キュラソーと野球②

<この話しは長いので昨日から続いています。既にキュラソーの話しからも、野球の話しからも離れていますが、まあ、どうぞ。>

ここで話しは少し飛ぶのですが、WBC日本チームのように、2020年五輪は日本人だからこそ出来る大会・気持ちの良い大会にして欲しい、と願います。

震災を経て日本人は、スポーツのすばらしさを改めて知ったと思います。だからこそ出来る大会にして欲しい、と希望します。

・スポーツは社会の価値観の規範に成り得ること

・スポーツを発達させれば、社会も経済も発達すること

を最も良く示せるのは日本人だと思います。

ところが女子柔道日本代表が、そのイメージを大きく傷つけました。

敵チームへの敬意こそがスポーツ精神の根幹であるべきですが、あれでは勝利至上主義と思われてしまいますよね。

大阪の自殺事件も同時期でしたから、日本スポーツ界全体が歪んだ勝利至上主義の虜に成っていると思われかねません。

しかるにJOCが招致活動でIOCに対して「東京の売り」としてPRしたことは、

・コンパクトで効率的な五輪運営

・財政基盤が盤石

でした。それを聞いて、

はああ、それだけ?

と思った人は多いと思います。

IOC評価委員を出迎えた、福原愛さんはじめ女子選手の皆さんは素敵な笑顔でしたが、

何で日本で?

という問いはぼやけていました。記者からの質問も、そこに集中していましたね。

私も、どうもなあ、と思うので五輪招致推進のピンバッヂを胸に付けていません。大量に配布されていて、私も持っていますが、まだ付けていません。

「どちらか?」と言いましたら、私は招致支持ではあるのですが、内面では51%支持といった感じです。

女子柔道やパワハラ体質が気になるからです。

・敵チームへの敬意

・選手としての品格

を何より優先して指導する人に、女子柔道の指導者になっていただきたいですね。

元巨人の桑田さんを、監督は無理でも顧問にするとか、胸のすく人事を期待したいです。

そういう方が起用されたら、私は招致ピンバッヂを胸に付けたいと思います。

なお、キュラソーに話しを戻しますが、キュラソー島で生産していなくても、同様の製法で作られている酒であれば「キュラソー酒」と呼びます。例えばフランスのコアントロー社が製造している「コアントロー」もキュラソー酒の一種です。

コアントロー社は最近では、「グルマン世界料理本大賞」という、料理本を表彰する世界で唯一の賞を主宰していることでも知られています。

ご記憶あれ。

<春の臨時営業(火曜営業)のお知らせ>

春の観光シーズンをむかえ、下記の日は火曜日ですが、営業いたします。

どうぞ御利用下さいませ。

平成25年3月26日(火)隅田公園桜まつり

平成25年4月 2日(火)隅田公園桜まつり

平成25年4月30日(火)GW連休

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.114日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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キュラソーと野球

いやあ、盛り上がりましたねえ、WBC!

と、毎度のことですが、スポーツには周回遅れで関心を持った私でした。

で、いつもの浅草のバーに行き、キュラソーを注文してみました。

そう、あのWBCオランダ代表の、黒人選手達の故郷・キュラソー島のオレンジを使った酒です。ラム酒をベースにオレンジの皮を漬けた酒の名がキュラソー酒で、島の特産になっています。

と、知ったかぶりをして書きましたが、キュラソー酒は知っていても、このカリブ海の島がオランダ領だとは知らなかった人が多いのではないでしょうか。

私もそうです。迂闊でした。

聞けば、この島は1499年にフィレンツェの人アメリゴ・ヴェスプッチによって発見されたそうです。やがてスペインが支配権を握り、先住民を奴隷として連行して、ほぼ絶滅させてしまった、とか。

ひええ、ですね。

その後、1634年にオランダ艦隊が島を占領、スペイン人を退去させました。

次いでオランダ西インド会社が、港の建設やプランテーション経営のためにアフリカから黒人奴隷を導入。WBCの選手達は、その子孫なのです。

私は夜の浅草を盛り上げる立場ですので、話題づくりを兼ねてキュラソーを飲みに行きましたが、酒の味は、この島の苦い歴史とは対照的に、やたらと甘いものでした。

その他にも、今回のWBCには苦い麺がありましたねイヤ苦い面がありましたね。

日本=台湾戦の時に日本の応援団が、震災時の支援に感謝するメッセージを掲げ、それに応えて台湾側が尖閣プラカードの掲示を控えたことは素晴らしかったと思います。

しかし、その台湾応援団も韓国のことは口を極めて罵っていました。メデイアをも巻き込んでの応酬劇は世界中に報道されてしまいました。みっともないです。

台湾のボール・ガールが可愛い過ぎる!

