開会ノ辞

浅草料理飲食業組合の新年会が開催され、私は「開会ノ辞」を頼まれました。

皆様、新年明けまして新年お芽出とうございます。「ちんや」でございます。

開会ノ辞を言えと仰せつかりましたので、謹んで申し上げたいと思います。ただ今より浅草料理飲食業組合、平成30年の新年会を開催させていただきます。

世間では史上最強寒波でありますとか、史上最悪のインフルエンザの流行でありますとか報じられておりますが、本日ご来会下さいました皆様は、そんな中をサバイバルなさってきた方々なのだろうなと大変嬉しく・心強く思う次第でございます。ひとときですが、ゆっくりとお楽しみいただきまして、ゆめゆめ、この場でB型に感染なさらないように、ご祈念申し上げますって、我ながら何を言ってんだろう、酷い開会ノ辞だなと思いますが、私としてはこれで今日は御役目が終わったなと清々しております。

この後は、お料理・福引など、お後がよろしいようですので、この辺りで私は失礼しようと思います。

皆様、どうぞお楽しみくださいませ。本日はご来会、誠に誠にありがとうございました。

 

追伸

インターネットのぐるめ情報サイト「途中めし」にお採り上げいただきました。文は『孤独のグルメ』で有名な久住昌之先生です。ありがとうございました。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.904日連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

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地名+料理名

「浅草♡♡」という屋号の店が増えています。

♡♡には食品名や料理名が入ります。

そういう屋号を付ける目的は、もちろん「大昔からやっていた感」を醸すためです。

「駒形どぜう」さんは1801年のご創業ですが、地名+料理名で出来た屋号ですね。それを真似ているわけです。

そういう名付け方ではなくて、「山本海苔店」を真似て「裕三メンチ店」にすれば、裕三さんという人がやっているのだな、とハッキリして良いと思うのですが、そういう名付け方を今時はしないようです。

それにしても、策略に乗ってしまう客も客ですよ。

浅草の街を歩いていると、通行人から、

この「浅草♡♡」って、有名そう~♡

という声が聞こえてきますが、

いえいえ、去年開店した店ですよ。

なお創業年不詳の「狆屋(ちんや)」は地名を割愛して商品名だけという、はなはだ不遜な屋号ですが、やがて商品を変え、しかしそれでも「ちんや」のままで営業しています。お見識り置きを(笑)

追伸、「適サシ肉の日」

日本記念日協会さん公認の記念日に成りました。

昨年私が「適サシ肉宣言」をした1月15日です。お見知りおきを。

「記念日制定の由来」は以下の通りです。

「2017年1 月15日に、東京浅草の老舗すき焼き店「ちんや」の六代目当主・住吉史彦が、自店で過剰な霜降肉(A5等級)を使うことを止め、「適サシ肉」すわなち適度な霜降の入った肉だけを使うと宣言した。本件は各種メデイアやインターネットで大きな反響を呼び、「A5信仰が終焉した日」として日本の食肉業界・飲食業界に記憶された。なお「適サシ肉」という言葉は住吉による造語で、株式会社ちんやは後にこの言葉を商標として登録した。」

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.898連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

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レビュー

久しぶりにAmazonの、拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』のページを開けたら、レビューが増えていました。

私の意図を読み取って下さって大変嬉しかったので、ここに転載します。 投稿者は「新百合ヶ丘総合研究所」さんという方です。ありがとうございました。

(以下転載)

すばらしい本である!

この本はすき焼き「ちんや」の六代目である著者と浅草の老舗の主人9名との対談の形式をとっているが、 対談本で、これだけ重みと余韻を感じたのは初めてである。

この本のポイントは、登場するすべての老舗の主人が、親や身内から店を継いだということにある。 彼らの祖父や親は、あの関東大震災、東京大空襲を経験し、瓦礫の中から店を再建し守り抜いた人であり、 彼らはそんな姿を見てきた。そして今度は彼ら自身が浅草の暗黒の70年代を味わなければならなかった。

