統合検索

都内の国公立図書館の蔵書は「統合検索」により、一発で調べることが出来ます。

それによりますと、拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』が収蔵されている図書館は、今のところ、

台東、

千代田、

中央、

文京、

墨田、

江東、

江戸川、

足立、

目黒、

練馬の区立図書館と

国立国会図書館です。

国会図書館に入っているのは嬉しいことですが、国会図書館は刊行された本を全部買うのが原則なので自慢にはなりません。

都立の図書館には今のところ入っていないようです。

マスゾエさん、なんとかご検討いただけないでしょうかねえ。

一方、慶應義塾の図書館は、この検索システムに繋がっていないので、別途検索しないといけませんが、調べましたら、

な・い・です・ね。

ちょいとブルー。

追伸、

拙著、絶賛(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

第三話は「神さまの御霊を載せて町を守る神輿を作る」(「宮本卯之助商店」七代目・宮本卯之助さん)。対談所は西浅草の「スリーウッド」さんです。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

お求めはこちらから。もう予約できます!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.213連続更新を達成しました。

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肉食わないじゃん

群馬県庁の「すき焼き応援県」政策が、2/25放送のTV番組『秘密のケンミンSHOW』で思い切りコケにされてしまったようです。

「群馬の人って、すき焼き県とか言いつつ肉食わないじゃん」

・・・と群馬県民の肉類支出金額が全国最下位であることについて、コメンテーターから容赦ないツッコミが入ってしまいました。

私は、この政策に関わっている人を存じ上げていたりするので、少しだけ弁護させていただきますが、群馬の方も肉類支出金額が少ないことは気になさっていて、それで「すき焼き県」ではなくて「すき焼き応援県」と称したのですが、そこはテレビ的に抜け落ちて、すき焼き県とか言いつつ肉食わないじゃん!と言われてしまったのです。

しかしですね、見渡しますと、地元で消費されない食材をたくさん生産しているケースは無くはありません。

例えば、三陸の「干しアワビ」。

江戸時代から今日まで日本で生産され中国に輸出されています。中国ではこれが「最高級」との評価を得ており、現地では「キッピン」というブランド名になっているとかですが、これは「吉浜」という岩手県の地名です。

このように「日本人の口に入らない貴重な高級食材」である、三陸の干しアワビを、なんとか日本国内で売って行こう!と私の知人の「南国酒家」MYT社長が奮闘する様子は、先日テレビ東京『ガイアの夜明け』で採り上げられました。

このように地元で消費されない食材をたくさん生産している産地はあります。

群馬の方々は、他県から来客があった時に地元で食材を揃えられるすき焼きを出せば良いのじゃないか、海の無い群馬で刺身を客に出すとか馬鹿げている、つまり観光業活性化の一環で「すき焼き応援県」を始めた次第で、方向性が違うのです。

もちろん、「すき焼き応援県」政策に関わる官民の関係者の方は、腹が痛く成るまで、日本中のすき焼きを食い倒して学ぶべきに決まっていますが、県民一人当たり消費額ばかりを気にするのは、やや気の毒と思います。

追伸、

拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

第八話は「ごはんにも日本酒にも合うのが洋食」(「ヨシカミ」二代目 熊澤永行さん)。対談場所は観音裏の「フォス」さんです。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

お求めはこちらから。もう予約できます!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.209連続更新を達成しました。

西暦

弊店は各種広告物に「創業明治十三年」と書いています。

所謂「老舗」店は、たいていそうしています。

が、そろそろ「創業1880年」と書いた方が良いのかもしれません。

そんな。嘆かわしい。日本の元号で表示するべきよ!

とおっしゃる貴女、そんなこと言うなら、明治時代・大正時代・昭和時代が何年まであったか即答できますか?

即答できない人、いるんじゃないですか?!