とネットで話題になりましたので、私も当然動画を見ましたが、韓国国旗をカメラの前でぐしゃぐしゃに丸めてみせていたのでゲンナリでした。私は、ああいう女性は趣味でありません。

またカナダ=メキシコ戦では、選手同士の乱闘まで起きてしまいました。みっともないです。

そんな中で日本チームや日本応援団に、そういう話しが無かったのは誇りに思います。

それどころか、準決勝敗退後に日本チームの監督・コーチ・選手がグラウンドで整列しお辞儀をした光景が、「ファンや対戦相手への敬意」「スポーツマンシップを見せた」と評判でした。

その動画はWBC公式サイトでも紹介され、そこには、

Japan’s show of sportsmanship

After the final out of its loss to Puerto Rico, the Japanese team heads out onto the field to bow in respect to fans, opponents.

と書かれていました。
最初の頃の調整試合では、在来の日本球団に大負けしたりしたので、私を含めた多くの人が、

今年はダメだ!

と、いったん見放したと思いますが、実に申し訳ないことをしたものです。

あの最初の頃は、選手も監督も関係者もさぞお辛かったろうと思います。あらためて日本チームに敬意を表したいと思います。

ここで、話しは少し飛ぶのですが・・・

<この話しは長いので明日に続きます>

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平成25年4月30日(火)GW連休

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藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
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SUKIYAKA

3/18の新聞が坂本九ちゃんの『上を向いて歩こう』を特集していました。

そう、英語のタイトルが『SUKIYAKI』の曲ですね。

この曲がアメリカ「ビルボード」誌のシングルレコード・ヒットチャートで1位になってから今年が50年目で、その後日本人が1位になったことは一度もない、ということで特集していたようです。

正確には、この曲が1位だったのは1963年6月15日から29日までの3週ですから、少々フライングなのですが、まあ、細かいことはどうでも良いでしょう。

そんなことより、なんでこの曲がSUKIYAKIなのか?歌詞の内容とは全く関係ないのに何故なんだろう?ということを皆さんはお知りになりたいでしょうから、ここに一応書きますが、残念ながら深い理由はないようです。

最初に命名されたのはイギリスのようです。

実は、この曲はアメリカでヒットする前に1962年にイギリスでヒットしています。

イギリスのレコード会社の社長が来日した際、土産として貰った数枚の日本のレコードの中に『上を向いて歩こう』があって、それを大変気に入り、帰国後リリースすることが決まったのですが、その際に、何か短いタイトルにしよう!と考えたそうです。

別に『上を向いて歩こう』をそのまま英訳しても大して長くはないと思うんですけどね。

ともあれ、この社長さんは、何か短いタイトルにしよう、それも日本語で!と考えたのですが、知っている日本語と言えば、接待で会食した「SUKIYAKI」と、「SAYONARA」ぐらいしかなく、結局、「SUKIYAKI」になったらしいです。

トホホですね。

さらに、です。この曲を全米にヒットさせたキャピトル・レコードのデイヴ・デクスターという人は、もっと融通の利く人だったらしく、「SUKIYAKA」というタイトルで発売しようとしたそうです。

誤入力ではなくワザとです。ラジオでDJが曲紹介をする際に、歌手名の「KYU SAKA-MOTO」と韻を踏めるように意図的に-YAKAにしようとしたのです。いやあ融通利いています。

さすがに、これだけは日本側が説得し、発売時には「SUKIYAKI」に戻されたそうな。目出度し、目出度し。

お陰さまで、私もカラオケに行った時に「SUKIYAKA」をリクエストせずに済みます。

♪上を向いて歩こう~涙がこぼれないように~♪

皆様も御一緒にどうぞ!