論点は、なぜ彼らの親たちは浅草に見切りをつけなかったのか、また彼ら自身も、なぜ親たちの跡を継ぎ、 逃げなかったか、にある。 この本を読んで、私はその秘密の一端がわかったような気がした。 それは、彼ら自身、祖父や親のことを克明に覚えているではないか、 そして、たいへん失礼な言い方になるが、どなたも浅草について造詣が深いではないか。 つまり、彼らも彼らの親たちも、浅草にものすごく関心を持ち、浅草が好きだったから浅草を離れることなどできなかった、 あるいは考えすらしなかったのではないだろうか。 著者自身もまさにそうである。

そんな著者が対談の相手役になっているのだから、 本の内容も、他の対談本とはまったく異なり、濃く、深く、重くなっていくのは当然である。

「浅草演芸ホール」会長松倉久幸氏は対談の中で「そりゃあ、生きていれば、人間、浮き沈みがありますよ。でも、決して諦めずにいれば、ここで立ち上がってまた生きられる。浅草はそういう町です」と語っている。そして、浅草は再起できる町でもあるからだ。(終わり)

追伸、「適サシ肉の日」

日本記念日協会さん公認の記念日に成りました。

昨年私が「適サシ肉宣言」をした1月15日です。お見知りおきを。

「記念日制定の由来」は以下の通りです。

「2017年1 月15日に、東京浅草の老舗すき焼き店「ちんや」の六代目当主・住吉史彦が、自店で過剰な霜降肉(A5等級)を使うことを止め、「適サシ肉」すわなち適度な霜降の入った肉だけを使うと宣言した。本件は各種メデイアやインターネットで大きな反響を呼び、「A5信仰が終焉した日」として日本の食肉業界・飲食業界に記憶された。なお「適サシ肉」という言葉は住吉による造語で、株式会社ちんやは後にこの言葉を商標として登録した。」

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.890連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

 

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元禄忠臣蔵

「新春浅草歌舞伎」の昼ノ部を見物してきました。演目は、

馬山製菓の『ツナと余興』。

うーん、ウチのパソコンは歌舞伎に詳しい筈なんだけど・・な・

ええっと、大変失礼しました。もちろん、真山青果の『元禄忠臣蔵』の「お浜御殿綱豊卿」の場ことです。

昭和15年の「新歌舞伎」ですね。

この作品は「歌舞伎」というのに、歌も舞もありません。2時間ひたすら台詞のみ。休憩も無しで、忠義とか、侍の心とかを話し続けるシリアスな作品です。

例年「新春浅草歌舞伎」は若手役者が中心の座組で、これまではエネルギーで押せるような作品を採り上げることが多かったですから、今年『綱豊卿』に行ったことがまず驚きです。

休憩が無いので、舞台が狭い浅草公会堂では場面転換がしづらかろうと思います。

両方の理由で、正月の浅草では初めて『綱豊卿』を観ました。

拝見しまして、

あっ晴れ!

いや、これは張さんのセリフでしたな。

徳川綱豊卿の尾上松也さん、富森助右衛門の坂東巳之助さん、お喜世の中村米吉さん、大変な努力をなさったのだろうと感心致しました。

公演は26日まで。当日売りもあるようでした。

追伸、「適サシ肉の日」

日本記念日協会さん公認の記念日に成りました。

昨年私が「適サシ肉宣言」をした1月15日です。お見知りおきを。

「記念日制定の由来」は以下の通りです。

「2017年1 月15日に、東京浅草の老舗すき焼き店「ちんや」の六代目当主・住吉史彦が、自店で過剰な霜降肉(A5等級)を使うことを止め、「適サシ肉」すわなち適度な霜降の入った肉だけを使うと宣言した。本件は各種メデイアやインターネットで大きな反響を呼び、「A5信仰が終焉した日」として日本の食肉業界・飲食業界に記憶された。なお「適サシ肉」という言葉は住吉による造語で、株式会社ちんやは後にこの言葉を商標として登録した。」

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.888連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

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正月の音

浅草雷門のすぐ傍に住まわせていただいている私にとって、

正月の音=繰り返されるDJポリスさんの叫び、です。

年が明けましたら初詣ですが、この時期DJポリスさんが朝から必死に叫んでいます、

ご遠慮下さい!

お止め下さい!

大変危険な行為です!!

あまりに繰り返されるので、私などは、もう耳に焼き付いてしまいましたが、その、正月の浅草の「三大危険行為」とは何なのか?ここでご紹介したいと思います。

(三大危険行為ノ一)立ち止まっての写真撮影

今は皆がSNSを楽しむ時代だから、正月に浅草に行ったら、写真はゼッタイ撮るよね。それを禁止とか、警察は随分と野暮だなあ!

