新歓コンパのシーズン

今年も大学の新歓コンパのシーズンですねえ。

私がツイッターで発見したところでは、

まずは東北大学医学部ヨット部

5すき焼き

6しゃぶしゃぶ

9試乗会

となってます!試乗会はヨットに実際に乗れる貴重な機会なので興味のある方はぜひ来てください!

・・・新入生に、すき焼きを食べさせーの、しゃぶしゃぶを食べさせーの、それからリクルートするのですね。先輩も楽ではないですな。若いうちからそういう体験をするのは良いことと思います。

続いて京都大学ボート部

まだちょっと雨降ってますけどボートレースやりますよ!

すき焼きの準備もバッチリです!

参加する人は京大体育館前に99時に集合!!

京都駅も9時集合!石山駅は9時半!

・・・私の識るところでは、どうも、水上スポーツの部活ですき焼きが登場することが多いように思います。

理由は判然としませんが、

水の部活→合宿所暮らし→皆で鍋を囲む→やっぱり、すき焼き!

という展開かなあと推測しています。

ともあれ新歓成功を祈念致します。

追伸①

 

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」

をご覧いただいた皆様、ありがとうございました。

 

見逃した!という方には再放送があります。

 

4月20日午前3時40分(4月19日の深夜)

 

http://www4.nhk.or.jp/taihentokoro/

 

「霜降り牛肉に異変!?おいしい牛肉の謎」

 

高級牛肉といえば「霜降りの和牛」。このイメージが覆る事態が!老舗すき焼き店が「霜降りが多いA5の牛肉を使わない」と宣言したのだ。そもそも霜降りの量で格付けを行う動きがでてきたのはアメリカ産牛肉の輸入自由化交渉がきっかけ。肉牛農家では霜降りが入るよう心血を注いできた。それが消費者の健康志向が高まるにつれて「行き過ぎた霜降り」に対する見直しの動きが出始めているという。おいしい牛肉の基準を巡って何が?

【司会】所ジョージ,片山千恵子,【出演】澤口俊之,牛窪恵,モーリー・ロバートソン,【リポーター】徳永圭一,【語り】吉田鋼太郎

 

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.606日連続更新を達成しました。

 

 

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殿様商売

最近あまり使わなれなくなった言葉に「殿様商売」があります。

「殿様商売」とは「大辞林」によれば、

「鷹揚に構えて商売上の工夫などもせず、利益にあまりこだわらない商売のやり方を軽蔑していう語」です。

私の経験では、店の営業時間が短いことを批判する場合に良く使われていたと思います。夜遅い時間の予約を受け付けなかった時に、捨て台詞のように、

「これだから老舗の殿様商売って言われるんだよ!二度とオタクに予約なんかしないからな!」とか言われたものです。

営業中に言われるなら、まだ我慢もしますが、夜の巷でたまたま居合わせた隣客に、店の営業時間を問われて、やはり「それだから老舗の殿様商売って言わるんだよ!」と言われたことも一度や二度ではありませんでした。うるさいよ。

しかし、最近完全に潮目が変わりました。最近では、

短い営業時間

→従業員を大切にする店

→さすがは老舗!

という脈絡が出来上がりつつあり、実に結構だと思っています。

きっかけは勿論、電通の新入社員過労死事件です。

今や店の営業時間が短いことを批判する客は「ブラック客」と見做されます。

電通事件でも「客がブラックだ!」という指摘がありました。広告業界では、金曜の夜に「月曜の朝までにプレゼン書を作り直してくれ!」と言ってくる客が多いことが過労を産む元凶と指摘されました。

