アクセスマップ

 レストランやショップのホームページに載っているアクセスマップが、グーグルマップになっていることが増えました。

 グーグルマップを広げたり縮めたりして、①行く先の店のごく周辺の地図と、②少し広い範囲の大まかな地図と、2枚刷り出して持って行けば、初めて行く場所でも、まず迷うことはなくなりました。便利ですね。

 まんまとグーグルの想うツボに嵌っているわけですから、そこは悔しいですが、便利なことは認めざるを得ません。 

 こうなる以前は、御店が独自に地図を作って載せているケースが多かったですが、これを使うと迷ってしまうことが良くありました。むしろ現地に行ってから、街頭の地図を見た方がマシな位でした。

 念のため申しますが、私は所謂「方向音痴」ではありません。普通に地図を持っていれば、迷うことはありません。しかし、上端が北でない地図だと困るのです。

 実は私は、店の帳場の自分の席では、いつも北を向いて座っております。電話もブログもFBもツイッターも北向きでしています。

 だから自分の視線の先には、常に浅草寺の御本堂があると、脳内でイメージしているのです。右手は東ですから、隅田川が奥から手前へ流れていて、その先にはスカイツリーがあります。左手は西で上野の台地があります。

 この位置関係が絶対なのです。脳内が完全にそう成っています。律令国家なら「天子ハ南面ス」でしょうが、史彦Ⅰ世王朝は逆なのです。

 一番腹だたしいのは、上端が東になっていたり、西になっていたりする地図です。上が南で、上下逆さなら、まだ許せますが、90度回転は許しがたいです。首が曲がってしまい、実に歩きにくいです。

 しかし実際、名刺サイズのショップカードの裏面の地図が、こうなっていることが多いですね。

 なんで、こうなるの?

ということですが、まあ、たいていはデザインの都合でしょう。

 店の名前が横文字の場合、まずたいていカードは「横づかい」になりますね。だからカードの裏面も横長になります。

 カードが横長でも、店が駅から東か西へしばらく歩いた所にある場合は問題ないです。地図の北を上にして、東西に長い地図を、そのまま横長に載せればOKです。

 困るのは、店が駅から北または南へ、しばらく歩いた所にある場合です。その場合は、途中の経路をくわしく載せるために、どうしてもカードの左端か右端を北にしたくなってしまいますね、デザイン上。これが、歩きにくいのです。

 は?なんで、こんなどうでも良い話しに、ブログ一日分を費やして、つべこべ書いているのかって?

 そりゃあ、この前、迷って遅刻しそうになったからですよ、左が北になってる地図のせいで。

 え?やっぱり「方向音痴」じゃないかって?

 ち、違いますよ、断じて。

追伸①

 『料理通信』6月号に「ちんや」が紹介されています。

 この雑誌に服部幸應先生が連載なさっている、「世界に伝えたい日本の老舗」というコーナーの第37回に、お採り上げいただきました。

 有り難いことです。ご購読はこちらです。

 

追伸②

 「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は142人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

 参加者の方には、特典も! 

 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて826日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています

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させていただきます

 「本日都合により臨時休業させていただきます」と、店が掲示することがありますね。

 私も使いますが、少しクドいですね、この表現。「本日臨時休業いたします」の方がスッキリしています。

 だいたいですよ、この言葉をそのままに読めば「させていただく」は、「(許可を得て)させて」+「いただく」ということですから、誰かに許可を求めて⇒許可された、という流れがないとオカシいわけですが、実際は、そんなことには構わず使っていますね。

 現代の過剰警護イヤ過剰敬語の一つと言えましょう。

 私が、この言葉に気付きましたのは、若き日の鳩山ユキオさんが「新党さきがけ」の幹事長に成った時です。

 当時「検討させていただく」「実行させていただく」という、もの言いに違和感を感じたものですが、今は自分が使っています。いつの間にか世間に定着し、私もその風潮に流されていますね。

