ごちそう。
すき焼き思い出ストーリー投稿サイトに、新着ストーリーの投稿がありました。
八王子市の、あささん(43歳)からのご投稿です。
題して、
「ごちそう。」
<以下を是非お読み下さい>
「今日はすき焼きだって!」
私の家はごく普通の家庭だったな、と思う。こういう日は皆が楽しく浮かれ気味、箸を並べたり、こたつにつまずかないよういろんな物を運んだ。
とろっとした卵にお肉を入れてもらい口へ入れる。
甘い味、「美味しい~」。
「冬でもないのに、いいのかなあ」
今度のボーナスが出たら、絶対「ちんや」で肉を食う!と決めていた旦那に問うと、意味がわからんという様子。そう、勝手に冬の食物と私は決めつけているのである。
広間に通され、出てきた肉をやはり、とろっとした卵に入れてもらい味わう。
む、む、む、美味しい~
「美味しすぎる!」でしょ?と旦那様。
帰りの電車の中、初夏のすき焼きも良いもんだな、とお腹をさすりつつ、うとうとと思い出に浸る私であった。
追伸
このように、すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。
すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。
ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。
どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。
投稿〆切は9月末日です。
既にご応募いただいた、50本のストーリーはこちらです。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.953日連続更新を達成しました。
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