ウォーキングのミッション

お暑うございます。

暑くなりましたので、夏恒例のウォーキングを始めました。

何でウォーキングなんぞするか、ですが、それは「汗をかきたい」からです。

私たちは、お客様相手の仕事ですので、真夏でも長袖のワイシャツを着こみ、ネクタイを締めています。その恰好で動きますので、とても不快です。不快な汗をかきます。

聞けば、人間たまには汗を我慢せず、しっかり汗をかいて、汗腺をフルに機能させた方が良いそうです。汗腺が詰まると、オヤジ臭の素になるらしい(!)のです。

オヤジ臭のことは、さておくとしても、爽快な汗は、やはりかいた方が良いですよね。そういう次第でウォーキングしています。

ウォーキングをする、もう一つの理由は食欲増進です。仕事の後、ヨメと二人で「パーテイー」をしておりまして、それが私の唯一の、大切な「快食」の場なのですが、真夏はどうしても食欲が落ちます。

食欲が弱いと、旨いものも旨くなくなりますよね。それで、歩いて腹を減らして「快食」を期すわけです。

そういう次第で、このところ仕事を終えた後、夜10時半とか11時前後ですが、ウォーキングをしています。

そう書きますと、

理由は分かったけど、どうせ、なんちゃってウォーキングだろう?!

って言われそうですね。

まあ、運動内容については、御指摘の通り、なんちゃってレベルであることを認めますが、今夏については、なんちゃってウォーキングに重大なミッションが付加されました。

6/11にサウジアラビア人によって、破壊された、浅草寺の観音様・お地蔵様にお参りすることです。

この、悲しい事件については、このブログの6/23号をご覧いただきたいのですが、あれから一か月。

現在も、観音様の台座にはビニールシートがかけられていて、お地蔵様がいらした所には「修理中」という掲示がされたままです。

皆様も、浅草へお越しになる機会がありましたら、是非その場所へご参拝下さい。

御賽銭を入れる所もあります。お菓子を供えている方もおいでです。

追伸、

「ちんや」の定休日は火曜日ですが、7/15(火)はお盆の中日に当たりましたので、臨時営業いたします。どうぞ御利用下さいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.598日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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洋食Lover

まずは昨日の「洋食クイズ」の正解です。

<浅草うまいもの会「洋食クイズ」正解>(2014.7.4「ヨシカミ」さんで開催)

①A築地、②C煉瓦亭、③C煉瓦亭、④B横浜ホテル・ニューグランド、⑤C丸善、⑥Cスパゲテイ・ナポリタン、⑦B肉じゃが、⑧B10席

簡単でしたね~

さてさて、そういう次第で先日の「浅草うまいもの会」総会・懇親会では「ヨシカミ」さんの洋食を堪能させていただきました。

「ヨシカミ」さんは、あまりにも有名ですが、念のためご紹介しますと、

「大正から昭和にかけて、日本一の娯楽の中心地として繁栄を際わめた東京浅草の中心、六区興行街の一つの裏通りに、昭和26年(1951年)12月末、客席数わずか10席のオープンカウンター式の店として誕生しました。」

「私共のお料理は、生まれはフランス・イタリアと大々に異なっていても、どの一つを採っても、基礎から手作りをモットーに調理の課程で日本人の味覚に合うように、そしてお米のご飯の香りと日本酒の味わいにも適するように工夫し、独特の風味を持つように仕上げております。」

そう、「日本人の味覚に合う」洋食って、かなりすき焼きに近い存在だと私は考えています。

先行する猪鍋からすき焼きが誕生したように、先行する西洋料理から誕生したものが洋食です。

豚カツなどは、ほとんど見ためからして和食化していますし、ハヤシライス・ドリアなどのように日本で誕生したものもあります。

それに、その和食化が実際に行われた場所は、明治時代から昭和戦前に都会だった場所で、つまりは下町=ウチの近所ということになります。

どんな料理よりも洋食にシンパシーを感じてしまう理由は、そこでしょうね。

今後とも私は、生涯、洋食Loverであることを、此処に宣言致します。

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追伸、

入谷鬼子母神の「朝顔市」は、7/6-7/8です。

浅草寺の「ほおずき市」は、7/9-7/10です。

お間違えなく!