 実は私は、この「させていただく」の発祥地は宝塚市なのではないか、と見ているのですが、どなたか確かめていただけないでしょうか。

 最近、ウチのヨメがタカラヅカにコりだして、そういった専門のTV番組を見せられるのですが、生徒さん達(~タカラヅカ歌劇団では女優さんのことを「生徒」と言う)は、

 御衣装を着させていただく・・・

とか言っています。徹底して使っています。

 そう言えばユキオさんの奥様は、タカラヅカ出身のセレブの代表格でしたよね。

 タカラヅカ歌劇の大理念=「清く正しく美しく」を、戦前の芸能界で実行するには、この位丁寧な言葉遣いを励行しなければならなかったのかもしれません。給料が出ている女優さんを「生徒」とよぶのも、同じ理由と思います。

 そういう創業者の理念に共鳴して、厳しい入試を通った人が「させていただく」と使うのなら、それは違和感無いですが、イラっとするのは、政治家の「させていただく」で、政治家なら自分の政治理念に従って、何事かを「させていただく」のではなく、「する」「成し遂げる」「やり切る」とか言っていただきたいと思いますよね。

 まあ、単純に美形か、そうでないか、がイラっとする=しないの理由かもしれませんけどね。

 え? じゃあ、「ちんや」は「臨時休業させていただきます」を止めるのかって?

 いえいえ、使いますよ、私も清く正しく美しく、ですからね。ひひひひ。

追伸①

 『料理通信』6月号に「ちんや」が紹介されています。

 この雑誌に服部幸應先生が連載なさっている、「世界に伝えたい日本の老舗」というコーナーの第37回に、お採り上げいただきました。

 有り難いことです。ご購読はこちらです。

 

追伸②

 「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は142人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

 参加者の方には、特典も! 

 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて825日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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資本主義社会

 はなはだ唐突ですが、現代中国の社会について、つらつら考えています。

 そこに存在するのは、共産党が一党支配する資本主義社会、という不可思議な社会です。いわゆる「西側」=欧州・北米・日本の資本主義社会より資本主義的に見えますね。

 資本主義社会は放置すると、暴利主義社会に成りがちだ、というのが西側の歴史の教訓ですが、中国共産党は、そういう教訓に対して不感症に見えます。

 ここで申す「放置すると暴利主義社会に」の意味ですが、まず貧富の格差が生じてしまいます。

 そして貧富の格差をベースにして、社会に不正義がはびこってしまいます。

 例えば汚職=政治に対する不正義であり、公害=環境に対する不正義が代表例ですが、まさに、そうした不正義が現代中国に見られるようです。

 こうしたことを西側諸国は経験済みです。日本でも戦前は財閥に経済力が集中してしまい、政財界では疑獄事件が頻発しましたね。暴利主義社会です。そして、そうした不正義に対する怒り・不満が、結局日本をファシズムへと押し流してしまいました。

 だから、経済をコントロールするために、公権力(=政治)が在らねばなりません。そして、その公権力は、時には金持ちから財産を取り上げる役を果たしますので、当然公正に成立させねばなりません。

 つまりは、公正な選挙を実施して、それを公正で自由な報道機関に監視させねばならないわけです。

 以上のようなことは、西側の国であれば、高校の教科書にも書いてあります。

 勿論フランス語やイタリア語の教科書など、私は読んだことはないですが、必ず書いてあると推測できます。それが社会のベースですから、全国民が知っていなければ困ります。当然教科書に書くでしょう。そうやって国民に理解させているはずです。

 さて、現代中国という暴利主義社会に住む方々と、私たちが関係しなくて済めば有り難いのですが、そうも行かなくなって来ました。あちらが大きく成ってきたからですね。

 どのように接したら良いのか悩みます。

 勿論、中国人の多くが不正義に寛容、とは申しません。善良な方も多いです。

 しかし、西側の不正義の歴史を学ばず、そして世の中に不正義が在って当然、と考える人達も少数いて、その人たちが今日本に来ている、ということは、しっかり認識しないといけません。あなたが既に接している中国の方は、そういう方であるかもしれません。

 一介の商売人にも「人を見る目」が求められていると思います。

追伸①

 『浅草 老舗旦那のランチ』という単行本に出していただきました。

 私が、「浅草演芸ホール」席亭さんや、「音のヨーロー堂」の御主人とランチしながら、浅草について対談する、という趣向です。
 私なんぞ、「旦那」というよりは、「お兄ちゃん」ですけどね、浅草では。

 ご購入はこちらです。

追伸②

 「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

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 現在の笑顔数は142人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

 参加者の方には、特典も! 

