今日が最後

12月23日が祝日なのは、今日が最後のようです。
報道によりますれば、
「政府は国民の祝日である天皇誕生日の12月23日について、天皇陛下が2019年4月30日に退位された後、当面は新たな祝日とせずに平日とする検討に入った」そうです。
へえ、私は残すとばかり思っていました。
これについてネット民は、
「その日はクリスマス前ということもあって、皆浮足立ってると思うんだよね。。。何かの休日のままであって欲しい。」
「クリスマスの直前だしこれこそまさに祝日のほうが、プレミアムフライデーなんかよりもよっぽど経済効果大きいと思うんだよね」
「時期的に休日にした方が経済効果は期待できそうだが。」
・・・と現状維持派が多い模様ですが、12月24日の前日の23日が祝日であることって、経済効果が大きいんでしょうか?皆さん、そう思いますか?
弊店では、実は12月23日が祝日でない方が在り難いんですよね。
12月23日-24日のせいで、忘年会シーズンが22日で終わってしまうんですよね。23日が平日なら、この日も忘年会出来ますよねえ。
あーあ、言っちゃった・・・

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師走蠅ふたたび

今年もまた、この件を書かずにおられません。師走に入り、「ふるさと納税」サイトの広告が、テレビやネットで五月蠅いですねえ。
師走蠅と書いて、フルサトノウゼイと読ませたら良いと思います。
来年から、この制度に規制がかかるとかで、今年は「駆け込み」の様相です。
さて弊ブログの読者さんは、私が「ふるさと納税」を嫌いなことを、既にご存知と思います。
何の所縁も無い土地の産物を買うためだけに自治体に寄付をする行為を「ふるさとの納税」とか称するらしいですが、これは納税の仕組みを利用した安売りに過ぎず、それに「ふるさと」という言葉を充てるのは、素晴らしいこの言葉の尊厳を傷つけていると私は感じています。
それで「ふるさと納税」という言葉に私はいちいち「 」を付けています。自称イスラム国を「イスラム国」と書くようなものです。
「ふるさと納税」の人気アイテムの上位は肉ですが、その肉の味の面でも、「ふるさと納税」は期待できないと私は思っています。
一般論ですが、肉の味にこだわっている流通業者さん(問屋さん)が地方には少ないからです。勿論、一般論ですけどね。
私が創った「肉の熟成クイズ」を解いてみた方は、そこに書かれている仕事の相当部分が、肉の問屋さんの倉庫で行われていることに気づかれたと思います。
牛さんを屠殺すれば、即、肉に成るわけではありません。少なくとも美味しい肉には成りません。
美味しい肉に成らせたければ、そのように取り扱わねばならないのですが、その仕事は面倒です。肉をスピーデイーに流通させたいのに、それを停滞させてしまう形になりましょう。
よって、肉の美味しさにこだわれば作業場からは嫌われます。そんな中で強い意志を持って、流通の現場をコントロールしなかれば行けないのですが、それがお出来になる方が地方には少ないと私は観ています、しつこいですが、もちろん一般論です。
その点、東京や京都であれば、味に五月蠅い料理屋や肉屋がおりますから、その連中が始終、問屋さんにもろもろのリクエストを出します。それが味の向上につながるのです。
例えば、私自身は、問屋さん達と必ず月に一回会食しています。
「会食」と申しましても、すきやきを一緒に食べて感想を言い合うだけですが、そういうことをしている理由は勿論、同じ肉を食べた時に、違う感想を持つようでは困るからです。
そういうことが地方の問屋さんとではやりづらいですよね、残念ながら。毎月上京して、私に会いに来るファイトがおありの方なら、お目にかかってみたいところですが、現実的ではないでしょう。
ここまでお読みになって、分かっていただいたと思いますが、「ふるさと納税」つまり産直システムで買うということは、そういう信頼関係がない先から闇雲に買うということになるわけです。
貴女が、有名ブランド肉を買ったのに美味しくない!という経験をなさったなら、その理由はおそらく、こういうことだったろうと想像します。ご愁傷様でした。
もちろん例外も在ります。米沢市では「米沢牛のれん会」の会員店さんが、市の委託を請けて、「ふるさと納税」の返礼肉を担当しておられますから、現在は美味しいのですが、独占を続けていると、他から妬まれる心配があります。妬みの声に市役所が耳を傾ければ、現在は美味しい米沢牛も安泰とは言えなくなってくると私は観ています。
このように味の面でも、私は「ふるさと納税」というものを高く評価しておりません。
まったく今日も広告が師走蠅いなあ。

