どぜうと葉桜 

 4/13は火曜日なので、店を休ませていただきましたら、またとないお花見日和ではありませんか。私は、もともと満開のころより、散り行く桜が好きなので、隅田公園に出かけない手はありません。

 隅田公園には、種類の違う桜が植えられていまして、完全に葉桜になってしまった木もありますが、種類によっては、まだ花が残っている木もあります。散歩する内に、気温もどんどん上がってきて暖かく、風は爽やか、東京スカイツリーも良く見えて、最高の気分でした。

  散歩を満喫した後は、墨田区吾妻橋の「どぜうH」へ。どぜう鍋にあわせ菊正宗の燗酒を注文。ひっく、昼酒はどうも、酔うなあ。極楽、極楽。

 「おい、住吉、おまえは、浅草料理飲食業組合で、組合長のII田さん(「どぜうII」)にさんざんお世話になっているのに、そういう所に食べに行って良いと思ってるのか?」

  あ、組合長、いや、これはですね、なんと申しますか、要するに、言ってみれば「偵察」です。そう、まったくの「偵察」です。ですから当然、どぜうを楽しんだりはしておりません。もちろん、酒もまったく楽しんでおりません。ひっく、うーい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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けいだん連

 「継旦連」(けいだんれん)という団体があります。と申しますか、浅草料理飲食業組合の青年部のことをそう呼んでいます。「旦那を継承する連中」ということでつけたネーミングだそうです。浅草の料理屋の、跡継ぎとなる若手が、ときたま集まって情報交換・親睦をはかる会のことです。

  その「継旦連」の総会が4/12にあったので、出席しました。今回の総会で、今まで代表幹事だった、「ヨシカミ」(洋食)のAさんの任期が終わり、代わって「雷門満留賀」(蕎麦)のS社長が就任されました。

 総会は、同時に青年部を定年で「卒業」する方の「卒業式」も兼ねています。今回「中清」(天麩羅)のN社長が50歳の定年を迎えられて、「卒業」されました。長年お世話になり、誠にありがとうございました。

  実は、定年の規定は、私が「継旦連」の代表幹事在任中の、平成12年に定めたものなのですが、この規定に則して卒業生を輩出するのは、今回が初めてです。また、N社長は、私の前任の代表でしたので、今回の「卒業式」は、私にとっては感慨深いものがありました。

  ただ一つだけ問題がありました。やはり私が加入している、東京商工会議所台東支部青年部の総会が、同じ日にカチ会ってしまっていたのです。会議所総会の会場はウチ=「ちんや」(!)ですので、出ないわけにいきません。ただ有り難いことに時間はズレていて、会議所の方は18:30〜21:00で、継旦連は22:00〜24:00なので、なんとか強行ダブル出席した次第です。

  会議所の懇親会で飲まされて、すっかり酩酊した私は、ご機嫌な御み足を、互いちがいに繰り出しながら、「継旦連」総会の会場へ移動しました。「F忠」のN社長、「どぜうII」のIIジュニアも、同じコースの酩酊組です。

 (議長)「それでは、本年度の活動計画案について、ご質問のある方は・・・」

  「異議無―し! ひっく 万歳! ウラー!」

 (議長)「そこのすき焼き屋さん、ウルサいですよ! ヨッパライの投票は無効ですので、住吉君の投票は無効と認めます!」

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

*浅草料理飲食業組合については、こちらです。

Filed under: 浅草インサイダー情報,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 11:00 AM  Comments (0)

神田仏蘭西料理

 4/9の昼時、神田仏蘭西料理「聖橋亭」さんで、国際観光日本レストラン協会関東支部の役員会が、開催されましたので行ってきました。ランチ付きの会議でした。

  この御店は、神田明神の参道横にある、民家を改装したもので、隠れ家的な、知人のご自宅に招かれたような感覚になる、小さな御店です。2階に12席定員の部屋がありますが、その部屋が最大で、3階に小さい和室と洋室(各6席定員)がそれぞれ一つずつあります。N社長みずからのご案内で、全部の部屋を拝見しましたが、どの部屋にも、趣味の良い調度品が置かれています。そして、なんと4階には「お昼寝スペース」があります。普通の家にいるかのようにくつろいで欲しい、という趣旨だそうです。

  この御店のシステムは完全予約制で、予約がないと店を開けないのですが、逆に、普通の食事の時間でなくても、事前に予約すれば、客の希望の時間にあわせてくれるそうです。ある意味、究極のマーケテイングですね。営業方針が、民家風という造作にもマッチしていてGOODです。浅草の路面で営業している「ちんや」にはマネできない芸当です。