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

洋食クイズ

「浅草うまいもの会」の総会・懇親会がありましたので、私は吉例により、余興のクイズを致しました。

懇親会場が「ヨシカミ」さんなので、当然「洋食クイズ」です。

以下を是非お試しください↓

<浅草うまいもの会「洋食クイズ」>2014.7.4「ヨシカミ」さんで開催。

①現在も営業する日本最古の西洋料理店は上野精養軒さんですが、その精養軒さんが明治5年に最初に開業した場所は上野ではありませんでした。さて、その場所は、どこでしょう。

A築地、B神田、C王子

②トンカツのつけあわせと言えばキャベツの千切りが定番ですが、これは日露戦争で、ある店のコックが徴兵されてしまい、手間を省くために始めたそうです。さて、その店とは、どこでしょう。

Aとんき、Bぽんた、C煉瓦亭

③オムライスと言えば、お子様ランチの定番ですが、元々はお子様の料理ではなく、ある店の賄い料理で、客からの要望によりメニューに取り入れたそうです。さて、その店とは、どこでしょう。

Aたいめいけん、B三河屋、C煉瓦亭

④ドリアと言えば、西洋の伝統料理のように見えますが、実は名シェフ・サリー・ワイルが日本のホテルの料理長を務めている間に考案したものです。さて、そのワイルが勤めていたホテルとは、どこでしょう。

A日光金谷ホテル、B横浜ホテル・ニューグランド、C築地ホテル館

⑤ハヤシライスと言えば、薄切り肉とタマネギをバターで炒め、さらに赤ワインとドミグラスソースで煮て、白飯の上にかけた料理ですが、日本人が考案した料理です。さて、ハヤシライスを考案した、はやし・ ゆうてきさんが勤めていた会社は、どこでしょう。

A豊島屋、B白木屋、C丸善

⑥トルコライスと言えば、トルコ帝国に何の関係のない日本の洋食で、3種の料理を盛り付けるものですが、さて、その3種とは、ピラフ・豚カツと、もう一つは何でしょう。

Aカキフライ、Bハンバーグ、Cスパゲテイ・ナポリタン

⑦東郷平八郎提督と言えば、日本海海戦での大勝利が有名ですが、その東郷提督が海軍の厨房にビーフシチュー作らせた所、料理に失敗して、まったく別物が出来上がってしまったそうです。さて、その時出来た料理とは、なんでしょう。

A生姜焼き、B肉じゃが、C海軍カレー

⑧「ヨシカミ」さんが、昭和26年(1951年)12月に開業した時の客席数は、ずばり何席だったでしょう?

A6席、B10席、C24席

正解はナイショ。なんてね。明日のこのブログでお教えします。

追伸、

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浅草寺の「ほおずき市」は、7/9-7/10です。

お間違えなく!

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建築家の「三方良し」

地元の建築家で旧知の、上垣内伸一さんの講演を聞いてきました。演題は、

「三方よしの『地域よし』を目指して」

~「売り手よし買い手よし世間よし」が地域を幸せに~

でした。ご本人曰く、

「農作物も最近は作り手の顔が見える売り方になってきたように、建築も作り手の顔の見

えるつくり方が見直されてきているような気がします。売り手(作り手)と買い手(発注者)と世間(地域)の三方が、ともに良い思いをする仕事こそ幸せなんじゃないかと信じ実践してきた自分の仕事や、関わった地域のお話しを通して、少しでも皆さんの普段のお仕事のお役に立てれば幸いです。」

この御題にそって、上垣内さんが手がけたいくつかの事例が紹介されました。

福島県鮫川村の村民保養施設「さぎり荘」では第30回福島県建築文化賞復興賞を受賞したそうです。ほおっ!