と思った方は多いと思います。しかし、行列の間で立ち止まって写真撮影することは実際危険です。渋滞している高速道路で、急にブレーキを踏むようなものだからです。

1カット自撮り位なら、まあ、いいです。しかし、それだけではSNSが盛り上がりませんから、

カノジョと2ショット

友達も入れて集合写真

果ては動画まで。「浅草に来てまーす♡ あけおめー♡」

とか演っている間に急ブレーキが後続の行列に波及して行きます。危険です。ご遠慮下さい。

(三大危険行為ノ二)歩きながらスマホ

そんな人いるのか って?

いますね、結構。私が観測したところでは、7人に1人とか、8人に1人くらいは操作しながら参詣しています。罰当たり者め。

実際に罰があたることもありそうです。歩きスマホの人の前方の人が急に「立ち止まっての写真撮影」を始めたら、どうなりましょう。

発見が遅れ→衝突→トラブル→喧嘩

と展開するのは目に見えています。だから親切にもDJさんは、

お正月の楽しい思い出が、つらい思い出に変わってしまう場合がございます!

と指摘してくれているのです。危険です。お止め下さい。

(三大危険行為ノ三)雷門の大提灯にハイ・タッチする

これは、もう不敬行為であって、特高警察があった時代なら逮捕拘禁ですが、今はやりたがる人が少なくありません。理由はもちろん、写真を撮って→SNSに上げるため。

しかし現代のDJさんは、フレンドリー警察ですから、

提灯に触るのは、お止め下さい!

そんなことをしても御利益はありません!→むしろ、そうか、御利益ありそうだと思ってしまう。

そんなことをしても記念には成りません!→むしろ、そうか、写真を撮って記念にしよう!と思ってしまう・・・と展開しています。

やがて、さらに踏み込んで警告せねば、と焦ったDJさん、

危険です!

提灯が落下した場合、重大な事故になります。

落ちます!落下します!危険です!!

そ、それは流石に言い過ぎかと・・・

(本当に言っていました。この耳で聞きました。)

 

追伸

インターネットの『Rettyグルメニュース』「平成生まれがゆく「東京名店物語」」にお採り上げいただきました。

文は平成生まれの山口祐加さん。若い方が老舗店に関心を持って下さるのは、嬉しいですね。是非ご覧ください。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.877連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

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住吉史彦の十大ニュース2017

お待たせしました!

今年も「住吉史彦の十大ニュース」の時間がやってまいりました。

え? 誰も待っていないって?

そういう声は無視して、どんどん行きましょう。

今日はポイントだけを書きますので、詳しい内容を知りたい方は、アンダーラインのある所をクリックして下さいね。さて、

 

1月 「適サシ肉」宣言を致しました。この件はご存じの通り大拡散。結局およそ40回各種のメデイアにお採り上げいただきました。怒涛の年の、これが始まりでした。

「適サシ肉」は後に商標として登録致しました。(登録第5980224号、登録日:平成29915日)

2月 東都のれん会「東若会」の幹事長に選任されました。

3月 26回「すきや連」を福井市「開花亭」さんにて開催しました。浜町花街の芸者衆にご出演いただき、賑やかでした。

4月 慶應義塾「料飲三田会」の会長に選任されました。

6月 100年経営研究機構さん・ハリウッド大学院大学さんが主催する100年経営アカデミー」で、ゲスト講師として講演をさせていただきました。

6月 浅草料理飲食業組合の副組合長に選任されました。

7月 27回「すきや連」を米沢市「吉亭」(よしてい)さんにて開催しました。自慢の米沢牛は勿論、登録有形文化財の店舗や日本庭園の風情も楽しませていただきました。

10月 米沢商工会議所さんのお招きで講演をさせていただきました。演題は「適サシ肉騒動記」。

11月 28回「すきや連」を仙台市「かとう」さんにて開催しました。今回も全国から50名近くのすき焼き関係者が終結して大盛況でした。

12月 国際観光日本レストラン協会関東支部の納会を「ちんや」で開催しました。私の講演を聞いていただいた後、すき焼きを食べていただきました。

 

いやあ、とにかく今年は「適サシ肉」の件で、怒涛の一年でしたが、

これにて2017年の弊ブログも千秋楽となりました。また、これにて2.864日連続更新を達成しました。3.000日が視野に入ってきましたねえ。

まずは御礼だけを申し上げます。読者の皆様、ご愛読いただき誠にありがとうございました。

2018年もご愛顧を賜りたく、心よりお願い申し上げます。

東西、東〜西〜

君は?