  さて、肝心のお料理ですが、私としては、コンソメのスープとビーフシチューのソースにとても感心しました。実は、この御店自体は最近できたのですが、経営している中富商事さんは、飲食の業界で70年以上の歴史がある老舗でして、コンソメやビーフシチューは得意料理なのです。前菜やデザートも小奇麗に盛ってあって、それももちろん、結構でしたが、私としては、スープやシチューといったの、「日本の洋食」的料理に、どうしても惹かれます。

  なんでも、ビーフシチューのソースには、隣の、神田明神の参道にある甘酒屋さんから、糀をもらって入れているとか。それって、すき焼きの鍋に、やはり発酵食品である味噌を入れるのと、同じ作戦です。横浜の「太田なわのれん」さんなどでも、味噌の入ったすき焼きを出されていますが、ハッキリ言って、大スキです、そういう傾向の味。

 お仏蘭西人には、わからないだろうねえ、この味は。

  あ、そうだ、7/3にそういうテーマで講演しなきゃいけなんだ! せっかく旨いもの食べたのに、イヤな事思い出しちゃったなあ。あーあ、勉強しなけりゃ、そろそろ。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

*神田仏蘭西料理「聖橋亭」さんについては、こちらです。

*「7/3にそういうテーマで講演しなきゃ・・」については、このブログの3/10の号をご覧下さい。

Filed under: すき焼きフル・トーク,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 9:16 AM  Comments (0)

恒仁朗さんの、あきんどごころ

 私の学校の先輩の、恒仁朗さんが昨年「商人心」(あきんどごころ)という御本を出され、私も頂戴いたしました。「恒仁朗」というのは実はペンネームで、本名はFさんとおっしゃる、食品関係の社長さんです。私が幹事をしている、「料飲三田会」という会で日頃ご指導いただいている大先輩です。

  今まで「ちんや」では、東京商工会議所台東支部の「したまち台東もてなし向上委員会」が作成した、「おもてなしハンドブック」を、毎週の朝礼で朗読していましたが、読了しましたので、代わって「商人心」を輪読しはじめました。

 商いを志す者にとって、とても教訓になることがたくさん載っているのですが、非売品で本屋では売っていないので、このブログで機会をみつけて、少しずつご紹介しようと考えています。

  例えば、35ページの、「ある僧侶の言葉」などは、とてもイタくて戒めになります。

  「つらいことが多いのは感謝がないから」

 「苦しいことが多いのは甘えがあるから」

 「悲しいことが多いのは自分のことしか考えないから」

 「行き詰まりが多いのは裸にならないから」

  この部分を読んで、チョッと泣きました。泣いた理由の一つは、もちろん感動したからですが、もう一つの理由は、このブログの、この後につけるオチを作るのが、とても難しいから・・・です。

  やっぱり、やめようかなあ、この本紹介するのは。オチが作りにくもんなあ。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 9:45 AM  Comments (2)

うーむ、侮れん!②ー千成亭さんの味噌漬

 先日、近江牛のすき焼きで有名な、彦根の「千成亭」さんの、味噌漬けを買って食べたことは、このブログの3/29の号に書きました。味噌漬けは、三十五万石・彦根藩の、元禄以来の伝統の逸品です。でも実はその時、全量食べたわけではありませんでした。何故なら、つぎのように、気になることを書いた紙が品物に付けてあったからです。

 「本製品は、出荷の際に調整いたしております。味噌に漬けておりますので、塩分の作用で調整後すぐは、肉が締まり変色いたします。味噌に十分漬かりますと、酸素の分解により軟らかくなり、べっ甲色になった時が食べ頃になります。目安として賞味期限前が美味しくお召し上がりになれます。(後略)」

  賞味期限前が美味しい?

 なにい、余に向かって、まだ食すな、と申すか!(→この部分は殿様口調でお読み下さい。)

 そういう次第で、全量は食べずに賞味期限がやってくるのを、待っていました。そして、その日がようやくやってきました。毎晩ヨメと夜食を食べますが、今夜の夜食のメニューにのせることにして、味噌漬けにあわせる日本酒も支度しました。

 部位は、バラ中心の、脂身の多い部位ですが、これを味噌と一緒に焼くと風味が出て旨いものです。たしかに前回より風味があるような気がします。日本酒によくあいます。それに、表示ラベルを見て気がつきましたが、完全無添加。食品添加物は加えず、肉と味噌だけで出来ています。

  うーむ、千成亭直弼っ、さすがは徳川直参、侮ると返り討ちに会いそうじゃのう!

