エレベーター
日本発のエレベーターは浅草に設置されました。ご存じでしたか?!
1890年に、当時東京府下最高の展望台であった「凌雲閣」(通称「十二階」)に設置されました。
浅草では、その少し前から高所からの眺めを売り物にした「望楼」を建てて客を寄せることがブームになっていました。富士山の形を模したものもありました。
そんなブームの絶頂とも言えるのが「凌雲閣」でして、設計にはお雇いイギリス人のバルトン(バートン)が起用されました。
今で言えばスカイツリーのような存在ですね。
そこにエレベーターもあったわけですが、その開業日が11月10日。
日本エレベーター協会が、この日を「エレベーターの日」として、安全キャンペーンを行っているので、「凌雲閣」のことが今日まで知られています。
「ちんや」には、「凌雲閣」の絵も、人造富士山の絵もありますので、お出かけの際はご覧下さいませ。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.639日目の投稿でした。