もう30回 浅草サンバカーニバル

 8/28は、第30回浅草サンバカーニバルの日です。

 「浅草サンバ」は、30年前に当時の内山栄一・台東区長と、「アジャパー!」で有名な喜劇俳優の伴淳三郎さんが、「浅草の新しいイメージをつくるもの」として発案したもので、その頃は出場チームも多くはなく、盛大とは言いがたかったのですが、いつのまにか30年。

 今や「日本最大のサンバカーニバル」であるのは勿論ですが、なんでも「ブラジル以外の、世界で最大」だとかで、本場・ブラジルの人たちからも非常に高い評価をいただいているそうです。

 今年のサンバが例年と違いますのは、テレビの撮影・放送が入ることです。この日の浅草が、テレビ東京系列の番組『出没!アド街ック天国』で、すぐその日の夜(21時〜)に放送されるのです。

 『アド街』は「地域密着系都市型エンターテイメント」番組で、毎週様々な街にスポットを当てて紹介してゆく、という趣向です。1995年放送開始の老舗番組で、毎週土曜日に放送されているので、ご存じの方も多いと思います。

 その番組の、今週(8/28放送分)のお題が「浅草雷門」なのです。「ちんや」も出ます。

 そこで、ブログ読者の方にお願いです。

 この番組を見て、食べたくなっても、1週間程度我慢して下さい。

 「ちんや」も出ます、と言っても、正確には系列店の「ちんや亭」が出るのです。「ちんや亭」は、席数15席だけの小さい店ですので、テレビの視聴者の方が多数殺到すると、大変です。

 聞けば、テレビの影響は1週間くらいで解消するそうですので、それまでは、食べたい気持ちを持続!して下さい。よろしくお願い申し上げます。

 ちなみに私は出演しません。肉と鍋だけが出演します。住吉史彦ファンの皆さん、その件での苦情はTV東京へどうぞ。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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*第30回浅草サンバカーニバルについては、こちらです。

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省エネ機器導入、助成もらいました!

 台東区から補助金をもらいました。

 台東区内から排出されるCO2を削減することを目的に、指定の省エネ機器ー例えば、新式のエアコンを導入すると、その費用の20%を助成してくれるのです。

 必要書類が結構あって、面倒でしたが、機器の設置業者さんに御協力いただいて(=面倒な書類の作成を丸投げして)申請に漕ぎつけました。有り難いです。

 手続きのため、区役所環境課を訪問しますと、Ⅰ係長・N主任が「是非この制度をPRして、さらに御活用いただきたい」とおっしゃいます。では、私のブログに書きましょう、Twitterでもつぶやきましょう、ということになりました。

 珍しいですよね、自分が「補助金もらった」なんて、堂々と書く男。

 そういう次第ですので、皆さんも区役所のホームページをご覧いただいた上、ご検討下さい。

 ただし、ただしですが、条件がいくつかあります。

 まず「我が社のCO2ダイエット宣言」をする必要があります。「人のいない場所の電気はコマメに消します」とか宣言して、それを書いた紙を区役所に提出するのです。

 そうそう、それから大事な条件がありました。台東区内の事業所に限ります。

 区外の方は、「是非この制度をPRしたい」なんて区役所が言っている内に、速攻で移転して来て下さい。

 ひひひひ。

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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*この補助金制度については、こちらです。

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ヤングシーザー杯TOKYO 2010、シュートボクシングの王者・緒形健一さん

 8/7、シュートボクシングの王者・緒形健一さんのお誘いで、「ヤングシーザー杯TOKYO 2010」と銘打った試合を観戦してきました。「ミッション」社のM社長が同行でした。

 リングから2列目で見る、生の格闘技は迫力ありました。そして、それだけでなく選手と師匠との絆や、対戦相手への敬意といった、心の動きも間近に見物。チョッと感動ものでした。

