最後の外泊
すき焼き思い出ストーリー投稿サイトに、新着ストーリー1本をUPしました。
<以下本文です>
先月末に母をがんで亡くしました。
母が昨年大晦日に最後の外泊が許され自宅に戻ったとき、
家族みんなで最後に囲んだのがすき焼きでした。
母は、もうかなり力も弱り、食も細く細くなっておりましたが、
まだなんとか自力で食べる力は残っておりました。
一口食べては「おいしい」、一休みしてまた一口食べては「おいしい」と、
噛みしめるように言い、うれしそうにニッコリ笑いました。
すき焼きを囲んで母が見せたあの笑顔は、
たぶん一生忘れられないものになると思います。
「病室で1人で食べる給食は全然のどを通らないけど、
みんなで食べるすき焼きは、なんでこんなにおいしいのかしら。不思議だわ~」
と言って、笑っていました。
すき焼きというのは、本当に特別な食べ物ですね。
人生の節目にいつもあるような気がします。
<以上>
K.I.さん、ご投稿有り難うございました。
すき焼きにかかわることの有り難さを感じます。
その他のストーリーはこちらです。
追伸①
日本橋三越本店の催事「味と技の大江戸展」に出店します。是非御来店下さい。
2月27日(水)から3月4日(月)まで。イートインではなく精肉販売の出店です。
くわしくは⇒http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/event10.html
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.088日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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