暑くなると

記録的日照不足とかで涼しい日が続いていましたが、先週のある日からググっと暑くなりました。
そうしたら、エアコンが壊れました。で、
エアコンっていうものは、暑くなると壊れる。
それも必ず土日の、店が忙しい日に壊れる。
とFBに投稿しましたら、飲食店や旅館の皆さんから、
「うちも壊れましたよー」
「わかります!!!(笑)」
「どうしてなんでしようーー同じく!!笑笑」
まったく、トホホです。

追伸
令和の新時代に向け、「ちんや」は「肉のフォーティエイト宣言」を致しました。ご理解・ご愛顧賜りたく、お願い申し上げます。

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狭き門

有名日本料理店「まき村」さんで、貸し切り食事会をさせてもらいました。
3年前、慶應義塾「料飲三田会」の会長に私がなった時、
大規模な会合ばかりでなくて、キャパシティの小さいお店を、自分達だけで借り切って楽しむ例会をしたいです、と提案しました。
当然「先着順」になりますから、会員の中でも出遅れると参加できないことになりますが、特段の反対意見もなく開催できておりまして、今回が3回目。座席数は14の、狭き門(笑)です。
「まき村」さんと同じ大森海岸の「松乃鮨」さんのご紹介で、ありがたく開催させていただきました。
落ち着いた空間の中で、当然ながら旬の素材を活かしたお料理です。夏って、実は日本料理のおいしい季節ですよね。
御馳走様でした。

追伸
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ありが糖運動アンバサダー

すき焼き屋さんは砂糖をたくさん使うよね?!
と琵琶奏者の友吉鶴心さんに唐突に聞かれました。
それは使いますよ。「ちんや」は関東で一番割り下が甘い(弊社調べ)すき焼き屋ですしね。
と返事しますと、
そう!ありがとう!
え、ありがとう?何で御礼を言われないといけないの?
よくよく聞きますと、鶴心さんは農林水産省から「ありが糖運動アンバサダー」に任命されたと言います。鶴心さんは浅草の幼馴染ですが、彼は大の甘党なのです。
農水省の公式サイトによりますと、「ありが糖運動アンバサダー」とは、
「砂糖に関する正しい知識の普及やその需要拡大に資する取組を行う者」で、「砂糖又は甘味に由来する食文化等の魅力を広く国内外へ情報発信する」のが役割なんだとか。
具体的にすることは、
・農林水産省等が実施する事業等への協力
・自らの活動や各種メディア等での情報発信
「糖質カット」ばやりで砂糖業界は旗色悪いですからね。色々やっておられるようです。
アンバサダー頑張って下さいませ。

追伸
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衛生指導点検報告書

6月に実施した、東京食品技術研究所さんによる、
「衛生指導点検報告書」
が届きました。
1階 食肉販売店 評価「A」(99/100)、拭き取り検査5点細菌未検出
2階 和食厨房  評価「A」(98/100)、拭き取り検査5点細菌未検出
B1階 「ちんや亭」評価「A」(99/100)、拭き取り検査5点細菌未検出
うーん、
来年は点を辛くしてもらわねば。
あ、いやいや、衛生的な職場づくりをしてくれたウチの諸君、誠にありがとうございました。

追伸
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柳行李

山口規子さんの写真展「柳行李」を拝見してきました。
山口さんは、私が2016年に単行本『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』を出した時に、ポートレート写真を撮って下さった方です。
この本は、私が浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合うという形の対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指した本でした。当然対談場面の写真が要るわけで、それをお願いした次第です。
登場人物が全員素人で、良い表情など俄かにつくれない中で、あれこれと声をかけて下さり、旦那衆の個性が滲みでる貴重な(?)ショットを撮って下さったと感謝しています。
さて、そんなことで自分が人物を撮っていただきましたし、報道カメラマン時代にたくさん人物を撮った話しを伺っておりましたので、山口さんは人物が得意な方と勝手に思っていたのですが、今回の行李を撮ったお写真も対象に迫る力がなかなかと拝見しました。
多数展示されていたのは、職人さんの手。行李を編んだり、材料を刈り取ったり。そして、それを育んだ豊岡という風土も感じられる写真もありました。
これを観た人の相当数が豊岡を訪ねたくなるでしょうから、なまじの観光写真より集客効果があるでしょう。
皆様も是非お出かけを。
日時: 7月9日(火)〜22日(月) 日曜休、10:30〜18:30(最終日は15:00)
場所: ニコンプラザ新宿THE GALLERY 1+2(新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー28階)
*写真集「柳行李」も販売しています。

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世界屠畜紀行

今日は投票日。
今年の選挙では浅草に遊説に来た候補が少なかったような気がします。
浅草に行っても、いるのは外人ばかりだよ!
と思われているなら困った事態です。浅草に来た候補が当選することを祈念します。さて最近、
新刊本を紹介する記事を読んでいて「!」 著者名に見覚えがありました。
見覚えがあったのは『ストーカーとの七〇〇日戦争』(文藝春秋)の著者・内澤旬子さん。
私は以前、この方の『世界屠畜紀行』(2007年)を読んだことがあるのでした。
その内澤さんが今回ストーカー被害に遭い、そのルポを書いたとかですので、購入して読んでおりまして、やたらと面白いのですが、このブログは食べものブログであって、ストーカーはあんまり関係ないので、今日は屠畜紀行のことです。
『世界屠畜紀行』は、それまで正面きって描こうとする人が少なかった、屠畜に迫ったルポで、こんなスキマ分野の本なのに15.000部を超えるヒットになりました。その後角川文庫にもなっています。
内澤さんは、これで一気に注目を集めましたし、私も自分と同世代の女性が、屠畜というものを、ここまで描写しているのに驚かされました。
イスラム世界での羊の屠畜方法や、韓国での犬の屠畜、アメリカの超大型牛屠畜工場にも潜入して描き出しています。
東京の屠畜場にも通って、作業員の人と仲良くなってしまい、現代のシステマティックな方法が普及する以前の方法=名人が一人で牛一頭を全部処理する方法を聞き出して描いています。
大した本です。私は、屠畜に関する知識の結構な割合を、この本に依存しています。
例えばハラル肉について、私は専門外ですが、質問された時にある程度答えられるのは、この本を読んだからです。
今回の本でストーカーに興味をもった人が、屠畜にも興味を持つと良いなと思います。
ただし、この『屠畜紀行』は現場ルポでして、屠畜産業や食肉産業への差別意識とか、それを取り巻く社会のことなどは、あまり考察していません。そういうご興味がおあり方には向きませんので、お報せまで。

