若手経営者サポートセミナー

 9/21は、火曜日でしたが、お彼岸中でしたので、臨時営業しました。さて、

 ブログに書く順が前後していますが、9/14に「台東区若手経営者サポートセミナー」の第1講を受講しました。

 全10回シリーズで、来年の2月まで連続して、いろいろなテーマの講義があります。テーマはいろいろでも、講師は10回同じで、人気の二条彪(にじょう・たけし)先生が務めます。

 このセミナーは、今回が6期目(=六年目)で、私は最初の年から受講しています。

 毎年ほぼ同じ内容の講義なのですが、退屈はしません。毎回気づかされる点・印象に残る点が少しずつ違うのです。

 言ってみれば、歌舞伎見物みたいなもんです。同じ筋書きで同じ役者でも、毎回同じではないのです。「この場面は、こんなにも見せ場だったんだ!」と思う場面が毎回違います。

 講義の第一回では、毎年「ダメな社長」の事例がどんどん出てきますが、その中に「従業員を褒めるのが下手な社長」というのが出てきます。それは毎年同じです。

 しかし、今回気づいたのは「自分を褒められるのが下手な人は、だいたい従業員を褒めるのが下手な社長になりますよね!」という先生のセリフでした。グサっときてしまいました。

 新ネタなのか、今までも出ていたセリフなのに私が聞き落としていたのか、わかりませんが、これは大当たりです。私に該当しています。

 この日の開講前の世間話しでも、常連受講生のUさんが、9/9にあった「住吉史彦の会」のことを褒めてくれて、

「あの会は凄い会でしたねえ。自分もいつか、ああいう会をやれるようになりたいです!」と言って下さったのに、私は褒められるのが下手なので、

「いやあ、美味いものを食わせるって言えば、みんな集まってくるもんですよ!」

と、ジョークでまぜっ返してしまいました。素直じゃないですね。

 これがまさに、私の人格です。だから二条先生の説の通り、人を褒めるのも上手くないのでしょう。そういう次第で、今回も有り難い「気づき」がありました。

 ところで、このセミナーは六年も続ける内、受講生同志が仲良くなり「台彪会(たいひょうかい)」という会を創ってしまいました。会の連中と呑むのも楽しみです。

  毎回のセミナー後の飲み会だけでなく、別途忘年会もあります。六期目も初回から盛り上がっていて、9/14の開講早々に、もう忘年会の日取りも決めてしまいました。既に余興の話しもチラホラと。

 適度な盛り上がりで頼みますね・・・

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。フォローよろしくお願い申し上げます。

*「台彪会」については、こちらです。

*「住吉史彦の会」については、こちらです。

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すき思ドットコム

  本日「ちんや」創業130年記念ホームページがオープンしました。

 創業130年記念事業のコンセプトは、以前このブログの9/9号に書きました通り、

「心に残る思い出を!」です。ホームページも、もちろん、その考え方にそって、㈱IMCさんに制作していただきました。

 今回このサイト上で「世界に一つだけの すき焼き思い出ストーリー」を募集します。

 すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはないように思います。

 そこでサイトを使って、一般の皆さんに投稿していただくことを考えつきました。「ストーリー」と言っても、作家先生に書いていただくわけではなく、一般の皆さんに投稿していただくのです。

 ブログ読者の皆さんも、あなたの思い出の中に生きている、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。

 ご投稿くださったものは、店の歴史の資料として、すき焼きの資料として、末永く保存させていただきます。

 URLは、sukiomo.com 「すき思」にしました。

 ご投稿を心より、お待ちしています!

 直接個人的に教えていただくのも歓迎ですよ。すき焼き食わしてカノジョを口説こうとしたら、大失敗に終わったとか・・・

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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住吉史彦の会

 9/9に、<すき焼き「ちんや」創業130年記念「住吉史彦の会」>

というのを開催しました。会場はもちろんウチです。

 このたび浅草「ちんや」は、創業130年を迎えたわけですが、これを機会に私が日頃親しくさせていただいている皆様に、弊店へおはこびいただき、今後の所信など申し上げたい、と考えました・・・

 なんちゃって、嘘ぴょーん!