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ソメイヨシノ

本日弊ブログは、1.111日連続更新を達成しました。

目出度いので、ネタも目出度く桜の話しで参りましょう。墨堤の桜も開花しましたのでね。

さて、他のサクラを圧倒する人気種、と言えばソメイヨシノですね。

ところが、そのソメイヨシノの樹は全てクローンで、接ぎ木で増やしたものなのだそうです。

ご存知でしたか?

ソメイヨシノは「自家不和合性」が強い品種、つまりソメイヨシノ同士を両親とする種が発芽に至ることがない品種なのだそうです。

結果ソメイヨシノの純粋な子孫はありえない、のです。

ソメイヨシノ以外の桜との間で交配することは可能で、それが実をつけ、種が発芽することはあるものの、それはソメイヨシノとは別種になってしまう、とか。

うーむ、ですね。

このようにソメイヨシノは種では増やせないので、各地にある樹はすべて、人の手で接ぎ木した樹=要するにクローンなのだそうです。

クローンばかりであるので、それを密集させて植えれば、集団が一斉に咲き・一斉に散らす結果になるわけです。

この特質が、桜に対する日本人のイメージを形成する素になっているのは間違いないでしょう。

しかし、一方でクローンであるがために、特定の病気に掛かりやすく環境変化に弱い体質になっているそうです。

ここで、いきなり話しは、桜からワインに飛びますが、ワイン専門家の方で、「自根・古木」のブドウの樹から獲れたワインを推奨する方がおいでのようです。

自根とは、接ぎ木に対する言葉です。

古木とは、読んだママ。

接ぎ木されていない、種から育ったブドウで、しかも長生きしたブドウから獲れたワインが素晴らしく、特に、それが肉に合う、と言いますから注目せざるを得ませんね。

長期間肥育させた牛を推奨している立場の者としては、合わせる酒も、長生きした原料から獲りたくなりますが、日本酒の場合は樹でないので、こういう議論が出来ない所がチト寂しいですね。

うーん、今日は目出度いはずが今市なオチになってしまいました。

明日は出直します。御機嫌よう。

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結局やっちゃいましたね、馬肉ユッケも。

大丈夫なのかねえ? やっちゃうんじゃないかねえ?

と思っていたら、結局やっちゃいましたね、食中毒を。

馬肉ユッケの、o-157事件のことです。

牛肉ユッケの衛生基準がきびしくなり、困った焼き肉業者が、雪崩をうって馬肉ユッケに走りましたが、全ての馬肉ユッケが安全というわけではありません。

牛よりはo-157がいる確率が低いことは低いのですが、そもそも馬だって生身の生き物ですから、無菌ではないです。

それを生で食べるためには、肉の表面部分を加熱殺菌して除去し、中心部だけを切り出さなければなりません。

しかも、その過程を全て無菌に近い空間・無菌に近い道具でやらねばなりません。

その全ての作業を格安でやるなんて、無理なんです。

ところが格安の生馬肉を用意することを、焼き肉業者から要求された、長野県の「大成」という会社が、加熱用の馬肉つまり、上に書いたような処理をしていない馬肉を「生食用」と偽装表示して売ってしまったのです。

あーあ、ですね。

この馬肉は輸入の馬肉だったそうです。

きびしい衛生管理が必要なんですから、自分の眼の届く近くの会社から仕入れないといけないのに、外国から輸入する、という発想が、第一にアンビリーバボーです。

結局、この業者の馬肉を生食した人がo-157に罹り、それで保健所が「大成」を調べたら、自社の在庫の中からはo-157は出なかったものの、ちょうど防疫検査にかけられていた肉から、大腸菌が出たそうです。

恐るべきことに、この業者はその後も保健所には「加熱用として売っています」と嘘の報告をしてさらに売り続けた、というから、かなりの度胸です。

と、申しますか、完全に価値観が逆転しています。

業者間の競争が厳しい、とか

自社の業績が厳しい、とかより、

人の命を危険に曝してはいけない、とか

「長野の馬肉食」という地域の食文化にダメージを与えてはいけない、

ということが優先されるはずですね、普通は。

今回は、その順位が完全にさかさまになっていたようです。

企業は「ゴーイング・コンサーン」だって良く言いますが、

そんなにまでして、続けるべき会社なんて無いと思いますよ、私は。

怒り新党 イヤ怒り神道 イヤイヤ怒り心頭。

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杓子定規

ある土曜日にスイカを忘れて外出してしまいました。

浅草駅に着いて、ビックリ。

券売機が半分に減らされています。8台在ったのが4台撤去されていて、しかもその内2台には「定期券」「カード」と書かれていて、実は普通の切符も買えるのですが、なんか、複雑そうな機械ですので、残りの2台に人が集中しています。

なんで、こんなに減らしてしまうんでしょう!

