出世する人が使う店

「ネタりか」の、いかにも役に立ちそうなリンク導入文を読み⇒うっかりクリックして⇒中身を読んで、

なあ~んだ、それだけ?!

と叫んだ経験のある方は多いと思います。

そんな「ネタりか」で、良い記事を見つけました。それは、

「接待する店を「食べログ」で検索するな! 出世した人に共通する方法とは」

という記事です。

「平社員は、食べログで話題の店

部長は、ミシュラン掲載の店

役員は、「行きつけ」の5軒から」

とあります。

なるほど!

その記事によりますと、

「出世する人が使うのは、ミシュランやテレビで紹介されたところではない。価格は手頃だが、チェーン店ではなく、常連さんが多くて雰囲気のよい店」なのだそうです。

さらに、

「食べログやミシュランは誰かが評価した店の紹介だ。確かにそこにはすばらしい店が多数掲載されているだろう。しかし、自分のポリシーと合致した店は自分の足で探すしかない。」

そもそも、出世する人は他人の評価を基に何かを買うことがなく、自分のポリシーないしは自分が設定しているテーマに副って買っている傾向があるのだそうです。

そういう飲食店の選び方をすれば、自然とその店の「常連」になり、店から大切にされると思います。

店側も、その人の成功を望んでいますから、それで接待が成功するわけです。

「ネタりか」にも良い記事が出ていることがあるんですね。

日本のビジネスマンの皆さん、ご一読を。

追伸①

BSジャパンの、『空から日本を見てみようplus』に出演させていただくことになりました。
雲に乗った気分で見てまわる「新感覚空撮地理バラエティー!番組」です。
今回は「空から見る東京の下町」というテーマで、下町のおこり・変遷・現在を歴史的・地理的観点から紹介する、という内容です。
3月12日(火曜)20:00~オン・エア予定。
是非ご覧ください。
http://www.bs-j.co.jp/sorakara/

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.098日連続更新を達成しました。あと13日で1.111日連続更新です。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

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佃煮

以前に夜の巷に繰り出しました時、

住吉さんて♡、どういう御仕事なさってるんですかあ~♡

と聞かれたましたので、

さあねえ。では、ここで「職業当てクイズ」を始めましょう。私の職業を貴女が当てたら私が罰盃、当てられなかったら貴女が罰盃というルールです。ヒントは差し上げます。「〇〇屋さん」です。3秒以内にお答えください。3、2、1、どうぞ!

そうねえ♡ 佃煮屋さ~ん!

と言われたことがあります。

完全な正答ではありませんが、たしかに弊店も牛の佃煮を作っていますので、私が罰盃をいただきました。それ以来佃煮屋さんに親近感を持っています。

さて、佃煮と佃島の歴史については、結構有名な話しですので、ご存知の方も多かろうと思います。

徳川家康が江戸の街を作る時に、摂津国佃村の漁師を呼び寄せ、隅田川河口の干潟を埋め立てて住まわせたそうです。現在の佃島ですね。

佃島の漁民は悪天候時の非常食として、また船内食として、つまり最初は自家用として小魚や貝類を塩や醤油で煮詰めていました。

それがやがて江戸の庶民に広まったわけです。

さらに、それが全国に広まりましたキッカケは、明治の戦争だったそうです。軍から軍用食として多量の佃煮製造が命じられた、と言います。

まず明治10年の西南戦争の時に、そして明治27年の日清戦争でも、多量の佃煮製造が命じら、戦後、帰宅した兵士が江戸前佃煮を食べるようになったのが佃煮発展の歴史です。