  もちろん「今後の所信」などはタテマエでして、「楽しく呑みたい」というだけのユルイ会です。ですので、「御偉方」をおよびせず、同業の方と浅草近隣の地場企業の方の中で、年齢の近い皆様にお声かけさせていただくことにしました。 

 正式の創業130年記念式典となると、御偉い方をおよびしないといけませんが、「住吉史彦の会」なら、仲間うちでOKです。そういう次第で、今回は昭和30年頃〜昭和54年頃にお生まれの方(干支2まわり)をお誘いしました。

 おかげ様で台風は去り、嬉しいことに、大宴会場がいっぱいの、50人の方にお越しいただきました。

 まったくの住吉史彦個人の会で、しかもただ食って飲むだけの、何の意味もない会に、これだけ多数の方が来て下さって、本当に有り難いことです。

 中でも西と北の、すき焼きの老舗中の老舗=「三嶋亭」(京都市)のM社長と「登起波牛肉店」(米沢市)の〇社長が遠路ご参加下さり、嬉しかったです。

 宴会が始まるや、年の近いもの同士、すき焼きを囲んで、痛飲また通院イヤ痛飲。結果、人脈大交流会と化して、夜も更けました。

 余興の「勝ち抜き!超マニアックすき焼きクイズ」も盛り上がりました。

  私は挨拶に立ち、万障繰り合わせて駆けつけて下さった、大勢の皆さんを前に、感極まって申しました、

  「皆さん・・・・・意外と・・・・・ヒマなんですねえ!」

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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林家たい平師匠の、落語の会@ちんや

 8/30の夜、「台彪会(たいひょうかい)」の、夏のお楽しみ企画として、

 林家たい平師匠の落語の会を開催しました。会場は「ちんや」でお引き受けしました。

 この企画は、昨年の夏に「台彪会」メンバーのSさん(「万年堂」ご経営)の御尽力で開催したのですが、大好評で「また来年も是非!」ということになり、今年二回目を開催したものです。

 去年を上回る、55人の方が集まり、また「台彪会」の師・二条彪先生にもお越しいただいて、大盛況でした。

 去年今年も、師匠は大熱演ですし、また広くはない空間で、師匠の高座を自分達だけで独占できるところが醍醐味です。公共のホールなどの広い会場でないのが、良いところです。

 高座終了後には、やはり「台彪会」メンバーで、「三益酒店」ご経営のSJさんに、御酒をご手配いただいて、二次会をセットしました。師匠も二次会までおつきあい下さり、メッポウ楽しい夜になりました。

 こういう、底抜けに明るい会が、もっと頻繁にあるといいな、ということで、はやくも来年の話しになりました。

 忘年会の日も、もう決めようと言うし、どうも気が早いです、このメンバー。

 たい平師匠が、この日のことを句にして、ご自身のブログに載せて下さいました。

 「 すき焼きを つつく仲間の 熱いこと  」  

 座布団10枚! 山田君。(旧いかなあ)

追伸

 誠に勝手ながら、8/31〜9/2まで店を休みます。遅い夏休みです。ご寛容をお願い申し上げます。

 休み中も、ブログは書き溜めがありますので、「予約投稿」でUPする予定ですが、Twitter(http://twitter.com/chinya6th)の方はつぶやかないと思います。よろしくお願い申し上げます。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。

 なお、このブログは本日で6ヶ月連続更新達成です。ご愛読に感謝申し上げます。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

*「台彪会」については、こちらです。

*たい平師匠のブログは、こちらです。

岡田親さんの寿司、「京すし」訪問

 京橋の「京すし」さんを訪ねました。岡田親(ちかし)さんの御店です。

 「京すし」さんは、明治初期から4代続く、老舗の寿司屋さんですが、今や、ご主人の岡田さん個人の方が有名かもしれません。岡田さんは「江戸町火消錦絵」の絵師でもあるのです。