なんとか切符を買って、入場しようとして、二度ビックリ。

改札機が西瓜専用いやスイカ専用の機械になっていて、入れないのです。慌てて進路を変更、切符を入れられる機械を探しました。

なんで、こんなに減らしてしまうんでしょう!

理由の見当は勿論つきます。

紙の切符の処理は大変ですから、なるべくスイカに移行したいのは分かります。

券売機を動かせば、小銭を詰めないといけませんから、大変ですよね。それも分かります。節電になるのかもしれません。

しかし、ですよ、浅草は観光地です。

スイカを持っていない人がたくさん見えます。

たしかに浅草駅の乗降客数はさして多くないでしょう。毎日サラリーマンがウンカのごとく乗降する大手町や丸の内に比べれば少ないでしょう。

だから客数に比例させて、浅草の台数は減らしちまえ!

という発想なのでしょう、おおかた。

でも機械を撤去してしまわずに、土日だけ稼働させる、という発想は無かったのでしょうか。

私は、何が嫌いって、杓子定規で工夫の無い人が嫌いです。

ついでに申せば、現場に足を運ばない経営者も嫌いです。

悪しからず。

(明日はスイート住吉に戻りますので、安心してお読みください。)

追伸①

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アル添

さて弊ブログも丸3年連続更新を達成。4年目に突入して参りましたが、そんな折、

非常に残念な事件が起きてしまいました。

大阪府の「浪花酒造」が、「純米酒」に醸造アルコールを混ぜたり、「吟醸酒」に規定以上の醸造アルコールを加えたりして、国税庁の基準に違反していたことがわかったのです。

この蔵の酒は2008年の北海道洞爺湖サミットで提供されていましたし、全国新酒鑑評会でも金賞を受賞していましたから、驚きます。

取材にたいして、「普通酒で成分が違ってもおいしくなると思って入れてしまった。認識が甘かった」と話したそうです。

私も、醸造アルコールを添加することで、酒がおいしくなることはある、と思っています。燗して飲む場合は特にそうです。

江戸時代から、日本酒メーカーが米焼酎を自社で作って、混ぜることは普通に行われていました。それを「柱焼酎仕込み」と言います。

ですから、そのこと自体は全くおかしなことではないのですが、現在「柱焼酎仕込み」をしている蔵元さんはあまり多くなく、工業的に生産された純度の高いアルコールが添加されるケースが多いようです。この場合原料は海外の砂糖キビなどです。

そういう場合は、原料の素性が知れないので、どうしても世間では、純米=善玉VSアル添=悪玉という構図に成ってしまいます。

自社で米焼酎を作って、堂々と添加して、純粋に味で評価するような風潮になれば良いのですが、アル添の詳細を隠そうとする風潮がある限り、それが今回のような行為のドジョウに成り続けるイヤ土壌に成り続けると思います。

残念です。

追伸①

日本橋三越本店の催事「味と技の大江戸展」に出店しています。是非御来店下さい。

2月27日(水)から3月4日(月)まで。7階催事場にて。

イートインではなく精肉販売の出店です。

くわしくは⇒http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/event10.html

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津市産の松阪牛

ただ今、店で松阪牛を売っているのですが、データを見て、

?!?!?!

と思ってしまいました。

三重県津市の産と表示されていたからです。

津市産の松阪牛なんて、在るの?

