料理写真

 「レストランで料理の写真を撮るのはマナー違反では」―こんな指摘が雑誌に掲載され、インターネット上で物議を醸しているそうです。

 きっかけの雑誌とは、意外にも「女性セブン」。

 2月23日号に「レストランでカシャ!あなたはどう思いますか?―料理やデザートの撮影急増」という記事が掲載されたそうで、それによると・・・

 イギリスからの観光客は「レストランの中で写真を撮るなんてマナー違反」と、

 アメリカ人女性は「一緒にいた友達を撮らずに料理だけをアップにしてたから驚いた。記念にしたいなら普通友達や自分を撮るでしょう」と話したといいます。

 東京では、レストランで料理写真を撮るのは、当たり前のようになっていますが、飲食店で料理の写真ばかりを撮るのは日本人特有の行為なんでしょうか。

で、私の認識は、と申しますと、「マナー違反」とまでは言い切れないのかなあ、と思います。他の人への迷惑度がそれほどでもないからです。

 ただ、そういう撮影ばかりに夢中な人は、やはり、どうなんだろう?と思います。

 そういう人は、たぶん常にFBで「いいね!」してもらえるような画像に飢えていて、外食は、その絶好の機会なので、写真を撮りまくっているのだと思います。料理以外にも、実にいろんなものを撮っています。「ちんや」のレトロな内戦電話イヤ内線電話などは、頻繁に撮られています。

 その間、相手の人は放置無礼ですよね。

 店に対してマナー違反とは言えないものの、やはり相手の方に対しては、どうなんだろう?と思います。アメリカ人女性に同感です。

 一方、おやめいただきたいのは、芸者さんを無断で撮ることです。

 人間なんですから。FBで自慢して「いいね!」してもらえる画像の1アイテムではありません。

 相手が自分の知人だったら「写真を撮って、ボクのFBにUPしていい?」

と聞いて確認してからUPしますよね。そうしないと、友達でなくなったりします。

 芸者さん達にも、同じように接して欲しい、と思います。

 一言断ればOKしてくれることが多いと思いますが、いきなり撮って⇒ネットに流すのは、良くないと思いますよ。

 追伸

 「台彪会」会長として、「ニッポン全国彪友会ー台東万博!」を計画しています。

 二条彪先生の門下生約200m人が集まる、一大交流会です。先生のメルマガを取っている方なら、どなたでも参加できます。

 2012.4.20(金) 浅草が燃えます。

 プレイベントの工房見学はだいぶ席が埋まってきてますよ。

 詳しくは、こちらをご覧下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて715日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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旅を急ぐ

 料理屋にとって、お客様が食事時間をどのくらいとって下さるか、ということは、本来とても重要なことです。1時間半なのか2時間半なのかでは、だいぶ話しが違います。

 弊店の場合、予約の電話の段階で「一回=2時間半」と必ず申し上げており、サイトなどにも、そのように明記していますから、お客様もそれは御承知いただいている筈です。 

 しかし、それより短い時間しかとれない場合に、そのことを、こちらに言って下さらない方が実に多いです。

「時間が長いのと違って、短いのは影響ないだろう」

「それどころか、回転率が上がって店は喜ぶに違いない。」

と思っておいでなのかもしれません。面積効率のことしか考えていない経営者なら喜ぶかもしれませんが、まともにお客様に喜んでいただきたい、と考えている経営者にとって、これはとても困った事態です。

 先日も、ありました。

 ご観光の大勢様で、2時間おとり下さる筈が、当日になって「1時間半でやって欲しい!」ということが。

 あちゃあ。

 お客様御本人がそうご希望ならまだしも、添乗のガイドさんから、そういうリクエストが来ました。そうした職業の方が旅程をやたらと急ぐことは、良くある話しなのです。

 係の者が尋ねたところでは、その後の旅程に、重大な行事があるわけでも無さそう、ということでした。それでも急いで欲しい、のだとか。

 だいだいですよ、料理を作るのも、運ぶもの、人間です。

 だから、どこかを急ぐ、しかもそれが大勢様となれば、他の席の担当を急きょ引っこ抜いて、そちらへ回さないといけません。

 他の席とは、金婚式の記念のお食事であったり、ご法事であったりします。人生の中でも大事な食事ですよね。

 だから私は、そういう急な配置転換をしません。

 それで融通きかないね、と言われるなら、それで上等と思っています。

 さて、その日もガイド氏がなかなか合点して下さらないので、私が直接お話し申すことにしました。

 どうも面積効率のことしか考えていない、飲食店経営者が多いのか、「急いでくれ」と言われて「はいはい承知!」という飲食店が多いらしいのです。だからガイド氏は、強気で交渉すれば、急いでくれるに違いない、と思っています。