 岡田さんは小さい頃から、親戚の火消しのおじさんの姿を見て育ち、その半纏姿に強いあこがれを持っていたそうです。初めは火消の浮世絵を買い集めていましたが、ある時、画商にとても支払えないような金額を要求されたことがあって、
「それなら自分で書いてやろうじゃねぇか!」と決意して、自ら絵を描くようになりました。

 その時点で、絵は学校で習った程度で、まったくの素人。「最初は幼稚園児みたいな絵だった」そうですが、「江戸町火消錦絵」にジャンルを限定し、ひたすら描き続ける内に、高い評価を得るようになりました。

 今や、銀座の「伊東屋」で個展を定期的に開いたり、直木賞作家の山本一力の「まとい大名」の装画なども手掛けています。細部の時代考証が完璧で、余人の追随を許しません。

 実は、4/24に「台彪会」の工房見学会があり、岡田さんの工房をお訪ねして、いろいろお話しをうかがったのですが、その時は、お寿司をいただく時間がありませんでした。

 あれから、4ヶ月でようやく、寿司が実現した次第です。

 おりから、「台彪会」内では、Twitterブームが起きています。

 「京すしナウ」
 「マグロナウ。旨い!」
 「〆鯖ナウ。旨い!」
 「ホッキ貝ナウ。旨い!」
 「巻物ナウ。旨い!」
 「卵焼ナウ。旨い!」

 と行くハズが、日本酒を戴く方が忙しくて、結局つぶやかず・・・・

 Twitterハードユーザーにはなれないなあ、オレ達。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 Twitterも始めてます。アカウント名は、chinya6thです。フォローよろしくお願い申し上げます。

*4/24の「台彪会」工房見学会については、こちらです。

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やり抜く!技術ー久米信行さんの新著

 「久米繊維工業」久米信行社長の新著「やり抜く!技術」を読みました。

 私が会長をしている「台彪会」が、8/6に講演会を開いたのですが、実は久米さんに、その講演会の講師をお務めいただきました。お題は、最新のネット技術を活用した、ビジネスの姿について、でした。

 講演の間、一同は久米さんの怒涛の語りに引き込まれ、「おおお!」の声が続出の講演会でした。

 そして、それだけでなく、その後「台彪会」メンバーは皆、久米さんの教えに触発されて、Twitterのアカウント取得に走りました。取得ラッシュ+ツイート・ラッシュがおきています。私など、そのせいで(=Twitter対応で)連日帰宅時間が1時間以上遅くなっています。

 さて、その久米さんの御本「やり抜く!技術」ですが、その内容は、ネット技術の話しではなく、タイトルの通り、「やり抜く技術」についでです。

 拝読して⇒わかりやすいです。「どの職場にも「逃げる凡人」と「やり抜く達人」の2タイプがいる」というくだりは、あまりにも言いえていて、ふきだしてしまったくらいです。

 また実践的でもあります。この御本を読んだだけで、自分が「やり抜く!」人間になったような気がします。

 ご本人が言っておられる通り、この御本に書かれた「やり抜く技術」は、決して新しいことや難しいことではありません。8/6の講演の時も感じたことですが、地道なことばかりです。

 「最先端の方の地道さ」が私の中に、強い印象を残しました。

  この御本を読んで役にたたない、という人を見つける方が難儀でしょう、多分。

 ところで話しは変わって、Twitterのことですが、「やり抜く!」ことが出来るか、早くも不安です、私。

 殺到してくる、「あなたをフォローし始めました」がメールが怖くなってきました。

「Aさんがあなたをフォローし始めました」

 ああ、知ってるな、この人。Twitterやってたんだ。フォローしよう。

「Bさんもあなたをフォローし始めました」

? Bって誰だ、ああ、ハンドルネームだけど、リストの顔ぶれから判定するに、○○さんのことだろう、まあ、フォローしとこう。実名にしてくれれば、すぐわかったのに、面倒だなあ、調べるの。