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アルハラ

〇〇ハラ
という言葉は平成になって登場した言葉だと思います。
私が20歳代を過ごした1980年代から1990年代にかけては、大学生などの「イッキ飲み」が全盛時代でしたが、アルハラという言葉は未だありませんでした。アルハラという言葉があれば、ほとんど全ての学生コンパがアルハラと言われたことでしょう。
その後「イッキ飲み」による、急性アルコール中毒死がたびたび起こって問題となり、死亡した学生の遺族などが反イッキの社会運動を始め、やがてアルコール強要のことを示す言葉として「アルハラ」が定着していきました。
今では大学生も成人するまで飲まないそうですし、会社の忘年会も大人しくなりました。
酒は手酌で楽しく飲めば悪くないもので、地位を背景に強要するからダメなわけです。
上司や先輩の側が酒を飲めと要求した場合に、勧められた側が断ることを良しとしない・恥をかかされたと感じるなどの風潮が問題なのです。「アルコールハラスメント」と言っていますが、そもそも問題なのはパワーハラスメントの土壌です。
が、実際問題としては今は土壌も酒も同時になくして行く、という形になるのでしょう。
店としては宴会が大人しいと、なんか、不安になりますけど、致し方ないとは思います。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 1:27 PM  Comments (0)

換算

もろもろ押し詰まってまいりまして、
「平成最後」「平成最高」
といった言葉がしきりと使われるようになりました。
で、思い出したのですが、私達にも「〇〇最後」がありました。
私達は「昭和最後の卒業生」でした。
昭和天皇があと三か月長生きなされば、私達の1級後輩が「昭和最後」になるところでしたが、昭和天皇は昭和64年1月7日に亡くなり、そこで昭和は終わりましたから、前年の3月に卒業していた私達の学年が「昭和最後の卒業生」になったのです。
が、最近の若い方には「昭和最後」すらあまり通じません。
ん?それって、何年ですか?
と聞かれてしまいます。
はい、1988年です。
ついでに申しますと、「明治13年創業」も通じなくなってきています。
ん?それって、何年ですか?
と聞かれてしまいます。
はい、1880年です。
平成が西暦に換算しづらくなるまで、私達は生きるでしょうか。
そんなことを考えている内に平成最後の師走も更けていきますね。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 2:13 PM  Comments (0)

スプレー缶爆発事件

アパマンショップの、スプレー缶爆発事件、ひどい事件ですねえ。
今年を代表する経済事件はゴーン氏逮捕かと思いきや、この事件の方がひどいと私は思いつつあります。
大きい会社の店長になるような人がスプレー缶の危険性をご存じなかった、ということが、当初はひどいことだと思われました。
しかし、本当にひどいのは、そのスプレー缶が大量に余った経緯でした。
顧客が希望しないのにも関わらず、消臭剤としてスプレー缶を見積もりに入れ、それだけでも悪質なのに、実際に消臭しないなんて、詐欺でしかありません。
そして消臭しない理由が、人手不足で忙しいから・・・
もうすぐ今年も終わりですが、今年はこういう悪質な事件が起きた年として記憶されるべきだと思います。
こういう会社がこれまで急成長を遂げてきたなんて、
なんか、経済の在り方がおかしいと思わざるを得ませんね。南観世音菩薩。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 10:22 PM  Comments (0)