 シュートボクシングは、決して野蛮なものではなく、総帥のシーザー武志さんが掲げる「シュートボクシングでは、何よりもまず心を育てていきたいと思っています。」という方針の下、台東区内の、多数の子供達を鍛えてきました。スピンアウト寸前の子も救ってきたとか。

 その社会貢献が評価されて、今回の試合には台東区教育委員会が後援につき、会場には台東区長も来場されていました。

 そのシュート界の王者である、緒形健一さんには、8/21に「ちんや」で開催される、「夏休み親子体験食味学習会」で講師を務めていただきます。格闘家としてのキャリアの中で学んだ、強い体造りと「食」の関係について、子供たちに語っていただく予定です。

 緒形さんは、選手生活のかたわら、「おがけんファーム」という、子供たちのための、体験農場を持っておられて、「食」への関心が、もともと高い方でして、8/21が期待されます。

 その、ご出講のお礼の意味も込めて、「ちんや」は、今回の「ヤングシーザー杯」に協賛をいたしました。お招きいただいたのは、そういう次第です。

  ところで、緒形さんと並ぶ、もう一人の講師は、何を隠そう、私・住吉史彦で、すき焼きの歴史を子供達に話さないといけません。

 去年の「親子体験」の時は、知人のF社長が区内の小学校の、PTA会長をしていたので、そのコネクションで、そこ学校の校長先生にアドバイスをいただきました。ところが、そのFさんは、その後若くして急逝。校長先生も転勤されたので、今年は一人で、去年のアドバイスを思い出しつつ、準備をしたいと思います。

 でも、不安だなあ。

 子供は、ジョークを外すと冷たいしなあ。それに最初の「つかみ方」が、まずわからないなあ。

 おじさんは、すき焼き屋さんの社長さんだよお! じゃあ、どうもなあ。

 シーザージムみたいに厳しくいくか。

 ウッス、俺の話しは大事だから、しっかり聞いておけよ! てな、感じかなあ、と思案していると、

 「無理よ、ゼンゼン、アナタには」とヨメの声

 げげっ、読んでいたのか、後ろから。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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*なお、「夏休み親子体験食味学習会」は国際観光日本レストラン協会の主催です。会場は「ちんや」ですが、お申し込みは「ちんや」ではなく、こちらへどうぞ。

*シュートボクシング協会については、こちらです。

したまち演劇祭開催記念スタンプラリー

台東区役所観光課のMさんが見えました。「したまち演劇祭開催記念スタンプラリー」に必要な、スタンプを「ちんや」へ設置するためです。

  「下町演劇祭」の芝居を観劇されたお客様が、その後「ちんや」で食事をなさったら、演劇祭プログラムの中の「協賛店スタンプ欄」に、スタンプを押して差し上げます。

 スタンプは「ちんや」だけでなく、民間の多数の協賛店に設置されていて、そのスタンプを貯めると、したまち演劇祭記念グッズがもらえる仕組みです。

  この「したまち演劇祭」と申しますのは、台東区が予算を出して民間の劇場を借り上げ、そこを劇団に貸して公演をさせる、というもので、今年が第一回です。公演できる劇団は、公募で募集し、実行委員会の皆さんが選定します。

 結果、8/10〜9/20の間に、区内7劇場で、8劇団の公演が続けて開催されます。町の賑わいにつながれば有り難いです。

  その、劇団の選定をした実行委員会に、台東区アートアドバイザイザー会議でご一緒する、女優の観世葉子さんが入っておられるので、「ちんや」としても、協賛をすることになった次第です。スタンプが「ちんや」へ設置されるのは、そういう流れです。

  それにしても、民間の飲食店にスタンプ設置とは、区役所もくだけて来ました。以前は、

「営利事業所は、区で印刷する地図には載せられない」とか言っておられましたが、今回は、もちろん、プログラムの中の地図に、バッチリ「ちんや」が載っています。

  観光関係の会議で、役所の方と何度も議論しましたが、町おこしや観光は、民間の店ぬきにできません。だと言って、特定の民間業者に役所が肩入れすれば、不平も出てきましょう。難しい課題です。