「Aさんの知り合いのXさんもあなたをフォローし始めました!」

 誰だ、それ? うーん、でも怪しい人じゃあなさそうだし、実名だから、フォローしとくか。

「Bさんの知り合いのDさんの、そのまた親戚のZさんもあなたをフォローし始めました!」

 そんなにご縁の薄い人はなあ、実名じゃないし、ちょっとなあ。いったん保留しよう。

「Cさんの知り合いのαさんの、その元カレのλさんが、以前バイトしていた店の、店長のБさんもあなたをフォローし始めました!」

 ひえええ。もう勘弁して! ウチに帰れないよお。

 果たして、「やり抜く!」ことが出来るのか。ピンチです。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 Twitterのアカウント名は、chinya6thです。

*8/6の久米さんの講演会については、このブログの8/8号をご覧下さい。

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Twitterで汗をかく-「久米繊維工業」久米信行社長

 8/6、私が会長をしている「台彪会」が講演会を開きました。仏具店ご経営H恵女史のご手配で、久米信行さんを講師としてお招きしました。

 一同、久米さんの怒涛の語りに引き込まれ、「おおお!」の声続出の講演会でした。

 久米信行さんは、1935年創業の老舗Tシャツ・メーカー「久米繊維工業」の三代目ですが、近年、「第二創業期」と称して、

・「謹製国産Tシャツ=日本でこそ創りえる日本製Tシャツ」創り

・有機栽培の和綿栽培プロジェクト

・オーガニック和綿製純国産Tシャツ創り を推進されています。

   しかし、それ以上に久米さんを有名にしているのは、「稀代のネットワーカー」としての、ご活躍です。「メール道」「ブログ道」などの著書がある他、「ベンチャービジネス論・企業プランニング論」を明治大学商学部で講じておられます。

 また、11月に日本で開催される、アジア太平洋経済協力首脳会議(APEC2010)の、中小企業サミットで、パネリストに選ばれたとか。スゴイです。

 さて、そんな久米社長から、いきなり我々にチェックが入りました。

・事前に私の名前や社名をネット検索しましたか? 

 はは、それは勿論でござりまする。

・私の会社のWebサイトや紹介記事を読みましたか?

 はは、それも勿論でござりまする。

・私の個人ブログや連載コラムを読みましたか? 

 ははあ、ある程度、でござりまするが。

・私のTwitterやYouTubeを見つけてフォローしましたか? 

 ははあ、Twitterはフォロー申しました。されど、手前がTwitterを始めましたのは先週だということは、ナイショにござりまする。

・私の著書やTシャツを買ってレビューを書いて持参しましたか? 

 へえ、アマゾンは拝見いたしましたが、悪しからず、買っておりません・・・

「相手に土産渡すより、その人の本を買う方が、同じくらいの金額で、よっぽど喜ばれますよ!」

 ぐぐっ、たしかに、本日ご用意いたしました、土産・・・

・私の好きな映画、本、音楽、好物を知ってますか?

 へへえ、たしか、雲の写真を撮るのがお好きでございましたねえ。Twitterで拝見いたしました。

・毎回、一番前の席で講演やセミナーを聴講しますか?

 これ、この通り本日は一番前に居ります。一応、手前は会長なもので。

・毎回、一つは質問をしますか?

 うむむ、遠慮いたすことが多うございます。手前は小心者にござりますれば。

・毎回、講師と名刺交換しますか?

 なるべく、交換申します。されど、講師様の周囲が込んでおりましたら、遠慮することも多うございます。なにぶん、小心者にござりますれば。

・毎回、今日の感想などをTwitterやブログに書いてますか?

 それは、もう、ただ今、書いております。されど「ブログ道」の著者をブログで紹介するとは、これ、まさに釈迦にセッポウ、未曽有の書きにくさでございます。

・毎回、お礼状やお礼メールを書いていますか?

 はは、のちほど書き申しますが、この原稿が出来上がらないと、なんとも、落ち着かなくて・・・

・講師のメルマガやブログを登録して読み続けますか?

