出番は無いんでしょうか?ーしたまち演劇祭
台東区役所観光課のM氏から電話があり、8〜9月に予定されている、「第一回したまち演劇祭」のことで住吉さんにお話ししたいことがある、と言ってこられました。
「演劇祭のことでお話しねえ、ということは、俺に出演依頼か。でも劇場にはチャンとした花道を造作してくれないと俺は出ないぞ。もちろんスッポンも作ってくれなきゃダメに決まってるからね。それと、宙乗りをやってもらいたいなら、ギャラは弾んでもらないと困るよ。」そう言ってやろうと思いつつ、待ち構えておりますと、用件はゼンゼン違いました。
演劇祭のプログラムやチラシに「浅草うまいもの会」として協賛広告を出して欲しいとおっしゃるのです。私は、去年から「浅草うまいもの会」の広報宣伝委員長をしているので、こうした用談も、その仕事の内なのです。
なんでも、広告を出してくれれば、「浅草うまいもの会マップ」を演劇祭のお客様に配布して下さるとか。そうです、台東区役所は結構、営業努力をしているのです。こういう商談を民間にもちかけること自体が、ある意味でイベントの事前告知にもなりますよね。良いことです。それに台東区アートアドバイザー会議で御一緒する、観世葉子さんが、この演劇祭の実行委員でもあるので、お請けしたいお話しと思いました。
それでは、「浅草うまいもの会」の今度の会議で、K子会長・役員さん方におはかりして進めることにしましょう。そうお話しすると、M氏も観光課長氏も上機嫌で帰ろうとするではありませんか。
チョ、チョっと、スミマセン、お帰りになる前にうかがいたいんですが、住吉海老彦丈に出番は無いんでしょうか?
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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