 今回は、主催者を台東区でなく「実行委員会」名義にすることで、この課題をクリアしています。

  それにしても、天下の色男・住吉屋狆蔵丈に、なぜ「演劇祭」の出番がないのか・・・

 宙乗りくらいやっても良いんですけどね。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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*「したまち演劇祭」については、こちらです。

Twitterで汗をかく-「久米繊維工業」久米信行社長

 8/6、私が会長をしている「台彪会」が講演会を開きました。仏具店ご経営H恵女史のご手配で、久米信行さんを講師としてお招きしました。

 一同、久米さんの怒涛の語りに引き込まれ、「おおお!」の声続出の講演会でした。

 久米信行さんは、1935年創業の老舗Tシャツ・メーカー「久米繊維工業」の三代目ですが、近年、「第二創業期」と称して、

・「謹製国産Tシャツ=日本でこそ創りえる日本製Tシャツ」創り

・有機栽培の和綿栽培プロジェクト

・オーガニック和綿製純国産Tシャツ創り を推進されています。

   しかし、それ以上に久米さんを有名にしているのは、「稀代のネットワーカー」としての、ご活躍です。「メール道」「ブログ道」などの著書がある他、「ベンチャービジネス論・企業プランニング論」を明治大学商学部で講じておられます。

 また、11月に日本で開催される、アジア太平洋経済協力首脳会議(APEC2010)の、中小企業サミットで、パネリストに選ばれたとか。スゴイです。

 さて、そんな久米社長から、いきなり我々にチェックが入りました。

・事前に私の名前や社名をネット検索しましたか? 

 はは、それは勿論でござりまする。

・私の会社のWebサイトや紹介記事を読みましたか?

 はは、それも勿論でござりまする。

・私の個人ブログや連載コラムを読みましたか? 

 ははあ、ある程度、でござりまするが。

・私のTwitterやYouTubeを見つけてフォローしましたか? 

 ははあ、Twitterはフォロー申しました。されど、手前がTwitterを始めましたのは先週だということは、ナイショにござりまする。

・私の著書やTシャツを買ってレビューを書いて持参しましたか? 

 へえ、アマゾンは拝見いたしましたが、悪しからず、買っておりません・・・

「相手に土産渡すより、その人の本を買う方が、同じくらいの金額で、よっぽど喜ばれますよ!」

 ぐぐっ、たしかに、本日ご用意いたしました、土産・・・

・私の好きな映画、本、音楽、好物を知ってますか?

 へへえ、たしか、雲の写真を撮るのがお好きでございましたねえ。Twitterで拝見いたしました。

・毎回、一番前の席で講演やセミナーを聴講しますか?

 これ、この通り本日は一番前に居ります。一応、手前は会長なもので。

・毎回、一つは質問をしますか?

 うむむ、遠慮いたすことが多うございます。手前は小心者にござりますれば。

・毎回、講師と名刺交換しますか?

 なるべく、交換申します。されど、講師様の周囲が込んでおりましたら、遠慮することも多うございます。なにぶん、小心者にござりますれば。

・毎回、今日の感想などをTwitterやブログに書いてますか?

 それは、もう、ただ今、書いております。されど「ブログ道」の著者をブログで紹介するとは、これ、まさに釈迦にセッポウ、未曽有の書きにくさでございます。

・毎回、お礼状やお礼メールを書いていますか?

 はは、のちほど書き申しますが、この原稿が出来上がらないと、なんとも、落ち着かなくて・・・

・講師のメルマガやブログを登録して読み続けますか?

