米沢へ
この文章がUPされる10月27日0時は、第22回「すきや連」例会を終え、地元ワインがぶがぶの二次会も終え、さてこれからどうしよう?という頃だと思います。
いったいどういう展開になっていることでしょう。
さて、そんなことはさておきまして、今回の「すきや連」ですが、今回は大正12年創業の「米沢牛黄木」(おうき)さんが運営する「グルメプラザ金剛閣」さんで開催しました。
名前が結婚式場みたいなのは、本当に結婚式場だったからです。元々は肉屋さんだった「米沢牛黄木」さんという会社が事業の多角化で、結婚式場を始めたものの、途中でやはり肉料理専門に回帰した方が良いということになって、現在の形態になりました。
当時名前を牛っぽく変更する案も浮上したそうですが、かつて結婚式をあげた方々が悲しむだろうと名前はそのまま。
「金剛」というのは、米沢藩上杉家の代々の当主が金剛流の能を嗜んだことに因んでいるそうです。なるほど、文化的な屋号じゃないですか。変えなくて良かったですね。
牛の仕入れは「肥育月齢33か月以上」と決めて「一頭買い」なさっていると言いますから、かなり期待できます。
東京に戻りましたら、ご報告しますね。
お楽しみに。
追伸
慶應義塾の機関誌『三田評論』の10月号に出演させていただきました。
『三田評論』には毎月「三人閑談」といって、三人の卒業生が対談するコーナーがあるのですが、今月のテーマが「和牛を食す」で、そこに入れていただいた次第です。
『三田評論』は基本的には定期購読者のみが読む本ですが、紀伊國屋書店の新宿本店で小売りしているそうですから、ご興味のある方はどうぞお求めください。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.068日連続更新を達成しました。
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