北新地

大阪北新地の通りは何故曲がっているのかを学びました(笑い)
国際観光日本レストラン協会「第5回青年後継者の集い」が大阪で開催されましたので、私はOBとして参加したのですが、その勉強会の講師だったのは、協会関西支部の小西事務局長でした。昭和40年代から大阪の料理業界に関わっている大ベテランですが、そのお話しの中で、北新地の成立の件が出てきました。
17世紀後半、幕府の命を受けた河村瑞賢が、並行して流れていた堂島川・曽根崎川を改修して新地を造成しました。川にそって街区を造ったので、真っすぐでないのです。今はそれが街の魅力になっていますけどね。
やがて1909年、「キタの大火」で出た瓦礫によって、曽根崎川は埋め立てられ、川の両岸に在った「堂島新地」と「曽根崎新地」が合体して、「北新地」と成った次第です。
つまり、17世紀に幕府の命で造成された色街という点で、北新地は吉原と似ているのです。
北新地は今はクラブ街に成っていますので、東の銀座と比べられることが多いですが、成り立ちは少し違っていたようです。
勉強になりました。

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3年目

国際観光日本レストラン協会「第5回青年後継者の集い」が大阪で開催されましたので、OBとして参加しました。
これでレス協青年部は発足して3年目に突入です。
2016年に私が初代代表として設立しましたが、1年目は関東だけでの開催でした。まず関東の店で開催して「こんな感じ」という雛型を造り、関西の方にお引き渡ししたところで私は50歳になり、OBとなりました。
翌2年目に関西の会員さん達のご尽力で、初の関西開催が実現、その流れが定着しそうで、大変心強く思いました。
今回は、まず道頓堀の「はり重」さんで、すき焼き。旨かったです、当然ですが。
二次会は、なんと、「落語船」。ほろ酔い気分で落語家と遊覧船を貸し切り、道頓堀川に漕ぎ出しました。乗船中のお供はタコ焼き。
三次会は名物「美々卯」さん。大阪と言えば、関西出汁+麺ですからね。
肉あり、粉もんありと食い続け、お笑いあり。
最初は到底食べられないと思いましたが、うまいと食えてしまうんですね、これが。
いや、関西メンバーは喜ばせ上手でんなあ。
ありがとうございました。

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日本をおかわり

アニメにもなって有名な、
『英国一家、日本を食べる』
の新バージョンが出版されました。題して、
『英国一家、日本をおかわり』。
今回もイギリスのフードライター、マイケル・ブースさんが日本を食べ尽くしています。
沖縄のハブ酒や豆腐よう、鮒寿司にも挑戦。お口に合わない日本食もあるようですね。
そして今回は私が面白いと思ったのは、横須賀海軍カレー。海自艦「きりしま」に乗り込んで海軍カレーを食べます。
ブースさんは、日本独自のカレーに対しては手厳しい批判者で、基本的に甘すぎると感じておられるのと、コショウの後味がお嫌いなようです。
日本海軍がカレーを導入したのは、1880年代のこと、イギリス海軍から導入しました。この時代は、まだまだ和風の甘辛味に人々が慣れていた時代ですから、甘く、そしてそれとバランスを取るように辛みも付けたことと思います。
日本には、あれが美味しく、懐かしいですけどねえ。
でも、きちんとメリハリをつけて書くことが、信頼される要因になっているようです。今回も御本は売れているようです。
弊ブログは、その点、甘い、なあ。

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肉が食べられないので

<ある日の「浅草インバウンドあるある」>
予約時間から35分遅れてやってきて♡肉が食べられないのでキャンセル♡
日本語を話すガイドが付いていたけど♡

肉が食べられる体質に変身したら♡またよろしくお願い申し上げます♡

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戦争めし

魚乃目三太さんの漫画「戦争めし」が8月にNHK BSでドラマになるそうです。
「戦争めし」は魚乃目さんの代表作で、「食」の視点から戦争を見つめた作品ですが、今回は魚乃目さんが戦争体験者などへの取材を通じて、驚きの事実やエピソードを発掘し、作品として世に送り出していく姿、つまり漫画のメーキング譚もドラマになるとかです。
その魚乃目さんが「ちんや」へお越し下さったのは、昨年の師走でした。
BSフジの番組『極皿~食の因数分解』の、すき焼きの回の会場が「ちんや」で、その対談コーナーに登場されました。
魚乃目三太さんの対談相手は「かっこいいスキヤキ」、「孤独のグルメ」の原作者・久住昌之さん。二人で「ちんや」のすき焼きを食しながら対談しました。私も出演させていただきました。
思い出のすき焼き、すき焼きに欠かせない卵など、ほろ酔いで語りつくすという回でした。カレーたまご、ヨーグルトたまごもお採り上げいただき宣伝になりました。ありがとうございました。
ドラマ「戦争めし」、楽しみです。

