秋祭りの代替品

渋谷の「ハロウィン」騒ぎが迷惑行為以外の何でもないこと、

それ以前に、本家のHalloweenを逸脱した別物であること、

そして全てはメディアと、その背後にいる、売らんかな主義者の仕掛けたことである件は、既に色々な所で語られているので、ここで繰り返すのは避けたいと思います。

私がここで異論を唱えたいのは「ハロウィン」は秋祭りの代替品である、地域の祭りが衰えたので、人々が抑えられたエネルギーを発散する場として「ハロウィン」に走ったという説明に対してです。

本当にそうですかね?

秋祭りなんて1960年代には既に衰えてましたよ。先日宮本卯之助商店の七代目と話していたら、前回の東京オリンピックの頃神輿の注文が全くなく、逆に要らなくなった神輿が在るから引き取って欲しいと言われたとか。その頃既に衰えていたのに何故今頃「衰えた」と言うんでしょう?

全てはスポンサー企業の御為なんでしょうけど、騒ぎにメディア自体が加担しているのに、自分で騒ぎたてているのに、さも自然発生であるかのように装う、その便法が「秋祭りの代わり」論だとしか思えませんな。

最近衰えた馬鹿騒ぎなら、秋祭りより、むしろ会社の忘年会だと思います。

戦後の日本社会において、人々を結びつける紐帯として機能していたのは地域社会よりは会社組織で、その機能が昨今衰えてきたと言うのなら、説明としてまだ合点がいきます。

アルハラが禁止されて、さらには「忘年会って残業代つくんですか?」と言う若僧が登場したことで会社の忘年会は衰えました。その代替品と考えた方がまだ説明がつくような気がします。

聞けば、会社でハロウィンをすることもあるらしいですが、私はその会社の社長さんにお尋ねしたいですね。

会社のハロウィンって残業代つけるんですか?

 

追伸、

肉の情報ポータルサイト「肉メディア」で、11/11から私の連載が始まります。

題して、「大人のすき焼き教科書」。

弊店でリアルなイベントも企画しています。

こちらから、どうぞ、ご覧下さい。

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色白でスタイルの良い方

香川県が県のオリジナル米「おいでまい」PRのためにイメージガールを募集した際、要項に「色白でスタイルの良い方」と記載して猛批判を受け、撤回するハメに陥ったそうです。

「おいでまい」は香川県が開発して、平成25年にデビューさせた食味の良い(「特A」)米だということです。最近各県で、こういった米のPR合戦が盛んですね。

でも、私はなんだかなあと~思っています。

先日も、とある県の米のキャンペーン用シンボルマークをデザインした人と、例の2020オリンピックのエンブレムをデザインした人が同じ人だったとかで問題になりましたが、今回はそれに続いて、米のPR方法でコケた形です。

「おいでまい」にもシンボルマークがあります。いや、それどころか県が作っているホームページを開けると目に飛び込んで来るのはシンボルマークです。曰く、

「輝く太陽のもとで育った様を外円、その中に丸みを帯びた米の様を描いており、その笑顔から、皆様に親しまれ、食することで元気になる様を表現しています。」

「おいでまい」シンボルマークはJA香川県の登録商標です。使用にあたってはJA香川県への申請と承認が必要です。」

はああ。

それに比べるとグッと目立たない形で、

「詳しい紹介はこちら」という欄も在りましたので、開けてみますと、

詳しくな、い、ですな。

どうやら、米自体が「粒ぞろい」だということと、

「選ばれた生産者」が生産しているというのがポイントらしいのですが、

具体的に粒をそろえる為、どういうことをしているのでしょう。規格外はどうするんでしょう。

「選ばれた」と言っておいでのようですが、どうやって選ぶのか、選ばれた人がズルをしたらどうなるのか。

ちなみに、ですが、私は規格外に成ってしまった品物をいかにキビしく除外するかが、そのブランドの価値を決めると考えています。

さて、このように「おいでまい」の「詳しい紹介」は詳しくないです。

そんな中「色白でスタイルの良い方!」と公言してしまった時点で、

女で釣ろうという作戦か!

