もうすぐ見納め 浅草寺の大工事壁
このブログに何度か書いてきましたが、浅草寺(=観音様)では、今年秋の完成を目指して、「平成本堂大営繕」(=主に屋根の葺き替え)が行われています。様子を見ていると、工事も後半に入ってきているようなので、久しぶりにご報告いたします。
「ちんや」の店の屋上に上がると、浅草寺本堂の大屋根が見えるので、たまに様子を観察しているのですが、最近巨大なクレーンが3台やって来ました。何をするのかな、と思っていると、工事壁の枠組を撤去し始めました。
工事壁というのは、今回の大営繕の間、ご参詣の皆様の安全を確保し、また建築上の必要性を満たすために、設置されているもので、本堂周囲を完全に覆うくらい、巨大なものです。
クレーンはどんどん、枠組を外していき、今日の時点で、もう枠組の半分以上がなくなりました。当然、ご本堂の半分以上が、既に露出している状態です。
工事壁も、もう見納めのようですね。
工事期間が結構長く、工事壁も見慣れてきたところだったので、無くなると、なんだか寂しい感じがします。
中から見えてきた、ご本堂が、なにやら、ちんまりした感じがするから不思議なものです。
それは有り難い工事壁に「参詣」なさりたい方は、どうぞお早めに。
なお工事壁正面の、巨大な龍は、まだ鎮座しておられます。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。(なお明日14時30分より、このコンサートに出演予定です。)
*「平成本堂大営繕」については、このブログの5/24号もご覧下さい。