シンガポールの異変

ある日浅草のコンビニに免罪コーナー、いや、免税コーナーが出来ていて、驚いてしまいました。

コンビニってコンビニエントな店じゃなかったの?観光客がレジを占領して、ちっともコンビニエントでなくなっています。

あんまりインバウンド対応に突っ込んで行って欲しくないよなあと思っていましたら、日本の将来を予感させる記事が出ました。

「シンガポールに異変…観光客激減、中国の“爆買い”集団は円安・日本へ」という産経新聞の記事です。

「東南アジア有数の買い物天国として、各国の富裕層を魅了してきたシンガポール。なかでも高級ショッピングモールが立ち並ぶオーチャード通りに異変が起きている。」

「これまで中国本土やインドネシアなど国外からの買い物客の増加を受け、次々と新しいショッピングモールなどを開いてきたが、シンガポールドル高などもあり外国人客が急減。さらに店舗用不動産の供給過剰で、賃料を値下げする物件も出てきた。また、顧客が減ったことで閉店に追い込まれた店が並ぶシャッターモールも目立つ。」

「日本の景気が、安倍政権による経済・金融政策によって上向きに転じ、さらに大幅な円安で中国はじめ外国からの観光客にとって日本旅行の方がシンガポールより相対的に割安となったこともあって、中国人観光客が日本に殺到。その反動か、シンガポールを訪れる外国人観光客は減少に転じた。」

「今は“爆買い”中国人観光客に沸く日本の小売業界にとっても、明日はわが身かもしれない。」

この記事に対するコメント欄にも、

「観光業って水物そういうものでしょ!観光業に頼りきったギリシャが悪い例」

「今の状況に合わせてむやみに新しいホテル等を乱発させない方が良い。今が特別。仮設や他業種協力などで乗り切った方が本当の「特需」となるだろう。」

はい、まったくもってその通りと私も思いますね。

もちろん私は「爆買い」「爆食べ」はスルーしてまいります。

追伸、

すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。

すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。

ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。

どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。

投稿〆切は9月末日です。

既にご応募いただいた、50本のストーリーはこちらです。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.989日連続更新を達成しました。

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電飾広告

隅田川花火大会の夜は、年に一度、屋上の電飾広告に注目する夜です。

ビルの屋上でビカビカ光っている、あれのことです。

今年の花火は、猛暑の中7/25に無事開催されましたが、その夜、

天麩羅の「三定」さんの電飾は消えていました。

「ホテル魚眠荘」さんの電飾も消えていました。一方、

居酒屋チェーン「つ♡八」の電飾はビカビカ光っていました。

カラオケチェーン「ビッグエ♡ー」の電飾もビカビカ光っていました。

この違いはどこから来るのか。

もちろん企業姿勢ですね。

ある会社さんは、こういう日こそ我が社の電飾が目立てる日だ!と電飾に清掃業者を入れてビカビカと光らせます。

しかし別の会社さんは、花火がより綺麗に見えるよう、自社の広告を消します。

貴女なら、どちらの企業に好意を持ちますか?

追伸

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どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。

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競技場

笑ってしまいました。

私も生ガキみたいだと思っていたからです。

そう、ザハ・ハディド競技場のことです。

しかしですね、そう思っていても普通言わないですよね。

一介のすき焼き屋も言わなかったのに、一国の宰相経験者で2020東京オリンピック組織委員長でもある御方が、

「私はこのデザインは嫌だった、生ガキみたいだから」

って言っちゃうなんて、大胆ですねえ。

いやいや名言でした。モリ先生、座蒲団1枚。

先日内閣法制局長官が集団的自衛権のことをフグだと発言なさった時は座蒲団を取り上げたくなりましたが、今回はウケました。さすがは早稲田の雄弁会。

今後は生ガキ競技場と呼びましょう。

え? あのカキはもうポイですって?

それはもったいない。じゃあ、土手鍋にしましょうか。

 

追伸

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どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。

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審査結果通知書

ある日「審査結果通知書」なる紙が、心当たりのない金融屋から送られて決ました。

頼みもしないのに弊社への「融資可能額」を「審査」して「通知」してきたのです。

最近このような不審なFAXが送られてくることが多いです。さて内容ですが、

融資可能金額は3.000万円

へえ。

契約利率は1.03%の固定金利。

返済期間は3年36回から8年96回まで選べます。

保証人は不要!!(ただし「代表者が連帯保証人になります」⇒なんだ、要るんじゃないか。)

担保も不要!!(こちらは本当に要らないようです)