その次の日露戦争になりますと、今度は牛肉の佃煮が兵士に配られまして、それが肉食の普及につながっていくのですが、その前は江戸前佃煮だったのですね。

佃煮とすき焼きは発展の経緯も味つけも似ているわけですから、兄弟のようなものと申せましょう。

たまたま先週、日本橋三越本店の催事「味と技の大江戸展」に出店しましたら、佃煮の「日本橋鮒佐」さんも出店なさっていて、隣組に成りました。

お弁当を売っておいででしたので、速攻で買い求めて昼食にいたしました。

現代の佃煮屋さんは魚介だけでなく、野菜も上手に煮て、御飯もつけてお弁当にしています。

魚介も勿論結構でしたが、野菜の煮加減・食感が私の好みにジャストで嬉しくなりました。

御馳走様でした。

追伸①

BSジャパンの、『空から日本を見てみようplus』に出演させていただくことになりました。
雲に乗った気分で見てまわる「新感覚空撮地理バラエティー!番組」です。
今回は「空から見る東京の下町」というテーマで、下町のおこり・変遷・現在を歴史的・地理的観点から紹介する、という内容です。
3月12日(火曜)20:00~オン・エア予定。
是非ご覧ください。
http://www.bs-j.co.jp/sorakara/

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.097日連続更新を達成しました。あと14日で1.111日連続更新です。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

 

信長のシェフ

TVドラマ『信長のシェフ』を偶然見ました。結構面白かったです。

このドラマの主人公・現代の料理人ケンは、戦国時代にタイムスリップしてしまいます。

そして、その腕前が評判になると、織田信長の耳に入り、料理頭に採りたてられるのです。

やがてケンは、信長が明智光秀と合流するのにつき従って京に入りますが、その宿舎は本能寺!

既に信長に敬意を持ちつつあったケンは、なんとかして自分の料理で「本能寺の変」を食い止めよう、信長と光秀の仲をとりもとうとします。

こういう馬鹿馬鹿しい筋が私は好きです。

さてケンが信長と光秀のために用意した料理は、なんとキリタンポ鍋でした。

当時は君臣の関係が厳しいですから、主従が同じ鍋をつつくなどもっての他なのですが、そこを果敢にキリタンポを出します。

当然光秀は驚きますが、それを見た信長は、

「良いではないか!」と言います。そしてさらに、ケンが「おとりわけします」と言うのを、「いや、わしがやろう!」と制します。

ケンから取り箸を受け取ると、信長は自ら具を鉢に盛り、そしてさらにさらに上座から立ち上がって光秀にその鉢を配膳するのでした。

いやはや、ここまで人心収攬に気を遣っても結局は反乱を起こされてしまうわけですから、信長も楽ではありません。

さて時代は下って、現代の社長さん、

部下とすき焼きを食べる時、部下に奉行をやらせていませんか?

部下の方は、社長さんより社会経験もグルメ経験も貧弱です。当然社長の方が豊富なんだから、

「いや、わしがやろう!」と買って出てはいかがでしょうか。

天下を獲れるかもしれませんよ。

追伸①

日本橋三越本店の催事「味と技の大江戸展」に出店しています。是非御来店下さい。

2月27日(水)から3月4日(月)まで。7階催事場にて。

イートインではなく精肉販売の出店です。

くわしくは⇒http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/event10.html

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.096日連続更新を達成しました。あと15日で1.111日連続更新です。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

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2人すき焼きを肯定、恋愛相談もしていた

「壇蜜、板尾創路と“2人すき焼き”肯定、恋愛相談もしていた!」そうです。

ツイッター検索で知りました。

今話題のグラビア・アイドルの壇蜜さんは、映画『私の奴隷になりなさい』の公開後、共演した、お笑い芸人・板尾創路さんを自宅に招き、2人きりですき焼きを食べたのだそうです。

板尾さんがそう告白し、壇蜜さんもそれを肯定したとか。なんでも、

「初めて共演していただいたのでお礼がしたくて。でも、お店に行けば必ず年上の人がお金払うじゃないですか」と理由を説明し、

「当時好きだった人がいて、ちょっと聞いてもらっていた」と恋愛相談をしていたことも明かした、そうな。

ちなみに、板尾と2人きりの部屋で“ドキドキ”することはなかったかと聞かれると、「そうですね」と否定したそうです。

すき焼きを食い過ぎたんでしょうかね。

それは、生憎なことでした。

閑話休題。

桃の節句でしたので、ピンクにまとめてみました。

追伸①

日本橋三越本店の催事「味と技の大江戸展」に出店しています。是非御来店下さい。

2月27日(水)から3月4日(月)まで。7階催事場にて。

イートインではなく精肉販売の出店です。

くわしくは⇒http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/event10.html

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.095日連続更新を達成しました。あと16日で1.111日連続更新です。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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おせちと節句料理