 そういう交渉の時に、こちらの意見を通す、必殺のセリフをご紹介しましょう。

 「実は、私、この店の六代目でございますが、そういう仕事をいたしますと、墓参りしました時に、ご先祖に対して申し訳ない気持ちになるのです・・・」

・・・皆さんもご活用下さい。

 六代目でなくて二代目でも、

 創業者の父から指導された、とか言えば通ると思いますよ。

 お勧めしておきます。

追伸

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縁起物

 「助六」の御主人が、

『江戸の縁起物―浅草仲見世助六物語』

という御本を出されました。

 「助六」さんは江戸末期の慶応2年に創業された、江戸趣味小玩具の御店です。日本で唯一、小玩具がご専門で、ミニチュアの可愛いくて、縁起の良いものばかりを扱っておいでです。

 間口一間の小ぢんまりした店内には、そうした豆玩具が3000点以上、所狭しと並んでいます。ダイアナ妃やヒラリー国務長官も訪れたことがある、江戸情緒あふれる御店です。

 その御店の五代目である、当代の御主人は、学校の先輩でもありまして、日頃御指導いただいておりますので、早速御本を拝見しました。

 拝見しますと、この御本では、そうした玩具が100点あまり、写真とともに紹介されています。フルカラーで贅沢な見やすい御本です。全点英文付きですが、日本の伝統に疎い人は、その英文の方が理解しやすいかもしれせんね。

 そんな御本で、私が一番面白かったのは、実は最後の章です。この章は、玩具の説明ではなく、当代を含めた歴代店主と、そのご家族の物語です。

 大正・戦前の、浅草の良き時代のこと、戦災のこと、ご先祖様の名セリフ、人間国宝に推薦されながら断った職人さんの話し・・・

 結構知らなかった話しもたくさん載っていて、へええ、と唸りながら読みました。

 驚きましたのは、終戦直後の極度の物資不足の時代のこと、皆が闇商売に走る中、「助六」の先代だけは、江戸趣味小玩具しか売らなかったそうです。7年間全く売れなかったのに闇商売をせず、玩具だけを店に並べ続けたそうです。

 うーん。

 脱帽ですね。

 亜紀書房より刊行。ISBN978-4-7505-1128-3

追伸

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Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

ふぐクイズ

 国会では、田中ナオキ防衛相を攻撃するため、自民党が「クイズまがい」の質問を連発しているそうです。

 これには身内の自民党からも苦情が出て、

 「クイズはやめた方が良いと思う」(マチムラ元外相)

 ありゃあ。やっちゃいましたけど、「ふぐクイズ」。

 2/10に「浅草うまいもの会」の新年会がふぐの「三浦屋」さんでありまして、その余興で、「ふぐクイズ」をやりました。

 「うまいもの会」のKM子会長は、新年会では「勉強になって、なおかつ楽しい余興をしたい」というお考えで、こうした余興は4回目=4年目です。

 一昨年、そういう余興を企画するように命じられた私が、考え出しましたのが、「すき焼きクイズ」でした。続いて昨年が「どぜうクイズ」。第3弾が「地域ブランドクイズ」です。で、今年が第4弾で「ふぐクイズ」です。

 それでは、皆さんも、どうぞ。

<「ふぐクイズ」>

〇か×かでお答え下さい。10問あります。

①明治時代、日本初のふぐ料理免許を取得した御店は、下関市の「しゅんぱんろう」でしたが、その「しゅん」は春秋の春、「ぱん」は長州藩の藩、「ろう」はシルクロードの楼蘭の楼である。〇か×か。お答え下さい。せいの、どん。(正解:×。「春帆楼])