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 *「千成亭」さんについては、こちらです。

Filed under: すき焼きフル・トーク,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 9:52 AM  Comments (2)

人出と人手

 先日、業界のパーテイーで同席した、浅草の料理屋のY社長が、「最近浅草の人出の落差が極端ですよね、多い日と少ない日で。商売やりにくいですよね。」とボヤいていました。

 この「商売やりにくい」について解説しますと、料理屋の仕事のほとんどは、人間がやる仕事ですから、人出が多い日には、大勢の人手を(しかも猫の手でなくてチャンと仕事をしてくれる人手を)揃えておかないといけません。ところが、人出がとても少ない日も多いわけですから、人出が多い日にあわせて人手を雇っていると、少ない日に余ってしまうのです。これは経営的に当然マズい事態です。

 この不景気ですから、人手を余らせない方向で、塩梅していくと、人出が極端に多い日には、手不足でパンクしてしまいかねず、料理やサービスの品質が心配になってしまいます。この状態が「やりにくい」の本質です。品質について、真面目な人ほど「やりにくい」と感じると思います。

  4/3(土)のように、天気が良くて暖かくて、桜が満開で、東京スカイツリーが東京タワーを超えた直後で、なおかつ「きもの園遊会」もやっていると、浅草にもの凄い人出があります。でも、それは、「天気が良くて暖かくて」というのが大前提ですから、この文を書いている、4/5のように、月曜日で、雨が降って寒いと、とたんに花見の人出はなくなります。わが店の連中にとっては絶好のお昼寝タイムとなります。困ったものです。

  つまり、平日で天気が悪くて、イベントもない日であってもそれなりに、店にお客様があるようにしないといけないのであって、私も長いこと「ちんや」がそうなることを願いつつ仕事をしてきたのですが、非力なため、さほど上手くできていないのが現実です。Yさんに「こうすれば、上手くいくよ!」とアドバイスできないことをイカンに思いました。

  だから、今後はこのブログで紹介する内容も、「雨が降っても楽しめる浅草」や、「平日の夜にも浅草に、こんなに面白いことがある」ということを書いていかないといけませんね。最近、満開の桜とかスカイツリーのことばかり書いてきたのを、チョッと反省しています。両方とも、天気が良くて暖かくないと楽しめないレジャーですし、そういうネタはマスコミがさんざん報道していますから、ブログは違った視点が必要ですよね。

  桜にしても、満開の時ばかりが素晴らしいわけではありません。私などは、毎年4月10日過ぎに、散る桜を見にいくのを楽しみにしています。桜はまだ終わりじゃ、ありませんよ。

  そういうことを書いていこうと思います。はだ寒い雨の降る、ヒマな月曜に思いました。

 「けっ、住吉、ブログ始めて一ヶ月もたってから、そんなこと言いはじめたのか。小さいヤツだと思ってたよ、最初から。」

  けけっ、悪うござんした。何しろ、こちとら名前が住吉プチ彦っていうくらいですからね。けけけっ!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

出番は無いんでしょうか?ーしたまち演劇祭

  台東区役所観光課のM氏から電話があり、8〜9月に予定されている、「第一回したまち演劇祭」のことで住吉さんにお話ししたいことがある、と言ってこられました。

  「演劇祭のことでお話しねえ、ということは、俺に出演依頼か。でも劇場にはチャンとした花道を造作してくれないと俺は出ないぞ。もちろんスッポンも作ってくれなきゃダメに決まってるからね。それと、宙乗りをやってもらいたいなら、ギャラは弾んでもらないと困るよ。」そう言ってやろうと思いつつ、待ち構えておりますと、用件はゼンゼン違いました。

  演劇祭のプログラムやチラシに「浅草うまいもの会」として協賛広告を出して欲しいとおっしゃるのです。私は、去年から「浅草うまいもの会」の広報宣伝委員長をしているので、こうした用談も、その仕事の内なのです。

  なんでも、広告を出してくれれば、「浅草うまいもの会マップ」を演劇祭のお客様に配布して下さるとか。そうです、台東区役所は結構、営業努力をしているのです。こういう商談を民間にもちかけること自体が、ある意味でイベントの事前告知にもなりますよね。良いことです。それに台東区アートアドバイザー会議で御一緒する、観世葉子さんが、この演劇祭の実行委員でもあるので、お請けしたいお話しと思いました。

  それでは、「浅草うまいもの会」の今度の会議で、K子会長・役員さん方におはかりして進めることにしましょう。そうお話しすると、M氏も観光課長氏も上機嫌で帰ろうとするではありませんか。

  チョ、チョっと、スミマセン、お帰りになる前にうかがいたいんですが、住吉海老彦丈に出番は無いんでしょうか?

