再開

だんだんに再開しております。
・すき焼き「ちんや」は5月28日より通常営業致しております。
・肉の食べ比べレストラン「ちんや亭」は6月4日より通常営業致します。
・精肉売店は5月28日より通常営業致しております。
*いずれの部門でも消毒剤を用意し、店員はフェイスシールド着用にて対応させていただきます。
*すき焼き「ちんや」では当分の間個室のみで営業致します。一部メニュー限定にて営業致します。
*「ちんや亭」では席と席の間隔を広げ、また衝立を用意して、お客様とお客様の間を仕切ります。
テレビの街頭インタビューなどを視ると、まだまだ警戒感を解いていない方が多いので、「気にする方」と「気にしない方」が一緒に店に見えることは、あまりないのだろうと想像します。
むしろ警戒心が緩んできて、「気にしない方」も見えるようになってきた頃が心配のしどころなのかなと思っております。
お手柔らかにお願い申し上げます。

追伸、
肉の売場で実施している医療関係者応援割引は、これまで「5月31日まで」と申しておりましたが、まだ病床が空き切っていないことから、6月15日まで続けます。よって月末に駆け込んでいただくことはありません。ゆるりとご利用下さいませ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.744本目の投稿でした。引き続きご愛読を。

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性悪説の書類

コロナ問題で役所からお金をいただく為に書類を整えないといけませんが、その作業は大層消耗します。
必要な書類が多く、中には役所に行って申請しないといけないものも入っているからです。店の定休日は、この作業の為に消えて行きます。
なぜ、書類がたくさん必要なのか?
それは性悪説で制度設計をしているからですね。
国民が奸計によって補助金を詐取するのをなんとか防がねば・・・ということで、そもそも制度が造られています。
今の状況は、とにかく早く国民に金を配って、恐慌が始まることを避けるべき状況だと思いますが、平時の制度のままで、コロナ禍の中に突入してしまっています。その結果会社が倒産→取引先や銀行が連鎖倒産となれば恐慌に発展しますが、現場の役所はおかまい無し。本当に口惜しい話しです。
ついでに申せば書類準備が消耗するのは、書類の数が多いからだけではないです。性悪説により自分が悪人として扱われるのが腹立たしいのです。官尊民卑の伝統を感じますね。
ところで「ちんや」の肉の売店では6月15日まで「医療関係者応援割引」をやっています。お肉を半額にして、医療関係の方々に食べていただこうと思っています。緊急事態は明けましたが、病床は未だ空き切っていませんから、6月15日まで延長しました。
この割引をするのに、身分証や名刺をお見せ下さいと言っておりまして、分かれば何でもOK、つまり性善説でやっているのですが、手続き面を心配して質問の電話をかけて来る方が大勢おいでです。
医者本人は忙しく、代理で妻の私が買いに行くのですが、身分証がどこにあるのか、普段使っていないので、病院のデスクにあるのか家の寝室なのか、とにかくすぐに出ないんです→はい、病院のサイトにお名前が載っていれば、それをスマホで見せて下さればOK。お名刺をスマホで写メでもOK。
性善説ですから。
早く食べていただこうと思っていますから、ご安心下さい。

