けいだん連
「継旦連」(けいだんれん)という団体があります。と申しますか、浅草料理飲食業組合の青年部のことをそう呼んでいます。「旦那を継承する連中」ということでつけたネーミングだそうです。浅草の料理屋の、跡継ぎとなる若手が、ときたま集まって情報交換・親睦をはかる会のことです。
その「継旦連」の総会が4/12にあったので、出席しました。今回の総会で、今まで代表幹事だった、「ヨシカミ」(洋食)のAさんの任期が終わり、代わって「雷門満留賀」(蕎麦)のS社長が就任されました。
総会は、同時に青年部を定年で「卒業」する方の「卒業式」も兼ねています。今回「中清」(天麩羅)のN社長が50歳の定年を迎えられて、「卒業」されました。長年お世話になり、誠にありがとうございました。
実は、定年の規定は、私が「継旦連」の代表幹事在任中の、平成12年に定めたものなのですが、この規定に則して卒業生を輩出するのは、今回が初めてです。また、N社長は、私の前任の代表でしたので、今回の「卒業式」は、私にとっては感慨深いものがありました。
ただ一つだけ問題がありました。やはり私が加入している、東京商工会議所台東支部青年部の総会が、同じ日にカチ会ってしまっていたのです。会議所総会の会場はウチ=「ちんや」(!)ですので、出ないわけにいきません。ただ有り難いことに時間はズレていて、会議所の方は18:30〜21:00で、継旦連は22:00〜24:00なので、なんとか強行ダブル出席した次第です。
会議所の懇親会で飲まされて、すっかり酩酊した私は、ご機嫌な御み足を、互いちがいに繰り出しながら、「継旦連」総会の会場へ移動しました。「F忠」のN社長、「どぜうII」のIIジュニアも、同じコースの酩酊組です。
(議長)「それでは、本年度の活動計画案について、ご質問のある方は・・・」
「異議無―し! ひっく 万歳! ウラー!」
(議長)「そこのすき焼き屋さん、ウルサいですよ! ヨッパライの投票は無効ですので、住吉君の投票は無効と認めます!」
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
*浅草料理飲食業組合については、こちらです。
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