世界遺産うど

昨日の弊ブログで紹介しました「らわん蕗」と一緒に、ただ今「かわりザク」として売っておりますのは、秋田県の

「白神 山うど」です。

白神とは、「世界遺産」としてユネスコに登録されている、あの白神山地です。

その白神山地から流れ出るミネラル豊かな水で、うどを育成しているそうです。

地元農協では、このネーミングを特許庁に「地域団体商標」として登録したそうで、力を入れている食材のようです。

世界遺産登録されている地区で育てているわけではないですが、水が降りて来ていることが確かなら、まあ、このネーミングもOKでしょう。

食しますと、爽やかな苦みとサクサクした食感を楽しめます。生の状態でお出ししますが、完全に煮込まなくても美味しく食べられます。

1月から4月までが出荷のピークで、北の土地の、春の香りを食卓へと運んでくれます。

だいたい、春の味覚って、苦味のあるものが多いですよね。大地から湧いてくる感覚があります。

今年こそ、パワーが欲しい、という皆さん、是非お召し上がり下さい。

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.070日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

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らわんぶき

らわんぶきを売り始めました。

らわんぶきとは、東南アジアなどに分布する広葉樹の木材を張り合わせて作った武器のこと、では勿論なく、北海道足寄町の螺湾(らわん)という所で獲れる蕗のことです。

今月から「かわりザク」として売り、すき焼きに入れていただいています。

この蕗は、大人の背丈より高く成長して、茎の直径も10cmほどになる蕗で、足寄の特産です。

太くて肉質も柔らかく、植物繊維が普通の蕗より3倍も豊富に含まれているそうです。地元でも積極的にPRしていて、ネットで「らわん蕗レシピ」が見られます。

いったん生産地でボイル・アク抜きをしてありまして、それを塩漬けにして流通させています。

それをこちらで塩戻しして、お出しします。鍋の中で味が浸み込めば食べられます。

食しますと、流石の食感で、なかなか面白いものです。

蕗と言えば早春の味覚ですね。

冬将軍も去ろうか、というこの時期に、是非お試しください。

そう言えば、立春ですね~

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

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追伸②

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 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

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ハリス領事の御寺

父が避寒のため下田の温泉に行き、玉泉寺にも寄って来たようです。

玉泉寺には、食用に屠殺された牛を供養するための「牛王如来」があり、それを建立した発起人の一人が私の先祖・住吉忠次郎なのです。

皆さんは、御寺の境内で牛の屠殺とは意外に思われるでしょう。

実は、この御寺に日本最初のアメリカ総領事館が置かれて、ハリス領事が来日、それで食肉が必要になりました。

そういう事情で、ここが最初の屠牛地であることから、供養塔を建立したわけです。昭和6年4月8日のことです。

ハリス領事は当然、江戸に入ることを望みましたが、幕府は拒否。それでこの御寺を舞台に、日米修好通商条約の締結交渉が行われたそうです。

ハリスが、ここに滞在すること2年10カ月。

やがて井伊直弼が大老に成ると、通商条約締結に踏み切り、江戸に公使館が開かれたので、ハリスは玉泉寺の領事館を閉館して、初代の公使館である元麻布の善福寺に移りました。

個人的には、その善福寺が福澤諭吉先生の墓所でもあるので、初代の領事館と初代の公使館の両方に縁があって、不思議な感じがします。

私自身は、玉泉寺はまだ未訪問ですので、お訪ねしないといけないと思っています。

追伸①

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不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

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とんび

すき焼き=明治イメージと当然私は思っているのですが、

すき焼き=昭和イメージと思っている人も多いようです。

それで昭和が時代設定のドラマに、よくすき焼きが出てきます。

今TBSで連続放送しているドラマ『とんび』にも出て来たようです。

「・・・ようです。」と書きましたので、すき焼きが出て来たという回を、私は見逃したからです。

「究極の家族愛の物語」という宣伝文句がどうも大げさ過ぎだよ!と思ったのと、

「愛とゲンコツで息子を育て上げる」のゲンコツが体罰を連想して、タイミング悪いなあと思ったのが見なかった理由ですが、すき焼きが出て来たとなると考え直さないといけません。