 皆様も、是非御参加下さい!

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浅草海苔の危機

 絶滅寸前だった、アサクサノリを復活させた人に会いました。

 まず浅草海苔の由来から申しますが、その名の通り、江戸時代に海苔の養殖が始まった頃、浅草あたりでも海苔が採れていたので、この名がついた、と言われています。

 その後、明治時代になり、日本でも西洋式の生物分類学の研究が始まり、「日本の海藻学の祖」と呼ばれる学者さんが、当時養殖されていた「浅草海苔」を調べ、これが分類上の一つの種であることを確かめて、この種に「アサクサノリ」という学名を与えたそうです。

 そう、アサクサノリは品種の名でもあるのです。「千住葱」が品種の名でもあるのと似ていますね。

 さて、そのアサクサノリは、浅草近辺ではもうあまり育てられなくなったものの、全国各地で養殖されていました。

 ところが、第2次大戦後になると、増え続ける海苔需要に応えるべく、色や味が良く、成長も速く、収穫量も多いスサビノリという品種が養殖好適種として導入されました。国と業界が、スサビノリの生産を推奨したそうです。今、皆さんが食べているのは、ほとんど、これです。

 さらに、工業化でアサクサノリが棲むのに適した内湾の干潟などが埋め立てられ、アサクサノリはどんどん棲む場所を失っていきました。こうして、棲む場所を失い、養殖もされなくなったアサクサノリはどんどん減少していったそうです。

 で、1990年代には、海藻を研究者している学者さんの間でも、アサクサノリがどこに生えているのか知っている人がほとんどいない状況になってしまったそうです。「絶滅危惧種」にまで指定されました。

 「絶滅危惧」になったため、ようやく今世紀に入る直前に、水産庁と日本水産資源保護協会、千葉県立中央博物館分館「海の博物館」などが、アサクサノリの再調査に乗り出したそうです。

 全国各地を調べ歩き、アサクサノリに適した環境を調べ、種を保存し、そして、やがて千葉県木更津市の盤州干潟(ばんずひがた)でアサクサノリの養殖を復活させることに成功しました。

 盤州干潟は、東京湾に残った最後の大きい干潟です。そこで、今は約70人の漁師さんが、海苔の養殖に取り組んでいるそうです。

 今回お目にかかったのは、そんな中の御一人・金萬さんという方でした。アサクサノリの佃煮を生産している「遠忠食品」さんのパーテイーでお目にかかることができました。

 養殖をするだけでなく、干潟の貴重さを知ってもらおうと、「里海」観光にも力を入れておいでとかで、素晴らしいことです。

 トキやイリオモテヤマネコのように有名な生きものであれば注目されますが、目につきにくい生物は注目されることもなく、ひっそりと絶滅していくことがあるそうで、アサクサノリのように、名の知られた生きものですら、絶滅の危機が訪れていたのです。

 当時世にそのことを知る人は少なく、私自身もアサクサノリの危機のことを知りませんでした。恥ずかしいことです。

 でも、そんな絶滅危惧種の保存を志した、学者さんと漁師さんの力で、また環境浄化に協力した近隣の方々の力で、今私は「浅草海苔」を売ることが出来ます。

 思えば、品種の正式な学名に「浅草」と付いている食べものは、他に在りません。

 私は肉屋ですが、この品物は売って行こう、と考えています。以前の不明を少しでも雪ぐために。

追伸①

 『浅草 老舗旦那のランチ』という単行本に出していただきました。

 私が、「浅草演芸ホール」席亭さんや、「音のヨーロー堂」の御主人とランチしながら、浅草について対談する、という趣向です。
 私なんぞ、「旦那」というよりは、「お兄ちゃん」ですけどね、浅草では。

 ご購入はこちらです。

追伸②

 「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

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お受験

 第六回すき焼き通検定試験を実施しました。

 この試験は「落とす試験」では勿論なく、すき焼きについて学ぶことを楽しんでいただく試験ですので、どんどん合格者を増やしたいと思っています。

 ですので年に4回ほどは試験をするつもりでしたが、今年の前半は個人的にとても忙しくて、まだできていませんでした。

 今現在もまだ、スカイツリー騒ぎで忙しいのですが、

 次回はいつですか?!