浅草花川戸のフレンチ「エヴ?」さんに行って来ました。二度目です。

「エヴ?」は「Et vous?」。フランス語で「君は?」だとか。

店主でシェフの岡部勝義さんは、「2011年の大震災当時、栃木のホテルでフレンチのシェフとして働いていて、その時「自分が何もできないと感じ、自分でできることを追求するために東京での出店を決めた」と言います。

店名が少し難解なのは、そういう次第です。

で、「食べてきれいになる」店を開業。体に必要な栄養素を取り入れられるようなメニューを考えておいでです。

結果、旬の野菜が豊富というのがお店の「売り」ですが、野菜だけでは理想のバランスにはなりません。肉も要る、ということで、今回はジビエです。

猪のビーフシチューが美味でした。

あ、いや、猪はビーフじゃないか、猪シチューが美味でした。ご馳走様でした。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.829日連続更新を達成しました。 すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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そば打ち一代

浅草観音裏の「蕎亭大黒屋」菅野成雄さん・雅江さんご夫婦を描いた本が出ました。

「そば打ち一代 浅草・蕎亭大黒屋見聞録」

上野敏彦 ()

単行本、平凡社刊行

菅野さんは、浅草料理飲食業組合の総会などでお見かけするくらいで、「美味しい蕎麦屋さん」とは認識しておりましたものの、深い面識はありませんでした。

このご本を読んで、

!!!

石臼とか銅鍋とか道具を自作したり、ソバや野菜も自分で育てたり、普通の蕎麦屋さんではありませんな!

蕎麦屋さんを超えてしまった感じすらします。

存じませんで、失礼しました。

古希を迎えて現役というのも素晴らしいです。

皆さんもご購読を。エキミセの中の「くまざわ書店」の浅草本コーナーに積んであります。

 

追伸

ネットTV番組『Story 〜長寿企業の知恵〜』に出演させていただきました。こちらのURLで視聴可能です。

*この番組は、創業100年を超える老舗企業の経営者をゲストに招き、長寿企業の経営者が持つ知恵や理念、思いを語る、というものです。どうぞ、ご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.782日連続更新を達成しました。

すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

ベアトリツェがベアトリ姉ちゃんになるまで

今年は「浅草オペラ」100年の年ということで、

『浅草オペラ 舞台芸術と娯楽の近代』(森話社)を読みました。

「浅草オペラ」は、日本音楽史における「あだ花」と位置づけられることが普通です。「浅草オペラ」には当時、若い聴衆の度を超した応援合戦とか、女優のスキャンダルとか、嘆かわしい話題が多かったからですね。

しかし、本格的な西洋のオペラを日本人が上手く受容しなかった後、浅草の大衆が、かなり改変された形とは言え、熱狂的にオペラを受け入れたのは、紛れもない事実で、私にはそれが、西洋料理が「洋食」になった経緯にかぶって見えます。かなり興味深いです。

その意味で、面白かった章は、

「浅草の翻訳歌劇の歌詞──ベアトリツェがベアトリ姉ちゃんになるまで」という章でした。

「ベアトリ姉ちゃん」というのは、今ではあまり上演されないスッペのオペレッタ『ボッカチオ』の中の一曲です。元々の訳詞は原典に忠実でしたが、そこには音楽上のまとまりと噛み合わない箇所が結構あり、歌いづらく・聞き取りづらかったので、上演を重ねる内に改変され、歌い易く・聞き取り易く、そして原典の意味からは遠くなって行きます。その過程を追ったのが、この論考です。