以下は正答ですが、

明治天皇は1912年(明治45年)7月30日に亡くなっています。

大正天皇は1926年(大正15年)12月25日に亡くなっています。

昭和天皇は1989年(昭和64年)1月7日に亡くなっています。

ですので、「創業明治十三年」の店が現在業歴何年なのかを知りたければ、

45-13+15+64+28

という暗算をしないといけないのです。メンド臭いですね。

一方、「創業1880年」と書いてあれば、

2016-1880=業歴136年

と簡単です。

不本意ですが、西暦で表示した方が良いのかもしれません。

追伸、

拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

第七話は「浅草六区には夢がある」(「浅草演芸ホール」二代目会長 松倉久幸さん)。

対談場所は雷門通りの「フィガロ」さんです。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

お求めはこちらから。もう予約できます!

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印税生活

拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』を発売しました!とFBにUPしましたら知人から、

印税生活うらまやしー!

とコメントが入りました。

あのねえ、ピース又吉さんじゃないんですから。

あの御本の醗酵部数、いや発行部数は、2.400.000部だとかで、私の本とは0の数が3桁違います。

勿論私にも印税は入りますが、あの本のためにかけた労力に見合うかというと、赤字と言っても良いでしょう。同じ時間ホストクラブでバイトした方がおそらく収入は多かった(笑い)でしょう。そんなもんですよ。

相当数売れないことには労力に見合わない形に成っていることが、業界外の私にも分かってしまいます。

今回の本についても、電子書籍にした方がいいよ!とアドバイスしてくれる知人もいたりして、それではますます本が売れなくなるなあ・・・と紙を愛する私はブルーに成ってしまいます。

ともあれ、お買い上げいただけましたら嬉しいです。よろしく。

追伸、

拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

第四話は「江戸の食文化として「どぜう鍋」を守る」(「駒形どぜう」六代目 渡辺孝之さん)。対談場所は東向島の「ビー」さんです。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

お求めはこちらから。もう予約できます!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.205連続更新を達成しました。

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ひとりひとりが日本代表。

テレビで流されている大手企業のCMは、やはり才能のある方が制作しているからなのか、

へええ、上手く言うものだねえ!と感心することがあります。

最近目についたのは、

三井住友銀行さんの「ひとりひとりが日本代表。」

公式サイトによりますと、その趣旨は、

「この国をつくってきたのは、決してヒーローだけではない。」

「まじめに毎日を送り、ひたむきに働く人々。がんばって生きる人々だ。そう、ひとりひとりが日本代表なんだ。」

「私たち三井住友銀行は、この国を支えるひとりひとりの力になりたい。」

・・・ということだそうですが、私が浅草で働く人達に期待したいのは、まさに、これ=「ひとりひとりが日本代表。」です。

たしかに世の中の、ひとつひとつの仕事は地味で単調なこともあり、アスリートのように目立てはしませんが、国を代表してお客様に接しているという感覚を心の隅に持ってもらいたいものです。

思い起こしますと、合併前の住銀さんと言えば、黒いニュースが結構報じられていたかと思います。このCMは、そうしたイメージを払拭するのにも役立ちますね。

あれからだいぶ時間が経過して、今はブラックな取引先とは完全に切れました!ウチの融資先はホワイトな会社ばかりで、そこに働く人は皆「日本代表」の意識を持って頑張ってますよ!

どうせウチの会社はブラックだから、手は抜けるだけ抜いてやろう・・なんていう労働者は、ウチの融資先にはいませんよ!

・・・という次第です。

素晴らしい。本当にそういう社会に成って貰いたいです。

勘ぐるのは止めておきましょう。

追伸、

拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

第三話は「神さまの御霊を載せて町を守る神輿を作る」(「宮本卯之助商店」七代目 宮本卯之助さん)。対談場所は西浅草の「スリーウッド」さんです。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

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ゲス議員

さてさて「ゲス議員」ことミヤザキ先生についてです。

議員辞職という結論になったようですね。

不倫で辞職までしなくても良いんじゃないか、

クリントンさんだって辞めなかったぞ!という意見もあるようですが、 私は「発言と行動のつじつまが合わない」場合は辞職すべきだと思いますし、世の中の普通の商店主の皆さんもミヤザキ先生を見習うべきだと思います。