と、問い合わせをいただいてしまいましたし、今月やらないと夏になってしまいますので、実施することにしました。

 さて今回は募集方法の中心をFBにしてみました。FB以外に一般募集もしたのですが、結局私の知り合いばかりが受験なさいました。

 見事合格された方は、

幡野克也さん

岡野淑乃さん 

斎藤佳保里さん

広瀬けい子さん

松澤彰子さん

鈴木亜紀さん

香取潤さん

青木智弘さん

 浅草うまいもの会関係+彪友会関係+三田会関係という陣容ですかね。浅草うまいもの会関係、というのは「江戸町奥山風景」の抽選所でバイトしてくれた皆さんです。嬉しいですね。

 目出度く合格。

 私自身が合格認定証をお渡しし、豪華副賞も差し上げました。受かった後の「歓びの声」を、皆さんがFBにUPして下さり、楽しく拝見しました。

 次回は7/16の「海の日」に実施予定です。是非お受験を!

 

追伸①

 『浅草 老舗旦那のランチ』という単行本に出していただきました。

 私が、「浅草演芸ホール」席亭さんや、「音のヨーロー堂」の御主人とランチしながら、浅草について対談する、という趣向です。
 私なんぞ、「旦那」というよりは、「お兄ちゃん」ですけどね、浅草では。

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 「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

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メンチカツの会

 台東区根岸の老舗洋食店「レストラン香味屋」さんの、「メンチカツの会」にお誘いをいただきましたので、出席しました。タイトルの通り、メンチカツを存分に食酢いや食す会です。

 マダムのK恵さんは旧知ですし、私は「日本の洋食」特に「下町の洋食」の応援団を自称しておりますので、こうした会を欠席するわけには参りません。

 メンチカツについては「明治時代に浅草の洋食店が「ミンスミートカツレツ」として販売したのが起源とされている」という説もある位ですので、もはや下町の食遺産と言えましょう。

 あいにく、この日は「アートアドバイザー」の審査会の日でしたが、区役所を猛ダッシュで出て、なんとか間にあわせました。

 着きますと、つくば市「ホテルグランド東雲」のIC川さん、浅草の「雷おこし」常盤堂のH刈さん、もんじゃ「おすぎ」のU子さん、浅草演芸ホールのMT倉さんなど、旧知の面々が集まって、和やかなムード。

 マダムのお知り合いの出版関係の方などもいらしていて、大宴会です。

 のっけからシャンパンや「隠し玉」のマグナムボトルも開けられて、大盤振る舞いですね。

 オードヴル、ヴシソワーズに続いてメンチカツが登場しました。「香味屋」さんは肉のチョイスが上手く、肉に旨みがあります。

 そして「香味屋」さんは何と言っても、ソースが最高。下町人向きの、やや甘みのある感じが良いですね。御飯に合う味と言っても良いと思います。

 日本人だから食べられる御味ですね。

 口福。

 この日はマダムの誕生日でもあったので、サプライズでケーキ消灯もあって楽しい会でした。

 そして盛り上がった面々は、根岸が誇る天下の「迷店」=「ようかんちゃん」での二次会へ・・・

 いやあ、あいかわらず「ようかんちゃん」の歌と踊りはおもしろかった!

 流石は、入口に掲示されている通り、「宮内庁御用無」の店。

 うーい、ひっく。

追伸①

 『浅草 老舗旦那のランチ』という単行本に出していただきました。

 私が、「浅草演芸ホール」席亭さんや、「音のヨーロー堂」の御主人とランチしながら、浅草について対談する、という趣向です。
 私なんぞ、「旦那」というよりは、「お兄ちゃん」ですけどね、浅草では。

 ご購入はこちらです。
 

追伸②

 「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は142人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

 参加者の方には、特典も! 

