おめでとうございます!

 FBユーザーが誕生日を迎えると、肩がヒジョーに凝るということが判明しました。

 FBがご丁寧に何日も前から、

 今週誕生日を迎える友達がいます!

と告知していたので、私のwallに「おめでとうございます!」の書き込みが殺到するのは予想できました。

 それで皆さんに「コメントは是非心を込めずに、そっけなく事務的に」とお願いしていたのですが、それでも数が多かったので返信するのに往生しました。

 勿論、これは有難い話し・嬉しい話しなので、文句を言ったら罰が当たるのですが、今年の私の誕生日は、店が結構忙しい土曜日だったので、一苦労でした。

 それに加え、実は、その前日にパソコンの入れ替え作業があって、それが7時間近くかかり、パソコンを使った仕事がまったく出来なかったため、12/3は朝早くから、前日出来なかった仕事と、おめでとう返信のため、「パソコン喰らい付き」状態になりました。

 いやはや凝りました。

 wallに「おめでとう」書き込みが来るだけでなく、FBメッセージで来る場合もあるので油断できません。さらに普通のメールで来る場合もあるので、そっちも油断できません。

 夜10時過ぎになって、「肩が凝ったので、もう帰ります」と書いたら、それを見つけて「おめでとう!」と書き込んで来た人もいました。

 もう帰るって書いてるのに、帰れないじゃないの!

 結局ようやく帰ったのは11時半過ぎでした。

 この日、成田の菊屋さんが鰻の蒲焼を送って下さったので、有難く頂戴して、ようやくほっと一息。

 いやあ、忙しかった。これで一件落着!と思いきや、

次の日パソコンを開けたら、

 おめでとうございます!だって。

 当日以外は無効です、もう!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて644日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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大阪都

 大阪のダブル選挙で、「大阪都構想」の「維新の会」が勝ったと聞きました。

 「大阪都」なる、耳慣れない単語を持ち出して⇒新鮮味を醸し出し⇒旋風を起こしたハシモトさんの手腕には感心します。

 でも、「大阪都」って、私にはそんなに素晴らしく見えませんね。だってモデルの東京都自体が、そんなに素晴らしくないからです。

 公選区長と議会を備えた、23特別区の上に、東京都が乗っかる現体制って、やり安い体制とは思えません。一度でも区役所関係の仕事をした方なら、すぐそれに気がつくと思います。

 特に区境をまたぐ仕事がペケです。スカイツリー開業に合わせて、台東区=墨田区で連携するとか、谷根千(ヤネセン)地区を台東区=文京区で連携して盛り上げるとか、そういうのがペケです。

 それに都庁の方も、自分の領分はガッチリ守る、という役人スピリッツの豊かな所です。上野の街で上野公園と連携したいと考えた人は、これまで皆、この現実にブチ当たってきました。上野公園はバッチリ都庁の領分なので、台東区役所も口出しが難しいのです。

 だいたい「東京都」というのは、戦時中に東条内閣が、東京の税収とマンパワーを「国家総動員」に編入するために造ったものです。だから最初のトップは「東京都長官」と名乗っていたそうです。強そうですね。

 その体制を、戦後になって今度は逆に「分権」ということで、区ごとに選挙をするようになって、現在のような縄張りになったわけです。

 だから、どうせならハシモトさんは、弱くなった現在の都を真似るより、もっとスゴいものを造ったらどうだろう、と思います。

 東は京都、西は神戸、南は関西国際空港、北は伊丹空港まで、一人で独裁できる朝廷を開いて、帝位に就いた方が良いですね。グローバルな都市間競争が展開されている世界で、キタ区はどーで、ミナミ区はこーだ、とか言い出したら、笑われますよね。

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新党構想

 年の瀬ですね。年末恒例の行事と言えば、

 新党構想。

 今年は、国民新党のカメイ代表が、なにやら企画しておいでのようです。新党メンバーのリストなるものが、新聞紙上を賑わせています。

 秀逸だったのは、その構想について語った、コイズミ家四代目シンジロウ議員のコメントです。

=新党、新党って言ってるようですが、やってる人がちっとも新しくないですね!