「さぎり荘」は画像を見るだけでもオサレな建築ですが、しかし本当に面白いのはデザインではなく、暖房です。

「さぎり荘」には高性能の木質バイマオス・ボイラーが導入されていて、そのボイラーが施設に熱を供給しているのですが、このボイラーには、これまでは「廃棄物」として処理されていた間伐材、剪定枝、廃材などを、そのまま投入することができるのです。

木材をいったんペレットやチップに加工する必要がなく、周辺里山のナラ材・杉材が、すぐに再生可能エコ・エネルギーとして生まれ変わるのです。

そして、さらにさらに面白いことが。

それは、その木材の集め方。

村のお年寄りが木材を集めてくると、それを村が買い取るのです。

これにより里山保全と雇用創出が可能になります。それまでは病院のロビーでウダウダしてばかりだったお年寄りが材木集めに勤しむようになり、なんと、お元気に成ってしまった(!)とか。

この方式を、より見える化するため、上垣内さんは、当初裏口に置くはずだったボイラーを表側へと設計変更。ガラス張りにして利用者から良く見えるようにしました。

そしてボイラーの前は「薪割り広場」。

地元の子供や都会から来たエコツーリズムの観光客が、薪割り体験をして、それをボイラーに投入、その熱で沸かした風呂に入れるのです。

素晴らしいです。

上垣内さん曰く、「建築をいつも建築単体として成立させないようにしています。」

とても参考になります。

料理屋でも応用してみたい・マネしてみたいと思う事例でした。

追伸、

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浅草寺の「ほおずき市」は、7/9-7/10です。

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澤さん講演会

浅草料理飲食業組合の主催で、澤功さんの講演会を開くことになりました。

澤さんについては、弊ブログの2/9号に書きましたので、詳しくはそちらをご覧いただきたいのですが、日本政府観光庁の「観光カリスマ」にも選ばれていて、外国人客の受け入れで有名な方です。

実は私は、澤さんのお話しを聞くのが好きです。

特に「サービスはやると疲れるが、ホスピタリテイーはいくらやっても疲れない」というような、澤さんの語録が大好きです。聞くと気分がスッキリするので、何回も講演を聞いていますが、今回は自分が主催する側にまわることになりました。

2020オリンピックに向けて外国人客関係の勉強会をしたい、

という飯田組合長の御意向を受けて、私が澤さんの講演会の幹事をさせていただくことになった次第なのです。

澤さんの、経営はドン底・英語は不自由という状態から、外人客を受け入れることで、浮上なさった、人生の体験談にはきっと心うたれることと思います。

現在外人客を受け入れるか迷っておいでの御店さんにこそ、お聞きいただければと思っています。

この講演は浅草料理飲食業組合の主催ですが、組合員以外の方でもどなたでも、無料で参加できます。

ご興味のございます方は、是非!

なお会場は東京浅草組合(=浅草花街の芸者さん達の組合)さんの御後援を頂戴して、浅草見番(けんばん)をお借りしました。浅草花街の本拠地・見番に入る、というのも珍しい体験と思います。是非お出かけ下さい。

 

<気さくな「観光カリスマ」澤功さん講演会~外国人客受け入れは街ぐるみで!>

講演の内容:経営者・後継予定者向けの内容です。

日時:平成26年9月18日(木)

14時30分受付開始、15時開講、16時30分迄

会場:浅草見番(浅草三業会館)(和室)

〒111-0032 東京都台東区浅草3-33-5

参加費:無料

参加資格:無し。どなたでも参加できます。

申込み方法:事前登録制です。

申込み書類がご入用の方は浅草料理飲食業組合事務所にお電話下さい。(03-3842-2759)

定員80名様、先着順ですので、早めにお申し込み下さい。

申込み締切:9月1日(月)

 

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偶像破壊

ワールドカップ騒ぎに隠れてしまいましたが、今月浅草では大事件が起きました。

サウジアラビアからの留学生が、浅草寺の仏像4体を破壊したのです。

報道によりますと、

「6月11日未明に、『境内で外国人の男が暴れている』との通報を受けて警官が駆けつけたところ、仏像が破壊されていた。周辺で座り込んでいた男が犯行を認めたため、器物損壊容疑で逮捕しました。浅草寺では警備員が常時見回りをしており、そのスキをついての犯行だったようです」

本堂すぐ西側の、薬師堂や影向堂が在る一角の、観音様1体とお地蔵様3体が壊されました。

現在、観音様の台座にはビニールシートがかけられていて、お地蔵様がいらした所には「修理中」という掲示がされています。

留学生は、

自分の神がそうするよう命じた、と言っているそうです。私の知人の中には、犯行前の犯人を目撃したという人がいて、かなり体格の大きい男だった、と言っていました。

「台東区有形文化財の観音菩薩像は、高さ2mほどの台座から落とされた。これは大人が3人がかりでないと持ち上がらない重さで、倒すのも大変だったはず。他に3体の地蔵のうち、2体は倒された衝撃でふたつに割れてしまった」という惨状だったようです。