と言われてしまい、品質の話しは吹っ飛ぶと思いますよ。それがコミュニケーションの怖いところです。

おそらくは、県庁の中で予算の分捕り合戦をして、他の部局の予算を減らさせて、こういうPR予算を組んだんでしょうけど、台無しですね。

米に詳しい女性とか、米を愛してやまない女性とか香川にはいらっしゃらないんですかね。

キャンギャルなら他にいくらでもいますよ。どうせキャンギャルならゴージャスな方が良いんじゃないですかね。車のキャンギャルとかタバコのキャンギャルとか。

「色白でスタイルの良い方」 なんだかかあ、です。

 

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開催しました、第22回「すきや連」

<第22回「すきや連」を米沢市の「グルメプラザ金剛閣」さんで開催しました。以下は参加者の皆さんに書いていただいた寄せ書きです。ご覧下さい。>

・老舗プライド  牛に託して  月今宵(向笠千恵子)

・すき焼き会  牛のいのちのありどころ(向笠千恵子)

・米沢牛の真価発揮や秋深む(向笠千恵子)

・霜降や 霜降り肉の 白まさる(向笠千恵子)

・すき焼きや和みの時間刻みをり(向笠千恵子)

・Nice to meat you! ようこそ山形へ。良縁感謝。

(佐藤洋詩恵)

・すき焼きの本、勉強になりました。(中川清昭)

・毎日お客様に牛肉を食べていただいています。(佐藤博子)

・牛肉大好きです!(井田裕子)

・今日は楽しみにしてまいりました。(志田英子)

・初めて食べた食用ダリア、米沢牛と共に大感激(坂本敬子)

・あぁ~すき焼きおいしいです。(佐藤守利)

・すき焼きを美味しく食べる事で仲間と楽しく過ごしています。

(静朋人)

・甘くてやわらかくて米沢のすきやき最高(藤井紀美江)

・ウワサに聞いていた鈴木さんの牛を食べることができて幸せです。美味しかったぁ~

(鳥山渉)

・今回すきや連の米沢大会に参加させていただきありがとうございます。かつて日本郵船の客船が横浜へ入港する前に、こたつで牛鍋でもてなしたという歴史がありました。牛鍋が世界ブランドとして益々発展していくことをお祈り申し上げます。(田北俊昭)

・お味噌が入った割下初めて頂きました勉強になります。深謝。

(星南子)

・すき焼きというのは各地によって食べ方が違うので勉強になります。味噌味のすき焼き初めてです。美味しく頂きました。

(高岡修一)

・日本全国遠方よりお越しいただきありがとうございます。米沢牛すき焼きに乾杯!美味しく楽しく、すき焼き最高!日本文化を世界へ!(尾崎仁)

・初めての味噌すき焼きと思ったら、登起波さんで食べてたらしい・・・明日も米沢牛食べてから帰ります。(清水祐子)

・すきや連二度目の米沢。何度でも訪れていろいろなすきやきを楽しみたいです。米沢牛バンザイ!(相澤二郎)

・鈴木寿一先生のお話しがとても興味深く、ためになりました。これから出てくる手塩にかけたすきやき楽しみです。(相澤ヒロミ)

・素晴らしい会に出席させていただき感激してます。米沢牛うまい!(髙橋勝幸)

・米澤のすきやきの香り秋の夜(植村光一郎)

・米沢牛肥育者と直にお会いできて美味倍増!(加藤政義)

・雲の上の人たちに教えてもらうために来ました。それを力に日本の牛肉のおいしさの向上に努めたいと思います。(小林正人)

・米沢牛をこれからもよろしくお願いいたします。(髙橋伸一)

・紅葉美味しき米沢でのすき焼き、ああ、日本人で良かった。

(高岡慎一郎)

・3年ぶりの米沢。味噌味のすき焼き、おいしいです!(土居秀夫)

・おいしい米沢牛、ありがとうございます!(山田浩樹)

・米沢には上杉があり、米沢牛の旨い所数多くあり、食文化はこれからの若者に伝えて行きましょう。(古山裕喜)

・鷹山公は上杉、米沢牛はうますぎ(小金沢章文)

・おいしい旬感 米沢にまたお越し下さい。(佐藤明彦)

・黄木社長、米沢牛のれん会の皆さん、お世話になります。山形は第二のふるさとです。今後とも御縁をよろしくお願いします。

(森大亮)

・米沢牛の秘密を知り、味噌仕立ての割り下楽しみに参りました。(藤森朗)

・農家さんの血と汗と涙の結晶米沢牛。生命を頂戴し感謝。

(吉澤彰浩)

・米沢のABC(apple,beef,carp)勉強になりました。今日はBの勉強ありがとうございます!(柴田伸太郎)

・遅くなりましてすみません(堀内宗松)

・すきや連 すき焼がつなぐハッピーの輪♡幸せ届けましょ!