 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて821日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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Filed under: 浅草インサイダー情報,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

開業1週間

<住吉史彦の、今日のニコニコBOX>

 知人のお嫁さんのお腹に、赤ちゃんが出来て5か月になりました。身重になると外食をしにくいので、その前に「ちんや」さんの肉を食べさせたい!ということで、御来店下さいました。

 と、いうことはお腹の御子さんは、生まれる前から「ちんや」の御客様ですね。有り難いことです。さて、

 スカイツリー開業から、明日で1週間ですね。では、ここで・・・

<スカイツリー観光について基本的なことを御連絡申し上げます之①>

 スカイツリーは浅草の東方に在ります。ですので浅草側から午前​中に見ると、逆光で暗く見えます。下から見るなら午後の方が見頃​です。

<スカイツリー観光について基本的なことを御連絡申し上げます之②>

 しかし逆にツリーの上から浅草を見る場合は、当然午前中が見頃となります。

 「ちんや」も見えますので、私を見かけたら、手を振ってみましょう。

<スカイツリー観光について基本的なことを御連絡申し上げます之③>

 スカイツリーの天望台は地上350メートルで、雲より高い所にありま​す。ですので雨の日に浅草から見ますと天望台は見えず、足しか見​えません。

<スカイツリー観光について基本的なことを御連絡申し上げます之④>

 と、いうことは雨の日にツリーの上から浅草を見ても、​何も見えませんよ、残念ながら。とっとと降りて、浅草ですき焼きでも食べましょう。

<スカイツリー観光について基本的なことを御連絡申し上げます之⑤>

 夜のライトアップは結構強力です。

 5/22の開業初日は雨でしたが、ライトアップが良く見えました。雲がかかって幻想的で、夜景は曇​った方が良い位ですね。貴女におつき合い中のカレシがいるなら、雨の夜でも、浅草へ是非お出かけ下さい。

 お幸せに。

追伸

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 皆様も、是非御参加下さい!

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父の履歴書

 先日来店された御客様から嬉しい話しを聞かせていただきましたので、早速「ニコニコBOX」に貯金しました。また「すき焼き思い出ストーリー」投稿サイトへも自分で投稿しました。さて、その話しとは・・・

 「父が生前「ちんや」で働いていた」とおっしゃる方が来店されました。その方自身が御年85歳で、働いていた御父上は明治34年生まれ。昭和25年に書かれた故人の履歴書を持って御来店になりました。

 その履歴書によりますと、故人は大正7年から「ちんや」洋食部に在籍、その後帝国ホテル、鎌倉ホテルに移られたとか。その頃は「洋食部」があったのです。

 で、往時を偲ぶため前夜は帝国ホテルに泊まって、この日は「ちんや」に見えたそうです。

 私は昭和40年生まれ、父でも昭和10年生まれで、祖父はずっと以前に死んでいますので、大正時代のことを分かる者はいませんが、その当時の「ちんや」の写真をご覧にいれたら、大層喜んで下さいました。

 この当時、従業員は皆、店の2階に「住み込み」でしたから、故人も、きっとその写真の中の店に住んでいたことでしょう。

 御縁の深さ・永さに感謝あるのみ、です。

 「すき焼き思い出ストーリー」投稿サイトは、こちらです。

追伸①

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 私が、「浅草演芸ホール」席亭さんや、「音のヨーロー堂」の御主人とランチしながら、浅草について対談する、という趣向です。
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追伸②

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禁酒令

 報道によりますと・・・

「飲酒が絡んだ市職員の不祥事が相次ぐ福岡市で、職員に外出先での飲酒を1カ月間禁じる「禁酒令」が“発令”された。」

「前代未聞の強権発動に、市民からは理解を示す一方で、「ストレスがたまりそう」「やりすぎだ」との批判の声も聞かれた」

・・・そうですね。

 この件を、皆さん、どう思われますか?

 私は、勿論オカシな話しと思います。

 だって、酒を飲んでも不祥事を起こさない職員さんも多数おいでなわけですから、子供じゃあるまいし、連帯責任は如何なものか、と思います。

 それに「禁酒令」が解ければ、不祥事組はまた不祥事を起こすでしょうから、「問題在り」の職員を根こそぎ処分しない限り、短期間の丸ごと謹慎だけでは解決になりませんよね。

 だいたい不祥事組は一カ月の謹慎を守れないんじゃないでしょうか。

と、思っていましたが、市長が記者会見している動画を見たら、その考えが少し揺らいできました。

 目に涙を浮かべて、

 こんなことをするために市長に成ったわけじゃない!