なんでも、この小説は角川文庫の「みんなが選んだ角川文庫 感動する第1位」に選ばれているそうです。

主人公の父親は、妻を失って、不器用ながらも男手ひとつで息子を育てるのですが、その親子の絆を描いた物語なのだとか。

TBSのサイトで、そのすき焼きの場面の画像を見ると、参加しているのは主役家族だけでなく、幼なじみのお坊さんとその父の住職、さらに行きつけの居酒屋の女将までと大勢。近隣まで巻き込んでとても家族的な様子で、それを表現する手段として、すき焼きを使っているわけです。

あくまでイメージですが、昭和のすき焼きは、明治のすき焼きより家族イメージが濃厚なような気がします。

明治のすき焼きは、本郷のすき焼き店「江知勝」さんが帝国大学御用達であったことから分かり通り、家族以外の仲間と食べるイメージがあります。

しかし、昭和となると家族イメージが濃厚です。

最近日本が自信を失い、昭和を懐かしむ風潮の中で、昭和=家族=すき焼きという場面を見かけることが多いような気がします。

すき焼きがドラマに出るのは有り難いですが、理由まで考えて行くと複雑な気分です。

頑張ろう、日本。

追伸①

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IH土鍋

皆さん、「IH対応土鍋」って、ご存知でしたか?

実に素晴らしい道具です。

アンチ東電・アンチIHの私が申すのですから、間違いないです。

え? 素晴らしい・素晴らしくない以前に、そんなものが存在し得るのか、土が電磁波に反応するなんて聞いたことないぞ って?

それがですねえ、存在するんです。

しかけをご説明申しますと、「IH対応土鍋」の鍋底には、金属製の円盤が嵌め込めるようになっていて、その金属が電磁波に反応して熱くなるわけです。

まあ、日本人は色々考えるもんです。

で、問題は、何故この土鍋が素晴らしいか、です。

円盤を嵌め込めるようになっていることが素晴らしいのです。

金属の円盤を嵌めるために、完全に平らで、完全な円型の溝が作ってあるのです。

この完全に平らな部分に徳利を置き、燗をつけるのです。

「土鍋で燗」は、とても情緒があって良いと思うのですが、問題は、鍋底の面です。たいていの土鍋の底は丸みを帯びているので、徳利が上手く立たないですよね。それが悩ましく使いにくいのですが、その問題点をIH土鍋は解決してくれるのです。

実は、近々、新発田の「金升酒造」さんの燗酒の会をしようと思っているのですが、その宴会では、この土鍋を客席へ持ち込み、普段すき焼きを煮ているガス台にかけて、燗を楽しもうと思っています。

席に熱源があるという、すき焼き屋のメリットを活かし、燗つけのプロセス自体をも楽しんでいただく考えです。

そう、IH土鍋をガスで温めるわけです。なんか、それだけでも愉快ですよね。

気になるのは、円盤の行く末。

捨てる以外に方法はないのか・・・

追伸、底が平らな土鍋が欲しい、という私のヘンな希望に対して、IH土鍋を提案して下さった、合羽橋の料理道具店・㈱飯田さんに、末筆ながら御礼申し上げます。

追伸①

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新発田麩

「新発田麩」を、地元の「金升酒造」の御主人から戴きましたので、すき焼きに入れてみました。

「新発田麩」というのは、新潟県新発田市の「宮田製麩所」さんの、オリジナルの麩です。

結構おおぶりで、直径が8cmほど・高さが4.5cmあり、饅頭のような形をしています。

地元では「饅頭麩」とも言って、名物だそうです。

それを「水にひたさず、そのまま2~4つに切って、だし汁の中に入れて煮て下さい。すき焼き、お吸い物、中華料理などに最適です。」とパッケージに書いてありましたので、その通りにしてみました。