 あっはっは。座布団1枚!

 お父上も良くジョークを言う方でしたが、四代目もジョークの効果を学習しておいでのようで頼もしいです。どうも、私がこの父子に好感を持つのは、こうした気の利いたことをポンポンと言うからかな、と思ったりします。

 勿論、笑いのツボは人によって違います。この「ちっとも新しくないですね!」というセリフにしても、年配の方から見れば「年寄り軽視」とも受け取られかねませんから、リスクのある発言です。そういうことを、ポーンと言ってしまえる所が、シンジロウ議員の人気の秘密なのだろうと思います。

 笑いのツボと言えば、私と父の笑いのツボは違いました。

 父も経営者ですから、会議や挨拶でジョークを言っていたような記憶がありますが、どうも面白く感じず、しかも何故かいつも復唱するので、無理にウケを狙っているような感じがして、イヤでした。

 そういうわけで、一度はジョークを言わなくなった私ですが、今は勿論違います。

 六代目を継いで以来、BSE問題・産地偽装事件・黄蹄疫問題・リーマンショック・大震災・エサの放射能問題・・・とたて続けに問題が起こり、そういう時期にも、なんとか気力を保つのに、ジョークが必要でした。

 だから、私のジョークは「帝王学的に継いだ」というより、辛い時代にやむを得ず始めたものです。まあ、旧ソ連時代の庶民のジョークみたいなものでしょうかね。

 私のジョークが面白くない、と思う方も多数おいででしょうが、そういう次第ですので、ご諒解賜りたいと存じます。

 さて、それではここで最近の作品を一つご紹介しておきましょう。

 実は先日、私の知人の「上野和裁」さんの主催で、「ちんや」で仁科亜季子さんのトークショーがありまして、私も冒頭に挨拶を頼まれました。

 最初に、仁科さんの肖像権について、主催者から参加者に注意があって、その次が私の出番です。

 女優である仁科さんの画像を勝手に撮ることは出来ず、特にスマフォ・写メなどデジタルなものは×ということでした。代わりに、仁科さんがポラロイド・カメラを用意して下さっていて、それを使った2ショット撮影は、OKとのことでした。へえ、なるほど。

 で、私の出番です。

 ええ、私が住吉史彦でございます。私も、ポラロイドなら構いません!

 まずまずウケたことを、皆様に御報告申し上げます。

 お後がよろしいようですので、この辺で。

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親切

 今年の内に、「自称すき焼き通を、公認すき焼き通に!」

ということで、11/27に第五回「ちんや」すき焼き通検定試験を実施しました。年内最後の検定です。

 合格されたのは、

 上垣内伸一さま、柿本元大さま、遠藤栄一さま、緒方秀年さま、鈴木路子さまでした。誠におめでとうございました!さて、

  「予約の段階で、親切にして差し上げた御客様ほど、後でキャンセルしてくる。」

 これを名付けて「住吉史彦の、キャンセル第一法則」と申しまして、レッキとした事実です。

 そんな馬鹿な!とお思いの方のために、状況を補足説明しますと、こういうことになるのは、お客様の何かの御意向に、「ちんや」側が副えない場合です。例えば・・・

 御み足が痛くて、和室にお座りになれないのだが、椅子席の個室が、全部埋まってしまっている。あるいは、

 肉が召し上がれない方がおいでだ(!)

というような場合です。

 和室にお座りになれない方のためには、背の低い腰掛を用意したり、その腰掛けが足りなくなれば、座布団を重ねたりと対応します。そう説明して、OKしていただくのですが、電話を切った後、お客様同士で相談なさって、それで結局キャンセルと成ります。

 肉が召し上がれない場合、ザクの分量を増やし、鍋をもう一台別に用意したりと対応いたします。そう説明して、OKしていただくのですが、電話を切った後、お客様同士で相談なさって、それで結局キャンセルと成ります。

 この話しは、要するには、自分の要望が全部通らない場合に、人がどういう洗濯イヤ選択をするのか、という話しです。

 御み足が痛くて、和室にお座りになれない、というのが動かしがたい事実で、「椅子席でなければ食事できない」ということであれば、「ちんや」の椅子席個室が、全部埋まっていると分かった時点で、もう予約は入れられません。即座に他の店を探さないといけないですね。

