恵命我神散

西浅草のバー「スリーウッド」に用事があって訪ねました。

「スリーウッド」さんは、拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』の第三話「神さまの御霊を載せて町を守る神輿を作る」の対談場所です。その晩は、その関係の用事があって、お訪ねしたのであって、飲みに行ったわけではありませんでした。

いやあ、マスター、昨日ね、飲み過ぎちゃってですね、今日はあまり飲みたくない気分なんですよ・・・と我ながら、野暮の極みです。

そうしましたら、たまたま居合わせた、隣のお客さんが、

「恵命我神散」が効きますよ!とおっしゃいます。

これに比べたら、「♡パリーゼ」なんて、ジュースです!ともおっしゃいます。

飲むことの多い私ですので、この情報は当然よく調べないといけません。

で、調べましたら、

「恵命我神散」は、屋久島に生えている「ガジュツ」という生姜の仲間を使った生薬です。効能としては、

・胆汁分泌を促進し脂肪の消化を高める。

また

・胃の粘膜を修復する作用のある真昆布も含まれています。

そういう原料を使って、昭和8年創業の「恵命堂」という会社が造っていて、主な取引先は、公式サイトによると「一本堂」。おや、知人が社長をしているドラッグ・ストアじゃないですか。

隣客も、入谷の一本堂で売っている、と言っておいででした。

よし、今度向島に出動する時に用意するかな。

楽しみになってきました、薬が。

追伸、

デパートの催事に出店しています。精肉の販売を致します。

どうぞ、お出かけ下さいまし。

「江戸東京 味・技めぐり」

日本橋三越7階催事場 5月11日(水)~16日(月)

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.265日連続更新を達成しました。

Filed under: 浅草インサイダー情報,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

佐伯市

佐伯市ですか!

遠くの書店さんが拙著を売って下さって、誠に恐縮です。

大分県佐伯市の「根木青紅堂」(ねぎせいこうどう)さんが拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』を置いて下さっていて、ブログでも採り上げて下さっています。誠に在り難うございます。曰く、

「毎日、国内外から多くの人が集まる、東京・浅草。

震災と戦災で2度も焼け野原になった浅草で、130 年にわたって

すきやき屋を営んできた店主が、浅草の重鎮たちに

同じ浅草の商人として「商売の秘訣」を聞き出します。

銀座とはどのように違うのか? 浅草らしい商いとはなんなのか?

浅草ならではの「商人論」を探り出し、江戸っ子の生き方も引き出していく。」

お採り上げいただき、恐縮なことです。

時に、佐伯市ですが、申し訳ないことながら、私は行ったことがありません。豊後水道の海の幸が有名で、昨今はそれをネタに観光誘致を図っているようですが、私は行ったことがありません。

大分と言っても大分県の南端で、大分市より宮崎県延岡市の方が近いです。今回の地震の震源からは、50~60キロ位離れていますが、被害は大丈夫だったのでしょうか。

余震の続く中ご安全にお過ごしいただきたいと思います。

追伸、

拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

お求めはこちらから。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.261連続更新を達成しました。

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

月刊浅草

拙著について雑誌『月刊浅草』さんが採り上げて下さいました。

『月刊浅草』さんは昭和45年の発刊で、今回で第545号。浅草に定着した雑誌です。

さて曰く、

『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』のタイトルで、浅草すき焼きの老舗「ちんや」の六代目住吉史彦氏が、浅草でのれんを守る9人の経営者と対談形式の本を出版し注目を浴びています。

浅草には老舗の店が多い。何代も続いているのれんを守ることは決して容易なことではない。時代の変革が激しい現在ではなおさらなことです。だからこそ何代にも続く老舗ののれんを守って継続して欲しい。

最近特に新店舗が増えている。

商売だから損得を優先させるのは当然なことだが、将来が見えてこないとすぐ閉店する。浅草の人出が商売にすぐつながるとの錯覚から?

そんなに甘くない!

浅草には浅草独自の雰囲気、伝統に培われた街の顔がある。地元老舗の人々に期待したい。(0)

・・・お採り上げいただき、ありがとうございました!

追伸、

拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

 

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

お求めはこちらから。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.260連続更新を達成しました。

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

叙勲

「春の叙勲」に嬉しいお名前がありました。

書家の矢萩春恵(やはぎ・しゅんけい)先生に旭日双光章が贈られました。

昨年弊ブログの8月20日号に、私の母の晩年のことを書き、趣味の書道に最後まで取り組んだ様子を書きましたが、その書の先生が矢萩先生でした。母の四十九日の宴にもお越しいただき、恐縮なことでした。

受賞の報に接し、あらためて先生のことを検索しましたら、

先生は文化功労者だった手島右卿に師事。

その後積極的に海外に出て、ハーバード大学客員教授として東洋美術史学科の「書」の講座を担当(1989~91年)。

2008年には文化庁長官賞を受賞されています。

叙勲者の名簿には御年88歳とありましたが、とても若々しくておいでです。

ますますの御活躍を祈念致します。

追伸、

拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

お求めはこちらから。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.257連続更新を達成しました。

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

昭和40年男

住吉さん、昭和40年男だったんですね?!

