すき焼きピザ

すき焼きそのものは流行っているとは申せませんが、

すき焼き風は流行っています。

「すき焼きチーズドッグ」

を発売したカフェがあり、今度は

アメリカ系超大手宅配ピザチェーンが、

「肉ピザ・クワトロ」と称して、すき焼きピザを発売しました。内容明細は、

ほうれん草、すき焼き、長ネギ、卵黄ソース、トマトソース

と表示されています。

「トマトすき焼き」が普通に食されるようになって10年以上経ちますから、すき焼きとトマトソースが同居しても違和感を持たない方が多いかと思います。

が、

野菜系の具は春菊でなくてほうれん草なんですねえ。

うーむ。

調達の都合なのでしょうか・・・

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.756日目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 3:59 PM  Comments (0)

さかさま

日本人の名前を逆さに言われると聞き取れません。

ある日外国の方が「ちんや」の玄関に入って来るなり、

マリカトー!

と言ったので、私は訳が分かりませんでした。

アリガトー!

コンニチワ!を間違えて覚えていて、こんにちはと言いたいのかなと思いましたが、彼は二度繰り返して、

リザベーション、マリカトー!

と言いました。

ああ、ああ、そうか、

加藤真理様ね。

この外人さんの為に加藤様が代理で予約をしてくれて、それで予約名義が「加藤真理」になっているわけね。それで彼は予約名を叫んでいるんだ。了解。了解。

OK、プリーズカムイン。

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Filed under: ぼやき部屋,浅草インバウンドあるある — F.Sumiyoshi 10:00 AM  Comments (0)

湯を沸かす

明日は二十四節気の「啓蟄」だと言うのに、まだ寒いですねえ。

しかし、寒いということは、酒飲みにとっては、燗酒がうまいということでもあります。寒い寒いと不平を言うヒマがあったら、私は燗をつけることにしています。

燗の方法は、やはり湯煎です。

湯を沸かせば、部屋の乾燥が防げますし、

残った湯は沸かしなおして、湯タンポに入れます。ウチは湯たんぽを愛用しているのです。良く眠れますよ。

え?ガスで湯を沸かすのは高くつくから節約術に反するって?

野暮なことをおっしゃいますな。

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Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 4:20 AM  Comments (0)

三角地帯

明日「東京マラソン」が開催されます。

心躍るイベントではありますが、交通規制という難点もあります。

花川戸の「ちんや」近辺は交通規制の対象になりませんので問題はないですが、浅草駅近辺が規制されますので、電車でお越しになる方にとっては問題ありです。

特に「雷門三角地帯」が問題です。

東京都台東区雷門2丁目の東半分=江戸通り・雷門通り・並木通りに囲まれた一角は、その3つの通りがマラソンコースです。つまりコースに囲まれてしまうのです。

外エリアに行くには、いったん地下鉄の駅に潜らないといけないのです。

それを知らずに地下鉄で浅草へやって来て、銀座線の出口2や浅草線の出口A4から地上へ出てしまうと、恐ろしや、この「雷門三角地帯」に出てしまうのです。地上からは他のエリアへ行けません。

特に浅草線でお越しになった場合が大問題です。

浅草線の出口のうち浅草寺に一番近いのはA4なので、皆さんがこの出口を目指しますが、そこはダメです。三角地帯の中に出ます。地下に戻って別の出口を目指して下さい。

すぐ隣りのA5もダメです。そこも三角地帯の中

改札口まで戻ってA3から出れば良し、なのですが、A4からA3までって、結構、距離があるんですよね。

お気をつけ下さいませ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.753日目の投稿でした。

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 3:54 PM  Comments (0)

グルテンフリー

海外の方がお越しになりますが、その中にはグルテンフリーの食事を摂りたいという方もおいでです。セリアック病とか小麦に由来するグルテンを食べると調子が悪くなる方々ですね。

すき焼きについては、基本、お麩を外せば問題無しかと思います。

醤油の原材料として小麦がありますが、

「醤油の原材料に利用される小麦は、醸造過程で小麦アレルゲンが消失する。したがって原材料に小麦の表示があっても、基本的に醤油を除去する必要はない」

と厚生労働省の「食物アレルギーの栄養食事指導の手引き2017」に書かれています。

ただしアレルギー度合いが深刻な患者さんの場合は、醤油にも慎重になった方が良いようです。

アレルゲンは、醸造過程で分解されているはずなのですが、醤油醸造とは何分、生きてる微生物がやることですので、完璧か分かりません。

要注意ですね。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.752日目の投稿でした。

食が壊れる

『ルポ 食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか?』(堤未果著、文春新書)

という本が注目されているようです。

知人に勧められて読んでみますると、第一章は、

「人工肉は地球を救う?」

牛は胃の中で飼料を反芻しますが、その時出るゲップにメタンが含まれているので、昨今畜産業は「地球の敵」扱いされています。地球を温暖化から救うためにビーガンに成る人もいるようです。

