駅伝の宿

「それが私たちの新年の仕事始めなんです。それを大変だなんて思いません。むしろとってもありがたいことだと思っています」

むしろとってもありがたい~その考え方、素晴らしいです。

正月働くことを「ありがたい」と言うのは、

箱根駅伝・平塚中継所に近い場所にある『やまいち旅館』さん。

毎年、往路24区、復路89区の56校の選手たちが宿泊する宿です。今年は、青山学院大、明治大、中央学院大、国士舘大、大東文化大、関東学生連合チームが泊まったとか。

「宿泊するといっても、滞在時間は短く、元日の午後2時過ぎにチェックインして、12日の朝56時には出発する」

調整方法が選手によって違うため、

「当日の朝食時間は選手によって違う。“走る何時間前に食事をしたい”という選手もいて、『朝3時に食べたい』ということもあった。「そのときは、調理スタッフもみんな、午前2時に起きるんです(笑い)」

「ですから私たち旅館の者も、とにかく寝る間もない。でも、選手のみなさんは箱根に向けてずっとがんばってきているから、私たちも彼らを支えたいという思いが強いんです」

思えば、正月浅草で働いて、人様のお幸せの手伝いを出来ることは、実に在り難い話しです。

キツいんですけどね、毎年。全く「捉え方次第」ですね。

&伊勢丹さんに聞かせたいものです(笑い)

 

ちなみに、この話しのネタ元は『女性セブン』さん。最近はネットで『女性セブン』を読めるので、たまに拝見しますけど、G.J.と思います。

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.523日連続更新を達成しました。

 

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営業

日本の社長さん・営業本部長さんに申し上げますが、
日本の会社の営業力がホントに低下してると思いますよ。
年始の浅草にヒマな人なんかいないんだから、名刺と手ぬぐい出して、
「住吉社長によろしくお伝えください」
とだけ言ってすぐ脱出するのがスマートなのでは?
名刺に手書きで「今年もよろしくお願いします」と書いておけばベター。
忙しい仕事の手を止めて、何事かと応対に出て行けば、
用件は「お芽出とうございます」だけって、勘弁して下さいよ。ここは浅草なんだから。
相手の状況を観て仕事ぶりは変えようよ、営業マンなんだから。
ついでに申しますけど、
「キーマンに会わねば・・・」という意識ばかりが強い人は上手く行きませんよ。
現場にいる人間に、精一杯よろしくと言うことの方が大事かもよ。実際に御社の商品を売っているのは彼らなんだから。
現場の人間だって忙しいのに、社長を引っ張り出しに行くとか、とてもメンド臭いんだという所をお忘れなく。
結局薬局、キミは仕事しているつもりかもしれないけど、本当の意味では仕事に成ってないと思いますよ。
日本の社長さん・営業本部長さんに申し上げますが、
日本の会社の営業力がホントに低下してると思います。
最近毎年年始にそう思います。

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

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四六判240頁

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978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.522日連続更新を達成しました。

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寅さんの口上

テレビ朝日「継ぐ女神」の「お宝鑑定」の場面が、どうも私は嫌いだという件は、旧臘12/6の弊ブログに書きましたが、それは局側の興味本位なノリが嫌いなのであって、登場する老舗さんの考え方は参考になることが多いので、実はよく拝見しています。

あ、念のためおさらいしますと、「継ぐ女神」は朝の番組「モーニングショー」の中の日替わりコーナーで、「伝統を守り、次の世代へ引き継ぐべく奮闘する輝く女性に密着」という企画です。

さて先日登場していたのは、国民的映画「フーテンの寅さん」の実家として有名な、柴又「高木屋老舗」の六代目でした。

このお店の「お宝」は、高額な美術品ではなく、渥美清さんがお店の宣伝の為に吹き込んだというテープ。

さすがにこの品は「鑑定」できなかったようで、この回は嫌いな鑑定場面を視ずに済みましたが、その件はさて置きまして、「高木屋」さんが、この宣伝テープを三日間しか使わなかったという話しに私は、とても感心してしまいました。