そんな思いをして皆が働いているのに、日本の生産性は先進国の最下位水準。

そういう社会に戻してはいけないですよね。

私も、一企業主として、できることはして行きたいと考えています。

追伸①

昨日下記のテレビ番組をご覧いただいた皆様、ありがとうございました。

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」4月13日20時15分放送済み。

http://www4.nhk.or.jp/taihentokoro/

「霜降り牛肉に異変!?おいしい牛肉の謎」

高級牛肉といえば「霜降りの和牛」。このイメージが覆る事態が!老舗すき焼き店が「霜降りが多いA5の牛肉を使わない」と宣言したのだ。そもそも霜降りの量で格付けを行う動きがでてきたのはアメリカ産牛肉の輸入自由化交渉がきっかけ。肉牛農家では霜降りが入るよう心血を注いできた。それが消費者の健康志向が高まるにつれて「行き過ぎた霜降り」に対する見直しの動きが出始めているという。おいしい牛肉の基準を巡って何が?

【司会】所ジョージ,片山千恵子,【出演】澤口俊之,牛窪恵,モーリー・ロバートソン,【リポーター】徳永圭一,【語り】吉田鋼太郎

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2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.605日連続更新を達成しました。

 

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谷崎とすき焼きと浅草

FBに、有馬温泉の知人が「春のすき焼き」をやっている様子がUPされていました。

「なんとなくすき焼きが食べたくなった。その時ふと思い出した。谷崎は三嶋亭のすき焼きが好きだった・・・いや別の店だったかな?ともかく好きな理由に、季節の山菜や野菜が入っているという事。そこでスーパーで売っている山菜をいろいろ買った。フキノトウを入れたので、春らしく苦みのあるすき焼きに仕上がった。名も知らなかった秋田の山菜の歯ごたえも良かった。秋にマツタケを入れるように、春のすき焼きも良いんじゃないかと思った。」

いいですねえ、春のすき焼き。

で、「谷崎は三嶋亭のすき焼きが好きだった」かどうかですが、コメデイアンの古川緑波(ロッパ)の「牛鍋からすき焼へ」の中に、こんな↓記載があります。

「大阪は南、本みやけでは、ヘット焼と称して、ビフテキの小さい位の肉を、ジュージュー焼いて食わせるのを始めた。これを、初めて食ったのは、谷崎潤一郎先生に連れて行っていただいた時だった。「フーム、こいつは食えます」 と、やたらに食って先生を呆れさせた。」

「終戦後間もなくの頃、と言ったら、まだ食いものの乏しい頃のことである。京都へ興行に行った時、谷崎潤一郎先生に連れて行っていただいた十二段家の鍋だ。終戦直後のことで、まだ自動車も乏しく、南座からそこ迄、人力車で行ったことを思い出す。」

結局、谷崎が三嶋亭が好きだったかどうかは確認できませんでした。

なお「牛鍋からすき焼へ」の中に、こんな↓記載もあります。

「本郷へ行けば、大学生相手の、豊国、江知勝。浅草まで飛べば、ちんや、松喜まつき、今半いまはん。僕は昭和八年から、足かけ三年間を、浅草で暮したので、随分、この辺の牛鍋も突ついている。」

浅草まで「飛べば」という表現が、当時の浅草をイメージさせて嬉しいですね。

流石は、ロッパ。

 

追伸①

413日の放送の、

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」

をご覧いただいた皆様、ありがとうございました。

 

見逃した!という方には再放送があります。

420日午前340分(419日の深夜)

http://www4.nhk.or.jp/taihentokoro/

 

「霜降り牛肉に異変!?おいしい牛肉の謎」

高級牛肉といえば「霜降りの和牛」。このイメージが覆る事態が!老舗すき焼き店が「霜降りが多いA5の牛肉を使わない」と宣言したのだ。そもそも霜降りの量で格付けを行う動きがでてきたのはアメリカ産牛肉の輸入自由化交渉がきっかけ。肉牛農家では霜降りが入るよう心血を注いできた。それが消費者の健康志向が高まるにつれて「行き過ぎた霜降り」に対する見直しの動きが出始めているという。おいしい牛肉の基準を巡って何が?