東京会館の和食総料理長・鈴木直登さんが『東京会館おせちと節句料理』という立派な御本を出されました。

で、その出版記念パーテイーが開催されることになり、不肖・住吉史彦がその司会進行を務めることになりました。

しっかりやらないといけません。

鈴木さんは既に「江戸の名工」にも認定されていて、和食の世界では知られた方です。

東京会館の和食総料理長に就任してから、なんと31年間の長きに渡って在任しておられて、その間探究心を絶やすことなく精進して来られました。

今回の御本は、その集大成です。

ですから、その記念パーテイーの司会が、どうしてまた住吉なんだ?ということを説明しないといけないと思うのですが、

鈴木さんは向笠千恵子先生とも親しく、「すきや連」の熱心な出席者でもあるのです。

それで、向笠千恵子先生が『食の街道を行く』(平凡社新書)で、「グルマン世界料理本大賞」を獲った時に祝賀パーテイーを開催したのも東京会館でした。

で、その時の司会が不肖・住吉史彦だったのです。

日頃の「すきや連」での私の迷司会ぶりも、鈴木さんには何度もご覧いただいています。

それよりはキッチリやらないといけませんが、あまり杓子定規にやりたくない、という御本人の意向を酌んで楽しい会にしたいと思います。

そういうお人柄の主であるからこその、今回の偉業であるわけで、参加者の皆さんと、その気持ちを分かち合いたいと思っています。

ご出版誠におめでたく、心よりお祝い申し上げます。

追伸①

日本橋三越本店の催事「味と技の大江戸展」に出店しています。是非御来店下さい。

2月27日(水)から3月4日(月)まで。7階催事場にて。

イートインではなく精肉販売の出店です。

くわしくは⇒http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/event10.html

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.094日連続更新を達成しました。あと17日で1.111日連続更新です。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

遠隔攻撃

料理屋ですので、たまには音頭というものについて考えてみたいと思います、イヤ温度というものについて考えてみたいと思います。

物質の温度が高くなると、その物質中の粒子の運動は激しくなり、低いと粒子の運動は緩慢になります。

なります、と言っても勿論受け売りですけどね、私は見たことはないので。

さて粒子とは、分子、原子、電子のことです。

ですので、そうした粒子の動きを激しくすることが出来れば、その物質を熱くすることはできるわけです。

電子レンジは食品内部の物質にマイクロ波を照射し、粒子を振動させることで温度を上げます。

この方法は、「輻射」による熱の移動と呼ばれますが、その他にも、熱の移動のさせ方には、「伝導」と「対流」があります。

「伝導」は鍋とかフライパンによる加熱のことで、「対流」とは水や酒や海水が循環して温度が均一になることですが、まあ、釈迦に説法でしたね。

さてさて、色々書きましたが、ここからが本題です。

本題は、食べた時に「輻射」と「伝導」と「対流」で、味が違うのか?ということです。

調理の中で、「輻射」による調理が最も上手く行く、と言われているのは、日本酒の燗つけです。結構美味い!という人がいます。

酒は液状なので、すぐに対流も起きて温度が均一になりやすいですね。ですから、他の物質をレンジでチンした場合のように、表面の水分が蒸発して⇒パサついてしまう、という問題が起きません。