映画の「寅さん」はテキ屋稼業ですが、その見事な口上で「高木屋」さんの宣伝をしているのです。渥美さんは映画撮影で世話になった御礼として、このテープを作ったのですが、あまりに見事なテキ屋ぶりなので、店先で放送したところ、人が集まって来て、大変な混雑になってしまったそうです。

放送すること三日間。

「高木屋」さんは、この口上テープを二度と使わないと決めました。

効果があり過ぎ、そして国民的存在である「寅さん」を一店舗のために使うのは、ずるい・良くないと考えて封印したのです。

渥美さんが亡くなって、1998年に『男はつらいよ』シリーズが終わると、柴又の街は一時寂れましたが、その時も使わなかったそうです。

「売れれば良い」「利益極大化」とは対極の姿勢が、この老舗さんにも在りました。多くの方に知って欲しいエピソードだと思いましたので、ここでご紹介しました。

 

ところで少し話しは逸れますが、渥美さんは「高木屋」さんだけのものでは勿論なく、柴又だけのものでもありません。

渥美さんは、浅草六区で長年活躍して芸を磨き、映画・テレビの世界に移って行った方ですから、渥美さんと言えば=浅草なのです。「寅さん」は戦後浅草に大勢いたテキ屋の再現です。

が、「寅さん」が遺作になったため、渥美さん=柴又と思っている人が多いようです。

この件は、「浅草演芸ホール」を運営する「東洋興業」の松倉久幸会長が書いた本『歌った、踊った、喋った、泣いた、笑われた』に詳しいので、是非お読みいただきたいと思います。

 

追伸①

CSフジテレビONEの

『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は、1/21(土) 9:00~9:30    です。

追伸②

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

追伸③

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

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2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.520日連続更新を達成しました。

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気分の問題

<ネットで見つけた、とある肉屋さんのボヤキです>

明けましておめでとうございます。

旧年中は、公私ともに大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いします。

さて、なぜか今年に限ってお肉の変色や匂いに関する、はなからクレームの様な問い合わせが増えました。皆さん普段どんなお肉を食べてらっしゃるんでしょうか。

変色しない、匂い(香り)もない若齢の牛の肉を食べてるんでしょうね。

切り立ての肉、しばらく時間を置いた肉、包んで重なった部分や包装当りの部分、色は変わりますよ!匂いもしますよ!

肉に対するおかしな知識が広まってるのか、知らなさすぎるのか。手元に届いて、包装したままご自宅の冷蔵庫で23日経ったお肉が食べれるかどうかは、自分で判断して下さい。ナマモノですから!!

熟成肉ありますか?なんて聞かれると、全部熟成です!と答えます。そもそも熟成してない様な肉は普通、販売してませんから・・・

こちらの肉屋さんは「ちんや」と似た仕入れ方針を採っているお店さんですが、さて、これに対する私のコメントは、

「この投稿にコメント殺到してますね(笑い) ウチにも、ほぼ同じ趣旨の電話が大晦日に1件ありました。おそらくスーパーの肉しか知らない人が、年末年始だけ我々の所に来るのでしょう。年末年始はデンジャラスとみなして防御線を張るしかないと思います。嘆かわしいですけどね。」

この件を解説いたしますと、そもそも熟成させた肉は、生鮮食品ではありませんから、濃い色をしています。一方スーパーの肉は、屠畜後数日で販売してしまうので、浅い色をしています。

それ以前に、若齢の牛は色が浅いですが、しっかり肥育すると色が濃くなります。しっかり肥育した牛を熟成させれば、ダブルで濃くなります。

綺麗な色がお好きな方は、スーパーでお求めになれば結構毛だらけなのですが、熟成させていませんから、旨くないですよ。それに若齢だと脂肪の融点が高いからモタレますよ。

この傾向は、牛の性別で違いがあります、メス牛の方が濃い色になるのです。理由は分かりません。

「メス牛の方が濃い色」というよりは、熟成を重視する肉屋さんがメス牛を好む傾向にあるので、結果的にメス牛の方が色が濃いように感じているような気がします。今時のオス牛は肥育月齢の短い牛が多く、熟成させ甲斐がないので、熟成を重視する肉屋さんは仕入れず、メスを熟成させるのだと思います。