【司会】所ジョージ,片山千恵子,【出演】澤口俊之,牛窪恵,モーリー・ロバートソン,【リポーター】徳永圭一,【語り】吉田鋼太郎

 

なお番組内で、脂融けの良い肉を目指している産地として宮崎県があげられていましたが、あれは私の見解ではなく、番組独自の見解です。

と、申しますか、私はそもそも一県全体をまとめて評価する、ということを致しません。個別の農家さんごとに考えるべきだと思っております。

また白い脂は全て融点が高いと誤解されかねない発言が放送されていましたが、その横のテロップに書かれていた通り、色だけで融点を推測するのは乱暴と思います。

よろしくお願い申し上げます。

 

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.604日連続更新を達成しました。

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拡散の理由

115日に「適サシ肉宣言」を敢行、

28日にブレークして以降の、これまでのメデイア掲載は以下↓の通りでした。

「文春オンライン」(ネット)28日より掲載中

日本テレビ「スッキリ!!」29日放送済み

TBSテレビ「白熱ライブビビット」210日放送済み

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」2101650分放送済み

東京新聞(特報面)212日掲載済み 

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」21210時放送済み

HBC 北海道放送「今日ドキッ!」2151544分放送済み

「肉メディア.com」(ネット)(文:松浦達也様)2月15日掲載済み

TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」216735分放送済み

産経新聞(生活面)221日掲載済み

日刊ゲンダイ224日掲載済み

「おとなの週末」(雑誌、講談社)2017年3月号

FMえどがわ(84.3MHz32日放送済み

読売テレビ「そこまで言って委員会」312日放送済み

テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」325日朝6時放送済み

TBSテレビ「ぴったんこカン☆カン」3311956分放送済み

「ワインホワット!?」(ワイン専門誌)20175月号掲載済み

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」4132015分放送済み

 

なぜ、これほどまでに大拡散したのか、それも「とりあえず一報」的な伝え方から、かなり深く掘った伝え方まで、時間の経過とともに進化して来ています。誠に大変なことで、自分のことではないようです。

実は本人としてはマスコミュニケーションをする積りはなく、お客様に対して弊店では今後「適サシ肉」だけをお出しして行きます、と言っただけ、つまり店と客のミニコミュニケーションをしたかっただけなので、大変驚きました。

で、今日は、報道が一巡した今、なぜ、これほどまでに大拡散したのかをあらためて考えてみようと思います。

まず第一に、どうしても感じたのは、テレビ特有の、

もちあげておいて→急に落とす傾向です。

これまで霜降肉を、崇め奉っていたのはテレビ局自身なのですが、それを今回急に落とし、凋落する様を楽しもうとしたのだと思います。これまでも数えられないほどの芸能人が、この憂き目に遭って来ましたが、今回霜降肉がそのネタに成ったのだろうと思います。

この方々は、とにかく霜降肉を落としたかったので、私が

霜降肉を廃止したのではなくて、過剰な霜降を廃止しただけです、適度な霜降を使って行きます、

と言っても、話しが通じないようでした。残念なことでした。

に、造語が成功したこと。

これまで「ちんや」では、

過剰ではない霜降肉です!

モタレない霜降肉です!

と繰り返し言って来ましたが、なかなか聞く耳を持っていただけませんでした。

「適サシ」という一語で分かる言葉を持ち出したことが、拡散を起したと私は考えています。

第三に、周辺情報、関連情報も提供したこと。

1980年代以降、BSE問題以降の肉の業界の動向は、今回の宣言と深く関連しています。ですので、最初の「とりあえず」的な報道がでた後で、さらに別の角度からの報道、深く掘った報道が出せました。これが、第二弾、第三弾につながって行ったと思います。

中には、私の人生を採り上げたい、というテレビ番組もありました。

そしてそして重要な第四ですが、

28日に大したニュースが無かったこと。

トランプがトマホークを撃たず、

WBCも未だ盛りあがっておらず、

森友もアッキーも大問題になっていなかったから、

ですね。

人生何が起こるか分かりません、まったく。

 

