下町七夕まつり

「下町七夕まつり」が「かっぱ橋本通り」で開催されています。

たくさんの七夕飾り、地元商店の出店、そして音楽や踊り、様々なパフォーマーが集まり、この長い通り全体が手作り感のある活気で満たされ、商店街が一年で最高の賑わいをみせる晴れの舞台です。

・・・と書くと、道具街って、そんなイベントもやってたんだ!

「道具祭」よりこっちの方が賑わうんだ!

と思う方がおいでかもしれませんが、違いますのでね。

本通りと道具街は別物で、商店街としては本通りの方が道具街よりずっと老舗なのです。

現在の道具街の場所を流れていた堀「浅草新堀」が暗渠に成ったのは、大正12年のことでして、この頃は未だ商店もさほど集まっていなかったようです。

一方「かっぱ橋本通り」は、浅草国際通り「浅草今半」さんの角から上野駅入谷近くの昭和通りまで、東西にのびる通りですが、こちらは江戸時代から「御成道」でした。

「御成り」とは、よく時代劇で、大名行列が進みながら供の者が

おなり~おなり~

とうなっているアレのことで、

将軍家が寛永寺に参拝し、その後浅草の観音様に詣でる場合のルートだったと伝えられています。

明治時代にも「御成道」の賑わいは続き、明治15年に上野=浅草間に馬車鉄道開通した時は、「かっぱ橋本通り」を通っていました。

その後地下鉄銀座線が「かっぱ橋本通り」より南方の浅草通りに通り、北方の言問通りが幹線道路として整備されたことから、浅草=上野間の通り道としての意味合いは今や薄れ気味ですが、それでも商店街の皆さんが、このような楽しいイベントを開催しておいでです。

最近では「スカイツリーが最も良く見える商店街」としても有名ですね。

少し足をのばして入谷の鬼子母神までお出かけ下されば「朝顔市」もやっています。

どうぞ、「下町七夕まつり」へお出かけ下さい。

追伸

すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。

すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。

ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。

どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。

投稿〆切は9月末日です。

既にご応募いただいた、50本のストーリーはこちらです。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.956日連続更新を達成しました。

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

ある日の昼食

ある日の昼食。

外食することになり、定食屋さんに入りました。

A定食と単品のおひたしを頼んだら、

お茶と野菜炒めが運ばれて来ました。

???

野菜炒めは頼んでませんよ!おひたしですよ!

と言おうと思ったら、お茶だけが私のテーブルに置かれ、野菜炒めは隣へ運ばれて行きました。

ビックリするじゃないか。

まったく無精するなよ。

 

またの別の日の昼食。

外食することになり、蕎麦屋さんに入りました。

「ミニ天丼付き蕎麦セット」1.100円を頼んだら、

体長が15センチはあろうかという大きな海老が2尾載った大きな天丼と、小盛りの蕎麦が運ばれて来ました。

清算時に値段を確認しましたが、やはり1.100円でした。

どうやら、「ミニ」は「蕎麦」にかかっていて、天丼の大きさについてはメニュー上に言及が無かったようです。

うーん、

もう少し分かり易くしてもらえませんか?

追伸

すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。

すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。

ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。

どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。

投稿〆切は9月末日です。

既にご応募いただいた、50本のストーリーはこちらです。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.955日連続更新を達成しました。

Filed under: ぼやき部屋,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

想いを届ける

ある日、街を走る郵便配達のバイクを見て、おや!と思いました。バイクの籠に、

「想いを届ける JP」

と印刷されていたからです。

弊社が「すき焼き川柳包装紙」をPRするのに使っている、

「想いを包もう!」にそっくりではないですか。

また大手にパクられた!