それから、肉の部位でも違いがあります。モモなどと保水率の高い部分が、濃い色になる傾向があります。

そうした部位が折り重なると、空気に触れないわけですから、濃い色です。それが不潔だ!と言われてしまうのですが、食べても問題ないです。気分の問題です。

さて、この程度のことで文句をたれている方には、我が福澤先生の『肉食之説』(明治3年)を捧げたいと存じます。(原文のママだと読みにくいので、少し読みくだして引用しますと)

「よく事物の始末を詮索すれば世の食物に穢き物こそ多からん。」(中略)

「或は牛肉牛乳に臭気あるといはん乎。松魚の塩辛くさからざるにあらず、くさやの干物最も甚し。先祖伝来の糠味噌樽へ むかでうじと一処にかきまぜたる茄子大根の新漬は如何。」

「皆是人の耳目鼻口に慣るると慣れざるとに由て然るのみ。慣れたる物を善といひ、慣れざる物を悪しといふ。自分勝手の手前味噌だになめる其口へ、肉の「ソップ」が通らぬとは、あまり不通の論ならずや。」

そういう不通の論者は、

「必ず身心虚弱に陥り、不意の病に罹りて倒れるか、又は短命ならざるも生きて甲斐なき病身にて、生涯の楽なかるべし。」

流石は先生、この「言い切り感」が私は好きです。

この文では肉食を勧めるために、伝統的醗酵食品と比較しているのですが、私は、現代の濃い色の肉に慣れていない人にも、このセリフを申し上げたいと思います。

肉の色なんかでビクビクしていると、生涯の楽なかるべし、ですぞ。

 

追伸①

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心底みたり

ふるさと納税サイトの皆さん、
カニを買えとか、
肉を買えとか、宣伝してないで、
糸魚川のことを伝えたら、どうなんでしょうね?
単なる通販サイトの「心底みたり」って感じがしますな、まったく。
・・・とFBに書きましたら、知人からは、こんなコメントが。
故郷や縁のある自治体を応援するのはいいことかもしれないけれど、納税者に特産品を送るために納税されたお金を使っちゃって、それが正しいふるさと納税の使い方だろうかと疑問です。特産品もない貧しい自治体の住民が、特産品を求めて他の自治体にこぞってふるさと納税したら、自分の住んでいる自治体の税金が減ってますます貧しい自治体になっちゃいますよね。いい循環とは思えない制度ですよね。」
いや、まったくです。

追伸①

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『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は、1/18(水) 8:30~9:00

1/21(土) 9:00~9:30    です。

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2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

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もう1枚無料!

「ちんや」精肉売店での正月用肉予約販売の受付は、年末28日まででした。29日からは店頭が大変混みあいますので行列せずに済む予約を、28日までに申し込んでいただくよう、お勧めしておりました。

29日以降は、予約済みの方の受付場と未予約の受付場を用意して、それぞれ対応いたします。未予約の方は「売り切れ御免」です。

この締め切りは毎年28日までなのですが、それを忘れてしまうお客様がおいでで、29日を過ぎてから申し込もうとなさる方がいます。もちろん、それは謝絶するわけですが、

え、えー、28日までだっけ?!

29日までと思ってたのよ!

困ったわー!

どうしよう?!

あとは、並ぶしかないの?!

いやだわー!

寒いしー!

どの位待つのかしらー?

なんとかならないの?

・・・大変恐縮ですが、なんとかなりません。なるべく、朝一とか空いている時間にお越し下さい。

かたくなに断るのは、クリスマスのドミノ・ピザさんみたいになりたくないからですドミノ・ピザさんが「お持ち帰りでピザ1枚買うともう1枚無料!ドミノ・ピザのBuy One Get One Free!でメリークリスマス♪」という、無謀なキャンペーンを行ったところ、クリスマスイブに、

予約注文がさばけずに大混乱し、客がキレ、店員が泣き出し、警察まで出動する事態になったそうです。ツイッターでは、

「志木のドミノピザやベー笑笑笑 店の外まで並んでるし、警察きてるし、ピザ作れてないし笑笑 混み過ぎてキャンセルも出来ない笑」

「ドミノピザ地獄絵図ww 20時に受け取り予約してたけど、 まだ焼きあがってもないし、 レジも50人くらい並んでる(笑) 寒いし1人だしやばめだな」

1750予約が受け取りは19:30! 一時間半待ったのに!なのに! 『注文とちがうピザで申し訳ありません』 『はい?』 18時前後の予約の皆さんみんなそう。焼きやすいピザから焼いたのか。『意味わかんないんですけど!!! 』」