と「フィガロ」のマスターに聞かれました。

「フィガロ」さんは拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』の第七話「浅草六区には夢がある」の対談場所です。マスターは、この本に載っている著者略歴を読んで、私が昭和40年生まれと気づいたようです。

マスターが「昭和40年生まれ」と言わず、「昭和40年男」と言ったのは、そういう名前の雑誌があるからですが、

さて、その雑誌『昭和40年男』は昭和40年(~41年3月)生まれの男性のための情報誌です。

同年齢の人の活躍を紹介したり、「そろそろ気になってくる」健康ネタの記事もありますが、やはり中心は「かつて夢中になったあれこれを掘り下げる記事」つまり懐古趣味です。

車、アニメ、アイドル、野球、プロレス・・・といった内容です。

今年の2月号では「タイガーマスク」が特集されていました。

それから1988年10月19日の近鉄VSロッテのダブルヘッダー「死闘7時間33分」。

さらにはホリプロ「スカウトキャラバン」出身のアイドル比企理恵さん。

うーむ。これは面白い。面白いのはその時代を体験しているからでしょう。

当然ながら懐古ぶりを揶揄されることもあるようですが、良いじゃないですか。それが「今の自分」を知ることでもあり、明日を生きる活力につながる行為なら。

しかもです、この御本の読者の集会が、「浅草秘密基地」と称して、浅草で毎週開催されているのだそうです。

その場所が「フィガロ」さんでした。

毎週月曜日の夜8時くらいから11時くらいまで、特に出欠はとらずに気軽にやっているようです。私も先日初参加しました。

「昭和40年男」は、是非是非、浅草「フィガロ」へお集まり下さい。

追伸、

拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

お求めはこちらから。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.256連続更新を達成しました。

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

民泊条例

G.J. 台東区議会!

実に当然な条例だと思います。

報道によりますと、

「東京都台東区は、個人宅などに訪日外国人観光客を泊める「民泊」について、「営業時間内は従業員を常駐させる」、「玄関帳場その他これに類する設備を有する」ことなどの条件を追加で課す区の旅館業法施行条例改正案を議員提案し、全会一致で可決した。」

いいですね!

「訪日外国人が急増する背景を受けて、国は民泊の拡大を目指し2016年4月には旅館業法施行令を改正し延床面積の規定やフロント要件を緩和するなど規制緩和を進めているが、その流れとは逆行する。」

うるさいよ!

「民泊の火付け役である民泊仲介サービス「Airbnb(エアービーアンドビー)」ではすでに日本国内に3万件以上の物件があり、台東区でも863件の物件がすでに稼動している。」

「これらの稼動物件の大半は、共同マンションの1室を民泊用に貸し出していると見られ、区の旅館業法施行条例改正案にある「営業時間内は従業員を常駐させる」、「玄関帳場その他これに類する設備を有する」などの条件を課された場合、民泊を運営することは事実上不可能と言える。」

従業員不在、そもそもフロントが無いという状態で人を泊めるなんてことが、これ以上続けられないことを私は、堂々希望します。

G.J. 台東区議会!

追伸、

拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

お求めはこちらから。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.255連続更新を達成しました。

 

Filed under: ぼやき部屋,浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

週刊新潮

拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』について『週刊新潮』4/21号に評が出ました。在り難いことです。

「震災や戦災で破壊された浅草が、なぜ今も賑わっているのか。また老舗の暖簾が続いているのはなぜなのか。すき焼き「ちんや」六代目が、昭和の浅草を生き抜いた人たちの話に耳を傾ける。江戸前鮨、どぜう鍋、洋食から演芸ホールまで。もてなしの文化がここにある。」

評して下さったのは上智大学文学部新聞学科教授の碓井広義先生。

先生は1955年長野県生まれ。松本深志高校から慶應義塾大学法学部卒業。

あ、先輩でしたか。

専門:メディア論

著書:「テレビの教科書」ほか

北海道新聞、日刊ゲンダイなどで放送時評、週刊新潮で書評の連載中

役職はギャラクシー賞CM部門選奨委員、放送批評懇談会理事

今回は文字数が少ないので、どの部分が「もてなしの文化」と読めたのか分からないのですが、ともあれ在り難いことでした。

追伸、

拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

お求めはこちらから。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.249連続更新を達成しました。

 

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

ウンコビルが消えてしまうの? 

浅草の金のウンコビルが消えてしまうの?