追伸①

昨日下記のテレビ番組をご覧いただいた皆様、ありがとうございました。

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」

見逃した!という方には再放送があります。

4月20日午前3時40分(4月19日の深夜)

http://www4.nhk.or.jp/taihentokoro/

「霜降り牛肉に異変!?おいしい牛肉の謎」

高級牛肉といえば「霜降りの和牛」。このイメージが覆る事態が!老舗すき焼き店が「霜降りが多いA5の牛肉を使わない」と宣言したのだ。そもそも霜降りの量で格付けを行う動きがでてきたのはアメリカ産牛肉の輸入自由化交渉がきっかけ。肉牛農家では霜降りが入るよう心血を注いできた。それが消費者の健康志向が高まるにつれて「行き過ぎた霜降り」に対する見直しの動きが出始めているという。おいしい牛肉の基準を巡って何が?

【司会】所ジョージ,片山千恵子,【出演】澤口俊之,牛窪恵,モーリー・ロバートソン,【リポーター】徳永圭一,【語り】吉田鋼太郎

なお番組内で、脂融けの良い肉を目指している産地として宮崎県があげられていましたが、あれは私の見解ではなく、番組独自の見解です。

と、申しますか、私はそもそも一県全体をまとめて評価する、ということを致しません。個別の農家さんごとに考えるべきだと思っております。

また白い脂は全て融点が高いと誤解されかねない発言が放送されていましたが、その横のテロップに書かれていた通り、色だけで融点を推測するのは乱暴と思います。

よろしくお願い申し上げます。

 

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.603日連続更新を達成しました。

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所さん!大変ですよ

本日2015分放送のNHKテレビ「所さん!大変ですよ」に出演させていただきます。

「所さん」は、

「社会の片隅で起きている小さいけれど見過ごせない“事件”の数々その、意外な真相をあぶり出す」番組ですが、今回のテーマは、

「霜降り牛肉に異変!?おいしい牛肉の謎」

・・・高級牛肉といえば「霜降りの和牛」。このイメージが覆る事態が!老舗すき焼き店が「霜降りが多いA5の牛肉を使わない」と宣言したのだ。そもそも霜降りの量で格付けを行う動きがでてきたのはアメリカ産牛肉の輸入自由化交渉がきっかけ。肉牛農家では霜降りが入るよう心血を注いできた。それが消費者の健康志向が高まるにつれて「行き過ぎた霜降り」に対する見直しの動きが出始めているという。おいしい牛肉の基準を巡って何が?・・・

という感じです。

出演は、

司会:所ジョージさん、片山千恵子アナ

語り:吉田鋼太郎さん

本日2015分放送です。お楽しみに。

 

なお「適サシ肉」関連の、これまでのメデイア掲載は以下↓の通りでした。

「文春オンライン」28日より掲載中

日本テレビ「スッキリ!!」29日放送済み

TBSテレビ「白熱ライブビビット」210日放送済み

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」2101650分放送済み

東京新聞(特報面)212日掲載済み 

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」21210時放送済み

HBC 北海道放送「今日ドキッ!」2151544分放送済み

TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」216735分放送済み

産経新聞(生活面)221日掲載済み

日刊ゲンダイ224日掲載済み

「おとなの週末」(雑誌、講談社)2017年3月号

FMえどがわ(84.3MHz32日放送済み

読売テレビ「そこまで言って委員会」312日放送済み

テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」325日朝6時放送済み

TBSテレビ「ぴったんこカン☆カン」3311956分放送済み

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」4132015分放送予定

 

追伸

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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価格:本体1600円+税

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2016年2月25日発売

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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.602日連続更新を達成しました。

 

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BMS10以上使用

とある郷土料理専門店のパンフレットを見て、

・・・

と思ってしまいました。

そのお店の「推し」は、黒毛和牛しゃぶしゃぶコースA5等級BMS10以上使用!なんだとか。

その県は、黒毛でなくて、赤身肉がとれる褐毛和牛が有名なんだけどなあ。

どうして、そう成るんだろう?

