親切

 今年の内に、「自称すき焼き通を、公認すき焼き通に!」

ということで、11/27に第五回「ちんや」すき焼き通検定試験を実施しました。年内最後の検定です。

 合格されたのは、

 上垣内伸一さま、柿本元大さま、遠藤栄一さま、緒方秀年さま、鈴木路子さまでした。誠におめでとうございました!さて、

  「予約の段階で、親切にして差し上げた御客様ほど、後でキャンセルしてくる。」

 これを名付けて「住吉史彦の、キャンセル第一法則」と申しまして、レッキとした事実です。

 そんな馬鹿な!とお思いの方のために、状況を補足説明しますと、こういうことになるのは、お客様の何かの御意向に、「ちんや」側が副えない場合です。例えば・・・

 御み足が痛くて、和室にお座りになれないのだが、椅子席の個室が、全部埋まってしまっている。あるいは、

 肉が召し上がれない方がおいでだ(!)

というような場合です。

 和室にお座りになれない方のためには、背の低い腰掛を用意したり、その腰掛けが足りなくなれば、座布団を重ねたりと対応します。そう説明して、OKしていただくのですが、電話を切った後、お客様同士で相談なさって、それで結局キャンセルと成ります。

 肉が召し上がれない場合、ザクの分量を増やし、鍋をもう一台別に用意したりと対応いたします。そう説明して、OKしていただくのですが、電話を切った後、お客様同士で相談なさって、それで結局キャンセルと成ります。

 この話しは、要するには、自分の要望が全部通らない場合に、人がどういう洗濯イヤ選択をするのか、という話しです。

 御み足が痛くて、和室にお座りになれない、というのが動かしがたい事実で、「椅子席でなければ食事できない」ということであれば、「ちんや」の椅子席個室が、全部埋まっていると分かった時点で、もう予約は入れられません。即座に他の店を探さないといけないですね。

 でも、その方は店に予約を入れてしまってから、相談なさって、それで結局キャンセルと成ります。

 肉が召し上がれない方がおいでとわかっているなら、他の皆さんがすき焼きをしている間に、「一人だけ野菜すき焼き」で良いのか、電話をする前に検討しておけば良さそうものですが、その方は店に予約を入れてしまってから、相談なさって、それで結局キャンセルと成ります。

 「・・・」でしょう!

 むしろ親切にして差し上げない方が良いのかあな、と思ったりもしますが、そうもいきませんね。

 だから、この法則は有意に成立します、永遠に。

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて635日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

 Facebookも始めました。プロフィールはこちらです。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:01 AM
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメントはまだありません »

コメントはまだありません。

コメントする





(一部のHTMLタグを使うことができます。)
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">