と思うと同時に、大手さんが雇っている超高給コピーライターと似たような仕事を私が出来ていることについて、少々自慢たらしい気分も混じったりして、複雑な気分がしました。

しかしです、調べてみましたら、「想いを届ける」はJPさん全体で統一して使っているわけではなかったようです。

「想いを届ける」は「漂流郵便局」の標語でした。

「漂流郵便局」は「瀬戸内国際芸術祭」の一環で久保田沙耶さんというアーテイストの方が開設した架空の郵便局です。

この郵便局は、届けたくても届けることができない手紙や届け先の分からない手紙などを受け付けてくれのです。例えば、このような↓亡き母への手紙を受け取ってくれるのです。

「おかあさん。あなたが昨夏亡くなった時は涙も出ませんでした。生前はお互い憎まれ口ばかり……。たぶん今会ってもきっとそう……。でもこの1年、幼い頃にかわいがってもらった記憶ばかりがよみがえります。プリンを作ってもらったこと。絵本を読んでもらったこと。ピアノを買ってもらったときが一番うれしかった」

「架空の郵便局」と言っても実在でした。

瀬戸内の廃局になった旧粟島郵便局を期間限定で使って、実際に手紙を「局留め」で受け取り、それを展示していたのです。このプロジェクトの件はテレビでも採り上げられて有名になり、全国から想いのこもった手紙が多数送られて来たそうです。

その時の報道で使われた言葉が「想いを届ける」でした。

では、上野を走っていた「想いを届ける」バイクは、何だったのでしょう。

「漂流郵便局」を知って共感して、局独自で印刷したのでしょうか。

分かりませんが、いずれにせよ、悪い標語ではないですね。

この時季大切な方へのお中元は、「ちんや」の肉を、「すき焼き川柳包装紙」で包んで贈ってみてはいかがだろうと思いますし、また「想いを届ける」バイクにも頑張っていただきたいものだと思います。

追伸

すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。

すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。

ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。

どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。

投稿〆切は9月末日です。

既にご応募いただいた、50本のストーリーはこちらです。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.954日連続更新を達成しました。

 

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

ごちそう。

すき焼き思い出ストーリー投稿サイトに、新着ストーリーの投稿がありました。

八王子市の、あささん(43歳)からのご投稿です。

題して、

「ごちそう。」

<以下を是非お読み下さい>

「今日はすき焼きだって!」

私の家はごく普通の家庭だったな、と思う。こういう日は皆が楽しく浮かれ気味、箸を並べたり、こたつにつまずかないよういろんな物を運んだ。

とろっとした卵にお肉を入れてもらい口へ入れる。

甘い味、「美味しい~」。

 

「冬でもないのに、いいのかなあ」

今度のボーナスが出たら、絶対「ちんや」で肉を食う!と決めていた旦那に問うと、意味がわからんという様子。そう、勝手に冬の食物と私は決めつけているのである。

広間に通され、出てきた肉をやはり、とろっとした卵に入れてもらい味わう。

む、む、む、美味しい~

「美味しすぎる!」でしょ?と旦那様。

帰りの電車の中、初夏のすき焼きも良いもんだな、とお腹をさすりつつ、うとうとと思い出に浸る私であった。

追伸

このように、すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。

すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。

ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。

どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。

投稿〆切は9月末日です。

既にご応募いただいた、50本のストーリーはこちらです。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.953日連続更新を達成しました。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

夏詣で

閉店後ウオーキングの最中に浅草神社(「三社さま」)に立ち寄りますと、参道に「茅の輪くぐり」の輪が据え付けられています。

茅で編んだ直系3メートルほどのもので、これを八の字を描いて計3回くぐれば、年始からの半年間に溜まった病と穢れを落とし、残りの半年を無事に過ごせるという次第です。

くぐり方は、まず正面から最初に左回り、次に右回り、また左と回ります。

夜の11時頃だというのにやっている人が何人もいます。

今茅の輪がセットされているのは、三社様が「夏詣で」を推奨しているからです。

年始の「初詣で」にはほとんどの人が行くと思いますが、重要な季節の変わり目である、七月初を人は何の気無しにスルーしてしまいます。

古来人々はこの時期に半年の穢れを落とそうとしたものですが、その気持ちは忘れられているようです。

で、この習慣『夏詣で』を、新たな古き良き風習として根付かせていこう!ということだそうです。結構と思います。

7/1~7/7に間には各種のイベントもあるようです。

「夏詣茶屋」が開店したり、

「ゆかたショー」「流しそうめん」など。

詳しくは神社のホームページでご確認の上、どうぞお出かけ下さいませ。

追伸

すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。

すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。

ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。

どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。

投稿〆切は9月末日です。

既にご応募いただいた、50本のストーリーはこちらです。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.952日連続更新を達成しました。