終盤戦

平成最後の忘年会シーズンも終盤戦ですね。
宴会には、立食と着席の2種類がありますね。今日は、その話しです。
さてまず、胃腸のことを考えたら、当然着席でしょう。私自身も立食の会でたくさん飲み食いすることは避けています。
でも、美味しいと余計に食べてしまいますよね。立食で食事が美味しい、というのは胃腸のためには良くない展開と言えます。
最近では着席ビュッフエが多くなりましたが、あれは曲者です。どうしても立ったり座ったりしますから、やはり胃腸には良くない気がするのです。
個人的には、
安くてマズい立食のパターンでは⇒ほとんど何も食べずに帰りまして、家で食べ直しますから、胃腸は健全です。
それに対し、着席ビュッフエで美味しかったりしますと⇒つい食べ過ぎてしまい、かつ立ったり座ったりしますから、そっちの方が良くないです。胃の中が落ち着かないのです。
では、完全な着席が良いかと申しますと、社交のためには良くないですね。
座ったままですと、同じ机の方以外とは、あまりお話しできなくなってしまいますからね。
昔の紳士の宴会なら、場所を喫煙室に移動して二次会があり、そこで歓談が出来ましたが、人々に時間が無い昨今では、一次会で社交までしないといけませんから、困ります。セチ辛いです。
そう、要するに一回の会合で食事と社交の二兎を追うところに根本的な無理があると思いますが、
実は、それを解決する設備が日本にあります。
和式の畳の宴会です。
椅子など用意しなくても、話したい人の近くの畳に座れば良いだけですからね。立食のように立ち話しではなく、腰は安定していますから、胃腸も落ち着きます。
だから、「ちんや」の大きい宴会場は未だに和式のままにしているのですが、昨今日本人は洋式の生活に慣れきってしまい、和室は足が痺れるからイヤだなどと申します。
うーん・・・ですねえ。
忘年会が続きますが、皆様、ご安全に。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 8:51 PM  Comments (0)

食の十大ニュース2019

私の知人が何人も参加している、「食生活ジャーナリストの会」が、今年の「食の十大ニュース」を選びました。
①相次ぐ自然災害で食品供給に大打撃
②豊洲市場開場
③ゲノム編集の食品規制の検討始まる
④サバ缶ブーム
⑤HACCPの制度化など15年ぶりに食品衛生法改正
⑥主要農作物の種子法廃止
⑦消費者庁が健康食品の取締強化
⑧国内で26年ぶりとなる豚コレラが岐阜県で発生
⑨子ども食堂、全国に広がる
⑩「食べてはいけない」の週刊誌報道が過熱、専門家が注意喚起
うーん、今年もブームが入っているんですねえ。17年には「鶏のむね肉料理大ブーム」が入っていましたが、今年は「サバ缶」。こういうのを見るたび私は呆れますが、誰に文句をつけて良いのやら。
「子ども食堂」は良いニュースですね。私としは「サバ缶」よい上に置きたい感じがしました。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

今年の漢字

今年の漢字は「災」ですか。
西日本豪雨や北海道地震、台風21号など大規模災害があったから、ということだそうな。
それにしても、この「今年の漢字」を主宰している「日本漢字能力検定協会」さんは、縁起の悪い漢字を選びますねえ。
1995年は阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件で「震」。
96年は堺市で発生したO157による食中毒で「食」。
97年は拓銀や山一證券の破綻で「倒」。
98年は和歌山毒物カレー事件で「毒」。
「災」は初めてではなく、2004年にも中越地震で「災」を選んでいました。
私の、今年の漢字は、と申しますと、
11月にコケて頭を打ちましたから、
やはり「災」かな。
いや、倒れたから打ったわけで「倒」か。
いや、飲んだからコケたわけで「毒」もありかと。
えい、全部一緒に、
「毒飲倒災」!

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 9:47 PM  Comments (0)

夜は忘年会だから・・・

住吉さん、最近ちっともブログに「ちょい食べ」のことを書かないけど、やってるんですよ、ね?!
と確認の連絡が入りました。
はい、勿論やっております。
肉の食べくらべレストラン「ちんや亭」では、全ての肉メニューに、「ちょい食べサイズ」(ハーフ・サイズ)をご用意して、皆様のご来店をお待ちしております。
夜は忘年会だから、昼は少しだけ食べたいんだよね!
という方は「食べくらべ」せずとも、「ちょい食べサイズ」1点でも大歓迎ですので、是非お出かけ下さいませ。

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受け入れ拡大

改正出入国管理法すなわち外国人労働者受け入れ法が成立しました。
先月のアメリカの選挙では、民主党が勢力を盛り返し、移民を巡って社会の分断が広がっています。またイギリスのEU離脱も来春を目指して進んでいるとかですが、これも原因は移民です。
そんな中で、日本だけが外国人受け入れ拡大の方向に向かっています。
たしかに、人手不足は私も感じます。
が、単純に今の経済を、そのままにして、穴を埋めるためだけに外国人を利用するのは、どうなのだろうと思っています。
来年が良い年になりますように。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 10:37 PM  Comments (0)