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腸活すき焼き

緊急事態解除となりましたが、ワクチンは未だできず、国民全員にPCR検査をするわけでもなし、根本的な対策が出ていない中での解除ですから、多くの方が不安感をもったままの解除ですね。
「ちんや」でも全スタッフにフェイスシールドを着用させるなど、できることは致しますが、不安がゼロかと言ったら、そうではないです。憂鬱な季節がしばらく続くことを覚悟しないといけません。
で、今、コロナに対して国民が出来ることはと言えば、「腸活」ではないでしょうか?
はい、皆さん、話しに着いて来れていますか?
話しの筋は、こうです・・・
・腸には人体の免疫細胞の、およそ7割が集中して存在している。免疫細胞は、ここから血液に乗って全身に運ばれて行き、ウイルスや病原菌と戦う。
・腸を良い状態に保つには「善玉」腸内細菌を増やす必要がある。
・腸内細菌のエサになるのは食物繊維である。
よって、食物繊維を摂ること、すなわち「腸活」をした方が良い。
~という筋になります。
コロナにやられっ放しでは悔しいではないですか。まずは食物繊維を摂りましょう。
食物繊維を摂るには「肉抜きすき焼き」が良いですよ(笑)(しかしマジ)
すき焼きに付いている「ザク」には食物繊維が大集結しています。
すき焼きのザクがそうなっている理由ですが、日本人が肉を消化するのが苦手だった頃、肉を排泄するために、自然に食物繊維を付け合せるようになったものと私は思います。
最強なのはシラタキ。葱も椎茸も食物繊維が多いです。青い野菜も勿論繊維。例外は豆腐と麩くらいでしょうか。
是非、今こそお召し上がり下さい。
野菜と割り下さえあればカンタンにできてしまいます。
旨味がなくて寂しいようでしたら、肉を少しは入れてもOK。かつお出汁が良い方はそれも「あり」。
辛味を加えるのも「あり」ですね。映画監督の小津安二郎はシラタキにカレー粉をかけるのが好きでした。あくまで和風にしたければカレーでなくて「鷹の爪」で。
この作戦で、コロナに一泡ふかせてやりましょう。この辺りから反転攻勢に転じましょう。

追伸、
肉の売場で実施している医療関係者応援割引は、これまで「5月31日まで」と申しておりましたが、まだ病床が空き切っていないことから、6月15日まで続けます。よって月末に駆け込んでいただくことはありません。ゆるりとご利用下さいませ。

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接待を伴う飲食店

「接待を伴う飲食店」って何だ?
と思っている方は多いと思います。
コイケさんが言う「ステップ3」でも、この「接待を伴う飲食店」は休業させられるとか。その「接待を伴う飲食店」って、何でしょうか?
分かりづらい理由は、「接待」という言葉の意味が、普通の世間での意味と、「風適法」上の意味とで違うからです。
普通の世間で「接待」と言った場合、
・ビジネスマンが取引先のビジネスマンと会食して、その食事代金を負担すること。
・ビジネスマンが取引先のビジネスマンとゴルフして、そのプレイ代金を負担すること。
をイメージすると思います。が、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」略して「風適法」で言う「接待」は違います。「風適法」では、
「歓楽的雰囲気を醸し出すことにより人々をもてなすこと」を「接待行為」と呼んでいまして、具体的には、
1)談笑・お酌
2)踊り・ダンス
3)歌唱・カラオケ
4)遊戯
はい、「談笑」も「接待」です。
店のスタッフが注文されたフードやドリンクを受け渡す際に、世間話をする程度だったら「接待」には当たりませんが、特定のお客様の横に長時間居座り、談笑やお酌することは「接待行為」になり、「風適法」の営業許可を獲っていない店のスタッフが、この「接待行為」をした場合は警察により摘発されます。
ご存知でしたか?
この「風適法」の営業許可を、銀座のクラブや歌舞伎町のキャバクラは獲っているので「接待」をしても良く、つまりは「風適法」の営業許可を獲っている店が「接待を伴う飲食店」だと思ってもらえば、ほぼ間違いはないと思います。
そういう店でコロナのクラスターが発生したケースがあり、しかもそういう店の客は、保健所の調査に対して、店に行ったことを隠すので、衛生当局は敵視しているというわけです。
ビジネスマンが取引先のビジネスマンと会食するような店が悪いわけではないです。お間違いなきよう、お願い致します。
ついでに申しますと、この件で一つ困ったことがありまして、それは芸者衆が出演する料亭も「風適法」の規制下にあるという点です。
芸者衆が踊り終わった後、客席にやって来て、談笑・お酌をする場合がありますが、店のスタッフだけでなくて、店が外部委託した人の場合も「風適法」の「接待」に当たるので規制されるのです。
料亭が「風適法」の規制から外れるようにして欲しいという要望を、だいぶ以前から料理業界が出しているのですが、その要望が通らない内にコロナ禍を迎えてしまいました。
和の文化を遺すため、至急制度改正をしていただきたいと思います。