その前に少し戻りますが、挨拶文がサイコーです。「余寒の候、貴社ますます・・・」って、今は真夏なんですけど。

こちらの資金繰りが「余寒の候」っていう意味ですかね。無礼者め。

どうやら、カネが余っているようです。

おそらく銀行のマネ・ロン対策に引っかかったヤバい資金がダブついていて、運用先を探し求めているのだと想像します。その新手の手法のようです。

原資はオレオレ詐欺とか、ああいう感じのカネでしょう、たぶん。

社長の皆さん、どうぞお気をつけ下さいませ。

 

追伸①

下記↓の期間「ちんや」は夏休みをいただきます。ご不便をおかけしますが、どうぞお赦し下さい。

7月27日(月曜日)~30日(木曜日)

追伸②

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芥川賞

私はお笑いにも芥川賞にもあんまり興味が無いんですが、あれだけ報道されると、どうしても視てしまいます。

又吉直樹さんがお笑い芸人として初めて芥川賞を獲ったことについて、芸人仲間から祝福コメントが続々寄せられたそうです。

ピース綾部⇒「アシスタントになる覚悟ができました」

ジューシーズ児玉⇒「今夜はすき焼き作って待ってるね」

???

すき焼きで芥川賞を祝うというのは最高だと思いますが、「待ってるね」とはどういうことなんだろう?

と思って調べましたら。

同居していたんですね。同居してるから「家ですき焼き」なわけです。

これって普通にテレビを視ている人は知っている話しなんでしょうか。私は知りませんでした。

念のためウイキぺデイアを貼り付けますと・・・

「児玉智洋(こだま ともひろ、1979年11月14日 – )ジューシーズのツッコミ(近年はボケ)担当。愛称は「ダマさん」。B型。身長172cm、体重65kg。佼成学園高等学校 → 駒澤大学経営学部卒業」

「又吉直樹(ピース)と向井慧(パンサー)と三人で2013年9月頃に同居をはじめた。先輩の又吉、後輩の向井と同居するまでは六畳二間の実家暮らしで両親と川の字になって寝ていた。ちなみに児玉自身は川の字の真ん中だったとのこと。シェアハウスでは、又吉が家主で一番の稼ぎ頭で児玉・向井の先輩のため、吉本の慣例に倣い半分家賃を負担。一番の後輩である筈の向井は児玉より稼ぎがあるため、慣例からしたら反する(吉本の慣例では稼ぎの有無にかかわらず先輩が家賃等を負担しなければならない)が又吉の負担していない残り半分の内の3分の2を払い残りを児玉が払っている(つまり、又吉:児玉:向井の支払っている家賃の比は3:1:2)。その為、児玉は雑用係を又吉から仰せ付けられている。」

へええ、そうだったんですね。

「又吉直樹(ピース)と向井慧(パンサー)と三人で「バッハ(仮)」というユニットを組んでいる」

あれ、複数のユニットに入れるんですね、今時は。

いや、まったく私にとっては知らないことばかり。浦島太郎です。

ともあれ、おめでとうございました。

今後もめでたい折にはすき焼きを楽しんで下さい。

 

追伸①

下記↓の期間「ちんや」は夏休みをいただきます。ご不便をおかけしますが、どうぞお赦し下さい。

7月27日(月曜日)~30日(木曜日)

追伸②

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スタミナ

だ、か、ら、「焼き肉食べ放題」は止めた方が良いって、私は何度も言っているんです。

報道によりますと、

「焼き肉食べ放題店で、「O(オー)157」による食中毒が発生し、4日間の営業停止処分となった。」

「腸管出血性大腸菌「O157」による食中毒が発生したのは、武蔵野市にある焼き肉や、すしが食べ放題の「すたみな太郎NEXT 吉祥寺店」。6月24日に焼き肉などの食事をした17歳から61歳の男女13人が、腹痛や下痢などの症状を訴え、このうち2人が入院した。」

「店は、7月6日から営業を自粛しており、東京都は、9日から4日間の営業停止処分とした。」

ネットに掲載された画像を視ますと、冷蔵オープンケースに、肉がテンコ盛りにされており、客がそこへ行って肉を取る形式のようです。

元々菌が付いている牛肉は、冷蔵して保管し、食べる時に充分加熱するから、食べられるんです。

特にO157は菌が少数でもはげしい症状を引き起こすので、温度を絶対に上げてはいけません。それなのにオープンケースにテンコ盛りとは。

店が公表した謝罪文は、

「今後は、所轄保健所のご指導に従い、店舗施設面での改善を実施しますとともに、この事態を厳粛に受け止め、再発防止に向けて以下の対策を徹底し、食の安全・安心の確保に一層の万全を期して参る所存でございます。」