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

傘を置き忘れてしまいました。

忘れたので新たに買わないといけませんが、このブログでビニ傘の「使い捨て精神」を批判している私としては、ビニ傘ではなく、もう少しまともな物を買わないといけません。

しかしです、忘れてしまったショックが癒えない中で買う訳ですから、高い物には手が出ません。

またなくすかも・・・と思うと高い物は買えませんよね。

そんな中1.080円だという傘が目につきました。

外見は悪くありません。むしろお洒落。

色々他と比べて吟味している時間が惜しいし、小銭入れの中に丁度十円玉が8枚在るし、1.080に飛びついてみました。

結果、失敗しました。

まず手にしっくり来ません。なんだか、柄がやたらと滑る材質なのです。

次に、使っていない時の骨の開き方がダラしないです。均等に開かず、2本ほどがビロ~ンと拡がる一方、ほとんど開かない骨も2~3本在るのです。

うーむ、やはり1.080は1.080だなあ。

もう少しまともな物を買わないといけません。

いや、それ以前に「忘れにくい傘」とか無いんでしょうか。

そもそも傘という商品の特徴は「忘れ易い」ということです。JR東日本では年に約30万本が忘れられるとか。

我が地元・東京都台東区は「ホワイトローズ」さんや「前原光榮商店」さんが在って、傘のメッカですが、機能性やセンスをこの際さて置いて、「忘れにくい傘」を開発していただけないもんでしょうか。

「忘れにくい」って、強力なベネフィットだと思いますよ。

そうすれば、必ず傘の単価が騰がると思うんですよね。

忘れる⇒高い物は買いたくない⇒仕方なくビニ傘を買う⇒安物だから気をつけないので、より忘れ易くなる⇒ますます高い物は買いたくない⇒絶対にビニ傘を買う⇒安物だから気をつけないので、

という悪循環から脱出したいですよね。

他のポイントをこの際さて置いて、「忘れにくい傘」を開発していただけないもんでしょうか。

昔の刀の「下緒」みたいに。

追伸

すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。

すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。

ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。

どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。

投稿〆切は9月末日です。

既にご応募いただいた、50本のストーリーはこちらです。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.951日連続更新を達成しました。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

痛風デビュー

同期生が続々痛風デビューしています。

先日私より若いすき焼き屋さんもデビューを果たしました。

そう書きますと、ほら見ろ、肉とか贅沢をするから痛風に成るんだ!と言われそうですが、違いますのでね。

尿酸の素になるプリン体は、生物の細胞の核酸に含まれています。核酸とはDNA とRNAのことで、別に牛肉だけに多いわけではありません。

核酸はアミノ酸と並んで旨味を感じさせる成分なので、旨い物を食べる⇒痛風と思われがちですが、正確には、全ての旨い物が痛風を招くわけではないです。

核酸はDNA とRNAですから、細胞数の多い食べ物・細胞分裂の盛んな組織に多く存在するわけでして、例えばレバーには非常に多いです。イクラとかの魚卵にも多いです。

実際、上記のすき焼き屋さんはアン肝を3個食べた翌日デビューしたそうです。

ビール⇒痛風というイメージもありますが、ビール自体にプリン体が多いわけではなく、アルコールが脱水症状を起こすから⇒血液中の尿酸濃度が上がって痛くなるのです。

プリン体ゼロの酒でも飲み過ぎれば脱水を起こしますから、私はあんまり意味がないと思っています。メーカーさんとしては「ビール⇒痛風」というイメージに対抗しようと思ってやっているのでしょうけどね。