ドミノ・ピザジャパン社は翌日公式ホームページ上で謝罪しましたが、

「この結果を深く反省して、今後よりよいサービスを提供できるように、スタッフ一同で取り組んでまいります。」

という一文が更なる反発を招きました。

「スタッフ一同」に責任はなく、むしろ被害者であって、このキャンペーンを行った幹部だけに問題があると考えるのが自然だからです。

さばき切れないほどの予約を受注し、その後でも、さらに注文を受け続けていた企業姿勢に驚くほかありません。実際、私も26日の朝に「もう1枚無料!」のテレビCMを視ました。

そういう次第で、次回は「28日締め切り」をお忘れなく。

追伸①

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『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は、1/13(金) 11:30~12:00

1/18(水) 8:30~9:00

1/21(土) 9:00~9:30    です。

追伸②

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追伸③

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題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

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四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

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つぎ、停まります。

小さな子がボタンを押した。

ちょっと大きめにアナウンスした、「つぎ、停まります。」

これは広告です。ある日私が乗った京急電車の社内に掲示されていました。

何の広告か、お分かりですか?

京急バスの運転士募集の広告です。この文言に、お母さんに連れられた女の子が「つぎ停まります」ボタンを、まさに押そうとしている写真が付けられていました。

私は、この広告を見て、

ああ、この業界も人手不足がひどかったよなあ。

と思うと同時に、この広告を企画した人の気持ちが、とても良く分かりました。

人手不足の時代だけれど、運転士という仕事に使命感を持つ人が応募してくれるはずだ、応募して欲しい、という気持ちです。

広告会社さんが、その気持ちを汲み取ったのが、この広告でしょう。

どこのどなたか存じませんが、広告会社の人、G..

追伸①

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『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は、1/13(金) 11:30~12:00

1/18(水) 8:30~9:00

1/21(土) 9:00~9:30    です。

追伸②

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

追伸③

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

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価格:本体1600円+税

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2016年2月25日発売

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場所が分からなかったから

予約を入れておいて、

「♡店の場所が分からなかったから♡他の店に入っちゃいました♡すみませーん

って、インバウンド客が増えると、本当にアタマ痛いなあ・・・

・・・じゃあ、ないんですよ!

日本人でした、この方。

世も末ですな。

南無観世音菩薩。

予約して、しかし店に行けなくなることは、あり得ますが、自分が今後もその店に行きたいと思うのなら、しっかりした言い訳を考えないといけません。その言い訳を考える能力が、最近全般的に落ちている気がします。

「店の場所が分からないから、他の店に入っちゃいました」と言ったら、店によってはアタマに来て「出入り禁止」にする可能性もあると思いますが、そういうことは視野に入らない人が増えているようです。

トホホです。

 

追伸①

年始の営業案内です。

1月1日のみ休業し、2日から9日まで休まず営業致します。

どうぞ御利用下さい。

追伸②

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放送は、1/9(月) 8:00~8:30

1/13(金) 11:30~12:00

1/18(水) 8:30~9:00

1/21(土) 9:00~9:30    です。

追伸③

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四六判240頁

価格:本体1600円+税

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2016年2月25日発売

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パワハラ社会

これまた旧臘の話題で恐縮ですが、つらつら考えましたら、かなり重要なことと思いましたので、あえて年始の話題とさせていただきます=日本社会のパワハラ体質の件です。

NHKさんが「ブラック企業大賞」を初めて報道したそうです。

「ブラック企業大賞」は、これまでもネットでは有名でしたが、権威ある賞ではないため、大手のメデイアは採り上げてきませんでした。

それが、今年は違いました。

理由は勿論、大賞が電通さんだから。

「章についてのニュースに続いて、新人の教員についても、精神疾患やその果ての自殺について報道し、過労死や過労自殺の問題が今、いろいろな職場で起きていること、そして対策が社会全体で急がれる 」と報じたそうです。