「なお、7月13日から営業開始の予定でございます。今後ともすたみな太郎NEXTへの一層のご愛顧を宜しくお願い申し上げます。」

と、いう具合に謝るのと同一の文章で、営業再開の予定を言っちゃっています。

13日から再開だそうですが、それまでに「食の安全・安心の確保」は出来たんでしょうかね。

「確保」できなくても、再開しちゃおう!という企図が透けて見える文だなあと思うのは私だけでしょうかね。

流石のスタミナですな。

 

追伸

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自店紹介

今年の秋に料理業組合「芽生会」(=青年部)の全国大会が東京でありますので、東京の会員店が自店紹介の一文を書くことになりました。

当然、屋号の由来や創業譚などが必要ですが、同業同士ですので、公式サイトに載せている様な「通り一遍」の情報ではなく、もう少し突っこんだものが欲しいね!ということになりました。

しかしながら、これって意外と難しいんです。

とても立派な創業譚が在る御店さんと、そうでない所に分離する懸念がありますね。前者はたくさん資料が出てきて、後者は乏しい感じに成るでしょう。

ウチにしてからが、明治維新になって狆の商売が傾いてきたのが、そもそも料理屋にシフトした理由です。当時浅草という場所で、何か儲かる生業がないかと探して、安直にそうしたのだと思われます。

そういう次第なので、ウチは縁起とか家訓とか理念とかがまったく無いです。

創業者もハッキリ特定できない位です。

「住吉やす」という人物(女性)が重要らしく、その夫もいたはずですが、夫はあまり活躍した形跡がなく、とにかく良くわかりません。まあ、あまり良い話しではないのでしょう。

私は、若い頃、その辺りの事情を潔く認めるまで間、店の過去を聞かれるのが非常に苦痛でした。

今はもちろん開き直って、この話しも面白おかしく語ることにしていますけどね。

要するに、生業として仕方なく料理屋を始めたのであって、世間の皆さんが思っているように、所謂「老舗」店には、漏れなく素晴らしい創業譚が在るわけではないんです。

芽生会・記録部会の部会長NY川さんも、御店の屋号の由来について、先代から教えられていないと言います。どうやら、あまり良いイメージではないらしいのです。

なるほど、そういうこともありますよ。

老舗というと、とにかく立派なお話しが無いと気に入らないという人が世間には多いですけど、それって「老舗」のことをゼンゼン分かってない方々ですね。

生まれた時から立派なのは御釈迦様だけで、老舗は御釈迦様ではありません。

そういう共通認識があった方が良いんだよね~

と思いながら、自店紹介の文章をただ今書いています。

追伸

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黒飴

最近のタクシー業界の不思議な「サービス」について苦言を呈したいと思います。

お客さん、黒飴なめませんか?

という、あの「サービス」です。

く、黒飴って、今ここで?

この顔が甘党に見えたのなら不本意至極ですが、どうやらそういうことではなく、そのタクシーは法人タクシーで、会社から黒飴を出すよう指示されている模様なのです。

なめたらまずまず美味しかったので、悪い商品ではないのでしょう。もしかしたら、そのタクシー会社の社長さんは、

これぞ「我が社のおもてなし!」と自負なさっているのかもしれません。うーん。

その一方で、肝心の運転によるサービスは退化する一方です。

客は雨に濡れたくないからタクシーに乗っているのに、

荷物があってなるべく目的の場所に近づきたいからタクシーに乗っているのに、

自分の都合の良い場所で客を降ろそうとします。不親切です。

あるいはメーターを気にしているのかもしれません。目的の施設の敷地内に入ってから、客を降ろす直前にメーターが上がった場合に、文句を言われてしまうことを恐れているのかもしれません。

メーターが上がらない内に降ろしてしまえ!

と考えているのかもしれませんね。

ここで私は提言したいと思います。

そのワン・メーターを原則サービスにしたら良いんじゃないですか?

先方の敷地に入ってからは「サービス走行」または「親切走行」と位置付けて、料金を取らないのです。昔から「損して得獲れ」と言うじゃないですか!運転手の裁量ではなく、会社の営業方針としてそうするのです。

そのワン・メーター分なんて、たかだか数十円です。黒飴とかわらないと思いますよ。

そう言うと、どうせタクシーなんて「流し」で乗るもんだから、CSなんて関係無い!とおっしゃるかもしれません。

悲しいことを言わないで、「親切走行」を実行していると一回PRしてみましょうよ。

だいたいタクシー会社は自社PRをしなさ過ぎです。

運転席の裏側・助手席の裏側という、絶好の宣伝コーナーが在るのに、なんで他社のPRに使って、自社のPRに使わないのでしょう?

しかも、「結果にコミットする」ラ♡ザップ社とか、なんだかブラックっぽい会社の広告ばかり。

あれでは、多少の金は入るかもしれませんが、タクシー会社の方のイメージも悪化しかねません。

先方の敷地に入ったら、あとは「親切走行」。

難しいですかねえ?