また、せいぜい60℃くらいまでしか温度を上げませんから、チンのやり過ぎで⇒分子が振動し過ぎて壊れてしまう、という問題もあまり起きません。

しかし、ですよ、私は味が違うと思うのです。湯煎の燗酒とチンの酒では。

特に、いったん湯煎の火を止めて、温度が下がって行く途中の湯を使って湯煎した酒は、かなり違います。酒が戦っていない印象で柔らかいのです。

土鍋を使いますと、実に保温が良いので、火を止めても長時間湯音が下がりません。その湯で燗をつけて飲みますと、ほとんど極楽です。

そして極楽であるばかりか、大量の電力を使用しない、という意味で今時です。お勧めしたいと思います。

ここで、話しは少し飛びますが、面白いネタを入手しました。

戦前、大日本帝国海軍・海軍技術研究所はマイクロ波を照射して敵を遠隔攻撃するための研究を行っていたそうです。

初の攻撃対象はサツマイモ。攻撃して焼き芋にすることに成功したそうです。

次いで5mの距離からウサギを攻撃して殺害することにも成功したそうです。ひええ、でしょう。

そして、その技術は戦後、マイクロ波でコーヒー豆を炒る機械の製作に活かされたそうです。実際、東京のコーヒー店に、その機械が納入されたのだとか。

それ、敵だ! 何が敵って酒じゃ。 攻撃開始!

追伸①

日本橋三越本店の催事「味と技の大江戸展」に出店しています。是非御来店下さい。

2月27日(水)から3月4日(月)まで。7階催事場にて。

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くわしくは⇒http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/event10.html

追伸②

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 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

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皆様も、是非御参加下さい!

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津市産の松阪牛

ただ今、店で松阪牛を売っているのですが、データを見て、

?!?!?!

と思ってしまいました。

三重県津市の産と表示されていたからです。

津市産の松阪牛なんて、在るの?

と思ってしまいましたが、それがですね、結論から申しますと、在るんです。

松阪牛の「肥育対象地域」は「松阪市をはじめ雲出川・宮川流域の旧22市町村」と決められています。

しかし、その旧町の内の、一志郡一志町が2006年に津市などの10市町村と合併し、津市一志町となってしまったのです。まあ、津に吸収された、と言って良いでしょう。

地図を見ますると、たしかに一志町は雲出川の右岸ですから、松阪牛の以前からの肥育地域の中なのですが、それが逆側の津に入ってしまいました。

で、津市産の松阪牛なわけです。

うーん、なんだかなあ。

でも、まあ、生産者の方は名人ですので、ご安心下さい。

平成23年11月に開催された、第54回松阪肉牛枝肉共進会(=コンクールのこと)で「優秀賞一席」の牛を輩出した、伊藤牧場さんの牛なのです。

津市産でも、どうぞ怪しまずにお求めください。

 追伸①

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2月27日(水)から3月4日(月)まで。7階催事場にて。

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最後の外泊

すき焼き思い出ストーリー投稿サイトに、新着ストーリー1本をUPしました。

<以下本文です>

先月末に母をがんで亡くしました。

母が昨年大晦日に最後の外泊が許され自宅に戻ったとき、

家族みんなで最後に囲んだのがすき焼きでした。

母は、もうかなり力も弱り、食も細く細くなっておりましたが、

まだなんとか自力で食べる力は残っておりました。

一口食べては「おいしい」、一休みしてまた一口食べては「おいしい」と、

噛みしめるように言い、うれしそうにニッコリ笑いました。

すき焼きを囲んで母が見せたあの笑顔は、

たぶん一生忘れられないものになると思います。

「病室で1人で食べる給食は全然のどを通らないけど、

みんなで食べるすき焼きは、なんでこんなにおいしいのかしら。不思議だわ~」

と言って、笑っていました。

すき焼きというのは、本当に特別な食べ物ですね。

人生の節目にいつもあるような気がします。

<以上>

K.I.さん、ご投稿有り難うございました。

すき焼きにかかわることの有り難さを感じます。

その他のストーリーはこちらです。

追伸①

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2月27日(水)から3月4日(月)まで。イートインではなく精肉販売の出店です。

くわしくは⇒http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/event10.html

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

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 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

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江戸野菜天麩羅

日本橋の名店「てん茂」さんで、江戸野菜の天麩羅を食べました。

御主人のOK田さんとは業界内の交流で旧知だったのですが、江戸野菜に大変力を入れておいでとは存じませんでした。

たまたま「すきや連」に講師としてお招きした「江戸東京・伝統野菜研究会」代表の大竹さんから、「てん茂」さんの江戸野菜天麩羅のことを聞きまして、それでは!ということでお訪ねしました。

