パックユッケ
ユッケが復活しているようです。
「パック方式」で復活しているようです。
「焼肉酒家えびす」チェーンによる集団0-111中毒問題を受けて衛生基準が強化され、全国の焼き肉店から、ユッケはほぼ姿を消していました。
新衛生基準では生肉専用の調理スペースを一般の調理スペースと別区画で作らなかればならず、街場の飲食店には、それが難しかったからです。
しかし、今回復活しているのは、飲食店に設備がなくても提供することができる、ユッケ=すなわちパックユッケです。
パックユッケは、専用設備を持つ業者でユッケ用に加工した生の牛肉を、1人前分ずつに密封した状態で冷凍するそうです。
そのパックに、飲食店は生卵やタレを添えてパックのまま提供するだけ!
客が自らまぜるスタイルを採用するため、店に設備がなくても提供することが、で・・き・るのです・・・
そう、要するに、現場の店は衛生に関する管理を、完全に仕入れ業者に丸投げして、ただただ提供するだけなのだとか。
業者が安全だというから⇒安全なんだ!ということですよね。
でも、何かあった時の責任の所在は、やはり最終販売者なんです、あくまでも。
衛生当局が、現場で調理できないような規制を作ったら、今度は、現場で調理しなくて良いような体制が出来たわけです。
どうかしてますね、この国は。
追伸①
藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。
他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。
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追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.084日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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