悲しいね。

 

追伸①

テレビ出演の予告です。

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」4132015分放送予定。お楽しみに。

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日本の四番打者

「すき焼きに大根」がたまに話題になることがあります。

果たしてそれはOKなのか?NGなのか?

WBCで名を上げた野球の筒香嘉智選手にとってはNGだったようです。

筒香選手が出演したテレビ番組「情熱大陸」にすき焼きのシーンがあったのですが、筒香選手の隣にいた同僚の乙坂選手が、自分はすき焼きに大根を入れると言っていましたが、それを知った筒香選手の反応は、

困惑。

しかしながら、「すき焼きに大根」は岡山、香川などの瀬戸内地方では普通のことです。

だから私は、きっと乙坂選手はそちらの出身なのだろうと想像しましたが、結局、分かりませんでした。

乙坂選手は、正確には乙坂・ルーセロ・智・ニコラス選手。アイスホッケー選手だったアメリカ人の父を持つハーフとして生まれ→横浜の中本牧シニアで活躍→横浜高校で甲子園に出場という経歴です。日本人のお母さまのお郷がどこなのか、結局分かりませんでした。

対する筒香選手は和歌山県出身。

おお、一人当たりの牛肉消費量が日本一の県ではないですか。大阪の南ですから、たぶん、すき焼きには大根より玉ねぎだろうと思われます。

日本の四番打者と成ったからには、大いにすき焼きを召し上がっていただきたいものです。よろしくお願い申し上げます。

追伸①

テレビ出演の予告です。

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イノベーションによる格安

昨日の弊ブログ「格安」をFBにも投稿しましたら、

そうしたら会社をやっている知人からコメントが入りました。

「一理ありますね。ただし、イノベーションを伴う「格安」を除くということにしておかないと。従来型の努力による値下げではなく、サービスや製品のあり方を変える画期的なイノベーションによる価格破壊を企てる試みこそが経済を活性化し拡大するわけですから。」

彼は立派な会社を経営しておいでで、おっしゃることは至極ご尤もです。世の中では私の意見より彼の意見の方が通るでしょう。

しかしながら、食べ物というジャンルに限定すると、「イノベーションによる格安」は、あまり良くない結果を産む場合が多いように私は感じています。

<以下は私の再コメントです>

もちろん私も「イノベーションによる格安」を一概に否定する気はもちろんなく、御社のようにそれがお出来になる会社さんには頑張って欲しいと思います。

しかしながら日本の食べ物の世界では、以下↓の事例のようにイノベーションの方向性が美味しさの向上より、ひたすら経済性に向けられることが甚だ多く、日々技術が日本の食を不味くしています。それで私は不用意にさっきのようなことを言ってしまうのです。

以下やや長いですが、牛のDNA解析の事例をご紹介します。

最近それがかなり進んでいて、美味しい血統が分かって来ています。一方で「短期間で大きく太る血統」も分かってきて、両方分かるのですが、その中で業界の趨勢は後者つまり経済性を上げることに血眼になっています。要は、不味くても構わないから、とにかく短期間で育てることに必死なのです。

ここに日本社会の「集団志向」という問題点が加わります。同業組合や地域社会が、皆揃って経済性を追いかけている時に、独りで美味しさを追いかける個人は陰に陽に様々な不利益を被る、平たく言うと、イジメられて、とても生きづらい、という現実があります。

で、DNA鑑定というイノベーションが不味い牛の登場を促進しています。

ちなみに「短期肥育で美味しい」というイノベーションは、牛の場合ほぼ不可能です。成長ホルモンが、不味さの原因物質である飽和脂肪酸の形成を促すからです。成長ホルモン無しじゃあ、増体しないので、それをなくすわけには行きません。牛が成熟し成長ホルモンの分泌が終わってから、さらに肥育を続けて初めて美味しい牛に成るのです。