 でも、その方は店に予約を入れてしまってから、相談なさって、それで結局キャンセルと成ります。

 肉が召し上がれない方がおいでとわかっているなら、他の皆さんがすき焼きをしている間に、「一人だけ野菜すき焼き」で良いのか、電話をする前に検討しておけば良さそうものですが、その方は店に予約を入れてしまってから、相談なさって、それで結局キャンセルと成ります。

 「・・・」でしょう!

 むしろ親切にして差し上げない方が良いのかあな、と思ったりもしますが、そうもいきませんね。

 だから、この法則は有意に成立します、永遠に。

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リスク管理

 今日は「鷲神社」の「酉の市」の日です。「三の酉」で、しかも土曜ですから混み合いますよ。早めにお出かけを。さて、

 読売新聞に、文化功労者で元・産業技術総合研究所・化学物質リスク管理研究センター・センター長、元東大教授の、中西準子先生が連載をしておられます。まだ始まったばかりですが、納得度が高いので、毎日読んでいます。

 中西先生のご専門は「環境リスク学」。環境リスクについては、リスクの程度を可能な限り定量的に評価・比較し、いたずらに危険性を騒ぎ立てるのではなく、それをもとに合理的な対策をとるべきであると主張されています。

 そのためのリスク評価手法の確立に尽力され、文化功労者にまで成られました。

 原発もそうでしたが、世間には「絶対安全」の神話が流布されることがあり、そうした「安全標榜はうそが多い」、と先生は断言しておられます。「ウソ」と言い放つところが痛快です。

 「私には安全なんて証明できないという感じがあった。リスクというのはある程度許容しないと、結局、全体としてリスクが大きくなりますよ、ということが私の研究の出発点なんですよね。(中略)安全を標榜するとリスクがゼロと言っているようで、嘘みたいで嫌だと。結局みんな隠すことになるじゃないですか。」

 それで、原案では「化学物質安全研究センター」という名前だったセンターを「化学物質リスク管理研究センター」に変えさせて、それからセンター長に就任したそうです。

 先生は、このように「安全の標榜には嘘」をお感じになる一方、危険を強調しすぎるのも問題、と指摘しておられます。

 昨今の放射線の記事でも、

 「こんなに危険、日本の食材」

 「食べてはいけない危険な食材」

とかいう見出しの記事の中に、基準値を超えた産地と一緒に、大きく下回る産地がリストUPされていたりします。その見出しの枠で採り上げられてしまったら、もう全て食えなくなってしまいます。

 ゼロ以外は全て危険という発想は、困りますね。

 記事を読んでいて「大変だなあ」と思いますのは、こういうお考えの方には、味方が少ないそうです。

 「絶対安全」派からも「ゼロ以外は全て危険」派からも疎まれます。

 若い頃、物議を醸す研究を発表した時は、東大の中で阻害され、長期間助手の地位にとどめられたこともあったそうな。

 私などは、つくづく日本人は怖がり方が下手だと思ったりしますが、先生は、そういうことではなく、リスク評価をキチンと提示すれば、日本人も正しく怖がるようになるハズだと書いておられます。

 是非、そう願いたいものです。

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ブータンの王様②

 昨日から、ブータン国王陛下の来日にあわせて、「国民総生産」の成長を目指すことの問題点について、書いています。

 「国民総生産」を成長させる方法の、其の一、其の二は昨日書きましたが・・・

 其三=今まで、人が自分自身で済ませていた用事を、代わりに請け負うサービス業を興す。

 例えば食事を作る、という用事は、以前は主婦の家内労働でしたが、これを外食産業が代わって請け負うことにすれば、それは産業に成ります。

 この方法は、一見簡単に経済成長を興せるように見えます。

 しかし、良く考えてみましょう。この産業には画期的な新技術がありません。せいぜい、各チェーン店で行っていた調理を一箇所に集める、とか程度のノウハウしかありません。

それも、ノウハウがあったとしても、たいていは料理をマズくするノウハウです。品質が期待できません。

 ですので、どうしても「利便性こそ第一」(「その他はテキトー」)という産業に成ってしまいます。そして利便性競争に走った挙句、人の自然の生活から乖離することがあると思います。