恐ろしいことです。

浅草へお越しになる機会がありましたら、是非その場所へご参拝下さい。御賽銭を入れる所もあります。

 

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Ami川柳

昨日の話しの続きです。

私も出演させていただきました、フジTV【バイキング】の、「和の心を学ぶ旅―竹田式さんぽ道・浅草編」というコーナーの、「〆の川柳」は、

「幸之助凄いところに寄付してた」

でした。

このコーナーは、明治天皇の玄孫・竹田恒泰先生が、フットボールアワー岩尾さんとAmi(E-girls)さんを、「日本の魅力を再発見できる場所」へ案内する、という企画なのですが、コーナーの〆として、Amiさんが川柳を披露するのが恒例のようです。

その日の収録の最後が、弊店でのすき焼きの場面だったので、

できれば、すき焼きに関する川柳を作ってくれないかなあ、

すき焼きの川柳だったら、来年の「すき焼き川柳包装紙」に入れさせてもらおうかなあ、

と私は思ったのですが、残念ながら雷門の句でした。

しかし当然と言えば当然です。Amiさんは「松下の娘」ですから。

本当にお父さんがパナソニック社にお勤めなのだそうで、そのことを番組内で暴露して、最後の〆でまた、そのネタを使ったわけです。

この番組を視てAmiさんのファンに成った人が多いと聞きますが、たしかに、この川柳、自然な感じで共感しますね。

さて、このブログは教養ブログです(笑い)ので、「凄いところに寄付してた」の説明も以下に付けておきます。

「凄いところに寄付」とは、

昭和35年(1960年)に、現在の雷門を松下電器の松下幸之助氏が寄進したことを言っています。

実は雷門は、慶応元年(1865年)に火災に遭って以来、この年に再建されるまで95年もの間存在してなかったのですが、それを松下さんの寄付で再建したわけです。

パナソニック社の公式サイトによりますと、

「再び浅草に雷門を!こうした機運の高まった昭和33年(1958年)暮、時の浅草寺貫首・清水谷恭順大僧正は上京中の創業者を訪ね、「雷門を建ててください」と浅草の声を伝えた。創業者はしばし黙考の後、おもむろに口を開き、「寄進させていただきます。が、なるべく名は出さないでください」と返答した。」

と伝えられています。

以来、大提灯の10年に一度の改修工事も松下さんの御世話になっていて、最近では2013年に改修が行われました。

その時点では既に社名は「パナソニック」に変っていましたが、寄進者名は従来通り、

「松下電器」と表記されています。

たしかに、さほど目立たない大きさで掲示されていますが、このことを知らぬ者は浅草におりません。

南無観世音菩薩。

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ソロモン流?

『ソロモン流』に出演させていただきました。

「様々なジャンルで活躍する“賢人”を紹介する」テレビ東京の番組です。

と、申しましても、今回私がその“賢人”なのではなく、浅草の洋食店「ヨシカミ」の吾妻弘章さんが“賢人”でした。

「ヨシカミ」さんの、カウンター内の厨房では9名のコックさん達による、リズミカルな調理とチームプレーが見られますが、吾妻さんがそこを切り盛りする様子が放送されたらしいです。

曰く「“守ること”と“変わらないこと”とはイコールではない。吾妻さんもまた、創業以来の味と店を守るために、時代にあわせて味を変化させてきた。」

「再開発の波が押し寄せる浅草六区。かつての賑わい呼び戻すために、六区は今、大きく変わろうとしていた。」

・・・ということだったらしいのですが、いちいち「らしい」が付くのは、私が放送を視ていないからです。

私が出た部分は、吾妻さんも参加している浅草料理飲食業組合青年部の懇親会の場面。うっすらとしか記憶してないんですが、飲んでる最中にたしかにインタビューされました。

おそらく、この部分はカットだろうっていう、事前の情報だったので、それで視てなかったのです。

ところが、ここを視た知人から、住吉さん、出てましたね!と連絡がありました。録画も忘れましたので、「私は何を言ってましたか?」と尋ねますと、

「え~撮ってないですか?わりとアップで、ちゃんと語ってましたよ。あの場面は、浅草の食の店が集まって。みなさん、同業者だけど、浅草の街をよくしたいみたいなことだと・・・。詳細な内容は、忘れましたけど、いいこと言ってましたよ。」