「見習うべき」というのは不倫をするべきだという意味じゃあ、勿論ないですよ。 「発言と行動のつじつま」を合わせるべきだということです。

例えば、ですが、爆買い中国人を受け入れて儲けさせていただきながら、飲み会に行くと中国人の悪口ばかり言っている人がいますね。あれを「センテンス・スプリング」誌に録音されて→掲載されたらマズいですよね。 「国際親善に寄与する」という経営方針が実はウソ八百で、売り上げが欲しいだけだったということが明らかになったら、かなりマズいですよね。

イクメンを応援したいわけではなくて女性票が欲しかっただけのミヤザキ先生と大して変わらないです。

女性票が欲しいだけ→女性ウケする政策を打ち出す

というのは順番が間違っています。

そうではなくて、 本当に女性の社会進出を応援する、応援したい→女性に支持され、票が入る

という順番でなくてはいけません。

売り上げが欲しいだけの皆さん、ミヤザキ先生を笑えないと思いますけど。

追伸、

私・住吉史彦の本が2/25に出ます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

第二話は「最大の危機は生鮨が主流となった頃でした」(「弁天山美家古寿司」五代目 内田正さん)。対談場所は「オレンジルーム」です。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

お求めはこちらから。もう予約できます!

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。

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コンビニ恵方巻き

だから「コンビニ恵方巻き」は大嫌いだって、前から言ってきたんです。

報道によりますと、労働組合の「首都圏青年ユニオン」はJ-CASTニュースの取材に、

「恵方巻きの『販売ノルマ』を、コンビニのオーナーが従業員に強要する例は少なくありません。従業員が買い取りを強要されているという相談も、数年前より徐々に増加しています」

と答えたそうな。社員だけでなく、アルバイトであっても販売ノルマが課されるケースがあるとか。

それでツイッターには、

「私の働いてるコンビニでは恵方巻きが49本廃棄になりました」

「26万円分の廃棄 二度と恵方巻き見たくない」

「恵方巻きの廃棄えげつなかったwww84個wwwwww」

「恵方巻きのみで合計価格13万以上の廃棄が」

「ノルマ達成できなかったから恵方巻きを買わされた」

「恵方巻きのノルマさばけずに困ってる」

これだから日本の食品廃棄がちっとも減らないんです。

毎日売るものなら、販売量を予測して在庫することもある程度は出来ましょうが、一日限定の企画って、曜日や天候や、その日に開催される他のイベントやテレビ番組の影響とか様々な要素で売れ方が変わり、予測がとても難しいと思います。予測できないでしょう、ハッキリ言って。

「恵方巻き」だけでなくて、コンビニはクリスマス・ケーキもやっていますが、たいてい25日の朝に投げ売りしてますよね。

やるとしたら、「〇個限定」とか予約制とかですが、大手企業の仕事として、そういう方法はスケールが小さい感じがするのでしょうね。

で、「二度と恵方巻き見たくない」となる次第です。

「コンビニ恵方巻き」、私も二度と見たくありません。

追伸、

私・住吉史彦の本が2/25に出ます。

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

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SMAP騒動

SMAP騒動が引き続き大変のようですね。

この件をブラック企業問題や古代ローマの奴隷制に例える議論まで出て来ていますが、私はそれはチト的外れだと思っています。無学文盲だったローマの奴隷とSMAPは全く似ておらず、ブラック企業で働いている労働者ともかなり違います。SMAPは非常に有力な人達なのであって、今回はその独立問題でしたよね。例えが外れていると思います。

そう思っていたら、経済評論家の山崎元さんが、この件を「転職の反面教師に」と書いている文を見つけました。曰く、

「一般的な転職のレベルで考えても、いかにも準備不足で下手な手を打ったように見える。」

「転職を考えるビジネスパーソンは、今回のSMAPの一件を反面教師として参考にすべきだ。」

とヒジョーに辛口に批評しています。

メリーさんからの圧力についても、

「事務所としては、手間とコストをかけて育てた商品が勝手に事務所を離れるようなことが起こらないように、何らかの対抗措置を取ることが「あり得る」というよりは、むしろ「普通」だろう。」と理解を示しています。