とネットで騒ぎになったようですが、違います。

実は「アサヒ・アートスクエア」が先月末をもって閉館したのですが、金のウンコビルこと「スーパードライホール」全体を壊すわけではなく、ビルの4階・5階に入居している「アートスクエア」だけが改装のため、しばらく閉館となるのです。

「アートスクエア」は2004年に開業、アサヒビール社のメセナ活動の発信拠点として多彩な活動をしてきました。結構意欲的な活動をしているなあと拝見しておりましたが、老朽化のため、閉館したのだそうです。

そういうわけで閉館したのはビルの4階・5階部分だけ。下層階に入っている飲食店はこれまで通りなので、一般の方はあまり影響を受けないと思います。

が、影響を受けてしまうのは、これまで5階を総会の会場としてお借りしていた浅草料理飲食業組合です。

毎年この会場のお世話になって来て、今年も閉館直後の時期に無理を言って使わせていただく予定ですが、来年からは会場探しに困ることになりそうです。

ともあれ、今年の総会は盛り上げたいものです。関係者の皆様、よろしくお願い申し上げます。

ちなみに私の出番は「開会之辞」。遅刻厳禁ですよ。

追伸、

拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

お求めはこちらから。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.248連続更新を達成しました。

 

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

SUNDAY LIBRARY

拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』が毎日新聞の書評欄SUNDAY LIBRARYに載りました。

同じ内容がネットでも公開されていて、それをここに引用してもOKと思われますので、引用いたします。

 

「商人たちの心意気で盛り返す」(岡崎武志・評)

浅草は、関東大震災以前に東京一の盛り場として繁栄し、のち銀座、新宿、渋谷などに、その座を明け渡す。しかし今、外国人観光客が押し寄せるなど、にぎわいを取り戻しつつある。

『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』は、すき焼き「ちんや」六代目・住吉史彦が、老舗主人から浅草の歴史と魅力を聞き出す。しかも、浅草の隠れ家的バーで。生鮨(ずし)ではなく仕事をした江戸前寿司を出す「弁天山美家古寿司」の五代目は「その店の親父(おやじ)も一緒に食べられている」と老舗の覚悟を語る。

創業200余年の老舗「駒形どぜう」の六代目は、ドジョウが激減し、店から消えた時期に困難な養殖に乗り出す。「美味(おい)しく、お値打ち、そして気持ちよく」を掲げ、暖簾(のれん)を守った。著者は「江戸文化を食べる店」と称し、称賛する。

多くは戦中戦後の激動を生きた人たち。どん底から這(は)い上がり、浅草を復興させた心意気が全ページにみなぎっている。(引用終わり)

 

「心意気が全ページにみなぎっている。」とは、実に在り難い評でした。

追伸、

拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

お求めはこちらから。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.241連続更新を達成しました。

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

鷹場

浅草は「鷹場」でした。

そう言うと???と思われるでしょうが、本当にそうでした。

徳川様の御代、江戸は「郭内」と、その周りの六方面の「鷹場」から出来ていてましたが、

「郭内」とは、お城と、その付属地のこと。

そして「鷹場」とは城から20km圏の郊外のことで、そこでは鷹狩が出来る環境が整備されるべきだとされていました。徳川様が鷹狩を好んだからです。

鷹狩は「生類憐みの令」でいったん廃止になりますが、八代吉宗が復活・整備させました。各方面は、「六郷筋」(東海道沿い)・「中野筋」(甲州街道沿い)という風に名付けられていて、それぞれの筋に「鳥見役」の役宅が置かれました。浅草は、その六筋の内の「岩淵筋」に入っていたのです。

江戸初期にはお城と浅草の間に未だ空き地がありましたが、吉宗の時代には、もう浅草近辺は完全に市街地化していたと考えられます。それでも浅草は「鷹場」に入れられ、鷹場維持の為の課金もされていたと言いますから、迷惑な話しです。

以上は、「ちんや」のお客様で「すき焼き思い出ストーリー」に投稿して下さった夏ちゃん様のご子息からの請け売りです。ご子息は古地理の研究家なのです。

さて、ここで問題なのは、浅草と同じ台東区の上野は「郭内」だという点。そして上野と浅草の境が判然としないという点です。

上野には幕府と密接な関係があった寛永寺があり、その付属地が上野と浅草の間に在ったので、そこまでは「郭内」扱いだったのですが、そういう経緯で境界が引かれたため、境界線は真っ直ぐでなくて、とび出したような部分もあるとかで、線引きが難しいようです。ご子息はその難しい作業に、地理情報システム(GIS)を利用してチャレンジしています。

GISというのは、まあ、言ってみれば昔のカーナビみたいなもんですかね。研究の仕方も世につれ変わるもののようです。

で、ご子息から地元の方にとって「浅草」とはどこまでですか?

と問われ、私は困り果てました。

そ、そうですねえ、やはり浅草神社の氏子の範囲を「浅草」と考えていますねえ。

神社のサイトを開ければ、氏子の領域つまり、神輿が渡って行くエリアが載せられていますから、一度開けてみてはいかがでしょうか?

その程度しか御役にたてずスミマセン。

追伸、

拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

お求めはこちらから。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.239連続更新を達成しました。

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)