 うむむむ、なるべく・・・心得申しました。

・時には、コメント・トラックバックや感想返信メールを書きますか?またネットで告知された講演やイベントに参加しますか?私がTwitterでフォローしている人をフォローして返信しますか?・・・・・

 ひえええ、ごムタイな。

 いやあ、「稀代のネットワーカー」は、メッポウ地道でした。ネットで汗をかいておられます。

 ドブ板式というか、昔の突撃営業マンのやっていたことを、ネットでおやりになるわけです。

 たしかに、Twitterを使うと、相手の人と成りが、リアルな世界の営業活動で得るより、楽に得られる、というのは、おっしゃる通りでしょう。真夏でも、リアルな汗をかきません。

 でも、パソコン上での、その作業、結構、タイヘンかと。

 お別れする前に、お尋ねしてみました。睡眠時間は何時間くらいですか?

 「4時間半くらいですかね!6時間のこともありますが。」

 ひえええ。ダメにござりましょうか、8時間半寝ていちゃあ。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 私もTwitter始めてます。フォローよろしくお願い申し上げます。

*久米繊維工業さんについては、こちらです。

Filed under: ぼやき部屋,台彪会,浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

地蔵舞ー酔っぱらい狂言

 このブログも、もう5ヶ月やっておりますので、住吉は、どうも酔っぱらいだな、と知れ渡りつつあるかもしれません。8/4号にも、酒のお誘いが原因でウォーキングが続かない呆れた実態を書きました。     

 実は、酔っぱらいの酔態を笑う、というのが、人間本来の愉快な、毒のない笑い方ではないか、って思います。このブログでは、皆さんに多少とも笑っていただくことを、心がけておりますが、どうせなら、そういう方向で、今後も住吉を笑っていただこうと思っています。

 つい先日も、狂言を見ていてそう思いました。

  8/3に浅草公会堂で、「台東蝋燭能」の公演があり、台東区アートアドバイザー会議でご一緒する、坂真太郎(ばん・しんたろう)さんが、シテを務められるので、拝見にまいりました。

 真夏の浅草で、もう30年以上続いている公演です。火曜日で休みの日でしたので、ヨメと二人で出かけました。

  坂さんがお出になるのは、シビアなお能ですが、能の合間に上演される、狂言がいつも楽しみです。

  今回は、「地蔵舞」(じぞうまい)という狂言で、大蔵流の上演でした。

 この狂言では、旅の僧が、一夜の宿を借りた、館の主から酒をふるまわれ、やがて興にのって、地蔵の様子を滑稽に表現した舞を舞います。その時の囃したて方が、とても楽しい狂言です。

  狂言には、酒関係の筋書きのものがたくさんありますが、どれも大好きです。正気で酔態を演じる、狂言師の方は大変なのでしょうが、見ているこちらは、気楽に笑えます。しかも、笑った後に爽快感がありますね。

 何世紀も笑われ続けているものは、サスガに本物感があります。

  私も、本物感のある、酔っぱらいを目指す・・・ことにします。

  あ、そうそう、坂さん、お能も素晴らしかったです。蝋燭の演出は、外の暑さを忘れさせてくれました。

 また満員の盛況、おめでとうございました。

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

*もう終わってしまいましたが、「台東蝋燭能」については、こちらです。

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3日坊主ウォーキング②

 このブログの7/23号に「このところ、仕事を終えた後、夜10時半前後ですが、ウォーキングをしています」と書きました。

 しかし、それを信じてくれていない方もおいでのようです。

 「もう、そろそろ飽きたんじゃないの?」とか言われますが、

 やってますよ、ウォーキング!

