点から芳しくない、ガチョウの体に負荷をかけ過ぎていると以前から批判されてきました。
しかし全世界のフォアグラのおよそ75%を消費するフランスは、絶対に譲りませんでした。
そんな状況が20年ほど続いていましたが、2022年、
即位したばかりのイギリスのチャールズ国王が王宮でフォアグラを使用することを禁止しました。
不倫の件では評判のよろしくない新国王ですが、フォアグラの件では「鶴の一声」になるかもですね。
そして今後畜産業の他の分野でも、動物福祉という観点が無視できなくなるでしょう。
情報には敏感でいたいものです。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.649日目の投稿でした。