まさにそれが雇い主側の意見ですから、「職業選択の自由」を振りかざしてガチンコに対決してしまっては落としどころが見つけにくく、今回のような不幸なケースがまた起きてしまうように思います。

参考になるのは、プロ野球のフリーエージェント(FA)制度ではないでしょうか。日本のプロ野球では選手が8シーズン勤め上げれば、どの球団とも契約を結ぶ権利を持てます。

昔の年季奉公みたいなもんですけど、対立を避ける便法として実際的だと思います。

芸能人もビジネスマンも、育ててもらった会社に感謝して、8年勤め上げる。そこで計画的に独立してもOKだけれど、間違ってもイイジマさんとジュリーさんの対立を契機に・・・みたいなことは止めておくべきだ。会社側も一生拘束しようなんてことは考えてはいけない、という辺りが無難なのではないでしょうか。

SMAP党の皆さん、お気に触ったらごめんなさい。

追伸、

私・住吉史彦の本が2/25に出ます。

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

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横流し事件

「ダイコー」と「みのりフーズ」による食品廃棄物横流し事件は、もう報道されなくなったようです。

ベッキー問題より、なんでも鑑定団問題より、SMAP問題より重要だと思うんですけどね。

そもそも、ですが、今回横流しされたのは「廃棄物」だったのでしょうか。

最初に発見された冷凍ビーフカツは異物混入の疑いがあったそうなので、たしかに廃棄すべき廃棄物なのだと思います。しかし、その後に発見された「廃棄物」の中には賞味期限が切れていないものもあったとか。

問題の背景として、日本の「早すぎる食品廃棄」という現実があるのは明らかです。

「食の安全」はたしかに大事ですが、それに過敏に成り過ぎるのは考えものです。まだ食えるものが大量に廃棄されているのは、本当に悲しいことですね。

製品化した食品というものは、大勢の人が精魂を傾け、工夫を凝らして造ったものですよね。衛生的に解体して再利用する道を考えないといけないのではないでしょうか。

それをしないから、横流しなどということが起きるのだと思います。

行政の監督なんて今後も効かないと思いますよ。役人などという人達は書類さえ揃えば満足する人達で、現場なんて行きませんから。

一度製品と成った場合、もちろんそのままタタキ売りするのは、メーカーの信頼を損ねるので良くないのでしょうが、なんとか、衛生的に解体して再利用する道を考えないといけないのではないでしょうか。

本日の件、全然笑えなくてゴメンナサイでした。

追伸、

私・住吉史彦の本が2/25に出ます。

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

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若手の登竜門

『新春浅草歌舞伎』の千秋楽を観て来ました。「若手の登竜門」とされる公演で、今年は昨年に続いて尾上松也さんが主役でした。

この公演では毎年若手俳優さんが「大役」に挑戦します。

今年も、昼の部は『三人吉三』『源氏店』、夜の部は『毛抜』『義経千本桜』と、役者が何十年のキャリアの果てに演じるような演目が並んでいます。そんな公演ですが、若い役者の皆さんはなかなかサマになっていて、GJだと思いました。

観客の方も「若手感」があり、拍手の間が少し遅いのがどうしても気になるのですが、ドンマイでしょう。「浅草の街が若手俳優を応援する」という形が出来ている、この公演は是非続けて行って欲しいと思います。

翻って、客が芸の後継者を応援しなくなったのは、飲食の世界です。

ネットの影響で「コスパ至上」の世界と成ってしまった飲食の世界では、先代からの客が跡継ぎさんの腕が上がるまで見守るという話しを聞かなくなりました。

「見守る」というのは本当に見守ることでは勿論なく、足しげく通って定価を払って食べることです。

ネットの普及もやがて一段落して、この状態はいずれ変わると信じますが、歌舞伎を観て、なんだか気が重くなってしまいました。トホホです。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.164連続更新を達成しました。

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