(黄木綾子)

<以上>

追伸、

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日本の食生活全集

毎日ツイッターに「すき焼き」と入れて検索しています。

たまに地方のすき焼きネタが見つかって面白いのですが、今回見つけましたのは、

さばのすき焼き でした。

画像も付いていました。

ブツ切りにしたサバに、長ネギと麩が入っていて、具は何故かそれだけです。

ツイ主さんはと申しますと、「日本の食生活全集 ‏@imgnbkpro」さんでした。

「出典は全国300地点、5000人の話者からの聞き書きをもとにした「日本の食生活全集」(農文協)」という御本。

その内容をbot風に上げていくのが、このアカウントで、今回は「鳥取の食事」の章でした。

鳥取の人って、サバとネギと麩だけですき焼きするんですね。

鳥取に知人もいるのですが、初耳です。

今度確認しなくては。

 

追伸

慶應義塾の機関誌『三田評論』の10月号に出演させていただきました。

『三田評論』には毎月「三人閑談」といって、三人の卒業生が対談するコーナーがあるのですが、今月のテーマが「和牛を食す」で、そこに入れていただいた次第です。

『三田評論』は基本的には定期購読者のみが読む本ですが、紀伊國屋書店の新宿本店で小売りしているそうですから、ご興味のある方はどうぞお求めください。

 

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10月の七五三

10月中から七五三のご予約をいただいています。それで

???

と思い、美容院に行った時に、この件を尋ねてみましたら、たしかに10月中から七五三をするご家庭が増えているのだそうです。

詳しく聞きますると、要するに、写真が撮り優先なようです。

着飾って写真を撮るのが最優先事項ですから、日取りは写真館の都合に合わせないといけません。

対する神社は年中無休でいつでもやっていますから、11月にお参りする、などということより、写真館の都合に合わせないといけない模様なのです。

お参りは、写真館の予約ができた日に、ついでに行くわけです。

なんだかなあ。

まあ、飲食店としては七五三のシーズンが拡大するのですから、営業上悪い話しではないんですけどね・・・

 

追伸

慶應義塾の機関誌『三田評論』の10月号に出演させていただきました。

『三田評論』には毎月「三人閑談」といって、三人の卒業生が対談するコーナーがあるのですが、今月のテーマが「和牛を食す」で、そこに入れていただいた次第です。

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昭和史

半藤一利さんの『昭和史』を読みました。

「今こそ読み直すべき一冊」という宣伝文句に惹かれて購入したものの、戦前篇、戦後篇を合わせると1.100ページ以上もある長大な御本です。はたして読めるかなあ、と心配しましたが、その心配は杞憂でした。

この御本の元は授業形式の「語りおろし」でして、口語体で語られているのです。講談みたいと言っても良いくらいです。

例えば終戦時のアメリカ大統領トルーマンについては、

「・・・トルーマンはミズーリ州出身の田舎のとっつぁんです。戦争中、副大統領の時にルーズベルトが突然死んでそのまま大統領になったものの、実は日本のことなど何も知らず、関心もなかったのです。まして愛情など少しもなく、だから原爆を落としたと言えるところもあるような・・・」

といった調子でして、実に面白く一気に読み切ってしまいました。

読了して、うーむ、と思いましたのは、日本四十年周期説です。

明治維新(1867年)から日露戦争の勝利(1905年)までがおよそ四十年。

日本人特に軍部がこれで慢心して、

日露戦争の勝利(1905年)から太平洋戦争の敗北(1945年)までがまた四十年。

戦後、独立回復(1952年)からバブル経済の絶頂(1992年)までがまたまた四十年。

またまたこれで日本人は慢心して「日本の失われた時代」の現在へ。

この説に従えば、2032年あたりまで日本は浮かばれないということになります。

うーむ。

ちなみに、この本に浅草が登場したのは、

1945.3.10の大空襲の件と、

戦後1947年に六区のロック座がストリップ・ショウを始めた件の2件でした。

 

追伸

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狭義の洋食

久しぶりに浅草の「ヨシカミ」さんで洋食を食べました。

今日は唐突ではありますが、その洋食について遡ってみようかと思います。

さて明治時代「洋食」という言葉は西洋料理全般を指すものでしたが、近年ではフランス料理・イタリア料理・スペイン料理などと国別に呼びわけるのが普通になっていますね。今では「洋食」と言った場合、日本で独自に進化した西洋風の料理のことをさすことが多いです。全般のことを話している場合を「広義の洋食」と言い、独自の方の話しだけしている場合は「狭義の洋食」と言ったりもします。

今回は勿論その独自の方の話しです。それは「進化した」とも言えますが、「以前の形態を保っている」とも言えます。本家のフランス料理が1970年代にバターや伝統的なソースを使わない「ヌーベルキュイジーヌ」に転じたからです。ポール・ボキューズ、トロワグロ兄弟といった人達が、そのリーダーでした。

一方日本の街の洋食屋さんは、かつて導入したものを、ひたすら日本人の舌に合うように、ご飯に合うようにと念じて改良し続けて来ました。根本から変えるのではなく、改良して来たのです。

そうこうしている間に洋食は日本人の口に馴染み切ってしまい、今やカレーライスやトンカツを和食だと思っている人が増えました。そして洋食と言えば浅草だろう!と思っている人も多くなりました。

何故でしょう?