 うむむむ、なるべく・・・心得申しました。

・時には、コメント・トラックバックや感想返信メールを書きますか?またネットで告知された講演やイベントに参加しますか?私がTwitterでフォローしている人をフォローして返信しますか?・・・・・

 ひえええ、ごムタイな。

 いやあ、「稀代のネットワーカー」は、メッポウ地道でした。ネットで汗をかいておられます。

 ドブ板式というか、昔の突撃営業マンのやっていたことを、ネットでおやりになるわけです。

 たしかに、Twitterを使うと、相手の人と成りが、リアルな世界の営業活動で得るより、楽に得られる、というのは、おっしゃる通りでしょう。真夏でも、リアルな汗をかきません。

 でも、パソコン上での、その作業、結構、タイヘンかと。

 お別れする前に、お尋ねしてみました。睡眠時間は何時間くらいですか?

 「4時間半くらいですかね!6時間のこともありますが。」

 ひえええ。ダメにござりましょうか、8時間半寝ていちゃあ。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 私もTwitter始めてます。フォローよろしくお願い申し上げます。

*久米繊維工業さんについては、こちらです。

Filed under: ぼやき部屋,台彪会,浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

3日坊主ウォーキング②

 このブログの7/23号に「このところ、仕事を終えた後、夜10時半前後ですが、ウォーキングをしています」と書きました。

 しかし、それを信じてくれていない方もおいでのようです。

 「もう、そろそろ飽きたんじゃないの?」とか言われますが、

 やってますよ、ウォーキング!

 やってない日以外は。

 やってない日について、釈明いたしますと、どうも、やはり夜のお誘いが問題です。

 隅田川花火大会の日、仕事を終えて、いざ、ウォーキングと思っていると、携帯に着信がありました。「台彪会」でご一緒する、鳥越のG社長からでした。

 「今「フェイク」で「川松」のAK子さんと飲んでるんですよ!」

 Gさん夫妻は、花火の打ち上げ中にもかかわらず、鰻の「川松」さんに入り、私がこのブログの7/27号でオススメした、

「音だけ花火と鰻ナウ」を実行した後、仕事を終えた、「川松」の若女将AK子さんを誘い出して飲んでいると言うのです。

 しかも、飲んでいるバー「フェイク」は「ちんや」から歩いて10秒のところにあります。10分でなく10秒です。この日のウォーキングは順延となりました。

 その翌々日、今度は旧知のT社長が、向嶋花柳界の綺麗どころを伴なって、「ちんや」へ来店されました。ご挨拶申し上げるため、部屋へ顔を出すと、

 「二次会、向嶋だけど、住吉さんも行くよね!」

 しかも、その二次会の御店は、旧知の若女将AY子さんの御店「きよし」さんだとか。

 いや、私は、今日はウォーキングの予定がありますから、遠慮しときます!

 と申すハズもなく、この日のウォーキングも順延となりました。

 どうも、雨天順延と酒店順延を間違えてしまいました。ウとシュは、音が似ているので、間違いやすいですよね。

  苦しいかな、この洒落は・・・

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

*「音だけ花火と鰻ナウ」については、このブログの7/27号をご覧下さい。

*ウォーキングをしているワケについては、このブログの7/23号をご覧下さい。

路地裏の鳥越祭

 6/5土曜日、久しぶりに鳥越祭を見に行きました。と申しますか、台彪会でご一緒する、G社長の御店「フダヤドットコム」さんが、鳥越にあるのですが、最近テレビの取材を受け、その放送日が祭の時期と重なるので⇒「大忙しの予感。大変だ!」というメールが来まして、それで陣中見舞いに行った次第です。

 台東区に地縁のない方のために、鳥越神社のことを、念のため解説しておきますと、台東区の南部・蔵前駅から徒歩10分ほどの所に、鎮座しておられる神様が鳥越神社です。例大祭は、毎年6月9日に一番近い土日に、盛大に行われます。

 鳥越本社の神輿は、都内でも最大級の重い神輿で、「千貫神輿」の異名で有名です。

 また日曜夜8時過ぎの、「千貫神輿」の宮入りの時は、神輿の周りに、多数の高張り提灯を掲げて進むのですが、その様子が大変幻想的でして、「夜の風情が素晴らしい祭り」としても、良く知られています。