②ふぐ毒で死んだ有名人と言えば、歌舞伎の八代目坂東三津五郎ですが、この時調理人に下された判決は業務上過失致死罪で禁固刑ただし執行猶予付き、という内容であった。〇か×か。(正解:〇)

③ふぐを食べることを禁止した人と言えば、豊臣秀吉ですが、その後も明治時代まで、ふぐ食は禁止されておりました。さて、その禁止令を解いたのは、明治の元勲・木戸孝允侯であった。(正解:×。伊藤博文公)

④ふぐ毒を乳酸菌で漬物にすることで分解し、おいしく食べる珍味と言えば、「ふぐの卵巣の糠漬け」ですが、その漬物が全国で最も盛んなのは、石川県である。(正解:〇)

⑤天然ふぐの水揚げ高第一位は福岡県、第二位は山口県ですが、養殖ふぐの水揚げ高第一位は佐賀県である。(正解:×。長崎県である。)

⑥関西では、ふぐ鍋のことを「てっちり」と言うことがありますが、「てつ」の語源は、ふぐが哲学者のような風貌をしているからである。(正解:×。鉄砲のように当たると死ぬからである。)

⑦肉の旨味成分と言えばアミノ酸ですが、フグ肉の場合、そのアミノ酸が最大となるのは、フグの死後24時間から36時間が経過した頃である。(正解:〇)

⑧ふぐ料理はふぐ調理師でないと取り扱うことができませんが、その免許制度は都道府県によって、資格取得の条件や難易度が異なっている。(正解:〇)

⑨ふぐと言えばヒレ酒ですが、おいしいヒレ酒をつくるコツは、ヒレを水に漬けておき、決して乾燥させないことである。(正解:×。漬けた後、天日干しをする)

⑩当・三浦屋さんには「ふぐの五箇条」が制定されていますが、その五箇条の内、第三条は「ふぐ料理は、好きなものを好きなだけ食べるべし」である。(正解:〇)

 優勝者には景品があり、一方、点数の低い方には罰ゲームとして「ふぐの顔」をしていただき、その画像をFBにUPすることにしました。

 なかなか傑作でしたよ、「ふぐの顔」。

追伸

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波乱万丈

 2/7二条彪先生の「台東区若手経営者サポートセミナー」の最終講がありました。

 最終講はゲスト講師の講演で、日本電鍍工業・社長の伊藤麻美さんという、私より少し若い女性社長でした。

で、お話しを聞いてビックリ。

 波乱万丈というか、壮絶というか。

 この方は、父上が創業した会社が、後継社長の放漫経営によって倒産しかかっていたのを再建された方なのですが、そもそも会社を継ぐ気はまったく無く、社長に成った時点で、社業のメッキのことは勿論、経営についても完全な素人だったのだそうです。

 その素人さんがピンチということで呼び戻されて、32歳で社長に成ったのだそうです。

 まず、いくら親の作った会社でも、倒産しかかっていている会社の社長に成ること自体が驚きです。

 当然巨額の負債を個人で連帯保証させられますが、自己破産しても命は取られない、

ということで決意されたそうです。

 しかも、継ぐ理由は「従業員を守るため」。会社を継ぐ気がまったく無かったので、守ろうとしている従業員さん達とも面識がないのですが、しかし父の育てた人達だから、父に感謝する意味で守ろう、と決心なさったそうです。

 倒産しかかっていている会社なので、社長就任後も、毎月の資金繰りは綱渡り。銀行交渉などでは屈辱の連続だったそうです。

 しかし、やれないことはない、と凌ぎ切って6年。正常化に成功されました。

 今は社員を愛し、幹部に育てることがテーマなのだとか。

 その経緯をここにくわしくと長くなります。ネットにもあちこち登場されていますので、そちらをご参照いただくことにしますが、なにしろ印象に残ったのは、言い切る力です。しかも、人間の本質に関わることを、小気味良いくらいにポンポン言い切られます。

 例えば、

「決意する」

「感謝する」

「守る」

「愛する」

 言い切ったら当然、そこから逃げられませんから、避けて通る人間が多い中、こういう方もおいでなのだなあ、しかも私達と同じバブル世代にこういう方もおいだったのだなあ、と感心しました。