と思ってしまいましたが、それがですね、結論から申しますと、在るんです。

松阪牛の「肥育対象地域」は「松阪市をはじめ雲出川・宮川流域の旧22市町村」と決められています。

しかし、その旧町の内の、一志郡一志町が2006年に津市などの10市町村と合併し、津市一志町となってしまったのです。まあ、津に吸収された、と言って良いでしょう。

地図を見ますると、たしかに一志町は雲出川の右岸ですから、松阪牛の以前からの肥育地域の中なのですが、それが逆側の津に入ってしまいました。

で、津市産の松阪牛なわけです。

うーん、なんだかなあ。

でも、まあ、生産者の方は名人ですので、ご安心下さい。

平成23年11月に開催された、第54回松阪肉牛枝肉共進会(=コンクールのこと)で「優秀賞一席」の牛を輩出した、伊藤牧場さんの牛なのです。

津市産でも、どうぞ怪しまずにお求めください。

 追伸①

日本橋三越本店の催事「味と技の大江戸展」に出店しています。是非御来店下さい。

2月27日(水)から3月4日(月)まで。7階催事場にて。

イートインではなく精肉販売の出店です。

くわしくは⇒http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/event10.html

追伸②

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暴走老人

今この国に、「慎太郎的気分」と申しますか、「暴走老人的気分」が、存在するような感じがします。

つまり、人生のベテラン世代の皆さんから見て、国や会社の現役執行役世代の仕事ぶりが不満足に見えて仕方なく、そういう意見を表明する場が欲しくて欲しくて悶々としている気分、そのことをそう言っています。

私の造語ですから、私が言っているだけですけどね。

ところで所謂老舗店においても、当然のことながら、世代交代がおきます。

その際には老練の先代から30歳近く年下の人物にリーダーが代わるわけですから、多少の悶着が起きるのは、仕方ないことと申せましょう。

それによって新陳代謝が起きて、長い目で見れば、企業として存続することが可能になります。

従来の営業方針より大衆化する場合もありましょうし、逆に所謂「純化路線」に成る場合もありましょう。いずれにせよ、一部のお客様の御不興を買う場合がありますが、それも最終的には必要悪と言えます。

しかしながら、そう割り切れないのは客の側です。特に年配の客ですね。

何しろ、自分達は高度成長とバブル経済の栄光を担った人間ですから、意見したくて仕方ありません。

偶然かもしれませんが、過去一か月の間に二度、私が存じ上げている現当主さんや、そのお店について、激しい言葉が吐かれるを聞いてしまい、何とも言えない気分に成りました。

たまたまかもしれませんが、そのひどい言葉は・・・

・私が現当主と交友関係があることを知って、それにも関わらず発言された。(つまり自分の不満・意見を伝えて貰いたい、という気持ちで発言されている。)

・その前の話題と脈絡が無く、突然発言された。

・酒席でなく、シラフなのに発言された。

・口を極めた罵詈雑言であった。

という共通項がありました。たまたまかもしれませんが。

その昔なら、「老いては子に従え」という金言がありましたが、今時は、そんな言葉はどこかへ吹き飛ばされているようです。

何しろ、アベさん、アソウさん、ハトヤマさん、カンさん、ノダさんとたて続けにコケましたから、ベテランの皆さんから見れば、不満足で仕方ないのでしょう。

皆さん、「暴走老人的気分」にご注意ください。

追伸①

日本橋三越本店の催事「味と技の大江戸展」に出店します。是非御来店下さい。

2月27日(水)から3月4日(月)まで。イートインではなく精肉販売の出店です。

くわしくは⇒http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/event10.html

追伸②

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 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.089日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

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パックユッケ

ユッケが復活しているようです。

「パック方式」で復活しているようです。

「焼肉酒家えびす」チェーンによる集団0-111中毒問題を受けて衛生基準が強化され、全国の焼き肉店から、ユッケはほぼ姿を消していました。

新衛生基準では生肉専用の調理スペースを一般の調理スペースと別区画で作らなかればならず、街場の飲食店には、それが難しかったからです。

しかし、今回復活しているのは、飲食店に設備がなくても提供することができる、ユッケ=すなわちパックユッケです。

パックユッケは、専用設備を持つ業者でユッケ用に加工した生の牛肉を、1人前分ずつに密封した状態で冷凍するそうです。

そのパックに、飲食店は生卵やタレを添えてパックのまま提供するだけ!

客が自らまぜるスタイルを採用するため、店に設備がなくても提供することが、で・・き・るのです・・・

そう、要するに、現場の店は衛生に関する管理を、完全に仕入れ業者に丸投げして、ただただ提供するだけなのだとか。

業者が安全だというから⇒安全なんだ!ということですよね。

でも、何かあった時の責任の所在は、やはり最終販売者なんです、あくまでも。

衛生当局が、現場で調理できないような規制を作ったら、今度は、現場で調理しなくて良いような体制が出来たわけです。

どうかしてますね、この国は。

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.084日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

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