懐かしいからではないでしょうか。東京に生まれ下町に生き、田舎を持たない都民二世や三世が懐かしめる料理と言ったら、洋食だったからです。その前にすき焼きも、ですけどね。

そう、浅草の洋食って、近代東京そのものだと私は思います。その第一陣がすき焼きで第二陣が洋食だと言えましょう。

だから本家の料理が変っても、洋食はこの国で未来へ遺して行きたいものです。和食が世界遺産なら洋食も世界遺産だ!そう私は思っています。

追伸

慶應義塾の機関誌『三田評論』の10月号に出演させていただきました。

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じんじんの野点

山谷(台東区清川)の玉姫稲荷神社に行ってまいりました。

台東区芸術文化支援制度の平成27年度の対象企画の1つである、

「きむらとしろうじんじんの野点 in 山谷」が開催されたからです。

「きむらとしろうじんじん」というのは陶芸家さんの芸名です。

その、じんじんさんがリヤカーに陶芸窯一式を積んで、様々な場所に乗りこみ、近隣住民を巻き込んで、焼物づくりを体験させ、さらに出来あがった茶碗を使って抹茶を楽しんでもらうというのが「じんじんの野点」です。

今回はそれを山谷でやろうというのです。

うーむ。

で、私は台東区アートアドバイザーですので、この企画のお手伝いをさせていただくことになったという次第です。

最初の企画会議で、会場はもう決まっているのですか?とお尋ねしましたら、いやいや未定です、住吉さん、どこか良い場所ないですか?というご返事。

そこで私は玉姫稲垣神社をお勧めしました。

こうした屋外開放型の催しには近隣住民の方のご理解とご協力が必須ですが、その点玉姫稲荷さまでは「こんこん靴市」といって、靴・ハンドバッグ・ベルトなど革製品のイベントが毎年開催されていますので、ある程度の騒音に近隣の方が慣れておいでです。それに神社の許可を得てしまえば、近隣の方も「神社がOKしたなら・・・」と協力してくれるのが、普通の公園と違う点です。

さて、当日は神社に参りますと、日本晴れ。

まずもってお稲荷さんに場所をお借りするご挨拶と、催事の無事をお願い致しました。

陽気に誘われて、近隣のおっちゃん、お子さんも集まって来てくれて良かったと思います。ご加護に感謝申し上げる次第です。

なお玉姫稲荷さまは、奈良時代に京都の伏見稲荷さまの分霊を祀ったのが、そもそも。

新田義貞が鎌倉の執権・北条高時を討たんと挙兵した時に戦勝祈願の為参詣したと伝えられています。

在りがたや。

 

追伸

慶應義塾の機関誌『三田評論』の10月号に出演させていただきました。

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米沢へ

この文章がUPされる10月27日0時は、第22回「すきや連」例会を終え、地元ワインがぶがぶの二次会も終え、さてこれからどうしよう?という頃だと思います。

いったいどういう展開になっていることでしょう。

さて、そんなことはさておきまして、今回の「すきや連」ですが、今回は大正12年創業の「米沢牛黄木」(おうき)さんが運営する「グルメプラザ金剛閣」さんで開催しました。

名前が結婚式場みたいなのは、本当に結婚式場だったからです。元々は肉屋さんだった「米沢牛黄木」さんという会社が事業の多角化で、結婚式場を始めたものの、途中でやはり肉料理専門に回帰した方が良いということになって、現在の形態になりました。

当時名前を牛っぽく変更する案も浮上したそうですが、かつて結婚式をあげた方々が悲しむだろうと名前はそのまま。

「金剛」というのは、米沢藩上杉家の代々の当主が金剛流の能を嗜んだことに因んでいるそうです。なるほど、文化的な屋号じゃないですか。変えなくて良かったですね。

牛の仕入れは「肥育月齢33か月以上」と決めて「一頭買い」なさっていると言いますから、かなり期待できます。

東京に戻りましたら、ご報告しますね。

お楽しみに。

 

追伸

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社内アンケート

ある日のこと、こんな↓問い合わせがありました。

(とても明るい声で)忘年会の店として3軒くらいの店を候補にして、社内アンケートをとり⇒人気の高かった店に決めたいので、結果が出るまでの間10日間ほど仮押さえさせて貰えませんか?!

うーん、幹事のリーダーシップってものは無いんですかねえ。

って、言うか、それに応じる店って在るのかな?

その日は12月の金曜日。

 

追伸

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