このように食べ物は、元々が生き物なので簡単に改良出来ないという特徴があります。それで、どうも、合理的ではないかもしれませんが、イノベーションに私は懐疑的なのでした。以上言い訳です。

<終わり>

追伸①

 

テレビ出演の予告です。

 

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」4月13日20時15分放送予定。お楽しみに。

 

http://www4.nhk.or.jp/taihentokoro/

 

「霜降り牛肉に異変!?おいしい牛肉の謎」

 

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【司会】所ジョージ,片山千恵子,【出演】澤口俊之,牛窪恵,モーリー・ロバートソン,【リポーター】徳永圭一,【語り】吉田鋼太郎

 

 

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

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格安

「てるみくらぶ」とかいう旅行会社が破綻した件に皆さんは注目なさっていますか?私は注目しています。

「てるみ」に就職が内定していた50人の学生を救おう!という運動が始まっているとかで素晴らしいことだと思いますが、私はあえて、学生さんにやや厳しめのアドバイスを贈ろうと思います。

「厳しめ」とは、次回就職先を決める時は、学生さん、経営や経済について、もう少し学んでから決めようよ!ということです。「格安」ということはどういうことなのか?しっかり考えてから就職しようよ!ということです。

私が知るところでは、安さで勝てる会社は同業で一社だけです。その一社以外は全て「負け組」となって、やがてブラック化して行きます。

そして昨日まで勝っていた会社も環境が変われば勝ち続けられるかどうか分かりません。今回がそのケースでしょう。

「てるみ」は航空会社から余った席をまとめて買って安さを実現していたそうです。ところが航空会社だって、馬鹿でも弱くもありません。小型機を導入したり、アライアンスを組んでシェア運行を導入したりして→席が余らなくなったため、安い仕入れが出来なくなりました。

インバウンド観光が賑やかになったことも、席が余らなくなった一因でありましょう。

このように安さを目指していると、環境が変わっただけで一気に「負け組」に成ってしまうのです。社員は「安いです!」と言う以外に売り方を知りませんから、方針転換も出来ません。

で、破綻です。

社員が80人しかいない会社に50人もの新人を入れるとは、一体どういうことなのか?80人の中に、会社の敗勢を感知して退職しようとしている人が大勢いるからに違いありません。それが「格安」企業の末路です。

しかし、です、学生の皆さんは実はラッキーだったかもしれません。今回経済や経営について真剣に学ぶ機会を得たからです。是非バブル崩壊以降の日本経済について学んで下さい。

想い起しますと、バブル崩壊この方、皆さんだけでなく多くの日本人が「格安」というアヘンにハマってきました。

自分が消費者として「格安」商品を手に入れた時は、その「お得感」に酔うことが出来、次も「格安」を!その次はもっと「格安」を!!と要求せずにはいられなくなります。だからアヘンなのです。

しかし、学生さん、あなた方は同時に生産者でもあります。いったん格安企業に就職したら、値を下げるために辛酸を舐め尽くさねばなりません。

バブル崩壊この方、多く日本人が、このアヘン窟から逃れられませんでした。

だから日銀の黒田総裁が登場して、金融政策によって物価をあげ、デフレを解消する!と宣言した時、多くの人が期待しました。しかし結果は現状の通り。黒田総裁はまもなく寂しい任期切れを迎えます。