ベアトリツェという登場人物の名すら、ベアトリ姉ちゃんに変えられてしまいました。

オッフェンバックのオペレッタ『ジェロルスタン大公妃殿下』ではタイトル自体が変わって『ブン大将』に成ってしまいました。

この話しは日本海海戦を思い起こさせます。海戦を控えて東郷提督の日本海軍は当然射撃訓練をします。ロシア戦艦の艦影を入手して、その画像を砲兵に記憶させようとするのですが、ロシア戦艦の名は

「シソイ・ヴェリキー」

「アドミラル・ナヒーモフ」

「ドミトリー・ドンスコイ」などと舌を噛みそうな名前ばかり。

そこで!「ドミトリー・ドンスコイ」は、なんと、「蚤取り権助」に改めて覚えさせました、とさ。

なじみ易さは必要ですよ、まじで。

さて、話しを戻しますが、

『浅草オペラ 舞台芸術と娯楽の近代』(森話社)

クラシック音楽にはゼンゼン興味がないと言う、浅草の皆さんに、この本をお勧めします。学者さんが書いた本ですが、読みづらくはないです。

 

追伸

ネットTV番組『Story 〜長寿企業の知恵〜』に出演させていただきました。こちらのURLで視聴可能です。どうぞ、ご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.768日連続更新を達成しました。

すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

 

 

 

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ハンギングバスケットフラワーサポーター制度

台東区「花の心ハンギングバスケットフラワーサポーター制度」の認定式に参加しました。

会場の浅草文化観光センターに着きますと、

すごい報道陣!

そうか、オレを取材したいメデイアが、こんなに在るのか!

と思いましたが、違いました、もちろん。

この日は東京都が2020オリンピックに向けて実施する「花の都プロジェクト」のキックオフイベントも合わせて開催されることになっていて、ユリ子知事も見えたのです。女子オリンピアンも。

へえ、毎日こんなに大勢の報道陣を引き連れて歩いているのですねえ。驚きました。

さて、「花の心ハンギングバスケットフラワーサポーター制度」についてですが、台東区が商店街の街路樹に「ハンギングバスケットフラワー」を付けて、それを商店街の会員が水遣りなどの世話をして貰いたいという制度です。

ウチの通り会=浅草雷門通り振興組合が、引き受けたので、この日「サポーター」として認定する段取りでした。

「ハンギングバスケットフラワー」というのも耳慣れない言葉ですが、街路樹を支える鉄製の支柱の、人の腰くらいの高さの所に、やはり鉄製の輪が付けてありまして、そこに花を植えたバスケットをかけるというものです。

当振興会と、雷門一ノ宮商店会(都営浅草線のA4出口の前の商店街)に、既にそれが設置されていますので、どうぞ、ご注目下さいませ。

追伸1

雑誌「dancyu」2017年8月号の「美味東京」特集に、「ちんや亭」の「適サシ肉」の「ちょい食べ」が採り上げられました。ありがとうございます。

<「適サシ肉宣言」関連の、これまでのメデイア掲載は以下↓の通りでした>

「文春オンライン」2月8日より掲載中

日本テレビ「スッキリ!!」2月9日放送済み

TBSテレビ「白熱ライブビビット」2月10日放送済み

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」2月10日16時50分放送済み

東京新聞(特報面)2月12日掲載済み

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」2月12日10時放送済み

HBC 北海道放送「今日ドキッ!」2月15日15時44分放送済み

「肉メディア.com」(インターネット)2月15日掲載済み、文:松浦達也様

TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」2月16日7時35分放送済み

産経新聞(生活面)2月21日掲載済み

日刊ゲンダイ2月24日掲載済み

「おとなの週末」(雑誌、講談社)2017年3月号掲載済み

FMえどがわ(84.3MHz)3月2日放送済み

読売テレビ「そこまで言って委員会」3月12日放送済み

テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」3月25日朝6時放送済み

TBSテレビ「ぴったんこカン☆カン」3月31日19時56分放送済み

「ワインホワット!?」(ワイン専門誌)2017年5月号掲載済み

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」4月13日20時15分放送

ブーストマガジン(インターネット)5月12日(前編)、19日(後編)掲載中

テレビ東京「和風総本家」5月18日放送済み

「婦人画報」(雑誌)2017年7月号「世界が恋するWASHOKU」特集

「健康保険」(健康保険組合連合会発行)2017年6月号、文:山本謙治様

「dancyu」2017年8月号、「美味東京」特集

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.755日連続更新を達成しました。

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