 私はと言えば、このブログをスタートさせた時、実は「1年間は連続更新するぞ」と「決意」していたのですが、自信が無かったので公言はしませんでした。格好良くないですね。

 爪の垢を貰っておけば良かったです。

追伸

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GKB

 GKB47が撤回されたそうです。

 報道によりますと・・・

「GKBとは、悩みを抱える人に声をかけたり、支援機関を紹介したりする活動「ゲートキーパー・ベーシック」の略。「47」には、47都道府県に取り組みを広げる思いが込められているという。」

「このキャッチフレーズについて、民主党の松浦大悟氏は(中略)GKBは若い人たちの間ではゴキブリを意味する言葉だ。人の生死と向き合う自殺対策の言葉としては不適切だ」と撤回を求めた。」

「野田首相は「キャッチフレーズを見た瞬間、私も率直に言うと違和感を感じた」と述べ・・・」

 私たち商売人もイベントなどをします時は、キャッチコピーが必要で「インパクトのあるものを」と考えます。悪目立ちで良いから目立ちたい、と思うこともありますね、実行しませんけど。

 GKB47も、これだけ報道されましたから、悪目立ちには成功しました。国が自殺対策をやっているんだね、と広く知れたことは事実です。

 ついでに言えば、GKBがゴキブリを意味すると広く知れたことも事実です。今後は害虫駆除の薬剤の名前に出てくるかもしれませんね。「速効性GKBキラー」とか。

 それにしても、自殺対策でGKBとはねえ。

 広告代理店の、芸能界担当だった人が、人事異動してきて政府担当になったんでしょうか。

 目立つことだけが、ここまで重要視された例を、私は知りません。

 目立ちたがり国家

がいつの間にか成立していたのですね。

 末法の世ですな。

 南無観世音菩薩。

追伸

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バレンタインすきや連

 2/14バレンタイン・デーに、松阪市の「和田金」さんで第11回『すきや連』を開催いたします。

「鰻業界がクリスマス・イブに鰻を!」と言っていることを知り、以前このブログで「ならばバレンタインには、すき焼きを!」と宣言させていただきました。

 で、今回はそのバレンタイン・デーに開催です。2/6に申込みを締切りましたが、仙台から鹿児島まで60人以上のすき焼き屋さん・関係者の方にご参加いただくことになりました。『すきや連』は毎回大盛況で嬉しい限りです。

 例会=宴会の前には「和田金」M専務のご厚意で、直営牧場の見学もさせていただけることになりました。見学会は防疫の必要上バスから降りるわけにいかず、サファリパークのように、バスの中から牧場を見学します。そこはチト寂しいですが、まあ、口蹄疫の問題があるので、仕方ないことです。

と、いうわけで、見学をした後は、松阪牛で「バレンタインすきや連」です。

 募集を始めてから当日までに、バレンタインにすき焼きを食べなくてはいけない理由を構築=デッチ上げようと思いましたが、残念ながら果たせず、結局、参加者の間でプレゼント交換をすることにしました。

 参加して下さる、女性の皆様には、次のようにお願いしました・・・ 

 「この日はバレンタインデーですね。参加なさる男性諸氏は、御自分の職場にいればチョコを貰えるのに、松阪へお越しになるので、「おあずけ」の格好です。そこでお願いなのですが、

チョコまたは地元の甘味を1点、ご持参いただけないでしょうか。和菓子でも結構です。」

「女性参加者に一つずつ甘味をご持参いただき、それでは数が足りないので抽選をして、ラッキーな男性に差し上げたいと存じます。これを例会の余興として、楽しく盛り上げながら、差し上げてみたいと思います。」

「お値段は、ごく安価で手土産程度の品(1.500円程度)で結構です。

男性陣からは当日参加費をいただき、「お返し」を用意いたします。」

 え? 参加費? タダじゃないのって?