 今回は自分の仕事の都合で、土曜日に訪ねたので、「千貫神輿」も、幻想的な高張り提灯も見損ねましたが、ところが、それでも楽しめました。

 鳥越祭を見に行ったのは、初めてではありませんが、祭の日に、鳥越の裏の路地に入っていったのは、実は、初めてです。G社長の御店は、もともと作業場だった所に増設して出来た店で、商店街からは離れています。地元人以外の一般の人は、あまり入り込まないような路地にあります。今回楽しめたのは、その辺りの、祭の日の雰囲気です。

 普段はたくさんの人がいるわけではない、路地裏の各所に人が居て、皆さん、飲んでいるのです。

 町会の詰め所で飲むのは、お約束ですが、それ以外にも、路上にパイプ椅子を並べて飲んでいたり、車庫のシャッターを上げて飲んでいたり、あるいは、民家の玄関を開けっぱなしていて、その奥の応接間で飲んでいるのが、外から丸見えだったりします。

 そのまわりでは、近所の子が縄跳びをしていたりして、のどかです。

 浅草の人も当然、祭の日は飲みますが、こんなに至るところで飲んでいる、という感じではありませんね。鳥越近辺は、今でも職人さんが、職住接近で住んでいる町なので、観光地の浅草とは、人の気質がずいぶん違います。祭の日となると、そういう違いが、目に見える形になって出てくるのだと思います。

 皆さんが楽しそうなので、部外者のこっちも楽しくなりました。「チイ散歩」の地井さんなら、どんどん、街の人の宴会に参加するところでしょうが、あいにく、こちとら「ちん散歩」でして、しかも先を急ぐ散歩?なので、後ろ髪ひかれつつ撤収しました。

 本社神輿の周囲はデンジャラスですので、「近づきたくない」という方もおいでかもしれませんから、そういう方には、路地裏をお勧めしておきます。来年は是非どうぞ。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

*「フダヤドットコム」さんについては、こちらです。

*G社長のブログはこちらです。

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BSイレブンードタバタ制作

 BSイレブンで、「3D挑戦!三社祭生TV」という番組が放送されます。5/16の午前5時から夜22時まで、ぶっ通しで三社祭を生中継する番組だそうです。サザンの桑田が所属している、あのアミューズ社の企画・製作です。アミューズさんは、最近二天門の近くに「布ギャラリー」を開設するなど、浅草に随分興味をお持ちのようです。

 なんでも、これが日本初の3DでのTV生中継だそうで、パナソニックさんも「特別協賛」についています。 この番組のスポンサーになってほしい、という商談が来ましたので、乗らせていただくことにしました。

 商談が済んだら、是非もなく制作ですが、4/28に下打ち合わせをした翌日4/29には⇒即ビデオ撮り、という慌しさです。そうです、25時間と少々で、コマーシャル1本を作ってしまう、という段取りなのです。どうも、この業界のドタバタぶりに、我々・旧世界人はついていけません。

 でも、今回なんとか・かんとか、こなせたのは、ちょうど今、「ちんや」創業130年を記念して、「ちんや」のマーケテイングを見直していたからです。

 IMC社のI社長と、何度もミーテイングをして、「ちんや」のどこを、どうPRしていくか、さんざん議論している最中でした。コピーなども大量作って、パソコンに貯めてあったので、ナレーションも、私の「語り」の部分も簡単に造れました。パソコンに貯めてあったフレーズをコピペーするだけなので、カンタンなのです。15分もかかりませんでした。「爆笑名刺」用に、ミッション社のM社長と考えたフレーズも一部使えました。それさえやっておけば、撮影そのものは、カメラマンが料理や店内を撮る様子を、眺めているだけのことです。

 あー、チョロかった。仕事はこうでなけりゃあなあ。 ふん!(鼻息噴出音)

 と、いうわけで、5/16にお時間があって、BSイレブンを見れる方は、是非「ちんや」のCMをご覧下さい。出番は17時間の内の30秒ですから、瞬きしていると見逃します。もちろん、トイレも禁止です。よろしくお願い申し上げます。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

*創業130年マーケテイングについては、このブログの3/15号をご覧下さい。

*「爆笑名刺」については、このブログの、3/23号4/23号をご覧下さい。