そう、人の心を変えない限り、金融政策で物価は上げられなかったのです。それが分かりました。

学生の皆さんは、今回このような経済の在り様を痛切に学ぶ機会を得ました。

次こそ、「格安」企業などへの就職は止めましょう。

そして、消費者としても「格安」消費は止めましょう。「格安」でハワイに行く金があるのなら、定価で箱根に行って、上質の時間を過ごしましょう。

皆がそうする国にしたいと私は思っています。皆さんも、出来ますればご協力願います。

追伸①

テレビ出演の予告です。

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」4月13日20時15分放送予定。お楽しみに。

http://www4.nhk.or.jp/taihentokoro/

「霜降り牛肉に異変!?おいしい牛肉の謎」

高級牛肉といえば「霜降りの和牛」。このイメージが覆る事態が!老舗すき焼き店が「霜降りが多いA5の牛肉を使わない」と宣言したのだ。そもそも霜降りの量で格付けを行う動きがでてきたのはアメリカ産牛肉の輸入自由化交渉がきっかけ。肉牛農家では霜降りが入るよう心血を注いできた。それが消費者の健康志向が高まるにつれて「行き過ぎた霜降り」に対する見直しの動きが出始めているという。おいしい牛肉の基準を巡って何が?

【司会】所ジョージ,片山千恵子,【出演】澤口俊之,牛窪恵,モーリー・ロバートソン,【リポーター】徳永圭一,【語り】吉田鋼太郎

 

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.598日連続更新を達成しました。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

生産性

日本経済の一人あたりGDPが世界第27位で先進国中では最下位だという件、つまり生産性が低いという件は、最近だいぶ有名になりました。人々が緩く生きているスペインやイタリアよりも生産性が低いというからガッカリします。

で、生産性を高めようとする企業には、政府が補助金をくれると申します。

ほお、結構ですな、一体どうやったら生産性が上がるんでしょう、教えて欲しいもんだと思って、説明を読んでみましたら、

IT化をすると生産性が上がるから、IT化したら補助金をくれると申します。つまり「ちんや」にもファミレスみたいな受注端末を導入しろと申します。

うーん。

まあ、ホールから厨房への注文の「通し間違い」は多少減るかもしれませんね、たしかに。生産性も多少は上がるんでしょうね、きっと、

でも、私はあんまり好きでないです、あの仕組みが。だって、人間が機械に使われているみたいだからです。

人間が創意工夫したい気分にならない職場って、本当の意味で生産性が高い職場なんでしょうかね?

私は、どうもなあ・・・と思ってしまいます。

80年代にバブルが崩壊して以来、日本は効率性を上げる→格安で提供する、ということばかりやって来ましたが、生産性は上がりましたか、ね?

安さだけが「売り」になると、人間って、思考停止するんじゃないかと私は思います。

そして、安さで勝てるのは、一番安い一社だけ。後は「負け組」です。

最近「てるみくらぶ」という旅行会社が破綻したとかですが、その会社は航空会社から余った席をまとめて買って安さを実現していたそうです。ところが航空会社が小型機を導入したり、シェア運行を導入したりして、席が余らなくなったため、あえなく破綻してしまったとか。安さを目指していると、条件が変わっただけで一気に「負け組」に成ってしまうのです。

効率は、ほどほどにしておいて、人間の創意工夫を高く買ってもらえるような、そんな国にしませんか、皆さん?

追伸①

テレビ出演の予告です。

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」4月13日20時15分放送予定。お楽しみに。

http://www4.nhk.or.jp/taihentokoro/

「霜降り牛肉に異変!?おいしい牛肉の謎」

高級牛肉といえば「霜降りの和牛」。このイメージが覆る事態が!老舗すき焼き店が「霜降りが多いA5の牛肉を使わない」と宣言したのだ。そもそも霜降りの量で格付けを行う動きがでてきたのはアメリカ産牛肉の輸入自由化交渉がきっかけ。肉牛農家では霜降りが入るよう心血を注いできた。それが消費者の健康志向が高まるにつれて「行き過ぎた霜降り」に対する見直しの動きが出始めているという。おいしい牛肉の基準を巡って何が?

【司会】所ジョージ,片山千恵子,【出演】澤口俊之,牛窪恵,モーリー・ロバートソン,【リポーター】徳永圭一,【語り】吉田鋼太郎

 

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.597日連続更新を達成しました。

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