と話している様子は、どうも尋常ではありません。

 聞けば、2006年に職員による飲酒追突事故で幼い3人の命が奪われた後、倫理研修を中心に様々な再発防止策を講じてきたが、今年に入って、また飲酒運転や酒に酔った末の暴力事件が続発。業を煮やした市長が取った最終手段が今回の措置だったそうな。

 意識改革のためには、ショック療法しかない!

と言われれば理屈も引っ込む、というものです。

 市民アンケートでも、「禁酒令」支持派の方が多いようです。

 結婚式でもノンアルコールを飲むべし、というQ&Aまであるそうですから、批判された位で、市長も引く気はないのでしょうね。

 う~ん、ですね。

 だって、ノンアルコール・ビールはマズいですからね。

 先日も業界の会合で、そのノンアルコール・ビールを造っているメーカーの部長さん本人が、

 あれは、たしかに美味い飲み物ってわけじゃあ、ないです。

と認めておいででしたからね。

 あのマズい飲み物が、また売れちゃいますね。

 いやあ、困りました。

追伸

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ソラマチ

 ソラマチを、開業前に見学させていただきました。

 念のために説明しますと、ソラマチとはスカイツリーの足元に出来た商業ビルのことです。見学できましたのは知人がそこに出店をしたからでして、その披露会によんでいただいたのです。

 出店が出来たこと自体は勿論目出度いことで、日頃尊敬している社長さんですので、私も嬉しかったのですが、ソラマチ全体の構成には、あまり感心しませんでした。

 まあ、はっきり申して既存有名店指向です。

 開発を手掛けたのが鉄道会社さんだからですかねえ。系列の東武百貨店さんからも人を入れたそうですが、ラインナップを「一捻り」とまではいかなかったようですね。

 ここで私の申す「一捻り」とは、東京東部の御店に光を当てて欲しかった、ということです。

 申し訳程度に、地元の墨田区銘品名店会の御店が並んでいましたが、もっと「地元」の範囲を拡大解釈して欲しかったです。

 戦後、東京の開発はもっぱら西南の方向に進められましたので、東方はどうも置き捨てられた感があります。

 深川なんて所は、江戸時代には大きな花柳界があったりして、繁華な土地だったそうです。歌舞伎や新派にも良く深川が出てきますが、現代劇で深川が舞台の話しっていうのは、まずお目にかかりませんよね。

 柴又は、まあ虎さんイヤ寅さんが有名ですが、地元の人に言わせれば、「柴又=寅さん」という決めつけは心外だそうで、色々なものがあります。

 これらの地域には、ずっと江戸時代から地元に根付いている御店が、今でも在ります。そうした、東京東方の文物に、もっと光を当てて欲しかったです。西南からやって来た人が、スカイツリーの足元で東方のものに出会えれば、きっと素晴らしかったのに、と残念に思います。

 くず餅が有名な、亀戸の「船橋屋」さんが出ているのは嬉しかったですが、それ位ですかねえ。

 実際、ソラマチの、馬鹿高い家賃を払える店は限られるでしょうから、何か特段の御配慮がなければ、東京中央の有名店か、資金調達だけ上手な外食産業=つまり既にあちこちに出店がある店が並ぶに決まっています。

 でも、そういう店って、スカイツリーの開業景気が終わって、客足が引き、採算が悪化したら撤退するんじゃないでしょうか。その辺の様子は「丸ビル」で予想がつきます。

 それより「この場所で一世一代の、あるいは三世三代の勝負をしよう!」という御店に、出店を誘った方が良かったのでは、と思ったりします。

 だいだい、ですよ、東武さんは所詮「俄かデベロッパー」なんだから、老舗デベロッパーのマネなんかしないで、「地元を知っている」という鉄道マン本来の有利さに寄って立てば良かったのではないでしょうか。

 スカイツリーのおかげ、浅草と押上の間の土地には光が当たりましたが、それって、たかだか3キロメートル位なんですよね。

 3キロだけとは料簡狭くないですかね、東武さん。

追伸

 「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

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