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生足

さて7月も後半です。
この時季困るのは、靴下を履かずに見えるお客様。
その人にとってそれが快適だからか、カッコ良いと思うのか、ごくたまにですが、「生足で靴」で見える方がおいでなんですよねえ。
「ちんや」では玄関にスリッパではなく、靴下を用意してあり、それを履いていただくのですが、たまに拒否する人がいます。
いいよ、いいよ。オレは、そういうの、気にしないんだ!
いや、いや、逆ですよ。貴殿の水虫がうつるのをイヤがる人がいるんですよ!ここは貴殿の家ではないですし。
とは流石に言わず、言い方としては、
衛生にキビシいお客様がいらして、そういう方からお叱りを受けるので、ご協力いただいております。
と言いますが、不平顔。
ステキな女性の生足なら個人的には観ていたい気もしますが(笑)、差別はいけないので、そういう方にも履いていただきます。
要するに、「生足で座敷」が平気な方って、他人がそれをどう思うか、あんまりお考えにはならないみたいなんですよね。
片や、他人が握ったおにぎりはイヤという方もおいでです。分断は広がるばかりなのか・・・

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断わり方

上手に断れない人がいるのだなあ、と思います。
声かけられた食事会に行きたくない場合、大人の理由を設けて即座に断ってしまえば良いものを、ギリギリまで調整努力した姿を見せるというプレーを演じる人が、たまにいます。
そういう人が混ざっている会合を請けおった飲食店は面倒です。
ギリギリまでプレーするのですから、
来るのか来ないのか分からず、
来るのか来ないのか、それが何時になったら分かるのか、すら分かりません。
本人としては演技力を発揮して、上手く断った気分でおいでなのでしょう。一回なら、その手が有効かもしれません。
が、面倒な思いを味わった幹事さんは、次回どう思うのでしょう。
食事の誘いを断ったくらいで揺らがない人間関係を日頃から作っておくのが良いのでは・・・と思ってしまいます。

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リステイング広告

検索サイトに
「浅草」「ちんや」と入れると、
東京の別の地区にある、すき焼き屋さんが表示されます。自然検索で出るわけではなく、リステイング広告で出ます。
なんと、「浅草」「今半」と入れても、そのすき焼き屋さんが出ます。浅草じゃないのに。
同業店の屋号をリステイング広告の対象として獲っているのか(怒!)
と一瞬思ったのですが、そうではなく、おそらくは、そのお店さんは「すき焼き」という言葉と関連が濃そうな言葉が入れられた場合にも、自社が表示されるような形でリステイングをしていると思われるそうな。
「ちんや」「今半」は「すき焼き」と関連が濃いと検索サイトが判断し、それで、「ちんや」「今半」だけでも、そのお店が出るのだとか。
そんなにリステイング広告にご予算を張り込むとはお大尽ですねえ。
それに、これはトラブルの種でもあります。お客様は「今半」を検索していたわけですから、その自覚だけで咄嗟に、表示された電話番号にかけてしまうかもしれません。まさか、それが他の店だなんて思いませんからね。
どうなんでしょうね、このやり方。なお弊店もリステイング広告はやってますけど、「浅草」「すき焼き」の二語とも一致した場合だけ表示されるようにしています。

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ビール粕

「浅草うまいもの会」の新年会が、蕎麦の「雷門満留賀」さんでありましたので、毎度余興担当の私は「G20開催記念!世界の料理クイズ」を作りました。G20ですから20問作った次第で、全問は6日の弊ブログをご覧いただきたいのですが、その中に、オーストラリア関連の問題として、以下の問題がありました。
・オーストラリアを代表する調味料「ベジマイト」はビールの搾り粕(ビールの酒粕)から造られますが、その味と香りは大英帝国圏以外では理解されづらく、日本では食品としてより栄養剤として売られています。さて、日本で売られている「ベジマイト」に類似する食品とは何でしょう?
1龍角散 2強力わかもと 3ういろう
正解は「2強力わかもと」ですね。「エビオス錠」という商品名で売られていることもあります。
この問題を作りながら、私は、そう言えばビール会社に勤めていた先輩が、ビール粕を飼料にする会社に出向なさったなあ、と思い出していました。
そうしましたら、たまたまですが、7日の朝日新聞「けいざい+」に欄に「ビール酵母新たな道」という記事が掲載されていました。その記事では牛豚の飼料になることは勿論、ゴルフ場の芝に与えると病気にも酷暑にも強い芝になると書かれていました。
畜産の世界では、飼料の多くを輸入に頼っていることが問題視されています。輸入飼料に口蹄疫が付いていたこともありました。
が、ビール粕であれば国産ですね。「循環型社会」にも近づきます。前述の先輩の飼料は、既に山形県や北海道で牛さんのエサになっているとか。
関係の皆様のご努力により、より良い飼料がたくさん流通することを期待します。

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