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11年目

「台東区芸術文化支援制度」の11回目(平成30年度)の説明会に出席しました。区が今年も魅力的なアートプランを募集することになり、その説明会でした。
この制度は、平成20年以来、美術・音楽・演劇・映像・ダンス・パフォーマンス・写真など、台東区内で開催される、様々なアート企画を支援してきました。
私も制度設計の段階から参画させていただき、その後10年間企画の審査や、開催支援に関わらせていただきました。
昨年が10年目だったので、他のアートアドバイザーの皆さんと共に10年を振り返る座談会を開いたのですが、我ながら10年分の実績の積み上げに感慨ひとしおでした。
応募してくれたアーティストの皆さん、区役所文化振興課の皆さん、ありがとうございました。
今年も、この制度で引き続き募集を致します。申し込み期限は、4月4日(水曜)から5月9日(水曜)まで。詳しくは台東区役所文化振興課へ、是非。

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食肉産業展

第43回食肉産業展
が東京ビッグサイトで開催されましたので、観て来ました。
開催テーマは、
「未来へ進め! にっぽん力(りょく)」
うーん、肉がどう「にっぽん力」につながるのか不明ですが、今日はそれを論じたいわけではありません。観に行った主な目的は、私が推進検討委員とした関わった、
「牛肉のおいしさ総合評価指標開発事業」の展示を、家畜改良技術研究所さんが出していたからです。
この「総合評価指標」は肉の味を客観的に捉えられるもので、従来の格付だけの評価から大幅に進歩しているのですが、せっか創っても普及しないと意味がありません。
そして普及させるには、ユーザーになる方々に理解してもらわないといけません。反応が気になるところです。
で、会場に行きますと、これまでより、なんか、「食肉産業」っぽくない雰囲気です。
加工機械、冷蔵機械、パッケージ関連、衛生関連の出店がぐっと増え、肉そのものが減った感じがします。来客の顔ぶれも、なんか、あんまり肉っぽい感じでないですね。
指標の開発をすすめた皆さんがブースにいらしたので、立ち話ししますと、同じ反応でした。
普及方法は、いろいろ考えた方が良さそうです。

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墨田区

浅草は東京都墨田区に在ると思っている人は多い。
悲しいね。
いや、うけるね、かな・・・
とFBに投稿しましたら、墨田区の方から、
えー( ̄▽ ̄)それはないんじゃないですか!
そうですかあ?
と反応がありましたが、多いですよ、本当に。
地方の方で東京23区を覚えておられない方は結構います。我々も大阪の区は全部暗唱できてませんしね。でも隅田川は覚えておられて、その川に浅草は接しているのだから、墨田区なのだろうと思い込んでおられるわけです。
台東区という造語は70年経つというのに、全国には浸透していないようです。
「適サシ肉」という造語の方が、よほど浸透している、か、な?

なお、皆さん気になる、「すみだ」の漢字の件は、古くから隅田川のことを「墨堤」とも言ったので、戦後墨田区が発足する時に、そっちを採用したという説明なのですが、「隅」を嫌った説明は伝えられてないようです。

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9名様

<ある日の「浅草インバウンドあるある」>
9名様でご来店、ご注文は、
すき焼き2人前♡ その他に
刺身(魚の)だけ4♡

誠にありがとうございました♡

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コースター

「ちんや」の新しいコースターが出来ました。
「適サシ肉」の、色付きロゴ商標を使ったコースターで、もちろんロゴの色は小豆色です。
コースターの中央部に、そのロゴがあり、縁にローマ字で、
Asakusa sukiyaki Chin-ya since1880

Black wagyu Tekisashi-beef
🄬5980224
と書かれています。®商標登録の番号です。
ロゴはビア短グラスの下に入り、ローマ字がグラスの外周のように見えるデザインです。
一見して、
ロゴが小さいなあ・・・
と見えるかもしれませんが、その方がセンス良い感じに見えるというのが、デザインを担当して下さった渡辺稔さんのご意見で、私もそう思ったので、このデザインを採用しました。
なぜ小豆色なのかは、弊ブログの3月1日に書きましたので、読者の皆さんはご存じと思いますが、それが美味しい肉の色で、「ちんや」のシンボルカラーでもあるからです。
短期肥育の牛さんの肉の色はピンク色ですが、それは美味しくなく、長期肥育された「小豆色」の肉が美味しいのです。
ところが、ネットの画像でモノを売る時代を迎え、肉の業界でも「見栄え重視」「ピンク色重視」の傾向が見うけられます。ピンク色が美味しいと考えてしまうお客様も増えています。
しかし、その商法は真の「お客様志向」ではないと弊社は考えています。小豆色の「色付きロゴ商標」を活用することで、「見栄え重視」から「味重視」へ回帰したいと思います。
既に売店の装飾をこの色に変えましたが、次にノベルティーのマグネット、今回のコースター、そして次は箸袋の色も変えて行きます。お見知りおきを。
美味しい肉はピンク色ではないということを、今後どんどん普及させて行こうと思います。

 

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