はいはいはい、そう言えば思い出してきました。

記者の人が、同業者が集まって協力しているのが信じられない、みたいな聞き方をして来たので、反論したような気がします。

同業者=ライバルって、あまりに単純な発想で、大手メデイアの人が、そんな発想なことが、私には信じられませんでした。

浅草には、すき焼き屋が何軒も在り、鰻屋が何軒も在り、天麩羅屋が何軒も在りますが、味も雰囲気も違っていて、それぞれにお客様を持って繁盛しています。単純なライバルな筈がありませんよね。

実際、浅草の天麩羅屋のNK川さんと、やはり天麩羅屋のWT辺さんは釣り仲間です。

「すきや連」の創始者である私は反論せずにはいられませんでした。

同業者が協力しなければ街は良くなりませんよ、決して。

公共の電波で、一次元な思考はやめましょう、もう。

 

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最悪の事態

「ちんや」の近所の「おすぎ」さんで「肉組の会」があった日の翌朝のこと。

あれ、携帯電話がいつもの置き場にないなあ。

結構飲んだからなあ。変な所に置いたのかなあ・・・

・・・家の固定電話から自分の携帯にかけてみますと、

電話の中では呼び出し音がしているのに、その音が聞こえないです。

!!!

酔っ払ってなくしたってこと?!

だとしたら最悪です。

家に帰る前に、店の帳場に寄ったような気がしたので、店に行って同じことをしてみても、呼び出しているのに、聞こえない。

これは最悪の事態です。

うーん、警察とかauとか行かないといけないのは勿論、知り合いと連絡を取りまくって、携帯番号を教えてもらわないと・・・

気が遠くなりましたが、なんとか気分を建て直して交番へ。

そしてauへ。とりあえず悪用されないよう、発信ブロックの手続きをしました。

最悪だが、前向きに考えるぞ!

この機会にスマホに代えるかなあ!

しばらくご無沙汰の友人にもこれを機会に連絡を入れられるんだから、それはそれで良いじゃないか!

と思案しつつ、いったん自宅に戻りました。

で、夕べ着ていた洋服を見ますと、

!!!

尻の辺りが膨らんでいて、

在・る・の? ひょっとして、携・帯・が?

いやあ、なんで在るのに呼び出した時に音がしなかったんだ?!

答えはカンタン。

マナーモードに成ってたんですねえ、はい。

いや、まさに最悪だが、前向きに考えるぞ!

よし、この話しをブログネタにしよう!

 

追伸

浅草・浅間神社の、「お富士さんの植木市」が本日開催されています。

浅草4、5丁目一帯の道路上に近県の植木商や露店がたちならびます。

古来ここで買った植木はよくつくとされていますから、ガーデニングをなさる方は是非。

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お花畑

三社祭の少し前、雷門通りの街路樹の足元が急にお花畑に成りました。

開店前に路上の清掃をしていた「ちんや」のスタッフから、

「通り会の人」から、毎日水遣りをしてくれって言われました、

と報告があったのですが、私は???と思いました。

私も通り会の理事なのですが、そういう事業を計画してはいなかったからです。

この部分は基本的に区役所の管轄ですので、

区役所が住民に告知しないでやったのだろう、と思ったら、それは間違いでした。

後から分かったのですが、鰻「やっこ」の矢野会長がお一人で全部植えたのだとか。

土の部分が、すっかり通行人の灰皿と化しているのを憂いて綺麗にしたのだそうです。

へええ!

矢野さん、在り難うございました!

でも、ここまで綺麗にしてもポイ捨てする人間っているんですよ。所謂「旅の恥じは掻き捨て」。

しかししかし! 浅草の人々は、勿論そんなことは分かっています。これでも捨てる人間がいることは勿論予想しています。

汚されることは分かっていて、それでも街を綺麗にするのが、この街の人々です。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.551日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

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