通常我々すき焼き屋は、麩を水で戻してから、ザク皿に盛りますが、新発田では違う方法なのですね。

この「新発田麩」を、宮村製麩所さんは明治35年(1902年)の創業以来、作って来られたそうです。食文化ですねえ。

麩以外にも、新発田には日本酒や和菓子などの食文化がありますが、そのような街が出来たのは、新発田が城下町だったからです。

しかも豊臣時代から幕末まで、同じ溝口家の殿様が転封なしで居続けた、という珍しいケースです。歴史的文化財が多いのも当然です。

しかし新発田が面白いのは、それだけではありません。明治レトロ~昭和レトロな街でもあるのです。

新発田には、明治時代に陸軍の連隊が置かれ、それ以降終戦まで、この町は「軍隊の町」に成りました。今でも陸上自衛隊の駐屯地が在ります。

軍の在るところ、肉が必要です、当然。

で、人口10万人ほどの小都市なのに、老舗すき焼き専門店が残っているのだそうです。また老舗洋食店で、すき焼きが食べれられる店もあるとか。

そうです、ここまで例によって受け売りで書いてきましたが、「人口10万なのにすき焼き屋が」と知ってから、私は新発田にガゼン興味を持つようになった次第です。まあ、ごく最近のことです。

そんな一知半解の知識でも、新発田は、隣の大都市・新潟よりすき焼き度がグンと高いと、私は断言できます。

まだ訪ねたことがありませんので、今年は豪雪だとかで、冬場に行くのはキビシいようですが、雪が溶けたら是非訪ねてみたい、と思っています。

皆様も、是非に。

さて、話しは戻って「新発田麩」のすき焼きですが、小麦グルテンの魅力を強く感じさせる食べ物でした。

こういう独自の食文化は是非今後も残していただきたいものです。

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
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 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は334人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.063日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした

高知県における「だじゃれの基本」

ツイッターの、「高知県あるある」@kochi__bot というアカウントが面白いです。

私が、このアカウントを見つけましたのは、

「すき焼きにニンニクの葉を入れる」 #高知県あるある

というツイートがあったからです。

高知県では、葉ニンニクが普通に売られていて、その青い部分を鍋の中にいれるのだそうです。

へええ~ですよね。

全国には色々なすき焼きがありますが、また一つ御当地すき焼きを見つけました。

また、このアカウントによりますと、高知県における「だじゃれの基本」は、

「すき焼きが…好きやき!!!!」

なのだそうな・・・

高知は遠方なので、あまりお訪ねする機会がありませんが、私も高知空港に着きました時は、即刻、

「すき焼きが…好きやき!!!!」

と叫びたいと存じます。

なお、

「カツオたたきバーガーが意外と美味しい」

という情報もありました。

結構面白いです、「高知県あるある」。

追伸①

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春菊の素揚げ

「東都のれん会」の打ち合わせが会員店の、東日本橋の「鳥安」さんでありました。

「鳥安」さんは、合鴨すき焼きの御店ですが、すき焼きと言っても、実際はオイル焼きです。

鴨の色々な部位の肉と野菜を、専用の鉄鍋の上に載せ、鴨の脂で炒めていきます。それを大根おろしと醤油で食べるのですが、実に旨い食べ方です。

鴨が旨いのは勿論なのですが、今回感心したのは春菊です。

鴨すきには、葱・春菊・しいたけといった、牛すき焼きととても良く似た種類の野菜が付いていますが、春菊の旨さは格別です。

その旨さの理由は、特製の鍋の構造に在るようです。

「鳥安」さんの鍋には、深さ2センチ、間口5センチほどの溝が造ってありまして、そこに鴨の脂が溜まります。

その溜まった脂で野菜を「素揚げ」にするわけで、これが実に旨いです。

この食べ方が、春菊の一番旨い食べ方ですよ!