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特別展「和食」

最近残念だったことは特別展「和食」が中止になったことです。
上野公園の国立科学博物館で3月~6月に開催予定でしたが、科学博物館は2月末から休館になり、緊急事態が延長された後の5月13日に完全に「中止」と決定したようです。
既に立派なサイトが出来ていました。
和食の食材、歴史、未来、「和食と科学」といった切り口で多角的に展示するとかで、国立科学博物館としては初めての大規模特別展になるはずでした。
私の関心はもちろん、すき焼きが採り上げられているか?
それを確認できませんでしたが、この展覧会を監修した和食文化学会の佐藤洋一郎会長さんが最近新聞に寄稿した文には、
「トントンとネギを刻む音、みそ汁や焼き魚の匂い。和食といえば、どんな光景を思い出しますか。あなたにとって和食って何ですか? すしや天ぷらから、すき焼き、あんパン、カレーライスまで多彩に多様に広がる特別展「和食」の世界へどうぞ。」
と書かれていたので、すき焼きもどうやら入っていたようです。
日本は水の国。だから、
日本は煮る国。だから、
日本は鍋の国。
鍋は大きく採り上げられるべき項目と思います。
あ、これは私の持論です。
この展示だけでなく、多くの展覧会が中止されていますが、展示プランが出来ていたなら、それをヴァーチャルに観られたらなあと思います。
オンライン飲み会は、私は正直、面白く思えないのですが、ヴァーチャル展示は行けるような気がします。

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緩み交差

18日の新聞朝刊で浅草は「緩み交差」の地として紹介されていました。
雷門広場の写真には「浅草では、多くの観光客らが行き交っていた(17日午後2時27分、台東区で)」と説明がつけられていました。本文にも
「都内で17日、外出自粛の緩みが見え始め、浅草では、多くの観光客らが行き交っていた」と書かれていました。
「営業中のアイスクリーム店の前には、距離を空けずに列を作る客の姿も見られた」とも。
この記事を私は「印象操作だ」とまでは申しません。
が、写真に写っている人が本当に「観光客」なのかは知りたいですね。
浅草や台東区は職住接近の街ですから住民がいます。住民は、例えばマスクを新仲見世で買います。そのために外出したら、それは「緩み」でしょうか。
観光客の割合を取材して、この記事に入れていただけたら完璧でしたね。
また、浅草が他の地区と比べて、特にソーシャル・デイスタンスの意識が低い地区のなのか、是非取材していただいて、その結果を知りたいと思います。「営業中のアイスクリーム店」だけでなくて、浅草は皆そうなのか?
ちなみに、その新聞の記者さんの念頭にはなかったようですが、この17日は三社祭が開催予定だった日で、その人出見込みはおよそ100万人でしたから、この日は100万人の人出を削減することに成功した日だと言えます。
マイナス100万人ですよ。7月の花火や9月のサンバも加えれば、マイナス200万人くらいになります。これだけ人出を削減した街は他にありますか、ね?
その点を大いに褒める記事も書いていただきたいものだと思いますな。

追伸
三社祭は、既にお知らせしました通り延期が決まっております。開催予定は10月16日~18日。その頃には終息していることを期待します。

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生活様式

弊ブログへのアクセスが15日以降急減しております。
それまではステイホームして必然的にパソコンを開いていた皆さんが家を出るようになったのだろうと思いますが、
解除されたのは39県だけですからね!それ以外の皆さんは引き続き、弊ブログを読んでいただかないと困りますねえ(笑)
さて5月31日を前に「新しい生活様式」に対応しないといけませんので、調べましたら、とてもとてもテンション下がりました。食事中は、
・なるべく無口で。会話は自粛。
・BGMを良く聞く
が正しいそうで、今後はBGMをよほど面白くしないといけませんな。
料理屋で会話しないとなると、どこで会話したら良いのでしょう。
食事はとっとと済ませて公園へ?路上へ?それぞれ家に帰って、それからZOOMでつながる?
ワクチンができるまでの我慢なのでしょうけど。
馴染むのは、かなり時間がかかりそうな。