 例えば、ですが、夜中の2時に24時間営業の寿司屋で寿司が食えることは、たしかに便利ではありますが、幸せなことでしょうか、ブータンの皆さん。

 夜中の3時に、コンビニでおにぎりが買えることは、たしかに便利ではありますが、幸せなことでしょうか、ブータンの皆さん。

 どうも利便性というのは、

 「いつでも買える」

 「待たずに、すぐ買える」

ということに行き着いてしまうように思います。

 このところ私たちは、そうやって=つまり利便性を実現することで、「成長」してきました。私たちの近年の成長の歴史というのは、そっくり「いつでも買える」「待たずに、すぐ買える」以外の価値を捨ててきた歴史と言えるかもしれません。

 特に食べ物には、利便性以外の価値=例えば「家族の絆を作る」という価値もあるわけですが、そういう価値は、どんどん彼方へ押しやられつつあるように感じます。

 私たちは、この問題を考え直す時期に居るのかもしれません。

 夜中におにぎりを売るには電気が要りますしね。私は、其の三の方法による成長は、国民を幸せにしない、と断言したいと思います。

 あっそうそう、この一から三のどれにも該当しない成長方法として、国際観光業(=インバウンド誘致)があることは、あります。そこに力を入れるのは、悪くはありません。しかし、王道に成れるほどの市場規模ではないのが辛いところです。

 まあ、私は、王道でなくても、国際観光業をやろう、と思っています。御国の役にたちそうですのでね。

追伸

 11/27に第五回「ちんや」すき焼き通検定試験を実施します。

 年内最後の検定です。今年の内に、「自称すき焼き通を、公認すき焼き通に!」

詳しくは、こちらです。

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ブータンの王様

 ブータンの国王陛下が来日されました。

 王様はイケ面、王妃様はアジアン・ビューテイーということで、テレビにツーショット画像が何度も流れされていましたね。

 一方で、王様を迎えた、日本の政治家の不敬ぶりも話題になりました。ある閣僚は王様との宮中晩餐会を欠席して政治資金集めのパーテイーに出席したそうです。しかも、そのパーテイーで挨拶に立ち「こちらのパーテイーの方が大事」と高言したそうな。いやはや。

 王様は元々親日的な方で、しかも震災後初の国賓です。福島県相馬市を訪問して、被災した皆さんを激励して下さったというのに、この態度です。トホホですね。

 でも、まあ、この話しはネットでだいぶ話題になったので、さらにこのブログで書くこともないでしょう。さて置くことにします。

 それで、ですが、ここで書きますのは「国民総生産」のことです。ブータンが目指していない「国民総生産」のことです。

 ブータンが目指しているのは「国民総生産」ではなく「国民総幸福」だそうですから、その「総幸福」なるものが、本当にブータン人を幸せにしているのかーそのことについて、ここに書ければ、それは上等ですが、私風情には無理というものです。 

 書けるとしたら、耳になじんだ「総生産」の方で、それを目指すことの問題点については、この機会に議論しても良いのでは、と思います。

 さて、その「国民総生産」を増やす、つまり経済を成長させるには、どうしたら良いのでしょう。まあ、単純に言って3通りの方法がありますね。

其一=人口を増やし、それに合わせて生産力を増やす。

 その昔は、マルサスの『人口論』のように、人口の増加に生産力が追いつかない状況でした。それで、人口増加⇒貧困化とみなされたこともありましたが、今は違いますね。

 日本の生産力は余っていて、それを消費してくれる人口が居ないので困っているわけです。モノを作っても売れない⇒それで不景気⇒デフレというのが現状でしょう。

 じゃあ、人口を増やせば良いのか⇒でも日本人の人口は増えないんだから、移民を受け入れるしかないぞ、という過激な議論もあるようです。

 移民受け入れが政治的不幸せを産む危険性は、どうしてもありますよね。簡単に手は出せないでしょうね。

 其二=他国にない、新しい技術で新しい産業を興し、製品を海外に売りさばく。

 これが当然王道です。ものづくりジャパンの王道でしょう。

 でも、今時技術はグローバルに進化しますから、国をあげてよほど力を入れないと、他国をリードするのは厳しいでしょうね。優秀な学者さんや技術者さんが海外に行ってしまうのを、今は止めさせられないですからね。