 あったり前です。こんな、良い話しがタダのわけないでしょう。

 昔から「タダほど高いものはない」って言いますからね。

 よろしくお願いします、男性も女性も。

追伸

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老舗

 「東都のれん会」に入れていただきました。

 加盟の条件は『三代100年、同業で継続し、現在も盛業』ということでして、いわゆる老舗さんのグループです。

と申しましても、ここに加盟している皆さんは、「老舗」という言葉に厳しく、自分で「老舗」と名乗っているわけではありません。曰く・・・

「老舗という言葉は店みずから言うことではなく、長年にわたる店の精進から得たお客様の信用の積み重ねによって得られることになります。」

「温故知新。のれんに頼ることなく、一業一品にこだわりつつ、それぞれの伝統を見詰め常に新しいことをめざす・・・」

という皆さんであります。東京では最も権威があるグループ、と言って良いでしょう。

 弊店も、三代100年、同業で継続、は該当していたのですが、これまで御縁がありませんでした。実は、この条件は最低条件でして、300年オーバー、200年オーバーという御店さんが多いのです。132年の弊店は後発組です。

 そんな会に入っておられる「駒形どぜう」の御主人と、去年の暮に立ち話しをしていたら、

 そうだ、「ちんや」さんも「東都のれん会」に入ってよ!

ということで入れていただくことになりました。

 で、早速総会に出席させていただくことに。

 新入りですから、当然挨拶がmustです。

 ええ、住吉史彦と申します。すき焼き屋でございます。

 このたび「駒形どぜう」の御主人様のお勧めで、入会させていただくことになりました。総会で皆様から御承認を賜り、光栄に存じます。

 で、入れていただいたら、どういう風に活動したら良いんですか?と駒形の御主人に尋ねましたら、

 そうねえ、旅行があって楽しいから、それには来てよ、とりあえず。

というご返事でした。

 なる臍。私は、そういう系の要員なのね。はい、そういうことは望む所です。

 酒ですか? はい、嗜む程度に。

 ウソつけ!って? はい、楽しくいただきますよ。

 大した御役には立たないと存じますが、何とぞ、よろしくお願い申し上げ奉りますう〜

 東西、東〜西〜

(「東都のれん会」のサイトはこちらです。)

追伸

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Filed under: 憧れの明治時代,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

なぜ売上数字を追いかけないのか

 FBを見ていて、二条彪先生の勉強会でご一緒するFさんの「シェア」が目にとまりました。

 その文章は【量的変化が必ず質に変わる】という一文で、沖縄教育出版・会長の川端保夫さんという方が書かれたものを、Fさんが「シェア」なさったようでした。とても良い話しなので、引用しますと・・・

「昨日、新人さん二人に毎日の仕事の心構えについてお話をしました​。 なぜ売上数字を追いかけないのか。それは売上を追いかけると 売上が上がった日は自分にマルをつけられて元気がいい。売上が上がらない日が二日も三日も続くと 段々落ち込んできて、自分はこの仕事に向いているのか不安になる​。」

「毎日の仕事にマルをつけられて365日充実した仕事ができる方法​がある。それは成果を上げるためにたてた 声かけやハガキを出す行動量目標をクリアしたら毎日自分にマルを​つける。」「量をしっかりこなしているうちに量的変化が必ず質に変わる。コップの水が一杯になったときあふれ出す臨界点に達したとき カタストロフィー(大転換)が起こる。 飛行機もスグには上がらない。助走があって空中に舞い上がる。」

「カタストロフィーが起こるまで毎日をマルがつけられる仕事をすることが 落ちこまないで仕事を楽しく充実してやるコツである。」(引用終わり)

 弊店の場合、なかなかカタストロフィーまで行きませんが、それでも最近目標設定を変えました。

 既に1月末の中間棚卸の後の、社員懇親会で宣言したのですが、

⇒弊店では、経営上の目標値を〇〇円ではなく、〇〇人にします。

 状況が悪い中、売上が上がらない日が二日も三日も続くと 皆が段々落ち込んできてしまいます。気分が滅入ります。

 お客様は、実は毎日見えていただいているのに、

@単価が低いなあ とか、

いやいや@単価が上がっても組単価が上がらないとダメなんだよな、

とかボヤキに入ってしまいます。

 経営者がそういうことを考えることは、まあ、ありますが、現場の人間が、@単価の低いお客様を粗略にするような気持ちになったら最低です。贅沢を言ったらいけません。

 目標を「〇〇人」にしておいて、その数のお客様のお相手ができたら、満足感が持てるようにしたいと思います。

 しかも、「〇〇人」は「〇〇人」でも、「ちんやメンバーズカード」の入会数、利用数、記念日ハガキ利用数を目標にすることにします。

 このカードを持っていただくには、少なくとも二度は御来店いただく必要がありますし、会費500円を払い込んでいただかないといけません。

 そういうハードルを越えて下さる、コアなお客様の数を目標にしたいと思っています。

 さらに! 