 やってない日以外は。

 やってない日について、釈明いたしますと、どうも、やはり夜のお誘いが問題です。

 隅田川花火大会の日、仕事を終えて、いざ、ウォーキングと思っていると、携帯に着信がありました。「台彪会」でご一緒する、鳥越のG社長からでした。

 「今「フェイク」で「川松」のAK子さんと飲んでるんですよ!」

 Gさん夫妻は、花火の打ち上げ中にもかかわらず、鰻の「川松」さんに入り、私がこのブログの7/27号でオススメした、

「音だけ花火と鰻ナウ」を実行した後、仕事を終えた、「川松」の若女将AK子さんを誘い出して飲んでいると言うのです。

 しかも、飲んでいるバー「フェイク」は「ちんや」から歩いて10秒のところにあります。10分でなく10秒です。この日のウォーキングは順延となりました。

 その翌々日、今度は旧知のT社長が、向嶋花柳界の綺麗どころを伴なって、「ちんや」へ来店されました。ご挨拶申し上げるため、部屋へ顔を出すと、

 「二次会、向嶋だけど、住吉さんも行くよね!」

 しかも、その二次会の御店は、旧知の若女将AY子さんの御店「きよし」さんだとか。

 いや、私は、今日はウォーキングの予定がありますから、遠慮しときます!

 と申すハズもなく、この日のウォーキングも順延となりました。

 どうも、雨天順延と酒店順延を間違えてしまいました。ウとシュは、音が似ているので、間違いやすいですよね。

  苦しいかな、この洒落は・・・

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

*「音だけ花火と鰻ナウ」については、このブログの7/27号をご覧下さい。

*ウォーキングをしているワケについては、このブログの7/23号をご覧下さい。

救命講習

 お暑うございます。本格的に夏休みに入ったせいか、ご家族連れのお客様が増えました。

 さて、我々・浅草料理飲食業組合は何をしていたか、と申しますと、

 7/30「普通救命講習」を受けました。

 救命講習というのは、簡単な心肺蘇生法や、AED(自動体外式除細動器)の操作方法を習うものでして、修了すると、地区の消防長認定の「救命講習修了証」が交付されます。レッキとした公的な講習です。

 今回は、日本堤消防署から警防課長さんはじめ、救急隊員の皆さんをお迎えして、浅草料理飲食業組合の役員の皆さんとともに、受講しました。

 「普通」というのが、もちろん一番簡単なコースですが、それでも3時間ほどのカリキュラムです。 

 実際、飲食店で食事中のお客様が、気分が悪くなる、ということは少なくありませんので、役にたつご指導でした。

 講習を聞いていて「それは怖いな」と思ったこともありました。人間は心停止した状態が5分続くと完全に死んでしまうそうです。一方、119番通報から救急車の現場到着までの時間は都内で平均5分だ(!)そうです。

 つまり、患者さんの周りにいた、一般市民が救命処置をしたケースは、結構患者さんを救えるものの、放置したケースでは、死んでしまうことが多い(!)のだそうです。

 さらに、このところの猛暑で、熱中症になる人が多く、当然、救急車の出動がだいぶ増えているそうです。隊員さんはハッキリおっしゃいませんでしたが、119番通報から救急車の現場到着までの時間が、「5分」以内とはなっていない状態かもしれません、今時は。

 お気をつけいただくに、越したことはありません。

 それにつけても、なかなかカッチョいいのです、若い救急隊員さんが。

 気のせいか、女性組合員の皆さんが講習に熱心だったような・・・ 

追伸  

 7/3の、私の講演「饗応・居留地・牛鍋」がケーブルテレビで見られます。

  「J:COM台東」

<放送時間=8月3日(火) 9:20〜、13:20〜、17:20〜、21:20〜>

  契約されている方のみ視聴可能ですので、今すぐご契約を!・・・しても間に合わないかな?

