新党構想
年の瀬ですね。年末恒例の行事と言えば、
新党構想。
今年は、国民新党のカメイ代表が、なにやら企画しておいでのようです。新党メンバーのリストなるものが、新聞紙上を賑わせています。
秀逸だったのは、その構想について語った、コイズミ家四代目シンジロウ議員のコメントです。
=新党、新党って言ってるようですが、やってる人がちっとも新しくないですね!
あっはっは。座布団1枚!
お父上も良くジョークを言う方でしたが、四代目もジョークの効果を学習しておいでのようで頼もしいです。どうも、私がこの父子に好感を持つのは、こうした気の利いたことをポンポンと言うからかな、と思ったりします。
勿論、笑いのツボは人によって違います。この「ちっとも新しくないですね!」というセリフにしても、年配の方から見れば「年寄り軽視」とも受け取られかねませんから、リスクのある発言です。そういうことを、ポーンと言ってしまえる所が、シンジロウ議員の人気の秘密なのだろうと思います。
笑いのツボと言えば、私と父の笑いのツボは違いました。
父も経営者ですから、会議や挨拶でジョークを言っていたような記憶がありますが、どうも面白く感じず、しかも何故かいつも復唱するので、無理にウケを狙っているような感じがして、イヤでした。
そういうわけで、一度はジョークを言わなくなった私ですが、今は勿論違います。
六代目を継いで以来、BSE問題・産地偽装事件・黄蹄疫問題・リーマンショック・大震災・エサの放射能問題・・・とたて続けに問題が起こり、そういう時期にも、なんとか気力を保つのに、ジョークが必要でした。
だから、私のジョークは「帝王学的に継いだ」というより、辛い時代にやむを得ず始めたものです。まあ、旧ソ連時代の庶民のジョークみたいなものでしょうかね。
私のジョークが面白くない、と思う方も多数おいででしょうが、そういう次第ですので、ご諒解賜りたいと存じます。
さて、それではここで最近の作品を一つご紹介しておきましょう。
実は先日、私の知人の「上野和裁」さんの主催で、「ちんや」で仁科亜季子さんのトークショーがありまして、私も冒頭に挨拶を頼まれました。
最初に、仁科さんの肖像権について、主催者から参加者に注意があって、その次が私の出番です。
女優である仁科さんの画像を勝手に撮ることは出来ず、特にスマフォ・写メなどデジタルなものは×ということでした。代わりに、仁科さんがポラロイド・カメラを用意して下さっていて、それを使った2ショット撮影は、OKとのことでした。へえ、なるほど。
で、私の出番です。
ええ、私が住吉史彦でございます。私も、ポラロイドなら構いません!
まずまずウケたことを、皆様に御報告申し上げます。
お後がよろしいようですので、この辺で。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて637日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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