 数字だけではなく、ビジュアルの「やり甲斐」も欲しいと思っています。何か数字以外の、目に見えた目標、例えば「笑顔」を目標にしたら良いですよね。

 まだ詳細は内緒ですが、

 「日本国復興元年 1.000人の笑顔計画!」というのを企画しています。

 この企画を3月11日にスタートさせるべく、鋭意準備中です。

 「ちんや」の店で、素晴らしい笑顔の画像を撮影して、それを提供してくれたお客様には⇒クーポンを差し上げる、というプログラムを組み立てて、来年の3.11まで、およそ1年間をかけて、笑顔画像を集めて行こうと思っています。

 そのクーポンですが、笑顔写真を次回ご来店時に持って来ていただくと、そのままクーポンに成るのです。クーポンで東北の御酒が貰えて、さらに無料で「ちんやメンバーズカード」に無料で入会できることにします。

 こういうクーポンなら良いでしょう!

 スタッフにも嬉しいクーポンです。前回の写真を持って、また来て下さるのですから、御酒くらいサービスしたくもなるというものです。

 世間のクーポンというのは、ただただサービスを要求して来る紙のことで、不快この上ありませんが、笑顔写真クーポンなら全員がハッピーですよね。

 だから、そういう笑顔を集められたら「マルをつけられて365日充実」と行きたいですね。

 売り上げは、その後からついて来ると信じます。

 追伸

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春が来た

 今月に第11回「すきや連」を、

 4月に「ニッポン全国彪友会―台東万博!」〜200人の差異​性祭り

 を開催する予定で準備しています。

 こうしたイベントをする時、FBのイベント・ページが便利なので利用しています。

 ところが、どうもFBで気になることが・・・

 「友達かも?」欄にセクシー美女が取っかえ引っかえ表示されるのです。そうした美女には、たいてい4.000人とか5.000人とか友達がいます。私が知らないだけで有名らしいのですが、その有名でセクシーな美女が、私の友達の友達なんだそうな。

 へええ〜

で、良く事情がわからないので、

 何なの、この人達?

と書き込みましたら、いろいろな方からコメントやアドバイスをいただきました。

 不評を買いそうなサービスですよね。てっぺんにかなりのスペースで出るのでうっとーしいです。

 なんか、変なサービス(?)ですよね、しかも画面のトップに現れるのって・・・

 僕はいきなり友達申請が数名から来ました。キャバクラの営業​じゃないですかね。

 ひっかけ系もいるのでお気をつけください。男のな​りすましもいるので、基本あまり知り合いでなければ友達​にならない方がいいらしいですよ。

 もっと単刀直入に書​いてるものなど、美女軍団系スパムネタはたくさんネット​上に出てますが、あまり良くない方々のようですね。

 なる臍!どうもこういう事だったらしいのですが、中にはこういう方も・・・

 私も最初はおぉぉ!とうとう春が来たか!って思いました​(笑)

 一方、唯一の女性からのコメントは・・・

 「いいね!」なのか、もしお困りでしたら、「いやあね!​」なのか、微妙ですね。

で私の返信・・・

 いえいえ、「お困り」というよりは楽しいですよ。友達に成ら​なければ実害は無いですから。どのように楽しいかと申し​ますと、その美女と私の間に「共通のFB友達」が何人も​いるわけですが、その面々の御顔を眺めながら、へええ、​アイツも意外と脇が甘いのねえ、ははは、と楽しむわけで​す。

 楽しくない点としては、本当に「友達かも」しれない​方が表示されにくい、ということがあります。

 まあ、全て​は私の友達の不徳の致す所、です、はい。

・・・皆さんもお気をつけを!

 追伸

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