私は、酒を飲むなら水も飲め!と言う方が正しいと思います。

さて、そんな中、尿酸持ちの皆さんに朗報が届きました。

「乳酸菌がプリン体に作用=血清尿酸値の低下で痛風に効果も」

というニュースです。

東京女子医大膠原病リウマチ痛風センター所長の山中寿教授が実施した実験で、乳酸菌「PA-3株」を含むヨーグルトを食べ続けた痛風患者の尿酸値が低下したそうです。

乳酸菌がプリン体に作用して尿酸値の上昇を抑制するのだとか。

私も初耳でしたので、おや、と思ってこの記事をFBにUPして見ますと、

3分もたたずに知人からコメントが。

マジですか!PA-3って表示してあるヨーグルトを食べれば良いんですね!

おやおや、お悩みだっていうことがヒシヒシと伝わって来ますねえ。どうぞ、ご安全に。

追伸

すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。

すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。

ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。

どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。

投稿〆切は9月末日です。

既にご応募いただいた、50本のストーリーはこちらです。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.950日連続更新を達成しました。

Filed under: 色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

おいしさ総合評価指標

家畜改良技術研究所が3年間かけて取り組む「牛肉のおいしさ総合評価指標開発事業」の「推進検討委員」なるものに任命されまして、先日その最初の委員会がありました。

この事業は、

「食品のおいしさは、味、香り、食感を総合した評価であるが、理化学分析等の測定値、専門家によるおいしさの評価および消費者の嗜好性調査を行って、おいしさを総合的に評価する指標を開発する。」

というものです。

え? 肉のおいしさの指標って、A5とかB4とか、既に在るんじゃないの。よくテレビで言っているよね って?

あれはですね、肉の見栄えの評価なんです。

サシの入り具合とか、傷とか、健康状態とか。そういう話しなのであって、食べて判定しているんじゃありません。目視のみで決めています。

食べて美味しい牛を買うには、A5とかB4とかだけの情報では不足なんです。

「ちんや」の場合、単においしいだけでなくて熟成させ易い肉、そして同時にモタレない肉が欲しいわけなので、ますます、A5・B4だけでは足りません。

血統であるとか肥育期間など、色々な情報を集めて、味を推測して買っています。

だからA5・B4を、さも重要なことのように誇示している人を視ると、なんだかなあ!と私は思ってしまいますが、それは、まあ、さて置きまして、

そう、現状はこのようにまだまだ勘に頼って買っている部分があります。しかし今後この「おいしさ総合評価指標」が確立できれば、客観的に評価できるわけで、間違いなく便利になるだろうと思われます。

しかも、これまで研究が遅れていた「香り」についても今回中心物質を特定して行きたいということなので、大いに期待したいと思います。

この指標によって、和牛のおいしさが、海外の牛とどのように違うのか、ハッキリと明示できたら最高だなあと考えています。

成果が出ましたら、3年後の、このブログでお教えします。

追伸

すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。

すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。

ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。

どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。

投稿〆切は9月末日です。

既にご応募いただいた、50本のストーリーはこちらです。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.949日連続更新を達成しました。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