 *私の講演「饗応・居留地・牛鍋」については、このブログの7/4号をご覧下さい。

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

Filed under: 浅草インサイダー情報,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

猛暑の隅田川花火大会

 隅田川花火大会は、7月の最後の土曜と決まっています。今年も7/31に開催され、猛暑の中、大勢のご見物の方が浅草へ見えました。

 隅田川花火大会は、八代将軍・吉宗公以来の伝統を誇る、日本一有名な花火大会です。だから、「ちんや」さんは花火の日、それは忙しいんでしょうね、と良く言われますが、

 そうでもないんです、実は。

 そうでもない理由は、このブログの7/27号に書きましたが、「ちんや」では食べながら花火が見えない、というのが大きいですね。

 そこで、今年は花日当日に限り、値段を少し下げてみることにしました。

 上げたんじゃなくて、下げたんです。

 駅で人ごみをかきわける、その手間だけ我慢していただけば、いつもよりお安く召し上がれる、そういう風にした次第です。

 「ちんや」に入ってしまうと、花火は見えませんが、外から聞こえる花火の音をBGMに、すき焼きを食べるのも、オツなものです。今時は、ワンセグ携帯がありますので、お持ちの方は、「画像はテレビ東京で、音は生音で」という段取りで、お楽しみいただきました。

 そう言えば、7/30に受講した、「救命講習」の時、消防署の皆さんは、「猛暑の中の花火大会」をとても心配されていました。

 花火を見れば、お約束で酒が飲みたいですが、酒は利尿作用があるので、水分補給どころか、脱水してしまいます。それを屋外の、暑くて、人間がいっぱいいる所で、やるわけですからたしかに、熱中症が心配ですね。

 熱中症の方が出ないよう、「ちんや」としましても、値下げで協力申し上げた次第です。

追伸

 7/3の、私の講演「饗応・居留地・牛鍋」がケーブルテレビで見られます。

 「J:COM台東」

 <放送時間>

 8月1日(日)
  10:00〜、14:00〜、18:00〜、22:00〜

 8月3日(火)
  9:20〜、13:20〜、17:20〜、21:20〜

 契約されている方のみ視聴可能ですので、今すぐご契約を!・・・しても間に合わないかな?

*私の講演「饗応・居留地・牛鍋」については、このブログの7/4号をご覧下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

*「ちんや」が花火の日、さほど忙しくない理由は、このブログの7/27号をご覧下さい。

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桜鍋の人間国宝?中江さん、一日すき焼き店長

  桜鍋「中江」さんの、店舗の建物が「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として、国の文化財に指定されるそうです。「中江」のN社長とは旧知ですので、7/28お祝いに行ってきました。

 文化財というと、国宝とか無形文化財(=人間国宝のこと)とかいろいろ種類がありますが、今回はその中の「登録有形文化財」という種類での指定だそうです。

 「中江」さんの建物は、なんでも築85年だそうです。先代の建物が関東大震災で焼失し、翌年再建されてから、大正建築のおもむきを今まで保ってきたことは、大変素晴らしいことです。

 N社長は喜んで、メルマガで「これを1つのバネにして、私も馬肉職人としての無形文化財(=人間国宝)に指定されるよう、より一層がんばります。」と語っておられます。

 実は、私はその、未来の人間国宝・Nさんに別の用事もありまして、「一日すき焼き店長」を、依頼しようかと思っておりました。

  「一日すき焼き店長」というのは、「ちんや」の、すき焼きの鍋の中に入れる具材を、「ちんや」以外の方、つまりNさんに選んでいただこう、という企画です。

 フレンチの有名シェフが海外から来日した時に、国内のレストランやホテルの厨房を、その日一日だけとり仕切って、腕を披露してもらったりしていますが、それのすき焼き版というわけです。

  もちろん、すき焼き界初と思います。すき焼き界の刺激になり、また「ちんや」の厨房の人間にも刺激になると思っています。

  でも、ザンネンながら、Nさんは、この話しには戸惑ってしまったようで、

 「馬肉入れちゃあ、ダメなんでしょう?」

 「うーん、それじゃ桜鍋そのものだから、「一日すき焼き店長」と言うより、「一日移動中江」になってしまいますよ!」

  企画が浅かったでしょうかねえ。チョッと考え直すことにしました。

  なにはともあれ、Nさん、おめでとうございました。

  Nさんが人間国宝なら、私は何を目指しますかね。

 五大陸スキヤキ委員会(I-Suki-C)の委員長かな。

  なお本日、このブログは五ヶ月連続更新を達成しました。ご愛読ありがとうございます。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

*「中江」さんについては、こちらです。