 

追伸

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昭和の浅草・平成の浅草

大学時代の部活のOB会報誌が私にインタビューしたいと言います。在り難くお請けしましたら、

昭和の浅草と平成の浅草の違いはどこか?

という御質問がありました。

うーん、難しいですね。

この質問に答えるには、

まず、昭和・平成以前に、変わった点と変わらない点があることを考えないといけません。

そして、その変わった点について、いつ、どういう理由で変わったのか、を考えるのが良いと思います。

そんなに簡単ではないんです。

さて、まず最近目立つのはインバウンドの観光客ですが、

私が最初に彼らに気づいたのは2002年(平成14年)。 FIFAワールドカップ日韓大会を応援するため来日したサポーターたちが、浅草の「ホッピー通り」(正しくは「公園本通り」)に飲みにやって来た時でした。

それ以前日本に観光に来る外国人と言えば、たいていインテリで、歌舞伎や茶器を観に来るような人達でしたから、「ホッピー通り」なんてあり得なかったのですが、ここで大きく雰囲気が変わりました。日本人もあまり行かなかった「ホッピー通り」が急に賑わい始めました。

2007年(平成19年)「観光立国推進基本法」が施行されて、インバウンド誘致は国是に成りましたが、すぐに大勢のインバウンド客が来るようにはなりませんでした。円高だったからです。

今のように大勢の観光客が入り込むようになったのは、やはり「アベノミクス」による円安が主な原因だと私はみています。2012年のスカイツリー開業は追い風になりましたが、やはり円安です。

円安は、インバウンド観光客の質と量に変化をもたらしました。

歌舞伎座からホッピー通りへ。

個人旅行から団体旅行へです。

このような変化が目立ちはしますが、これを平成の浅草の一大特徴と言い切って良いか、それは未だ分からないと私は思います。期間的にそう長くないですし、円安が解消すれば様子も変わるかもしれませんからね。

次に、こうした変化が浅草にどのように作用したか、です。浅草は大きく変わったのでしょうか。

たしかにインバウンド消費を当て込んだような、雨後の筍的な店が出来ているのは事実ですが、彼らが浅草の屋台骨に影響を与えているでしょうか、

私は今のところ、そこまでではないと看ています。

それよりも私は日本人自身の変化の方が気になります。

例えば、歩き食い。

食べ物ではあるのですが、

飲食店のように、席と箸を用意された所で食べるのではない、しかし、

家まで持ち帰れるような、しっかりした包装をされているわけでもない物。

つまり歩き食いするしか食べる方法がない食べ物が浅草でたくさん売られるようになりました。

歩き食いのようなマナーに反する行為を恥ずかしがる日本人が減ったからです。

今インバウンド外国人がそれをまねて楽しんでします。郷に入っては郷に従えですからね。

油でベトベトになった手で商品を触られてしまう仲見世の人達は日々イライラを募らせていますが、外人さんのせいじゃないと思いますよ。元はと言えば日本人が悪いんです。

この意識の変化は確実に街を変えると思います。

客席が要らないんですから、安く売ることが出来て「歩き食い店」は有利です。

飲食店から「歩き食い店」へ。

気分は悪いですが、業態が確実に変わって行くでしょう。

ウチも「歩き食いスキヤキ」を開発しないとなあ。

追伸

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進路妨害

文久2年8月21日(1862年9月14日)江戸から薩摩へ帰ろうと武蔵国生麦村を通行していた島津久光の行列を、横浜居留地のイギリス人が進路妨害しました。

この無礼に怒った薩摩藩士はチャールズ・レノックス・リチャードソンを斬り殺し、他2名にも重傷を負わせました。日本史に名高い「生麦事件」です。

薩摩藩が犯人引き渡しに応じなかった為、この事件はやがて「薩英戦争」に発展します。

しかし面白いことに「薩英戦争」で薩摩が善戦した結果、イギリスは薩摩の実力を認めて、争うことよりも、薩摩が進める討幕運動に協力・支援する道を選びます。

「生麦事件」が日本史を回天させたと言われる理由が、これですね。歴史には何が起こるか分かりません。

さて時代はくだって平成27年、浅草の街を私が急ぎ通行していると、たいてい客引きの人力車夫が進路妨害してきます。

無礼者め!

彼らを斬り殺したら日本史は回天するでしょうか。

歴史には何が起こるか分かりませんかからね、試すのも悪くないかもしれません・・・

おっと、今日はそんなことを言っている場合ではありませんでした。

今日・明日は「ほおずき市」の日。

この期間に観音様にお参りすると、四萬六千日分の御利益があると申します。

どうぞ、浅草へお出かけ下さい。

進路妨害に気をつけて。

追伸

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