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東京アラート

1935年生まれのウチの父がコイケ知事の会見を視て、
変な横文字が多い!
と批判していました。
出口戦略ではなくて「ロードマップ」
緊急事態再指定ではなくて「東京アラート」
特に「東京アラート」は、若い方でも違和感ある方が多いでしょう。
が、コイケさんは変な横文字で成功してきた方です。
日本新党から自民党に移って目立てずにいたコイケさんが目立つことに成功したのは、「クールビズ」でしたね。2005年にコイズミ政権の環境大臣だった時です。
環境省は2012年に「クールビズ」を押し進めて「スーパークールビズ」というのを造りましたが、広まりませんでした。ポロシャツやアロハシャツで勤務して良いという運動ですね。
当時は原発事故の後で、電力を使わずに生きよう!と相当数の国民が思っていたはずですが、広まらなかったのはコイケさんが大臣じゃなかったからでしょう。「スーパー」を加えるだけではなくて、コイケさんに変な感じにしてもらえば良かったと思います。
2016年の都知事選では都政が「ブラックボックス」だと言って登場し、当選しました。
これは2005年のコイズミ郵政解散の再現を企図したものでしたね。コイズミさんは反対勢力を「抵抗勢力」と言いましたが、コイケさんは「ブラックボックス」でした。
ここから分かることは
変な横文字は結構、通じる。
ということです。
「東京アラート」、出ないことを祈ります。

追伸
今日はコロナがなければ、三社祭が行われていたはずの日ですが、既にお知らせしました通り延期が決まっております。開催予定は10月16日~18日。その頃には終息していることを期待します。

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顔認証

浅草の街を歩いていて、
こんにちは!
と挨拶され、一瞬誰だか分からず、
こ、こ、こんにちは。
と遅れて返してしまうことが最近あります。マスクで誰だか良く分からなかった場合です。
どこで買うのか存じませんが、随分大きいマスクをしている人がいますよね。
アベノマスクは世間では酷評されているようですが、あの小ささなら誰だか分かり易いです。でも、つけている人は、ほとんど見かけませんね。
マスク一枚で、こんなに顔認証できないとは思いませんでした。
外国の方がマスクを嫌って、ごく最近までつけようとしなかった理由も、これで分かりました。
マスクをする→自分が誰か隠そうとしている→犯罪者に違いない
という思考だったようで、この発想を持っていないのはアジア人だけだったようです。
この状況に慣れることが、新しい何とやらなんでしょうか。トホホな話しですね。

追伸、
緊急事態が続いているので、肉の売り場でやっている医療関係者応援割引(半額!)も31日まで続行します。
割引開始以来240人近い関係者の方にご利用いただき嬉しく思っています。

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家族揃って

5月9日(土曜)の肉売り場は、思いのほか忙しく営業させていただきました。
10日が「母の日」なので、コロナがなければ家族で外食したであろう方々が、「家ですき焼き」に切り替えたのだろうと思います。
家族揃って買いに見える方もあり、自粛警察に見つからないか心配になりました。食料品を供給しているだけですから、取り締まられる理由は勿論ないですけどね。賑わいを心底喜べないとは、本当に残念な話しです。
その様子を片目で見ながらフェイスシールドを注文してみました。宇宙戦隊のような、あれですね。防災用品として売られているもののようでした。
接客時につけていても違和感ないものか、届いたら試してみます。
「ちんや」の肉売り場は、道路に面した壁を全開放できる構造なので、クラブや屋形船のような心配はないのですが、ワクチンがなかなか出来ないので、変な格好でも仕方ないです。
トホホな世の中になったものです。

追伸、
緊急事態が延長だそうなので、肉の売り場でやっている医療関係者応援割引(半額!)も31日まで続行します。
割引開始以来150人ほどの関係者の方にご利用いただき嬉しく思っています。

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