そこで人工肉なら温暖化しないと、開発企業は巨額の資金を投じて宣伝しています。

畜産の市場はとてもとても大きいですから、それを将来少数の人工肉企業が独占すれば、莫大な利益が出ます。それを見込んで人工肉企業側は先行投資ができるのです。

当然気になる安全性ですが、原料として遺伝子組み換え大豆を使い、乳化剤や結合剤をたくさん使うので、私は食べる気になりません。

健康的とは言い難い人工肉が、地球に優しいと言われるのは、ヒジョーに変な感じです。

野生のアフリカの牛が草地で暮らしていた時は、ゲップをしても周りの草がそれを摂りこむので問題にはなりませんでした。

どうも、なんだか、イヤな方向に行きそうな気がします。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.751日目の投稿でした。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 4:00 AM  Comments (0)

春近し

このところ日中の気温が18℃くらいまで上がる日があり、

春近しと感じます。

先日天麩羅の「三定」さんに行ったら、タラノメの天麩羅が出てきて、春らしい苦味を楽しめました。

春は野菜の季節ですね。

私は野菜を大量に食べたいので、あいかわらず鍋をしています。

春の苦味を出汁に流出させてしまうよりは、天麩羅にした方が良いのでしょうが、天麩羅ではたくさん食べられないんですよねー

昨年の3月、新店のオープンを控えていました頃の陽気を思い出しました。

今月の18日で再開一周年です。引き続き、よろしくお願いいたします。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.750日目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 3:00 AM  Comments (0)

ロシアの蟹

今月はウクライナ侵攻一年ということで多くの報道がされていますね。

その中で私が気になったのは、

ロシアへの経済制裁は効いていない、

その理由は、

日本がロシアの蟹を買うから

という件でした。

欧米はロシアの蟹を輸入禁止にしていますが、日本はしていません。欧米が買わない分ロシアの蟹は余り、その分値が安く、日本にとっては「おとく」であるようです。

アメ横の食材屋さんがテレビに登場して、

今年は蟹が「推し」だと主張していました。

うーん。

日本人って、

国産品だと産地をやたらと気にしますが、一方、輸入ものだと、どこから来たか、ゼンゼンに気にしなかったりして、理解しづらい国民性だと思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.749日目の投稿でした。

Filed under: ぼやき部屋,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 10:00 AM  Comments (0)

酒の効能

本日、慶應義塾「台東三田会」の冬例会を開催します。

私は2020年より会長職をお預かりしておりますので、一言ご挨拶などしないといけません。

ええ、本日は台東三田会としましては、コロナ後二回目の飲食する会合でございます。

お久しぶりの「三定」さんで名物の天麩羅を頂戴するのは勿論ですが、このところしばらく酒を飲むのが憚られるご時世でしたから、久しぶりに酒でも飲もうよ!ということで、酒についてのレクチャーを聞いてから飲むという趣向でございます。よろしくお願いいたします。

実は慶應義塾には公式の日本酒があります。ご存じでしたか?義塾が酒を売っているんですが、今日飲むのが、その酒です。

先端生命科学研究所というところで、最先端のバイオテクノロジーを用いて酒を分析しまして、どういう酒が良いのか考えて、そのレシピで酒を造っているんです。

今日の講師の加藤さんの会社(「加藤嘉三郎酒造」さん)は、その酒の実際の醸造をやっている山形県の蔵元さんでして、加藤さんは、その功績で特選塾員になった方です。

食べ物の功績で特選された人って珍しいですよね。

特選塾員というのは、東大とか他の大学を出て慶應に来て教授になった方とか、逆に慶應高校から他の大学に行って教授になった方とか、学問が出来る人が成るもんですが、加藤さんとラーメン「二郎」さんは食べ物の功績です(笑)しかも、「二郎」さんと加藤さんは、特選の年度が同期だというから面白いです。

そういう次第で、今日は酒の会なんですが、ゲロゲロ飲んで、ガーガーしゃべる会とは少ーしだけ違います。

思えば、福澤諭吉先生本人は日本酒をこよなく愛し、酒席で塾生たちと大いに議論し近代日本を創造されました。今夜も酒にインスパイアされる知的で楽しい一席になればと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.748日目の投稿でした。

Filed under: 色んな食べ物,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 4:00 AM  Comments (0)

卵を混ぜる

以下はネットでしばしば見かけるジョークです。

「この前皆ですき焼き食べた時に、卵を割ろうとしてた小春に「割らずにそのまま振れば中できれいに混ざるよ」と言ったら「本当!?」とシャカシャカ卵を振ってた。当然ながら卵は混ざってない。でも小春は「あれ?振りが足りないのかなぁ」と他の人の卵をシャカシャカ振り続けてた」

このジョークが、「小春」という人名の部分だけ変化させて出回っています。毎週のようにみかけます。

が、私には面白く思えません。

これは、卵の扱い方を知らないことを馬鹿にしているというより、人の言うことを信じやすい人を馬鹿にしているように見えます。

人の言うことを素直に信じるって、善良な資質ですよね。それを笑うのって、なんか、いやです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.747日目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 4:05 PM  Comments (0)