 王道でしょうが、きびしい道です。でも、まともな日本人なら、この道を行っていただきたいですね。

 では続きまして、其三に行かないといけませんが、どうも、この話しは大分長くなってきているので、「続きは明日の、このブログで」ということにします、悪しからず。

追伸①

 本日11/22は火曜日ですが、11/23の祝前日ですので臨時営業いたします。どうぞご利用くださいませ。

追伸②

 11/27に第五回「ちんや」すき焼き通検定試験を実施します。

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知り合いかも?

 11/15は七五三でした。浅草の街を歩いていたら、和服を着せられた、ゴールデン・レトリーバーに遭いました。

 げっ、最近は犬も七五三をするんだ! さて、 

  フェイスブックの「知り合いかも?」というページを開けると、なぜか美女のアイコンが並んでいますよね。

 その美女と私には、共通の友達が○○人いて、それは△男さん、□夫さん・・・と書かれていて、たしかに△男さん、□夫さんは、私の知人なのですが、本当に△男さん、□夫さんは、その美女と親しいのでしょうか。

⇒?です。

 フェイスブックは実名性が高いですから、うっかり個人情報を世間に知らせると、美女の場合、ストーカーが付く心配があります。お綺麗な方がフェイスブックをする場合に、顔写真は無しにするか、御顔が見えない写真にしているケースが結構あって、私の知人の中にも、そういう方がおいでです。

 一方、顔写真がばっちりニコやかで、微妙にセクシーだったりする女性もたくさん出ておいでです。しかも、それが私の友達の友達だとは・・・

 変ですねえ。

 たしかに自分の友達欄に、美女を並べたい男性の気持ちはわからないでもないです。でも「ファンである」程度の御縁を「友達」って言うんですかね。

 また友達の数を1.000人とかまで増やして、それを自慢したいセクシー美女の気持ちも、わからないでもないです。まあ、優れた点があれば、自慢したいのは人情ですからね。男どもから友達申請が右派右派いやウハウハと来れば、それは気分良いでしょう。

 でも私は、フェイスブックは原則、「リアル友達ベース」でさせていただいています。

 私が写真に撮られて⇒タグづけされるのは、たいていへロへロなところですからね。

 そういう次第ですので、あしからず。

追伸①

 明日11/17(木)放送の、NHKの番組「ブラタモリ」で「ちんや」が紹介されます。

 と言っても、すき焼きの話ではなくて狆の話し。今回のテーマは「江戸の動物」なのです。私も撮影されましたが、果たしてオンエアされるのか・・・

 放送時間は、午後10時からです。

追伸②

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一人前

 本日は、鷲神社の「酉の市」の日です。是非お出かけいただき、浅草の冬の風情をお楽しみ下さい。夜中の12時までやっています。さて、

 最近料理屋の会合に出ますと、

 一人前注文して下さらない御客様が多い!(怒!)

という嘆き・ボヤキを耳にします。

 実際、鰻屋に入って鰻を食べず、天婦羅屋に入って天麩羅を食べず、枝豆とか適当な酒肴を取るだけの人が結構いるのだそうです。驚きです。

 料理屋の商売は面積商売ですので、売上を産むはずの席が、一人前注文して下さらない人に占領されるのは、当然イタいことです。

 この状況、なんとかならないものか、と皆さんが言い募りますが・・・

 無理でしょうね。

 私自身も、忘年会が終わった後、仲間ともう少し話したくて、二次会でチェーンの居酒屋に行った時は、一人前注文しないと思います。

 だから、両方同じ料理屋じゃないか、なんで一人前ずつ注文できる料理屋と、一人前ずつ注文できない料理屋が存在するんだ、おかしいじゃん。一人前の注文を強制する権利なんて無いはずだけど。