と御主人は豪語しておいででしたが、

悔しいことながら同意します。

牛すき焼きでの春菊も旨いことは旨いですが、鴨脂での「素揚げ」に敵わないことを認めざるを得ませんね。牛すき焼きも少し工夫しないといけません。

また、「鳥安」さんは、「合鴨一品」と自称している通り、メニューが合鴨すき焼き1アイテムのみで、そのことにも驚かされます。

商売をする中で、間口を広げないことの重要性を教えてくれます。名店です。

追伸①

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離島キッチン

「離島キッチン」に行って来ました。

隠岐の海士町観光協会と東武鉄道グループの東武食品サービス社とが業務提携を行い、浅草EKIMISEの7階にオープンしたレストランが「離島キッチン」です。

隠岐だけでなく、佐渡・奄美・石垣など離島の食品を食べることが出来ます。

「離島キッチン」さんは、これまで固定店舗を持ったことがなく、催事やイベントに出店してきました。

はじめは宅配用の車を改造した移動キッチン車で離島食を販売して歩いたそうです。東京の街角や全国のイベント会場を転々と移動していたとか。

その仕事を担当したのは、隠岐とは関係のなかった一人の青年です。彼は、観光協会が出した「行商人募集」という求人広告を見つけて応募⇒その時生まれて初めて隠岐という離島を訪れたそうです。

やがて、あの「どんぶり選手権」に出場して、隠岐の「寒シマメ漬け丼」というスルメイカの漬け丼を販売、それが今回の固定店舗初出店につながったようです。

私は「すきや連」活動で、隠岐牛の生産者TNKさんと知り合い、まだお訪ねしてはいないのですが、たまに隠岐の産物を送っていただく内に親近感を持つようになり、この「離島キッチン」さんの活動にも興味を持っていました。

浅草に御店を出したと知って、へえ~と思い、早速食べに行った次第です。

飲食スペースの他に、物販も行っていて、ごく小さいスペースながら面白い空間です。

ただメニューはと申しますと、「どんぶり選手権」出身だけに、丼ものがほとんどで、美味しいのですが、炭水化物をあまり食べない私には「・・・」でした。

島焼酎や佐渡の日本酒が置いてあったりするのですが、まあ、駅ビルの中ですし、広い店でもないので、酒場としての利用は想定していないようですね。酒は、今のところ買って帰るのが良いようです。

個人的には「脱どんぶり」を期待します。

追伸①

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気持ちだけすき焼きプレゼント♪

ツイッターを見ていて、すき焼きで受験生を応援するツイートを発見しました。

「一日レッスン終えて、打ち合わせ行って今夜はすき焼きにしました(^^)腹が減っては戦は出来ぬ!! 明日は世の中はセンター試験ですね!学生の皆さん、気持ちだけすき焼きプレゼント♪モリモリ食べ野菜♪」

これにすき焼きの画像が付いています。

リツイートされた回数は、546回。

このツイートの主は、‏@mariko_dayoこと篠田麻里子さんでした。

そう、あの、AKB48の最年長メンバーですね。フォロワーは1.456.534人います。

脳を活性化させるためにはタンパク質・ビタミンB1が必要ですから、受験生にすき焼き、は悪くない考えです。

でも、このツイートはどちらかと言うと、そういう栄養的なことより、気合いを入れて行け!っていう感じでしょうかね。

篠田さんと言えば、最年長メンバーなので日頃から「卒業」を噂される存在ですが、それについて、前回「総選挙」のスピーチで、

「後輩に席を譲れという方もいるかもしれません。でも、わたしは席を譲らないと上に立てないメンバーは、AKBでは勝てないと思います。」

「つぶすつもりで来てください。わたしはいつでも待っています。」「そんな心強い後輩が出てきたならば、わたしは笑顔で卒業したいと思います」と表明したことで有名ですね。

いやはや、アネゴ・キャラとすき焼きはフィットするのですねえ。

「卒業」なしで、ますますのご活躍を祈念します。

追伸①

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