「すきや連」旗振り役代表の向笠千恵子先生も、OK田さんとは旧知で、大竹さんと3人で、雑誌「味覚春秋」で、江戸野菜対談をなさっています。これは行かないといけません。

「夜の浅草バー・ツアー」の幹事の皆さんを誘って出かけました。

さてOK田さんは、店の前で種をまいて江戸東京野菜の栽培をしている、と言いますから、随分ご熱心です。

今週「ちんや」ですき焼きに入れている「東京うど」の「うど室」にも、大竹さんの案内で訪問なさったことがあるそうです。

勿論、江戸前天麩羅なので、あくまで魚がメインですが、野菜も入って楽しい天麩羅です。

東京ウド、寺島ナスの天麩羅。

お新香に三河島菜、馬込三寸人参。

クギは刺されました。

OK田さんの御父上が元気に店に出ておられて、

魚は「天麩羅」、

野菜は「精進揚げ」、

と繰り返しクギをさされながら食べましたが、実に旨かったです。

そう、江戸野菜天麩羅というのは大間違いで、「江戸野菜の精進揚げ」なのです、あくまでも。

それにしても、こうした固有種が巨大都市・東京の巷に護られて来た、という歴史に胸が熱くなりました。

有り難う、江戸・東京。

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 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

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ワイングラスでおいしい日本酒コンクール

2/19の新聞に、日本酒をワイングラスで楽しむ試みが広まっている、と書かれていました。

雉によりますとイヤ記事によりますと、既に2011年から「ワイングラスでおいしい日本酒コンクール」というのが開催されていて、200社もの蔵元さんが出品しているのだとか。

このコンクールは、いくつかの蔵元さんと民間会社が構成する「アワード運営委員会」を、日本酒造組合中央会とリーデル社が後援する形で行われているようです。

そもそも、海外ではワイングラスで日本酒の飲むのが一般的だそうです。

海外のレストランに酒を売り込みに行った人が、最初にこの方法の良さに気づいたそうです。

たしかにワイングラスは、猪口を使っていた時には感じにくかった繊細な香りまでも感じさせてくれます。

また、グラスの底面まで良く見えますから、微妙な色あいや粘りをも観察しやすい、というのは、その通りでしょう。

実は私も家では試しています。グラスの底から酒を観察したいからです。

ただ、一言だけ言わせていただきますと、酒の魅力の内の香りだけに焦点が当たることには、大賛成ではありません。

そもそも、リーデル社のワイングラスの最大の利点は、人間の舌の特徴を理解して作られている点です。鼻というより、舌です。

人間の舌は、どこも一様に味を感じる造りではなく、旨みを強く感じる場所とか、酸味を強く感じる場所とかが存在します。

酸味ポイントは舌の奥に在るため、酸味が強いワインを細口(=末広がり)のグラスで飲むと、酸味ばかり強調されて良くないのです。

そうしたルールを発見し、実用に成功したのがリーデル社ですね。

ところが、今回の「アワード」では、味より香りに焦点が当たっています。

そう、日本酒は今「香り志向」なのです。聞くところによりますと、全国日本酒鑑評会の審査方針がそうだから、のようです。

勿論それも酒の楽しみではありますが、むしろ、ワイングラスを試した人は、別の思いを抱いてしまうのではないでしょうか。

日本酒も、ワインみたいに、もっと味のバラエテイ―が在れば良いのに!

今時品質の悪い酒なんて、ほとんど無いんだから、味の傾向を統一しようとするのは止めにして、むしろ個性を伸ばしたらどうなんだろう?!

そうなれば色々なグラスを使う意味が大きいんだけどね・・・って。

私は、この試みに水を差したいわけではないですよ。むしろ賛成です。

でも、もっと楽しくなる可能性にも目を向けたいですよね。

それに、もう一言だけ・・・

日本のグラス・メーカーさん、ボサってしてないで、反撃して下さいよ、ヨロシクです。

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

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