という意見に有効に反論できないのが悔しいところです。

 どうやら、そういう場合の注文の仕方が、居酒屋だけでなくて、全体の標準に成ってしまっているようです。入り口にパソコンを置いておいて、「一人前ずつ注文します」というボタンをクリックしないと中へ入れないようにしておかない限り無理でしょうね。

 でも面積のことは、この際置いておきます。それよりも・・・

 お客様は、自分の店の料理を楽しみにいらして⇒おなかを減らしてきて下さるはずだ、という気持ちが裏切られることの、気持ちの面でのダメージの方が痛いです。

 鰻屋の店員に向かって、

 今日は、おなかが空いてないから、鰻は要らないんだ!

と言い放つことは、カノジョとデートするために会っておいて、

 今日は、キミと色々話したりするような気分じゃあないんだ!

と言い放つようなもんです。

 じゃあ、なんでここに来たのよ?! アタシだってヒマじゃあないのよ。さようなら。

と言われても仕方ないと思いますよ。

 この話しを、権利・義務とか、そういう発想で捕らえると、とても虚しいと思います。

追伸①

 11/17(木)放送の、NHKの番組「ブラタモリ」で「ちんや」が紹介されます。

 と言っても、すき焼きの話ではなくて狆の話し。今回のテーマは「江戸の動物」なのです。私も撮影されましたが、果たしてオンエアされるのか・・・

 放送時間は、午後10時からです。

追伸②

 11/27に第五回「ちんや」すき焼き通検定試験を実施します。

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嵌め込み

 「取材」「リサーチ」ということで、様々な方が私のところへお見えになります。

 勿論有り難く、ほとんどお断りすることはないのですが、見えてから、

「・・・」ということもあります。

 それは「取材」「リサーチ」というより「嵌め込み」とも言うべきケースです。

 何に何を嵌め込むのか、と申しますと、

 ご本人が描きたいストーリーに、

「ちんや」を嵌め込むわけです。

 この場合、たいていは先方の説明や語りが、やたらと長くて、ほとんどこちらは「ちんや」のことを説明しない、というやりとりになって行きます。だから次第に「嵌め込み」の方だな、と分かります。

 つまりは、その話しに「ちんや」を登場させる許可を取りに見えただけなのです。

 それでも、まあ、たいていはOKを出します。

 弊店の営業姿勢や私の価値観と、根本的に違っていれば、勿論NGですが、そういうことはそれほど多くないので「・・・」と思っても、最終的にお断りすることは、それほど多くはありません。

 ありがちなのは、現代の「食」の状況に、批判的な気持ちを持っていらして、その批判を軸にストーリーを組み立てたい、そしてそういう流れに抗している店として、「ちんや」を登場させたい、という展開です。

 私も現代の「食」の状況については「?」と思うことが多いので結構とは思います。でも現代文明批判がベースですから、その批判の範囲が広い場合には不都合も生じます。

 「文明批判の店」の主人つまり私が、パソコンとかネットとかツイッターとかフェイスブックとかをやっていると、盛り下がってしまうのです。

 使えるものは使ってますので、私。

 機械に人間が使われるのだけは避けたいと思っていますが、自分のやりたいことの道具として、ネットが有効であれば使っています。

 テレビや雑誌に出てきた私を見て、ホンモノと少し違うなあ、と思う時がありましたら、まあたいてい、それは「嵌め込み」仕事の結果です。

 それに比べてネットは自由に、自分の好きなことを書けるので、そういうわけで、やっぱり今後もご愛読下さい、弊ブログを。

 ヨロシクです。

 追伸①

 11/17(木)放送の、NHKの番組「ブラタモリ」で「ちんや」が紹介されます。

 と言っても、すき焼きの話ではなくて狆の話し。今回のテーマは「江戸の動物」なのです。私も撮影されましたが、果たしてオンエアされるのか・・・

 放送時間は、午後10時からです。

 追伸②

 11/27に第五回「ちんや」すき焼き通検定試験を実施します。

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