ここで「対策が社会全体で急がれる」というところがポイントです。

これまで居酒屋とか世間から「残念な業界」と思われている会社が叩かれたのとはワケが違います。日本のトップ企業の体質が叩かれた→「対策が社会全体で急がれる」のです。

学校の部活のパワハラ体質も同根だ、とまでは言っていませんが、「社会全体」にはおそらくそれも含むと私は想像します。

実際、電通さんの「体育会気質」は慶應体育会の気質だと指摘する人がいます。卒業生が多く就職・活躍しているからです。かつてはそういう面もあったかもしれません。

しかし、現在の本物の体育会はかなり違います。

「1年上級生は神様と思え!」というようなことは今は言っていないようです。隅田川の春の風物詩「早慶レガッタ」でも、下級生が~場合によっては1年生でも、実力があれば花形のレースを漕いでいることがあります。

スポーツの世界にも科学が入って来て、しごきではアスリートのパフォーマンスをあげられないことが分かったからです。

さて、そのパワハラ体質が残っているのが、企業社会です。

中小企業の場合、社長が考えと行動を改めれば変われると私は思うのですが、大手さんの場合、以外と難しいように思います。現在の幹部が全員しごき・パワハラをくぐり抜けて成長してきた人ばかりで、長年に渡って同じことを後輩にしてきたからです。

しかし、NHKさんの言う通り、トップ企業がそのままでは、社会全体がそのままでしょう。社外取締役を多数起用するとか、やらないといけないと思いますが、さて今年は2017年。流れはどちらの方向に行きましょうか?

あまり期待はせずに、眺めたいと思います。

 

追伸①

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放送は、1/9(月) 8:00~8:30

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1/18(水) 8:30~9:00

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追伸③

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タダで便利

これまた旧臘の話題で恐縮ですが、つらつら考えましたら、かなり重要なことと思いましたので、あえて年始の話題とさせていただきます=日本は便利過ぎるのではないか、なにも荷物が翌日届かなくても、指定の時間に届かなくても、そんなに困らないのでは、しかもそれがタダというのはムシが良過ぎるのではないか、という件です。

実は、報道が出る前に私が気づいていました。

自分が通販で買った荷物がなかなか届かなかったからです。問い合わせても、佐川さんの説明はしどろもどろ。

これは、どうも破綻しているのではないか・・・そう感じました。

報道は、その後に出ましたが、

「宅配大手の佐川急便で、年末の荷物量増加に伴い、東京や埼玉、愛知、大阪など7都府県で配達に遅れが出ている。クリスマス関連イベントの荷物や歳暮などの配達を待つ利用者たちから、困惑の声が上がっている。」

「同社広報部によると、遅れは1~2日程度としているが、22日正午現在で7都府県22市区に広がり、解消のめどは立っていない。想定以上の荷物集中や人員不足が原因とみられ、過去にこうした遅れはなかったという。」

そう言えば佐川さんは、駐車違反をした社員の「身代わり出頭」を親戚・知人に依頼するという事件も起こしていました。これも元はと言えば、人手不足で社員が運転できなくなるのを避けたかったから起きた事態です。クリスマスの頃にはドライバーが配達物を地面にたたきつける動画をネットに投稿されてしまいました。

とにかく、日本人はサービスに金を払わな過ぎます。

翌日配達とか、時間指定とかは、別途相当の金額を徴収し、その金でドライバーさんを雇えば良いと思うのですが、結局同じ料金でやってますよね。

「運輸業の生産性が低い」原因は、これだと私は思います。

そして、この無料の発想が全ての産業に行き渡っているのが、この国です。

「タダで便利」にし過ぎて、結局ちゃんと届かないのでは、本末転倒と申すものです。

 

追伸①

年始の営業案内です。

1月1日のみ休業し、2日から9日まで休まず営業致します。

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放送は、1/9(月) 8:00~8:30

1/13(金) 11:30~12:00

1/18(水) 8:30~9:00

1/21(土) 9:00~9:30    です。

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拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.506日連続更新を達成しました。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 2:09 PM  Comments (0)