ごった煮すき焼

すき焼き思い出ストーリー投稿サイトに、東京都のヨコちゃんから新着ストーリーが届きました。

題して『ごった煮すき焼』。

時は昭和43年、学生運動真っ盛りの頃。

各地から学生寮に入ってきた若者たちがすき焼を作ろうとしますが・・・

是非お読みください。

<以下投稿です>

昭和43年のことであるから、かれこれ約半世紀前の出来事である。

私は大学に合格し故郷を後にして金沢の地で4年間すごすことになった。

貧乏学生である私は大学の寮に入った。

寮には先輩が150人位いたと記憶する。新入寮生も30人近くいたと思う。

当時は学生運動が盛んで寮にも色々なセクトの人がいた。

夜になると集会室で木刀を持った先輩が歌唱指導と称して旧制高校時代の寮歌や校歌を教えてくれた。歌詞カードだけ渡されて先輩の後について歌うのである。

メロデイーを覚えるのが大変であった。

そんな日が何日か続いた頃新入生同士で仲良くなった数人で「すき焼パーテイー」をやろうということになった。

出身地も育ちも異なる者同士だから「すき焼」についても色々な意見があった。

新潟県出身の私が「肉は豚」と言うと愛媛県出身のA君は「肉は牛だよ」、栃木県出身のB君は「肉は鳥だよ」と言う。

千葉県出身のC君は宗教上の理由で肉も魚も食べないので「どっちでもいいよ」という始末。

つけあわせにしてもA君は「もやしを入れろ」と言うし、長崎県出身のD君は「ソーメンを入れよう」と言う。

結局、皆の意見を取り入れて「ごった煮すき焼」が出来上がった。

貧乏学生には大変うまかった、と記憶している。

あれから約半世紀、北陸新幹線が金沢まで延伸したのを機に、この夏思い出の地金沢で全員集合を計画している。

半世紀振りに兼六園の琴路灯籠の前で集合写真を撮るのが楽しみだ。

<投稿終わり>

このように、すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。

すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。

ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。

どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。

投稿〆切は9月末日です。

既にご応募いただいた、50本のストーリーはこちらです。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.948日連続更新を達成しました。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

(満員になりました)親子体験2015

今年も「親子体験食味学習会」を開催いたします。(お子様と保護者様向けの企画です)

子育て世代の皆さん、

お子さんの味覚は小さい内から形​成されます。

ですので小さい内から日本の正しい味を味わっていただ​きたい!「ちんや」六代目の住吉史彦は、そう強く願っています。

この「体験」では、一応勉強もしていただきます。まず、私がすき焼きの歴史や、肉の栄養のことを簡単にお話し​します。そう長くはないので、ここは我慢して聞いて下さい。

その後、肉の厨房に入って、肉のカットをしてみましょう。スーパーでは見られない、肉の塊の迫力にビックリすると思いまよ。

で、その後は本格的にすき焼きを食べていただこう、と存じま​す。

終了後は、「国際観光日本レストラン協会」からチャンとした参加証も貰えますから、夏休みの自由研究にピッタリですよ。

是非是非御参加下さい!

親=子の組でなくても、祖父母=子でも大歓迎ですよ!

(このイベントは公開イベントです。是非御親戚・お知り合いに、お伝え下さい​。よろしくお願い申し上げます。)

 

去年参加して下さった親御さんの感想文はこちらです。

 

<日時>8月22日(土)

11:30受付開始、12時開​会~14時閉会

 

<対象>小学生、中学生、保護者(講話は小学校高学年の​お子さんが理解しやすいレベルでいたします。)

<募集人数>20名様=(お子様と保護者の方の2名様で一組)×10組

 

<料金>お一人様 2.500円(ミニすき焼き)

<土産>お子様向けに、すき焼きの歴史や栄養を平易に解​説したパンフレットを差し上げます。

 

<会場>ちんや

東京都台東区浅草1-3-4 03-3841-​0010

<主催>社団法人国際観光日本レストラン協会

 

<参加申込み方法>

*FAXにて「ちんや」ではなく主催者へお申込みいただ​きます。

①FAX用紙は、こちらから↓ダウンロードしてご記入下​さい。(PDF)

②社団法人国際観光日本レストラン協会宛てにFAXして​下さい。

(FAX番号:03-5651-5602)

③参加費の​清算も、国際観光日本レストラン協会の指定銀行口座にお​振込み下さい。

*申込み締切日:8月14日

 

<プライベートポリシー>

・このイベントを開催するために取得した情報は、閉会後​すぐ破棄いたします。

・当日記念写真を撮影し、その画像をネット上にUPしま​す。支障があります方は、当日 受付にてお申し出ください​。

*皆さまのお申し込みを、心よりお待ちいたしております​。

追伸

すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。

すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。

ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。

どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。

既にご応募いただいた、50本のストーリーはこちらです。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.947日連続更新を達成しました。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,食育ナウ — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)