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

*「したまち演劇祭」ついては、こちらです。

*「浅草うまいもの会」については、こちらです。

花より なんとかー墨堤さくらまつり

 隅田公園の「桜橋」のたもとで開催されている、「墨堤さくらまつり」に出かけました。この時期、向嶋墨堤組合(=向嶋花柳界の料亭さんの組合)さんが、茶店を出していて、各料亭さんが日替わり当番で、呈茶のサービスに当たっているのですが、4/1は、旧知のA子女史の御店「きよし」さんが当番だったのです。

 この所なにかと忙しく、ブログを始めてからは、さらに時間がないので、向嶋はすっかりご無沙汰していたのですが、「4/1がウチの当番なのよ。お顔を見せて下さらない?」と言われれば是非も無し。「桜橋」は「ちんや」から歩くと、7〜8分かかるのですが、急ぎ足で茶店へ向かいました。

「あら! 成田屋さんじゃないの。ずいぶん、お久しぶりねえ。あい変わらず、いい男ねえ。」などと、チヤホヤされることをイメージしつつ、進みましたが、しかし、たどりついてみて、「げげっ 朝一なのに、けっこう、混んでいる・・・・・」

 考えてみれば、天気は良くて、桜は花盛り(八〜九分)だし、東京スカイツリーは、ついに東京タワーの高さを超えたし、すいているハズもありません。(隅田公園は東京スカイツリーが良く見える、絶景ポイントなのです。だから、この時期、桜とスカイツリーの両方を見ることができるのです。)

忙しそうな、お姐さんたちに遠慮して、草々に退散しました・・・

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

*向嶋墨堤組合さんについては、こちらです。

*「きよし」さんについては、こちらです。

Filed under: 浅草インサイダー情報,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 10:12 AM  Comments (0)

うーむ、侮れん!ー千成亭さんの味噌漬

 日本橋高島屋で開催されている、「第22回近江展」に行ってきました。その目的は、近江牛のすき焼きで有名な、彦根の「千成亭」さんが、この催事に出店しているからです。「千成亭」のU田専務は、「すきや連」メンバーで、良く参加して下さるのですが、3/3の第5回例会(会場:「太田なわのれん」さん)はご都合がつかず、ご欠席でした。久しぶりにお目にかかれるかも、と思って出かけたのですが、店の人に聞くと、今回の出店は、別の役員さんのご担当とかでご不在でした。ザンネン。

  そこで気を取り直し、勉強のため、何かお肉を買っていくことにしました。ひと通り品定めした後、購入したのは、牛肉の味噌漬けです。彦根藩が江戸時代に、贈答用に作らせていた味噌漬けは、日本の牛肉料理のさきがけとも言うべきもので、なんでも、井伊の殿様から将軍家に「お薬」として献上されていたと聞きます。そうです、彦根は牛味噌漬けの元祖なのです。これを買わない手はありません。

  さて、味噌漬けを買い求め、浅草に戻った後は、当家の御肉奉行所において、「御肉あらため」を断行。肉から味噌をそぎ落として凝視。

 「この肉は、モモであるか?」「御意。モモにございます。」「こいつは、バラであろうかのう?」「まさしく御意。」「ああ!お奉行様、これはヘレでございます!」「なんと!ヘレを味噌漬けに入れたと申すか!」

 うーむ、千成亭直弼っ、さすがは徳川直参、侮ると返り討ちに会いそうじゃのう!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 *「千成亭」さんについては、こちらです。

*「すきや連」ついては、こちらです。

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ツリー見物

今日昼、向嶋(墨田区)で料亭の女将をしている、A子女史が見えました。福岡から知人が上京したので、建設中の東京スカイツリーを見せて、その後浅草で食事、という順路だったとか。

 「ツリー」の高さが、3/29には、東京タワーを越えるとかで、最近、「ツリー」見物で浅草へ見える人が増えているようです。

浅草近辺には、いたる所に「ツリー」のビューポイント・絶景スポットがあるのです。

 今は建設途中なので、皆さんは浅草近辺から上を眺めていますが、開業したら当然皆さん「ツリー」の上へ登られるのだと思います。

 と、いうことは、このまま開業しない方が、浅草の街にとっては良いってことか・・・

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

*東京スカイツリーの現在の高さは、こちらのサイトで確認できます。