家康とすき焼き

毎年この時期の恒例ですので、

「徳川家康」「すき焼き」

と検索してみましたが、目ぼしい情報は得られませんでした。

しかし家康が肉食家であるのは確実です。

それは鷹狩を頻繁に行っていたからです。

鷹狩とは鷹を養成して、野生の生き物を獲らせることで、古代から貴族や武将が行ってきましたが、家康は大変熱心で「鷹匠」の職を設置し、「鷹場」も設けました。

「鷹場」では鷹狩が行われる時以外は禁猟になります。鷹の獲物が少ないと困るからです。近隣住民が密漁したりすると処罰されました。

で、肝心の、鷹が何を獲ったか、ですが、

主に

ウサギ、キツネ

キジ、カモ

いくら鷹でもウシは獲れません。

獲物は当然食べます。食べ切れないほど獲れた時は、他の大名や幕府の役職者に贈られました。

記録を見つけられませんでしたが、肉をすき焼きのように食べたこともあっただろうと思います。

江戸時代=肉食しなかった時代ではないことは明らかですね。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.703日目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 1:27 PM  Comments (0)